緊急事態、政府は1か月延長(11月21日から)を提案予定
10月28日0時00分から11月20日(10月30日に11月20日までの延長が決定)まで、夜間外出禁止、店舗の開店時間制限(平日+土:20時まで、日:休店)などが導入されています。詳しくは3-1②をご参照ください。
10月22日6時から、外出規制、店舗・サービス業の営業禁止(詳しくは3-1③)が導入されています。
明日11月16日から、新しく、新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制に変更になります。
1.国内コロナウイルスの状況
・前日の新規陽性者数
11月14日(土)の新規陽性者数:4199人。
検査実施数:16106件
(陽性者率 26%)
・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/)
11月15日(日)18時00分におけるチェコ保健省の発表
当日の新規陽性者数:1042人
現在の陽性者総数:130543人
治った人の数:322572人
現在の入院患者数:7200人
累計感染者数:459271人
累計死亡者数:6156人(前日から151人増)
・入院患者数と重症者数
11月14日(土)現在
入院患者数:7200人(前日と同じ)
重症者の数:1068人(前日から31人減)
・プラハにおける感染状況
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA)
11月14日(土)
新規陽性者数:261人
11月15日(日)18時現在
当日の新規陽性者数:87人
現在の陽性者総数:11248人
治った人の数:43735人
累計感染者数:55589人
累計死亡者数:606人
各州の状況:
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje
<新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく現在の状況>
*新システムは11月13日発表。
全国的に紫色(リスク5)
11月11日(水)から、70%(点)、リスク4の状態が続いている。
リスク4の状態が11月18日(水)まで続いた場合、19日(木)に政府検討会、20日(金)赤色のリスク4に変更、23日(月)から有効になる。
*リスク5の規制内容及びリスク4に変更になった場合の規制については、3₋1①をご参照ください。
2.今日の動き
●感染状況
・昨日11月14日(土)の日当たり新規感染者数は4199人で、今週の最少。先週の土曜日に比べると、約3500人少ない。
・11月14日、累計死亡者数が6058人となり、6千人を超えた。
・11月8日~14日の新規感染者累計は47021人。10月11日~17日:54821人、10月18日~24日:81968人、10月25日~31日:84297人(ピーク)、11月1日~7日:76106人で、10月半ば以前の数字にまで下がっている。
・実施検査数も減少しており、金曜日は30262件で一週間前の金曜日より約1万件少ないが、陽性率は依然として25%程度。土曜日は26%。
(実施検査数の減少について、プリムラ前保健大臣はチェコテレビに対し、現在感染が田舎に移動しており、検査会場が身近な場所にないことから、多くの人が検査を受けたがらない状況になっているため、と述べた)
・入院患者数には、大きな減少傾向は見られず、今日は昨日時点と同じ数字。
・集中治療を必要とする患者は7人に1人。
●緊急事態延長について
今日バビシュ首相はチェコテレビのインタビューにおいて、政府が緊急事態の1か月延長を提案する旨述べた。当提案について明日月曜日、政府にて討議され、下院議会において19日(木)(現在の緊急事態が終了する前日)に決定が下る。
11月13日(金)に発表された新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)では対策が5段階に分かれているが、どの段階でも緊急事態が必要とされている。
バビシュ首相は、状況がこのままうまく進展すれば、緊急事態の必要もなくなるが、現在のところ、クリスマスまでは何らかの規制が必要であること、今回の規制緩和は、春の緩和よりも時間をかけて行うことを述べた。
●規制緩和 今後の可能性
新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づくと、現在、全国的にレベル5(紫)だが、先週水曜日からレベル4に値する状態になっているため、今週水曜日11月18日まで悪化せずに現在の状態が続いたならば、19日に政府が検討会を開き、20日にレベル4になることが公表、23日(月)からレベル4の規制に緩和される。(3-1①をご参照ください)
●店舗における入場者制限
