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2020年10月21日チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2020年11月3日

2020年10月21日(水)、チェコテレビ、インターネットでチェコの各メディアが報道しているチェコ、欧州におけるコロナウィルスの状況を伝えるニュースをお伝えします。



明日10月22日(木)6時から11月3日まで

さらなる規制強化:春の規制強化とほぼ同内容

外出規制 店舗・サービス業の営業禁止


今日10月21日(水)から、市町村内では屋外においてもマスク着用が義務付けられています。(詳細は、マスク着用規定をご参照ください)


1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数

10月20日(火)の新規陽性者数:11984人。(過去最多)

検査実施数:40327件

(陽性者の割合  29.7%)

・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

10月21日(水)18時00分におけるチェコ保健省の発表

当日の新規陽性者数:8840人

現在の陽性者総数:117971人

治った人の数:83097人

現在の入院患者数:4417人(前日から353人増)

累計感染者数:202787人

累計死亡者数:1719人(前日から119人増)

・入院患者数と重症者数

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci

10月20日(火)現在

入院患者数:4417人

重症者の数:657人

・プラハにおける感染状況

(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA)

10月20日(火)

新規陽性者数:1560人

10月21日(水)18時現在

当日の新規陽性者数:981人

現在の陽性者総数:19038人

治った人の数:15296人

累計感染者数:34606人

累計死亡者数:272人

各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き


<現在の感染状況>

・昨日10月20日(火)の日当たり新規陽性者数は11984人で、過去最多。

・今日18時の当日新規感染者数は、4417

<新しい規制強化>

明日10月22日6時から11月3日まで、以下の規制が導入される。

・自由な人の動きの禁止(外出規制)

例外:通勤、家族などの訪問、食料品、薬など生活必需品の買い物、診断・治療をうけるための医師・医療機関訪問、近所の人への手伝い、獣医訪問、役所訪問(必要不可欠な場合のみ)、ボランティア活動、デリバリーサービス、結婚式・葬儀 への参加・式場への移動、自分の別荘への移動・滞在など。


・国の機関と国民の接触を制限

役所の受付時間はすでに1週間に2日、各日5時間体制になっているが、申請などの手続きはどうしても必要不可欠なものに限り、期限を延長できるものは延長し、列を作って待つことがないようにする。


・小売店・サービス業の営業禁止

例外:食料品、ガソリン、燃料、衛生関連器具、ドラッグストア、薬局・医療用具、ペットフード、眼鏡・コンタクトレンズ、タバコ・葉巻、新聞、レッカー移動、スペアパーツ、小包配達、交通機関切符販売、花、生地、コンピューター・オーディオ機器、クリーニング店、不動産、鍵製造、機械修理、廃棄物回収、会 計・税務など。


・ホテルは観光目的の宿泊客に対して営業禁止。外国人、ビジネス出張目的による宿泊客に対しては営業可。


(すでに導入済みの対策について確認)

・飲食店の営業禁止(テイクアウトは可)

例外:従業員用食堂、宿泊施設(宿泊客向けに6時~22時まで営業可)、5000平米以上のモール内にあるフードコートでは、テイクアウトのみ。

<今回の規制強化により事業活動が不可能になる事業者・企業に対する補償 >

政府は、春とは異なり、すでに以下のプログラムを利用できる手配を整えている。

・賃貸料(7月~9月までの3か月間の50%)を現金にて補償(プログラム名:Covid nájemné)

・閉鎖期間中の給与・社会保険料・健康保険料を100%補償(プログラム名:Antivirus A)

・個人事業者には、1日当たり500コルナを支給。

・融資プログラムAntivirus Bが来週終了するため、26日(月)、延長プログラム案を議会に提出し、労働組合などと検討する。

・チェコモラビア保証開発銀行(ČMZRB)、エガプ保険会社の保証をもとに融資を受けるプログラムはそのまま有効。

・付加価値税をはじめ、いくつかの税・保険料支払いの延滞を今日21日から認める。

・ホテルは営業禁止にはならないが、Antivirus Aの対象になる。

<政府記者会見の内容>

 政府は、当初9時30分に予定していた記者会見を12時30分過ぎから行い、明日6時から導入する規制を発表した。バビシュ首相、プリムラ保健大臣、ハヴリーチェク副大臣(産業貿易大臣・交通大臣)が上記規制内容のほか、各自説明・コメントを述べた。

