2020年7月7日(火)夕刻時にチェコテレビ、インターネットでチェコの各メディアが報道しているチェコ、欧州におけるコロナウィルスの状況を伝えるニュースをお伝えします。
1.国内コロナウィルスの状況
・6日の新感染者数は、51名で、直近2週間で最少だったが、検査実施数も少なかった。51名のうち、38名がカルビナー地方。
・保健省、衛生主任は、これまでの措置は適切だったことを本日も重ねて発表。
・野党は、今日から、保健省の対応が不十分だったと批判開始。
・カルビナー地方の市長も、保健省の対応を批判。スマート検疫隔離がうまく機能していない、検査場所を増やすなどの対策強化が必要だったとしている。
・オーストリア国内のチェコと国境を接している地方で、感染者数は先週木曜日から400名増加。現在の感染者数は3000名程度になり、学校閉鎖、マスク着用義務などの再度規制が強化されている。
・チェコ国内で、10万人当たりの感染者数が10人を超える地方は、以下のとおり。
・カルビナー地方、Frýdek-Místek地方(北モラビア)
・リベレツ地方、ヤブロネツ地方(北ボヘミア)
・クトナー・ホラ地方、コリーン地方(中央ボヘミア)
・イフラバ地方(Vysočina地方)
・プラハ
2.チェコの経済状況
・6月末の失業者は、約27万人(269,637人)、労働局に登録されている求人数は、334,000件で、依然として失業者数を上回る。全国の失業率は、3.7%に上昇。
・8月末で、政府の主要な失業者対策援助金が終了するため、9月から失業率が大幅に増加するとみられている。
・国内で失業率が一番高いのは、カルビナー地方、プラハをはじめとする中央ボヘミア、南ボヘミアの一部は、2%前後と低くなっている。
・欧州員会の推測地で、これまでチェコの経済は今年6.2%低下するとされていたが、7.8%に修正された。最大の低下率はスペインで11%、最小はポーランド。
注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネットなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切弊社にて責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。
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