明日から、PESに基づいた規制に切り替わるため、新しく店舗への入場制限(1顧客当たり15平米を確保)が加わる。チェコ店舗・観光業協会プロウザ理事は、小さい町にある小規模の食料品店で50人ほどの顧客が店外で20~30分、大規模なスーパーマーケットなどの店舗では150~200人が1時間待つ可能性があると述べている。
●学校における通常授業の再開
11月18日(水)から基礎学校の第1学年、第2学年の通常授業が再開するが、11月23日(月)からレベル4になった場合、基礎学校の第一段階の学年が通常授業になり、第二段階は2つのグループに分けて、一週間ごとの通常授業と遠隔授業を交代して行うことになる。
今日19時からのチェコテレビニュースでは、レベル3になるのは早くても11月30日、レベル3では高校、高等専門学校においても通常授業と遠隔授業を交代で行うことになり、大学は第一学年が通常授業に戻ると報道している。(レベル3になる可能性については、これまで保健省からは一切発表なし)
学校における検査導入について、バビシュ首相は、検査の対象を教員のみとするべきか、生徒・学生についても行うべきか意見がまとまっていないが、個人的には生徒・学生の検査も必要だと考えていると述べた。
注:明日16日からPESに基づく規制になることが発表されており、PESでは最も感染状況の悪いレベル5でも基礎学校第1学年・第2学年は学校における通常授業となることが規定されており、チェコテレビでも同様の内容が伝えられているが、再開は18日からになることがPES発表前にすでに決まっているため、18日からの再開になると思われる。
●現状に関する専門家の発言
今日11月15日(日)、プリマテレビの番組において、プリムラ前保健大臣及びチェコ医師会クベク理事長は以下を述べた。
<プリムラ前保健大臣>
・現行規制をこのまま維持していけば、日当たり新規感染者数が1000人以下になるのは、12月14日頃。
・新リスク指標(PES)は、5段階すべてにおいて、緊急事態下にあることを前提としているが、緊急事態を長期的に継続することは好ましくない。規制の厳しい2段階においてのみ、緊急事態を要求するなど、法令を変更する必要がある。
*プリムラ前保健大臣は、新大臣のアドバイザーになると発表されていたが、13日の新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)発表のスライドに、プリムラ前保健大臣の名前はなかった。
<チェコ医師会クベク理事長>
・現行規制は、感染拡大にブレーキをかけることができるが、止めることはできない。
・医師会は現行規制の強化を主張したが、強化規制には至らなかった。国民の脆弱な層を守ることができなかった(注:11月15日時点の累計死亡者数は6058人)。
・実施検査件数が不十分であるため、データ上に実際の状況が表れていない。現在、数値が減少している主な理由は、感染が地方で拡大しているためである。(注:金曜日は30262件で一週間前の金曜日より約1万件少ないが、陽性率は依然として25%程度)
・チェコの医療は、都市の方が田舎に比べてはるかに充実している。そのため、規模の小さい自治体に移動式の検査会場(検査チームを乗せた車が各地を巡回)を設けるよう保健省に提案したが、却下された。
・ブラトニー保健大臣が政府の他メンバーから圧迫を受けて、規制解除を急ぐのではないかと懸念している。
・12月初めにショッピングモールの営業再開を許可した場合、新年明けてすぐに事態が悪くなる可能性がある。
・長期的な統計に基づくと、チェコでは日当たり75人がガンで、140人が循環器系疾患で死亡する。コロナウイルスによる日当たりの死亡者数は、11月3日最多の250人だったが、現在のところ、コロナウイルスが死亡原因としては一番多い。
●ワクチンについて
今日、チェコテレビ19時のニュースで、以下の内容が報道されている。
・現在、11のワクチンが開発の最終段階にあり、アストラゼネカ社とファイザー社のワクチンについてチェコ政府はすでに250万人分を予約、1月~2月にはチェコにて入手可能の予定である。
・費用は保険会社が負担。
・ワクチン注射を受ける目標の人数は、人口7割。
・ファイザー社、アストラゼネカ社のワクチンは、零下70度の環境で保管・運送しなければならないため、これが反映された値段になる。
・アストラゼネカ社のワクチンは一人当たり50コルナ、ファイザー社は336コルナ。
他のワクチンと比較すると、コロナウイルスのワクチンの費用は安価である。(ブルノ防衛大学感染疫学科フリーベク科長が言及)
・ロシアのワクチン「スプートニク」は、優秀な疫学者が開発に従事しているが、十分な臨床試験を行っておらず、政治的な背景もあることから、信用性に劣る。(チェコ学術アカデミー有機生物化学研究所、カレル大学コンバリンカ副学長が言及)
<チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)>
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (11月15日18時発表のデータ)