・店舗閉店、外出規制を伴う規制の導入について、これまで行わないことを述べてきたが、ここまで感染拡大することを想像することができなかった。事業者、国民にお詫び申し上げる。(バビシュ首相の発言)


・現在欧州各国で感染が拡大しており、チェコにおける感染拡大はチェコのみで起きていることではないが、現在の感染拡大は憂慮すべき状態にある。

・依然として新規陽性者数、入院患者数が増加しているため、コロナウイルス患者のみではなく、一般国民が医療を必要とするときに受けられない状況が発生し得る。


・現在の感染状況の説明

・統計上、学校、社会福祉施設、医療施設において感染が最も拡大している。

・入院患者が増加し、現在4000人を超え、病院収容能力の80%に相当する。

・R値が1.4から1.36になっているが、必要なレベルまで下がっておらず、検査実施件数に対する陽性者の割合が30%を超えている。

・検査件数は当初の目的である3万件に達し、1日4万件が実施できるところまできている。(衛生局の業務実施人数を1500人ほど増やした)

・これまで何度か規制を強化してきたが、その効果が表れていない。

・社会調査に基づくと、規制に反対し、感染拡大の原因となる行動を起こす過激派が約

10%、規制を常時守らない人々が約20%いる。


・人の移動は、3月時に比較すると5割~3割程度に抑えられているのみ。

・このため、人と人の接触を規制しなければならない。

・当初、4800床(うち、集中治療室1000床)を用意していたが、現在、15500床(うち、集中治療室2500床)まで病院の病床数を増やすことに成功した。

・現在のR値1.36、検査実施件数に対する陽性者の割合が30%を超える状況下にあっては、11月7日~11日頃に医療崩壊する。


・医療崩壊を防ぐため、以下の対策を進めている。

・病床数をさらに2000床増加。

・外国医師団の支援要求(来週、アメリカのテキサス及びネブラスカから、すでにコロナウイルス患者の治療に従事したことのある28名の米軍医がチェコに到着予定。各地の病院がすでにアメリカからの支援を申し出ている。このほ か、来週ヴィシェグラード4か国の会談が行われるので、ハンガリー、ポーランドと話し合うほか、ドイツのバイエルン州、ザクセン州へ、必要に応じて要請する)

・500床の仮設病棟を設置。

・酸素生産装置、人工呼吸器を2000台入手する努力。


・しかし、現在の感染状況(R値1.36、検査実施件数に対する陽性者の割合が30%)では、いくら病院の医療提供能力を引き上げても、早晩すべての能力を使いつくし、崩壊に至る。


・若い人の間に、今回の事態を自分とは関係ないと考え、規制を順守しない人々がいるが、医療崩壊とは、コロナウイルス患者が入院して治療を受けられなくなるだけではなく、交通事故などが起きて病院で治療を受けなければいけない時に、治療が受けられなくなる状態である。つまり、全国民に関わることである。


・対策を導入するまで、長いこと検討したが、人の生命を守ることが最優先であるため、今回の規制強化導入に踏み切った。


・「ロックダウン」とは、産業活動も停止、自宅からの外出距離制限などが導入され、国のライフライン関連企業のみが活動を継続することを指すので今回の導入される強化規制は、「ロックダウン」ではない。

・基礎学校第一段階を11月に入り通常に戻すことについては、1年生、2年生に限定するなど、状況によって変わる可能性がある。


・R値が目標値0.8になるまで、2~3週間かかるが、緩和できる状態になれば即緩和する。政府としては、クリスマスが通常どおり過ごせるようにすることが目標。

・全国一斉検査実施について:現在、カルビナー地方にて、試行的に実施している。このほか中央ボヘミアにある地方、プラハなどで試行的に実施し、全国一斉検査に向けて準備している。


<今日から屋外でのマスク着用義務導入>

 今日10月21日(水)から、市町村内屋外におけるマスク着用が義務付けられている(マスク着用の部参照)。ブルノ市でマスク着用を監視しているブルノ市警察の話では、春は市民がマスク着用義務に対して同意し、ほぼ全員がマスクを着用、警察の注意に対しても問題なく従っていたが、現在、マスク着用を拒否する人、中には激しく暴力行為に出る人が出始めている。

