top of page
  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2020年7月17日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2020年8月17日

2020年7月17日(金)夕刻時にチェコテレビ、インターネットでチェコの各メディアが報道しているチェコ、欧州におけるコロナウィルスの状況を伝えるニュースをお伝えします。


1.国内コロナウィルスの状況

・16日(木)新感染者数は、137名で、直近6日間の最高。


・10万人あたり10名以上の感染率の地域:カルビナー地方(Karviná)、フリーデク・ミーステク地方(Frýdek-Místek)、オストラバ(Ostrava)、クトナー・ホラ(Kutná Hora), ズノイモ(Znojmo)、ムニェルニーク地方(Mělnicko)

・17日の日中に、モラビア・シレジア州(Karviná, Frýdek-Místek, Ostravaのある州)の衛生局が、市内交通、屋内のマスク着用義務、2メートル間隔、飲食店営業夜11まで、集会の人数制限100名まで等、予告なしに、規制を即時強化する措置をとった。過去2週間、クラスターが増加しており、医療機関にも感染が広がっており、当地のウィルス感染がクラスター外にも拡大する傾向を見せているための予防措置。


・規制が全くの予告なしに、日中に即時有効になったため、飲食店、屋外コンサート開催者などをはじめとする事業者から、週末に開催を予定していたコンサート準備の即中止、飲食店の顧客対応の即変更を強いられたことについて、大きな批判が出た。規制強化の決定・実施は当地の衛生局が行ったため、保健省も、こうした措置は、せめて予告をして真夜中から行うべきだったと衛生局を非難した。


・感染は主に炭鉱OKDをはじめとする生産工場を中心に広がっており、山間部の観光地などはまったく問題がないのに州全体が規制強化の対象になったことも批判されている。


・Ostrava地方のNový Jičínで行われている子どもたちのキャンプで、二人の子どもの感染が確認され、キャンプを解散することになったが、子どもたちの親が休暇で在宅していないケースも出ている。


・Ostrava市民病院でも感染が確認された。

・Kutná Horaでは、今日からマスク着用などの規制が解除。集会も500名まで認められるようになった。

2.各国の安全度を表す信号

・今日の信号見直しでは変更なしとすることを政府が決定した。しかし、その代わりに、政府は使用者(会社)に対して、自社の従業員が赤信号の国(スウェーデン、セルビア、ポルトガル、ブルガリア、モンテネグロ)で休暇を過ごして出社する場合、検査結果陰性提示を義務付けるように求める。(19時からのニュースで保健大臣が述べた内容。実際、いつから、どのように義務付けるのかなどの詳細については言及無し)


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネットなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切弊社にて責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

無断転載をお断りします。

閲覧数:3回0件のコメント

Comments


bottom of page