*一斉に減少傾向にあった数日前と比べ、傾向が明確ではなくなっている。僅かだが増加した地方がかなりある。
昨日 今日
絶対数 10万人 絶対数 10万人
当たり 当たり
プラハ 3065 231.45 3058 230.92
<中央ボヘミア州>
ベネショフ 510 513.01 432 434.55
ベロウン 284 298.76 286 300.87
クラドノ 566 339.97 556 333.97
コリーン 333 324.49 322 313.77
クトナー・ホラ
334 440.47 341 449.7
ムニェルニーク
403 368.7 430 393.41
ムラダーボレスラフ
499 382.77 475 364.36
ニンブルク 368 364.77 373 369.72
プラハ東部 559 301.87 529 285.67
プラハ西部 335 224.32 346 231.69
プシーブラム 627 544.72 636 552.54
ラコブニーク 157 282.57 152 273.57
<南ボヘミア州>
チェスケーブジェヨビツェ
820 418.57 753 384.37
チェスキー・クルムロフ
230 373.64 228 370.39
インドジフーフ・フラデツ
447 492.88 486 535.88
ピーセク 458 639.78 460 642.57
プラハチツェ 244 478.64 240 470.79
ストラコニツェ
428 604.76 425 600.52
ターボル 586 571.18 519 505.87
<ピルゼン州>
ドマジュリツェ
237 381.88 240 386.71
クラトビ 416 481.45 447 317.33
ピルゼン北部 262 327.59 249 311.33
ピルゼン市内 599 308.32 635 326.85
ピルゼン南部 186 292.97 198 311.87
タホフ 230 423.29 224 412.25
ロキツァニ 154 312.06 155 314.09
<カルロビ・バリ州>
へプ 258 281.55 265 289.19
カルロビ・バリ
348 303.09 359 312.67
ソコロフ 311 352.56 317 359.36
<ウースチー州>
ジェチーン 645 497.91 664 512.58
ホムトフ 492 393.77 481 384.97
リトムニェジツェ
484 404.45 491 410.3
ロウニ 461 412.68 313 361.05
モスト 461 412.68 445 398.36
テプリツェ 539 417.6 517 400.55
ウースチー・ナト・ラベム
517 433.22 508 425.68
<リベレツ州>
チェスカー・リーパ
505 488.87 554 536.3
ヤブロネツ・ナド・ニソウ
457 504.04 480 529.41
リベレツ 902 513.59 864 491.95
セミリ 391 527.69 399 538.48
<フラデツ・クラーロヴェー州>
フラデツ・クラーロヴェー
602 366.44 586 356.7
イチーン 429 535.95 503 628.4
ナーホト 517 470.18 469 426.53
トルトノフ 639 541.63 569 482.29
リフノフ・ナト・クニェジュノウ
433 545.46 408 513.96
<パルドゥビツェ州>
フルジム 669 639.5 694 663.4
パルドゥビツェ
771 439.46 764 433.76
スヴィタヴィ 518 496.49 531 508.95
ウースチー・ナド・オルリツィー
852 616.16 862 623.4
<ヴィソチナ州>
ハヴリーチクーフ・ブロト
736 775.43 735 774.38
イフラバ 842 741.01 812 714.61
ペルフジモフ 575 795.28 583 806.34
トシェビーチ 669 603.74 711 641.64
ジュジャール・ナト・サーザヴォウ
908 768.46 882 746.46
<南モラビア州>
ブランスコ 439 402.25 449 411.41
ブルノ市内 1120 293.7 1153 302.35
ブルノ郊外 815 362.8 840 373.93
ブジェツラフ 371 319.03 375 322.47
ホドニーン 718 466.41 708 459.91
ヴィシュコフ 405 438.88 403 436.71
ズノイモ 476 416.26 476 416.26
<オロモウツ州>
イェセニーク 118 310.79 117 308.15
オロモウツ 855 363.1 790 335.5
プロスチェヨフ
611 562.37 560 515.44