<ハマーチェク副大臣の感染確認>

 ハマーチェク副大臣(内務大臣、中央危機管理委員会委員長)の陽性が確認されたことを、今日、所属政党の社会民主党が発表した。トマン農業大臣との会談後に受けた検査結果が陽性だった。ハマーチェク副大臣は現在自宅において隔離しながら職務を遂行する。風邪の症状に似た軽い症状があることが報道されている。国民に十分に気をつけるようツイッター(10時15分)にて呼びかけた。

<今後の入院患者、死亡者の推移予測>

「現在すでに導入されている対策が効果を表していないことはない。もしこれまでの対策が導入されていなければ、状況は現状よりも数倍悪化しているはず。

 毎日新規陽性者数が増加しているが、現在の状況が入院患者数、重症者数、死亡者数の増加となって表れるのは2~3週間後になる。今後2~3週間後に現在の数字が2~3倍に増加することが考えられる」

以上は、チェコアカデミー分子遺伝学専門ヴァーツラフ・ホジェイシー教授がチェコテレビニュースのインタビューで発言。


<規制強化導入のタイミング>

「規制(ロックダウン)を今日導入するのではすでに遅く、以前から導入されているべきだった。今導入されていないのは、政治的な理由であり、夏場に規制が解除されたのも、10月に選挙が予定されていたからである。こうした政治的な影響がなく、あるべき規制が当初から導入されていたならば、医療従事者が悲鳴を上げることなかったはず。今の社会は、医療従事者が実際に悲鳴を上げて、一般の人々が初めて現実のことなのだと信じる状況だった。ロックダウンが導入されたら、効果が表れ始めるのは10日後、日当たりの規感染者数は数日後に減少し始めるが、入院患者数は早くて12日後になって減少し始める。今日の時点ですでに病院は医療提供能力の限界に近づいている」

以上は、ヤロスラフ・フレーグル教授(進化生物学専門)が政府記者会見直前のチェコテレビ番組において発言した内容。


<血しょうの不足>

 コロナウイルスに感染し治った人の血しょうを患者に投与し、回復を補助するための血しょうが必要とされているが、チェコ国内において不足している。献血を呼びかけるニュースが報道されている。


<高齢者施設への感染拡大>

 チェコ保健情報分析局ドゥシェク局長は、現在、高齢者施設に170ほどのクラスターがあり、約3千人の高齢者が感染していることを発表した。クラスターが一番多いのは、中央ボヘミア州(プシーブラム)。 


 この他、現在、各地(例:フラデツ・クラーロヴェー、ロキトニツェ・ナド・イゼロウなど)の高齢者施設で感染が拡大していることがメディアで伝えられている。

 フラデツ・クラーロヴェーの高齢者施設ウ・ブジチキでは、先週クライアント(高齢者)1人の陽性が確認され、その後職員2名の感染が確認された。今後、全550人の高齢者、職員の検査が行われるが、すでに数名が症状のあることを訴えており、感染の拡大がすでに予測されている。感染していない職員は今後、法定残業時間を使ってできる限り勤務する予定だが、すでに一般の人々からの支援なしには難しいことがわかっているため、外部の人がパート勤務した場合の報酬をどのように支払うための手配も進めている。


<仮設病棟の設置>

 今日、100床のベッドが搬入。今週末までに500床が用意される予定。


<感染患者のシステム登録>

 今日10月21日(水)から、病院に対して、新型コロナウイルス感染により患者が入院した場合、感染病情報システム(ISINシステム)へ1時間以内に登録することが義務付けられた。これまでは1日に1回の頻度にて登録が認められていた。


<ブルノ市のホテル>

 コロナウイルス患者で帰宅することができないため入院している患者用として各州に2つの病院が用意されることになっているが、ブルノ市では、病院でコロナウイルス患者の治療に従事する医療スタッフが陽性で帰宅できない場合、または勤務終了後、次の勤務が始まるまで自宅に戻る時間が十分にとれない場合を対象に、ホテル2軒を用意し、費用はすべて市が負担することにした。衛生上の対策を十分にとっているので、一般客も宿泊できるとブルノ市は発表している。


<チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)>

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (10月21日18時発表のデータ)

