2020年7月21日(火)夕刻時にチェコテレビ、インターネットでチェコの各メディアが報道しているチェコ、欧州におけるコロナウィルスの状況を伝えるニュースをお伝えします。
1.国内コロナウィルスの状況
・20日(月)の新感染者数は169名。
・リベレツ州で感染者数が増加しているため、24日(金)より医療機関などで、再度マスク着用を義務付ける。3週間前に感染者が発生し始めたころは、外国人労働者のクラスターだったが、その後、感染数が増加。同州の中でも一番感染者が多いのは、ヤブロネツ・ナド・ニソウ(Jablonec nad Nisou)で、現在99名。
・イフラバ(Jihlava)のヴェトルニー・イェニーコフ(Větrný Jeníkov)では、マスク着用義務が解除。同町では、マスク着用義務が敷かれている間、食料品配送会社が、コロナウィルス感染者数が高くなったことを理由に、同地の店舗への配送を拒否するなどの状況が発生した。
・モラビア・シレジア州で一斉に規制が強化された背景には、スマート隔離のシステムがうまくいっていないため(専門家の見解)。
2.外国の状況
・エストニア、ラトビアが再びチェコを安全な国のカテゴリーに戻した。
*スロベニアもチェコを7月17日から安全な国としている。
・オーストリア:これまで市内公共交通機関でのマスク着用が義務付けられていたが、24日(金)から、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、郵便局などでも着用が義務付けられる。
・フランス:8月1日から全国一斉に屋内のマスク着用義務が計画されていたが、時期を早めて、昨日20日(月)から同義務が敷かれた。
・スペイン:先週から、地方ごとに状況に応じて、公共の場でのマスク着用を義務づけている。
注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネットなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切弊社にて責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。
無断転載をお断りします。
Comments