プシェロフ 702 542.03 643 496.48
シュンペルク 649 538.96 642 533.15
<モラビア・シレジア州>
ブルンタール 463 505.48 490 534.95
フリーデク・ミーステク
1019 474.7 896 417.4
カルビナー 1236 501.78 1302 528.57
ノヴィー・イチーン
752 496.12 736 485.56
オパヴァ 980 556.07 1005 570.26
オストラバ市内
924 288.62 967 302.05
<ズリーン州>
クロムニェジーシュ
537 509.76 507 481.28
ウヘルスケー・フラジシチェ
713 501.31 710 499.21
フセチーン 876 611.16 766 534.42
ズリーン 958 499.86 889 463.86
<外国の様子>
・北朝鮮とロシアから、フランス、カナダ、アメリカなどのワクチン会社へのハッカー攻撃があったが、大半の攻撃が失敗に終わったことをマイクロソフトが発表した。数は少ないが、いくつかのデータが漏れたことも伝えている。(チェコテレビ19時ニュースの報道)
・オーストリアは、スロバキアをモデルとした全国一斉検査を実施することをクルツ首相が発表した。まず教員を対象として検査を行う。現在、12月6日まで店舗、飲食店が閉鎖されるロックダウンに入っているが、全国一斉検査を実施して、クリスマス時期の規制を軽減する意向。
EU内の感染状況比較(ECDCのデータ)
直近2週間における人口10万人当たりの感染者数
(2020年11月15日現在)
1.ルクセンブルク 1302.8
2.チェコ 1156.1
3.リヒテンシュタイン 1138.7
4. オーストリア 1034.4
5.スロベニア 952.9
6.フランス 880.4
7.ポーランド 864.8
8. クロアチア 798.0
9.ベルギー 775.8
10. イタリア 770.6
11.ポルトガル 681.0
12.リトアニア 664.3
13.ブルガリア 637.0
14.ハンガリー 632.0
15.スペイン 581.4
16.ルーマニア 576.1
17.オランダ 527.5
18.スロバキア 511.9
18.スウェーデン 511.9
20. イギリス 499.2
21.マルタ 379.9
22.ドイツ 310.3
23.ギリシャ 310.1
24. キプロス 306.5
25.デンマーク 253.5
26.ラトビア 225.9
27. エストニア 169.3
28.ノルウェー 143.8
29.アイルランド 123.8
30.アイスランド 89.9
31.フィンランド 54.2
●EU諸国の危険度アップデート
11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。
11月9日(月)から有効。
11月13日(金)、現在時点の最終アップデートにより、ドイツ、スウェーデン、キプロスが赤になった。11月16日(月)より有効になる。(ペトシーチェク外務大臣がツイッターにて公表)
赤:イギリス、アイルランド、スペイン、ポルトガル、フランス、ベルギー、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア、ドイツ、スウェーデン、キプロス
黄:アイスランド、ノルウェー、フィンランド、ラトビア、リトアニア、エストニア、デンマーク、ギリシャ
緑:バチカン
●チェコへの入国規定
チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。
以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。
(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)
赤色の国:赤色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入し、PCR検査を受ける又は検疫隔離に入らなければならない。
黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。
緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。
<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)
緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ
現在、外国における滞在が家族訪問などを理由とし、最高12時間までであれば、検査結果陰性の提示・検疫隔離なしに帰国が可。
政府が16日(月)に承認すれば、17日(火)より12時間から24時間に延長になり、日帰りで外国に通勤している人も対象外になる可能性がある。
3. 現在有効な規制内容
3-1.
① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制
*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)導入
以下の4つのパラメータを使ってリスク指標を計算し、5段階に分ける。
過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)
過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)
簡素R値(0~30点)
過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)
計算方法:https://www.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Metodika1_Metodick%C3%BDPopisIndexRizika_v11.pdf
5段階は、それぞれ、
レベル5(76点以上:紫)
レベル4(61~75点:赤)
レベル3(41~60点:オレンジ)
レベル2(21~40点:黄)
レベル1(20点以下:緑)
各段階の規制は、下記参照。
*現在のリスク5(紫)の規制内容及び11月23日(月)からリスク4(赤)になった場合の変更事項
・屋内及び屋外における集会人数:2人から6人へ。
・夜間外出禁止の開始時間:21時から23時へ。
・学校:「基礎学校第一学年及び第二学年が通常授業」が、「基礎学校第一段階全体が学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校」へ。
・余暇のスポーツ:屋内運動施設は変わらず閉鎖だが、屋外の運動が最大2人から最大6人へ。
・結婚式・葬儀・宗教儀礼の参加人数:最大15人から最大20人へ。
・図書館:非接触による貸し出し・返却→窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却
*「運営上の対策」が現在の時点では明らかになっていない。マトリックス2で規定されるとして報道されている。
●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)マトリックス
(表の訳)
レベル5(紫)
・マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
・屋内及び屋外における集会人数:2人
・結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人
・病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止
・自由な移動:夜間外出禁止21時~5時
・行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)
・宿泊施設:制限あり
・学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年を除く)
・スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止
・余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人
・プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
・文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。
・博物館・ギャラリー:閉館
・城・歴史記念物:閉場
・図書館:非接触による貸し出し・返却
・ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖
・飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト
・公共の場所における飲酒:禁止
・店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
・小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
・その他のサービス業・営業所:閉鎖。
・事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。
・事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。
・温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
・刑務所における面会:禁止
・緊急事態の必要性:必要あり
・規制順守チェック:警察及び自治体
リスク4(赤)
・マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
・屋内及び屋外における集会人数:6人
・結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人
・病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止
・自由な移動:夜間外出禁止23時~5時
・行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
・宿泊施設:制限あり
・学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。
・スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止
・余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人
・プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
・文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
・博物館・ギャラリー:閉館
・城・歴史記念物:閉場
・図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却
・ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖
・飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト
・公共の場所における飲酒:禁止
・店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
・小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
・その他のサービス業・営業所:閉鎖。
・事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。