昨日 今日

プラハ 566.12 595.87

中央ボヘミア州

ベネショフ 731.29 785.6

ベロウン 569.13 528.1

クラドノ 471.52 502.15

コリーン 619.8 678.21

クトナー・ホラ 439.15 454.98

ムニェルニーク 428.17 487.64

ムラダーボレスラフ510.87 543.86

ニンブルク 480.74 525.34

プラハ東部 542.18 602.66

プラハ西部 656.9 687.03

プシーブラム 723.69 764.53

ラコブニーク 512.94 601.13

南ボヘミア州

チェスケーブジェヨビツェ 

664.1 697.28

チェスキークルムロフ

  331.41 396.39

インドジフーフ・フラデツ

410.18 431.13

ピーセク 660.73 674.7

プラハチツェ 590.45 574.76

ストラコニツェ 473.35 580.74

ターボル 640.38 616.99

ピルゼン州

ドマジュリツェ 594.57 691.24

クラトビ 644.64 689.77

ピルゼン北部 845.22 891.48

ピルゼン市内 784.43 845.17

ピルゼン南部 800.15 904.11

タホフ 478.5 561.32

ロキツァニ 638.31 709.23

カルロヴィ・ヴァリ州

へプ 245.54 231.36

カルロヴィ・ヴァリ 

396.28 455.5

ソコロフ 499.93 527.14

ウースチー州

ジェチーン 365.9 367.45

ホムトフ 586.65 669.89

リトムニェジツェ 553.2 605.84

ロウニ 479.87 599.83

モスト 283.78 351.81

テプリツェ 323.85 371.89

リベレツ州

ウースチー・ナト・ラベム

446.63 470.09

チェスカー・リーパ

  394 414.33

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

501.84 532.5

リベレツ 628.04 686.12

フラデツ・クラーロヴェー州

セミリ 637 562.5

フラデツ・クラーロヴェー

744.45 814.45

イチーン 404.77 477.23

ナーホト 694.81 792.12

トルトノフ 641.65 660.29

パルドゥビツェ州

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

498.85 558.05

フルジム 522.88 517.14

パルドゥビツェ 457.7 498.17

スヴィタヴィ 504.15 647.93

ヴィソチナ州

ウースチー・ナド・オルリツィー

535.17 583.62

ハヴリーチクーフ・ブロト 

439.15 435.13

イフラバ 578.2 561.48

ペルフジモフ 525.57 542.17

トシェビーチ 518 513.49

南モラビア州

ジュジャール・ナト・サーザヴォウ 

771.85 766.77

ブランスコ 435.24 454.48

ブルノ市内 455.66 495.01

ブルノ郊外 456.73 495.01

ブジェツラフ 317.31 370.62

ホドニーン 578.79 626.21

ヴィシュコフ 434.55 485.48

ズノイモ 316.57 375.16

オロモウツ州

イェセニーク 421.41 402.97

オロモウツ 656.13 774.19

プロスチェヨフ 758.43 881.76

プシェロフ 632.37 702.64

シュンペルク 522.35 566.37

モラビア・シレジア州

ブルンタール 363.55 394.12

フリーデク・ミーステク 

459.33 465.39

カルビナー 316.25 315.44

ノヴィー・イチーン 

514.59 524.49

オパヴァ 607.14 630.97

オストラバ市内 440.74 448.86

ズリーン州

クロムニェジーシュ 

699.62 811.63

ウヘルスケー・フラジシチェ

773.42 834.59

フセチーン 693.49 729.76

ズリーン 935.55 1032.6



<外国の様子>

EU内の感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(300人以上の国)

2020年10月21日現在

1.チェコ 975.8

2.ベルギー 867.2

3.オランダ 574.4

4.フランス 441.7

5. スロベニア  370.6

6. ルクセンブルク  368.5

7.イギリス 348.7

8. スペイン 347.1

9.スロバキア  322.7

10.アイスランド  311.5

11. リヒテンシュタイン 310.1

12.マルタ 303.3 

・・・

31.エストニア  35.3



・ポーランドの日当たり新規感染者数が、昨日初めて1万人を超えた。(チェコテレビ19時ニュースにて報道)


=チェコから外国への渡航=

チェコに対して国境を閉鎖している国(欧州地域)>

ハンガリー、デンマーク、キプロス、フィンランド、スペイン、

*ハンガリーは10月も国境を閉鎖するが、チェコ、スロバキア、ポーランドを例外とする旨、チェコテレビ19時ニュースが9月28日報道。


<チェコに対して渡航制限(陰性の検査結果提示、検疫隔離など)を課している国>

ベルギー(検疫隔離、検査陰性)、エストニア(検疫隔離)、フランス(海岸線の地域)、アイルランド(検疫隔離)、アイスランド(検疫隔離、検査陰性)、リトアニア(検査陰性)、ラトビア(検疫隔離)、マルタ(8月29日から検査義務)、ドイツ(9月25日より、モラビア・シレジア州、ウースチー州も含むチェコ全国を対象とする。ザクセン州は、10月から、チェコからの入国した場合24時間までの滞在であれば、検疫隔離免除し、ドイツからチェコへの入国は48時間まで認めることを、ザクセン州保健省ケッピング大臣が9月29日発表*)オランダ(検疫隔離)、ノルウェー(検疫隔離)、ポルトガル(マデイラ島、アゾレス諸島)、ギリシャ(7月15日から、陰性の検査結果提示。8月11日から飛行機で入国する場合は同義務を免除していたが、9月28日より、飛行機による入国に対しても、陰性の検査結果提示を義務づける)、スロバキア(検査陰性)、スロベニア(検査陰性、検疫隔離)、スイス、イギリス(8月29日より検疫隔離)、ウクライナ(10月1日から、地域の危険度により、2週間の規制隔離または48時間内に受けたPCRテストの結果陰性の提示を義務づけている)、ルーマニア*、イタリア(10月8日より陰性の検査結果提示義務)

*オーストリアが、プラハを9月28日から危険な地域に指定。プラハに居住する人、プラハを訪問した人を対象に、陰性の検査結果提示を義務付ける。

*ルーマニアは、10月6日(火)、スロバキア、ハンガリー、フランス、イタリアとともにチェコを危険な国に指定し、7日(水)から、ルーマニアへ入国する際、2週間の検疫隔離を義務付けている。検疫隔離を開始後8日目に検査が陰性であれば、10日目から隔離が解除される。

チェコからの渡航を自由に認めている国>

ブルガリア、フランス、クロアチア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ポーランド、ポルトガル、オーストリア(9月28日から、プラハを危険な地域に指定)、ギリシャ(9月27日まで陸上交通による入国を認める)スウェーデン




3.すでに発表され、現在でも有効な内容

3-1.チェコ国内感染マップ

10月16日(金)、全国感染マップの定期アップデートは以下のとおり。

赤色(感染度高:市中感染が継続又は拡大している状態:(プラハ及び8州)

プラハ、中央ボヘミア州、カルロヴィ・ヴァリ州、フラデツ・クラーロヴェー州、

パルドゥビツェ州、南ボヘミア州、南モラビア州、ズリーン州、モラビア・シレジア州


オレンジ色(黄色)(感染度中:感染が長期的に拡大し、追跡が不可能になりつつあり、市中感染が始まり始めている状態):(全5州)

ヴィソチナ州、ウースチー州、ピルゼン州、リベレツ州、オロモウツ州


グリーン色(感染度低:感染追跡ができており、市中感染の危険がない状態):なし


3-2.全国一斉の規制


①10月14日からの規制強化内容)

規制強化期間:10月14日(水)0時~11月1日(休校の規制のみ)又は11月3日(緊急事態終了まで)

目的:感染者数(陽性者数)を減らし、R値を0.8まで下げ(0.8まで下がれば、規制を緩和する)、病院の医療提供能力を確保し、医療を必要するすべての人が治療を受けられるようにする。

① 基礎学校第一段階(1~5年生)を、10月14日(水)から2週間休校。当該規制は11月1日までとし、生徒は11月2日から通常通り登校する。(10月26日の週は、26、27日を休校にすることを教育省が決定しており、28日は国民の休日、29日、30日は秋休みのため、合計3週間休校になる)

・一日当たり育児手当60%、最低400コルナを支給する。

・保育園は当規制の対象外で、通園を許可する。

・大学の試験は、参加者10名までにて実施を認める。

・春の時と同様に、医療従事者、消防隊、警察官、社会福祉施設など、国の救護シス

テムにて勤務する人の子どもが通う学校は用意する。

・芸術学校の個人レッスン(先生対生徒1人)は禁止。

*大学試験の参加者は、現行の屋内10名までにて発表されているが、保健省は屋内

外の集会人数を6名までとしているため、調整が入るものと思われます。


② レストラン、クラブ、バーの営業を禁止し、テイクアウトのみ(20時まで)を認める。現在の緊急事態終了(11月3日)まで禁止する。


③ 集会人数を屋内、屋外共に6名までとする。(各自治体及び国の議会、省庁及び政党の行う会議などは例外)