・事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。
・温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
・刑務所における面会:禁止
・緊急事態の必要性:必要あり
・規制順守チェック:警察及び自治体
リスク3(オレンジ)
・マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
・屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人
・結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人
・病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止、病院の面会規制
・自由な移動:制限なし
・行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
・宿泊施設:制限なし
・学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。
・スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)
・余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。
・プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
・文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
・博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。
・城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)
・図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
・ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。
・飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。
・公共の場所における飲酒:制限なし。
・店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。
・小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
・その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
・事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。
・事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。
・温泉療養所:運営上の対策。
・刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。
・緊急事態の必要性:必要あり
・規制順守チェック:警察及び自治体
リスク2(黄色)
・マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
・屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人
・結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人
・病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。
・自由な移動:制限なし
・行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
・宿泊施設:制限なし
・学校:保育園、特別支援学校、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。
・スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。
・余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
・プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
・文化関係:
観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。
・博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。
・城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)
・図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
・ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
・飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
・公共の場所における飲酒:制限なし。
・店舗(ショッピングモール):顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。
・小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
・その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
・事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。
・事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。
・温泉療養所:運営上の対策。
・刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。
・緊急事態の必要性:必要あり
・規制順守チェック:警察及び自治体
リスク1(緑)
・マスク着用義務:屋内の限定された場所及び公共交通機関
・屋内及び屋外における集会人数:屋外500人、屋内100人
・結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大100人
・病院・社会福祉施設の面会:鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。
・自由な移動:制限なし。
・行政役所の受付時間:制限なし。
・宿泊施設:制限なし。
・学校:保育園、特別支援学校、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。