④ 病院の収容能力を2倍にし、中央統制で管理する。


⑤ マスク着用は、現行の規定に加えて、市内一般交通機関の停留所での着用義務を追加する。(10月13日より即導入)


⑥ 医学生の起用:医学生4年生及び5年生を病院における支援などに起用する。

医学部のみならず、薬学部、介護福祉部の学生の起用も可。


⑦ 高校における実習は禁止。


⑧ 公共の場における飲酒禁止(11月3日まで)


⑨ 学生寮以外のチェコの住所に住所登録している学生は、10月14日から学生寮における宿泊禁止。(例外を認める)


②10月9日即導入及び10月12日からの規制強化内容

 

<文化的な催し>

・文化的な催し(劇場、映画館などにおける上演、博物館、画廊、展覧会、各地の城の閉鎖、会議、見本市、移動遊園地など)は、10月12日(月)から、すべて禁止する。

・10月11日(日)まで、すでに予定されている催しは実施可。

・動物園も閉園。(週末に多くの人が集まるため)*動物園は9日になり、9日からの即閉園が決定。

<スポーツ>

・10月12日(月)から、スポーツの屋内外における催し(試合、トレーニングなど)をプロ、アマチュア共にすべて禁止する。

・10月11日(日)まで、すでに予定されている催しは実施可。

・屋外で余暇にサッカー、テニスなどの運動をする場合は人数制限に沿い、最高20人にて行うことができる。

・屋内における運動は一切禁止。(屋内体育館は閉館)

・スポーツの試合で唯一、国際試合の場合は許可する。

スカウト活動も9日から禁止。

<スポーツ関係の営業禁止>

・ジム、プールなどの営業禁止。当該禁止は、本日8日真夜中(9日0時)より有効。ウェルネス、サウナ、ソラリウムなども9日から禁止

<モール・ショッピングセンターの規制>

モール内での移動・買い物時の行動は2人まで、及びモール内のフードコートでは、1テーブル当たり2人まで(例外は、15歳未満の子どものいる家族)。Wifiを切って使用不可能にし、顧客が長時間滞在しないようにする。

<飲食店の規制>

・レストラン、バー、ビアホールなどの飲食店の閉店時間を20時とし、開店は6時以降とする。

・1テーブル当たり4人まで。

・当該規制は、本日8日真夜中(9日0時)より有効。

・その他の規制はこれまでと同様。

<病院、社会福祉施設における規制>

・10月12日(月)から2週間、面会を禁止する。

<ホテルの利用>

・検疫隔離中または本来ならば退院できるところ、社会福祉施設、高齢者施設へ戻ることができないため病院に入院している人を、一時ホテルなどの宿泊施設へ移す。

<病院の空き病床の管理>

・各州の州知事が、病院の空き状態を管理し、空き病床のある病院への患者割当などの指示を出すことができる。保健省が中央から空き状態を管理し、患者の再搬送システムを統制する。

<結婚式について>

・10月19日まで、30人までの人数制限で挙式可能。(今回の規制では変更なし)

<役所の受付時間>

・役所は、1週間に2日、1日5時間の受付時間体制に切り替える。

<集会人数制限>

・10月5日から導入されている屋内10人、屋外20人の規制が、屋外スポーツ活動のほか、宗教関係の集会にも適用される。

<学校における規制>

保育園:これまで同様、規制なし。

放課後児童クラブ:利用可能。

大学:全国にて遠隔授業を導入(これまで一部の地域にて遠隔授業が行われていた)。例外は、医学部、薬学部の臨床実習、その他の学部の実習。

基礎学校第一段階:これまで同様、授業は学校に登校して行う。

基礎学校第二段階:2グループに分け、一週間ごとに、遠隔授業、学校における授業を交代で行う(接触を半分に減らすため)。授業中のマスク着用義務。

学校のクラブ活動:禁止。

芸術学校:基本的に禁止(教員と生徒の1対1の授業は例外)

*高校はこれまで通り、遠隔授業(10月5日~)。

<秋休み>

・各地の学校がこれから秋休みに入り、10月28日が国民の祝日であるため、10月26日及び27日を全国で休校とする。10月26日・27日の2日間を「新型コロナウイルス対策の日(Dny boje proti kovidu)」とする。


③ 9月10日からのマスク着用義務の詳細

10月21日(水)から、以下の内容が追加になる。

・自治体内(市町村内)にて、2人以上の人が会う時に、2メートル以上の社会距離を保つことが不可能な場合、マスクを着用する。自治体の外では同義務なし。

例外: 2歳までの子ども

一緒の家庭に住んでいる人。

運動中。

・車内においてもマスク着用。一人で運転している時、又一緒の家庭に住んでいる人と同乗している時を例外として、マスクを着用が義務付けられる。

10月13日から、市内一般交通機関の停留所での着用義務が追加。


9月1日から、感染予防の一環として、全国を対象に、一部の屋内(役所、医療機関・薬局、社会福祉施設、投票所)及び公共交通機関(タクシーを含む)におけるマスク着用が義務づけられたが、全国的に感染状況が悪化したため、9月10日より、全国を対象に、自宅以外の屋内におけるマスク着用が義務付けられている。


目的は、高齢者、基礎疾患を持つ人々を新型コロナウイルスの感染から防ぐため。

以下は、9月10日から有効の特別対策規定内容(https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/09/Mimoradne-opatreni-noseni-ochrannych-prostredku-dychacich-cest-s-vyjimkami-s-ucinnosti-od-10-9-2020-do-odvolani.pdf

*以下は規定内容の大要をまとめたもの(文書内の番号は規定内容の番号を残している)

1.着用場所規定

a) 以下の場所の屋内

・自宅・宿泊施設以外の場所における屋内(学校を含む)

・公共交通機関内

2.以上の場所におけるマスク着用義務の対象外

・2歳未満の幼児

・幼稚園・保育園園児及び職員

・スポーツトレーニング・競技

・その他、特別対策規定に定められている例外*

*特別対策規定に定めらえている例外は以下のとおり。

a) 2歳未満の幼児

b) 幼稚園・保育園園児及び職員

c) 外国語学校(1年間全日制教育)内

d) 学生寮、ユースホステルの従業員、及びこれらの施設に滞在する子供、生徒、学生

e) 児童養護施設

f) 法務省の設立した学校

g) 学校法第16条第9講に基づいて設立された学校の生徒、学生、教務職員

h) 児童一時保護所の職員及び児童

i) 知的・精神障害、自閉症スペクトラム障害、認知障害などを負っているため、マスクを着用することができない場合。

j) 医療機関病棟に入院中の場合。

k) 医療関係者が医療サービスを提供する上で不可欠な場合。

l) 社会福祉サービスの利用者

m) その他、医療・社会福祉サービスの提供者、担当医が判断した場合。

n) 被用者(チェコ憲法で定められている国を代表する国家公務員を含む)が、一か所において勤務し、他の人との距離が2メートル以上保てない場合。

o) 公共交通機関の運転手(乗客と乗降車時に接触している時はマスク着用)

p) 法廷内(裁判官、陪審員、検事、被告などをはじめとする参加者)

q) 劇場で舞台に上がる人(演劇、舞踊、音楽の演目を上演する人)、講義の講師、オーディオビデオの作品・番組の作成に参加する人。

r) ラジオ、テレビをはじめとする番組の司会者、アナウンサー

s) 高温の場所で勤務する人(高温によるリスクは管轄機関が判断)

t) 飲食店における顧客の飲食時。

u) 公共交通機関内における乗客の飲食時。

v) 結婚式参加者(新郎新婦のみならず、参列者も含む)

w) 写真撮影時(新郎新婦の写真撮影、家族写真撮影)

x) スポーツトレーニング、練習、試合、トーナメントなどでスポーツする人(トレーナーも含む)

y) 屋内プール、サウナなど。

2020年10月10日付にて、2020年8月24日付の保健省特別措置規定(*9月1日からの全国におけるマスク着用を定めた規定)、2020年8月31日付の保健省特別措置規定第I/2項が廃止された。