・スポーツ試合:観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。
・余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
・プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
・文化関係:
観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。
・博物館・ギャラリー:制限なし。
・城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大50人)
・図書館:運営上の対策。
・ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
・飲食店:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
・公共の場所における飲酒:制限なし。
・店舗(ショッピングモール):顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
・小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
・その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
・事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。
・事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。
・温泉療養所:運営上の対策。
・刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。
・緊急事態の必要性:必要あり。
・規制順守チェック:警察及び自治体
② 10月28日0時00分~11月20日*までの規制強化内容
10月28日0時00分~11月20日まで、以下の規制が導入される。
*10月30日、政府は11月3日までの緊急事態を11月20日まで延長することを決めた。
1.人の自由な動き(移動)を、21時~4時59分まで禁止する(夜間外出禁止)。
例外:仕事先への移動、事業目的、公共の任務を行う公務員(国家議員、政府関係者など)の義務遂行、出勤・勤務先からの帰路、安全・危機の状況を解決する場合、医療施設・社会福祉施設訪問、一般公共交通、健康・生命・資産を守るため、デリバリーサービスなど。犬の散歩も例外とするが、自宅から500メートル以内とする。
*警察の職務質問(チェック)が行われる際、義務ではないが、市民、警察双方にとって、使用者が発行した証明書などが提示される方が良い。(チェコ警察ヴォンドラーシェク警視副総監がチェコテレビに対して言及)
*夜間禁止令時の夜間には、家庭を常に共にしている人(家族)のみが一緒にいることができる。他の家庭の人が一緒にいる場合は規則違反なので、悪用がないことを期待している(プリムラ保健大臣がチェコテレビに対して言及)→人の集会は屋外のみ(10月30日政府発表)。
2.ホームオフィスへの切り替え
国家機関、公共機関、民間企業において、テレワークに切り替え可能なところは切り替える。(主に、これまで国家機関、公共機関においてテレワークが導入されたていなかったところをテレワークに切り替える。民間企業の場合は、各会社のマネージャーの判断に委ねる)
*役所からの検査を受けたときに、各会社では、テレワークのできる職務とテレワーク不可能な職務についてはっきりとした説明ができなければならない(プリムラ保健大臣がチェコテレビに対して言及)。
3.小売店販売の制限
日曜日(終日)、月~土曜日20時~5時までの小売店販売禁止
例外:
ガソリンスタンド、燃料販売、空港、バスターミナル、医療機関、レストランのテイクアウト、石工、記念碑製造業者。
ファーマーズマーケットは禁止だが、果物、野菜、牛乳、肉、肉の加工品、パン、卵などは販売可(国内生産のみ)。ファーマーズマーケットにおける飲食は不可。ファーマーズマーケットでは、出店の間隔は4メートル、2メートルの距離を維持し、400平米当たり最高20人まで。移動式の食料品販売は許可。
家庭用品・金物製品(家具、フロアー製品は例外)
宝くじ販売所は営業禁止
花屋は、営業を認めるが、店内に入れる客は2名まで。
③ 10月22日6時からの規制強化内容(11月3日まで)
規制強化期間:10月22日(木)6時~11月3日(緊急事態終了まで)
●自由な人の動きの禁止(外出規制)
例外:通勤、家族などの訪問、食料品、薬など生活必需品の買い物、診断・治療をうけるための医師・医療機関訪問、近所の人への手伝い、獣医訪問、役所訪問(必要不可欠な場合のみ)、ボランティア活動、デリバリーサービス、結婚式・葬儀 への参加・式場への移動、自分の別荘への移動・滞在、散歩など。
●国の機関と国民の接触を制限
役所の受付時間はすでに1週間に2日、各日5時間体制になっているが、申請などの手続きはどうしても必要不可欠なものに限り、期限を延長できるものは延長し、列を作って待つことがないようにする。
●小売店・サービス業の営業禁止
例外:食料品、ガソリン、燃料、衛生関連器具、ドラッグストア、薬局・医療用具、ペットフード、眼鏡・コンタクトレンズ、タバコ・葉巻、新聞、レッカー移動、スペアパーツ、小包配達、交通機関切符販売、花、生地、コンピューター・オーディオ機器、クリーニング店、不動産、鍵製造、機械修理、廃棄物回収、会 計・税務、自動車修理など。
●ホテルは観光目的の宿泊客に対して営業禁止。外国人、ビジネス出張目的による宿泊客に対しては営業可。
●(すでに入済みの対策について確認)
飲食店の営業禁止(テイクアウトは可)
例外:従業員用食堂、宿泊施設(宿泊客向けに6時~22時まで営業可)、5000平米以上のモール内にあるフードコートでは、テイクアウトのみ。
④ 9月10日からのマスク着用義務の詳細
10月21日(水)から、以下の内容が追加になる。
・自治体内(市町村内)にて、2人以上の人が会う時に、2メートル以上の社会距離を保つことが不可能な場合、マスクを着用する。自治体の外では同義務なし。
例外: 2歳までの子ども
一緒の家庭に住んでいる人。
運動中。
・車内においてもマスク着用。一人で運転している時、又一緒の家庭に住んでいる人と同乗している時を例外として、マスクを着用が義務付けられる。
10月13日から、市内一般交通機関の停留所での着用義務が追加。
9月1日から、感染予防の一環として、全国を対象に、一部の屋内(役所、医療機関・薬局、社会福祉施設、投票所)及び公共交通機関(タクシーを含む)におけるマスク着用が義務づけられたが、全国的に感染状況が悪化したため、9月10日より、全国を対象に、自宅以外の屋内におけるマスク着用が義務付けられている。
目的は、高齢者、基礎疾患を持つ人々を新型コロナウイルスの感染から防ぐため。