・罰金 特別対策を遵守しない場合、チェコ警察が、その場で最高1万コルナまでの罰金を科すことができる。

④ 検閲隔離期間の短縮

2020年9月1日から、検疫隔離期間が10日に短縮。

⑤ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

・隔離の規則が9月15日(火)から、以下のとおり変更になった。

目的:検疫隔離になる人の数を大幅に減らすため

・陽性者に接触していても、接触時に陽性者および本人ともにマスク又は粉塵マスク(respirator)を着用していたことがわかっており、かつ本人が無症状であれば、検疫隔離しなくてよい。

・陽性者に接触していても、本人が直近90日以内に新型コロナウイルスにかかっていれば、検疫隔離しなくてよい。(90日間は免疫ができているため)

*マスクをしていても、陽性者がくしゃみをした後に握手した場合などは、検疫隔離しなければならない。

*接触後、10日間は健康状態に注意し、症状が出た場合は、ホームドクターに連絡する。

*陽性者と接触後、症状が出ている場合は検疫隔離(quarantine)または陽性隔離(isolation)に入るが、症状が消えた後も3~4日は隔離の状態を継続する。検疫隔離(quarantine)、陽性隔離(isolation)の双方について、隔離終了のためにテストを受ける必要はない(医療関係者、社会福祉施設職員、免疫力が低下している人は例外)


・衛生局による追跡作業の方法が9月21日(月)、自己追跡(直近に接触した人を衛生局のウェブサイトで自己申告する方法)になる。

3-3.外国渡航に関する情報

・EU諸国安全度マップ:現在の時点での最終アップデートは10月2日(月)。

10月5日(月)0:00時より、以下の国を安全な国(グリーン色)とする(チェコ外務省サイトに掲載されているチェコ保健省の発表)

アンドラ、オーストラリア、ベルギー、ブルガリア、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、クロアチア、アイルランド、アイスランド、イタリア、日本、カナダ、韓国、キプロス、リヒテンシュタイン、リトアニア、ラトビア、ルクセンブルク、ハンガリー、マルタ、モナコ、ドイツ、オランダ、ノルウェー、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、オーストリア、ルーマニア、ギリシャ、サンマリノ、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、スイス、タイ、チュニジア、ヴァチカン、イギリス、北アイルランドバレアレス諸島及びカナリア諸島(スペイン)

https://koronavirus.mzcr.cz/seznam-zemi-podle-miry-rizika-nakazy/

・日本は9月18日(金)の時点で、依然としてグリーンの安全な国。しかし、両国間には相互主義は適用されていない。

https://www.mzv.cz/jnp/cz/udalosti_a_media/tiskove_zpravy/x2020_04_25_rozcestnik_informaci_k_cestovani.html

https://www.mzv.cz/tokyo/cz/viza_a_konzularni_informace/aktualni_podminky_pro_cestovani_japonsko.html

・8月24日(月)から、スペインに渡航後チェコへ帰国するチェコ人及び外国人に対し、以下の義務が課せられる。

・チェコへ帰国後、即、本籍のある州の衛生局へ直接訪問するのではなく、電話など

で連絡を入れる。

・即、自費でSARS Covid-2対象のRT-PCRテストを受け、結果については、チェコへ帰

国した時から遅くとも72時間以内に所轄の衛生局へ通告。(RT-PCRテストを受けない

場合は、14日間の検疫隔離。

・上記が完了するまで、鼻と口を覆うマスクなどを着用するとともに、外出規制を守

る。

*外出規制の例外は以下のとおり:勤務、教育などの活動を行うことを目的とした勤務

先への移動、勤務先における移動、教育機関への移動、事業を行うことを目的とした

移動、どうしても必要な外出、子どもの面倒・動物の面倒を見るための外出のほか、

どうしても金融関連機関・郵便局、医療機関、社会福祉設備、役所へ行く必要がある

場合の当該機関と自宅との往復、葬儀への参加。

*スペインからの帰国後、市内一般交通、タクシーが利用できないということはない。

(利用を認める)

・上記義務が対象外となる場合

・カナリア諸島、ベレアレス諸島からの帰国。(10月5日より、カナリア諸島、

ベレアレス諸島は感染の危険性が低い国に指定されている)

・スペインにおける滞在時間が12時間以内の場合。

・5歳未満の子ども。

<情報源>

https://www.idnes.cz/zpravy/domaci/covid-19-koronavirus-hamacek-jan-vlada-ustredni-krizovy-stab-opatreni.A201021_100254_domaci_hm1

https://www.ceskatelevize.cz/porady/1097181328-udalosti/dily//


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

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