以下は、9月10日から有効の特別対策規定内容(https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/09/Mimoradne-opatreni-noseni-ochrannych-prostredku-dychacich-cest-s-vyjimkami-s-ucinnosti-od-10-9-2020-do-odvolani.pdf)
*以下は規定内容の大要をまとめたもの(文書内の番号は規定内容の番号を残している)
1.着用場所規定
a) 以下の場所の屋内
・自宅・宿泊施設以外の場所における屋内(学校を含む)
・公共交通機関内
2.以上の場所におけるマスク着用義務の対象外
・2歳未満の幼児
・幼稚園・保育園園児及び職員
・スポーツトレーニング・競技
・その他、特別対策規定に定められている例外*
*特別対策規定に定めらえている例外は以下のとおり。
a) 2歳未満の幼児
b) 幼稚園・保育園園児及び職員
c) 外国語学校(1年間全日制教育)内
d) 学生寮、ユースホステルの従業員、及びこれらの施設に滞在する子供、生徒、学生
e) 児童養護施設
f) 法務省の設立した学校
g) 学校法第16条第9講に基づいて設立された学校の生徒、学生、教務職員
h) 児童一時保護所の職員及び児童
i) 知的・精神障害、自閉症スペクトラム障害、認知障害などを負っているため、マスクを着用することができない場合。
j) 医療機関病棟に入院中の場合。
k) 医療関係者が医療サービスを提供する上で不可欠な場合。
l) 社会福祉サービスの利用者
m) その他、医療・社会福祉サービスの提供者、担当医が判断した場合。
n) 被用者(チェコ憲法で定められている国を代表する国家公務員を含む)が、一か所において勤務し、他の人との距離が2メートル以上保てない場合。
o) 公共交通機関の運転手(乗客と乗降車時に接触している時はマスク着用)
p) 法廷内(裁判官、陪審員、検事、被告などをはじめとする参加者)
q) 劇場で舞台に上がる人(演劇、舞踊、音楽の演目を上演する人)、講義の講師、オーディオビデオの作品・番組の作成に参加する人。
r) ラジオ、テレビをはじめとする番組の司会者、アナウンサー
s) 高温の場所で勤務する人(高温によるリスクは管轄機関が判断)
t) 飲食店における顧客の飲食時。
u) 公共交通機関内における乗客の飲食時。
v) 結婚式参加者(新郎新婦のみならず、参列者も含む)
w) 写真撮影時(新郎新婦の写真撮影、家族写真撮影)
x) スポーツトレーニング、練習、試合、トーナメントなどでスポーツする人(トレーナーも含む)
y) 屋内プール、サウナなど。
2020年10月10日付にて、2020年8月24日付の保健省特別措置規定(*9月1日からの全国におけるマスク着用を定めた規定)、2020年8月31日付の保健省特別措置規定第I/2項が廃止された。
・罰金 特別対策を遵守しない場合、チェコ警察が、その場で最高1万コルナまでの罰金を科すことができる。
⑤ 検閲隔離期間の短縮
2020年9月1日から、検疫隔離期間が10日に短縮。
⑥ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更
・隔離の規則が9月15日(火)から、以下のとおり変更になった。
目的:検疫隔離になる人の数を大幅に減らすため
・陽性者に接触していても、接触時に陽性者および本人ともにマスク又は粉塵マスク(respirator)を着用していたことがわかっており、かつ本人が無症状であれば、検疫隔離しなくてよい。
・陽性者に接触していても、本人が直近90日以内に新型コロナウイルスにかかっていれば、検疫隔離しなくてよい。(90日間は免疫ができているため)
*マスクをしていても、陽性者がくしゃみをした後に握手した場合などは、検疫隔離しなければならない。
*接触後、10日間は健康状態に注意し、症状が出た場合は、ホームドクターに連絡する。
*陽性者と接触後、症状が出ている場合は検疫隔離(quarantine)または陽性隔離(isolation)に入るが、症状が消えた後も3~4日は隔離の状態を継続する。検疫隔離(quarantine)、陽性隔離(isolation)の双方について、隔離終了のためにテストを受ける必要はない(医療関係者、社会福祉施設職員、免疫力が低下している人は例外)
・衛生局による追跡作業の方法が9月21日(月)、自己追跡(直近に接触した人を衛生局のウェブサイトで自己申告する方法)になる。
3-2.外国渡航に関する情報
11月9日(月)より有効。
現在、外国における滞在が最高12時間までであれば、検査結果陰性の提示・検疫隔離なしに帰国が可。
11月13日(金)、ドイツ、キプロス、スウェーデンが赤色になり、16日(月)から有効となるため、同日から以下の条件も変更になる予定。
入国申告書の様式はこちら:https://plf.uzis.cz/
相手国への入国条件 チェコへ帰国後の義務
アルバニア 無 検査・入国申告
アンドラ 無 無
ベルギー 検疫隔離・検査 無
ベラルーシ 検査 検査・入国申告
ボスニア・ヘルツェゴビナ
検査 検査・入国申告
ブルガリア 無 無
モンテネグロ 無 検査・入国申告
デンマーク(黄) 特別な条件あり 無
エストニア(黄) 検疫隔離 無
フィンランド(黄)特別な条件あり 無
フランス 無 無
クロアチア 無 無
アイルランド 検疫隔離 無
アイスランド(黄)検疫隔離・検査 無
イタリア 検査 無
日本 特別な条件あり 無
カナダ 特別な条件あり 検査・入国申告
韓国 検疫隔離・検査 無
コソボ 検査 検査・入国申告
キプロス (黄) 特別な条件あり 無
リヒテンシュタイン
検疫隔離 無
リトアニア(黄) 特別な条件あり 無
ラトビア 検疫隔離 無
ルクセンブルク 無 無
ハンガリー 特別な条件あり 無
マルタ 検査 無
モルドバ 特別な条件あり 検査・入国申告
モナコ 検査 無
ドイツ(黄) 検疫隔離・検査 無
オランダ 検疫隔離 無
ノルウェー(黄) 検疫隔離 無
ニュージーランド 特別な条件あり 無
ポーランド 無 無
ポルトガル 無 無
オーストリア 特別な条件あり 無
ルーマニア 検疫隔離・検査 無
ロシア 特別な条件あり 検査・入国申告
ギリシャ(黄) 検査 無
サンマリノ 無 無
北マケドニア 無 検査・入国申告
シンガポール 無
スロバキア 検疫隔離・検査 無
スロベニア 検疫隔離・検査 無
セルビア 検査 検査・入国申告
バチカン 無 無
スペイン 無 検疫隔離・検査
スウェーデン(黄) 無 無
スイス 検疫隔離 無
タイ 検疫隔離 無
チュニス 検査 検査・入国申告
トルコ 特別な条件あり 検査・入国申告
ウクライナ 検疫隔離・検査 検査・入国申告
アメリカ 検査・入国申告
イギリス 検疫隔離 無
<情報源>
注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。
無断転載をお断りします。
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