累計の感染者数60万人 死亡者1万人を超えた日
感染状況悪化 政府 22日に緊急事態30日延長を下院にて提案
12月18日(金)0時00分から、規制レベル4(当初の規制レベル4から修正あり)になります。3-0-1「12月18日導入規制レベル4」をご覧ください。
12月9日(水)から、飲食店の規制等が変更しています。(12月7日、政府が決定。3-0-2「12月9日からの規制レベル3変更内容」をご覧ください)
11月29日(日)、政府は12月3日(木)から規制をレベル3へ緩和することを決定しました。主な規制緩和内容(まとめ)については、3-0-3をご参照ください。
<目次>
1.国内コロナウイルス感染状況(データ)
2.今日の動き
2₋1. 感染の様子(PES指標)
2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)
2₋3. PESシステム 各地のリスク指標
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
2₋5. 外国の様子
① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ)
② EU諸国の危険度(12月11日アップデート)
③ チェコへの入国規定
3.現在有効な規制内容
3-0-1. 12月9日からの規制レベル3変更内容
3-0-2. 12月3日から導入される規制レベル3の主な内容
3-0-3. 11月23日からの規制変更内容
3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制
② 検閲隔離期間
③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更
3-2.外国渡航に関する情報(12月14日アップデート)
1.国内コロナウイルスの状況
・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)
12月16日(水)の新規陽性者数:8235人(11月11日以降の最多数)
(1週間前の水曜日より1822人増)
検査実施数(合計):29034件
PCR検査陽性率:28.36%
・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/)
12月17日(木)8時00分におけるチェコ保健省の発表
当日の新規陽性者数:0人(データなし)
現在の陽性者総数:69719人
治った人の数:522649人
現在の入院患者数:4609人
累計感染者数:602404(今日、60万人を超えた)
累計死亡者数:10036人(前日から154人増)(今日、1万人を超えた)
・入院患者数と重症者数
12月16日(水)現在
入院患者数:4609人(前日から23人減)
重症者の数:595人(前日から10人増)
・プラハにおける感染状況
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA)
12月16日(水)
新規陽性者数:771人
12月17日(木)8時現在
現在の陽性者総数:6829人
治った人の数:60193人
累計感染者数:67959人
累計死亡者数:937人
各州の状況:
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje
2.今日の動き
2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状
全国の規制レベル:オレンジ(リスク3)
12月3日(木)から規制がレベル3になった(11月29日政府が承認)。
今日12月17日(木)のリスク指標(チェコ全国)は71(規制レベル4相当)。
現在、規制レベル4相当の数字が、12月6日(日)から今日まで12日間続いている。
<全国のまとめ>
規制レベル3相当の指標 1州
規制レベル4相当の指標 8州
規制レベル5相当の指標 5州
PESシステム導入当初の規則によれば、感染状況が悪化して、1段階悪いリスク指標が3日間続いた場合は、規制も1段階強化することが発表されていたが、12月7日、政府はリスク指標4の数字が8日まで続き、6日から3日間続いたとしても、12月9日(水)以降、規制レベル3を続行し、規制内容の一部を変更するのみとした。(変更内容は3-0-2をご覧ください)
しかし、その後感染状況が悪化したため、12月18日(金)から規制レベル4へ移行する。(規制内容及び今回から導入される例外は3-0-1をご覧ください)
2-2. 今日の動き
●明日(今日の真夜中)から、再度規制レベル4へ強化。
店舗・サービス業は営業可(顧客一人当たり15平米確保を基準とする人数制限を順守)されるが、23時~翌日5時まで夜間外出禁止、集会人数6人まで、飲食店閉鎖(テイクアウトのみ)、宿泊施設閉鎖(観光目的対象)、博物館・美術館・ギャラリー閉鎖(一部例外あり)、屋内運動場閉鎖など、規制が強化される。(3₋0₋1をご参照ください)
*政府は、12月14日付にて発行した規制に関する政府決定を宣言する文書の中で、外出規制を課し、「生活必需品の買い物のみを認める」としていた。しかし、それでは通常の買い物が不可能になるため、今日、当該条項を変更し、「買物・サービス業利用目的の外出を認める」と修正したため、自由に外出できるようになったことが、チェコテレビ19時のニュースで伝えられている。
●記者会見
今日の政府記者会見で以下の発表があった。
<感染状況の悪化>
現在、入院患者数は増加していないが、新規感染者数が増加しており、現在、PES指標(全国)が71、レベル5(76~100)の一歩手前になっている。今後、入院患者数も増加する場合は、規制レベル5に移行する可能性もある。
(*昨日の新規感染者数は、8235人と11月11日以降最多。今日、累計感染者数60万人 死亡者1万人を超えた)
<緊急事態延長を再度提案>
規制を全国一斉に行うためには、現在12月23日までとなっている緊急事態の延長が不可欠となる。そのため、政府は再度、緊急事態延長を下院議会に提案することを決定した。具体的には、今回も30日間、1月22日までの延長を提案予定。12月22日(火)、下院議会にて審議される。
10月5日から現在12月23日までの緊急事態は、これまで3回にわたり延長しており、下院の野党議員を説得するため、ブラトニー保健大臣は、緊急事態が延長されない場合の導入規制について資料を作成し、各議員に送付した。
<クリスマスイブ24日の規制例外>
いずれも緊急事態延長になった場合を想定している。
① クリスマスイブの24日午前中は、店舗開店を許可。
② 23時以降は外出禁止となるが、クリスマスイブの24日は、真夜中に教会で行われるミサを許可。但し、教会への入場可能人数は定員の2割まで。
<外出規制>
自宅からの外出をできる限り控えてほしいが、店舗・サービス業は営業を許可する。
24日は規制例外を認めるが、31日の大晦日には例外は認めない。家族と一緒に過ごすことのみを推奨。
<ワクチン接種>
チェコへワクチンは12月27日に配給予定。ワクチンの製造元は選択不可能。
<文化関係者対象の助成金>
文化面で規制の影響を受ける芸術家・企業に対し、10億チェココルナの助成金を用意。
(記者会見の内容は以上)
●緊急事態延長に対する野党の反応
政府は下院議会にて過半数を得られないことから、30日の延長を提案しても、前回までと同様、提案期間よりも短くなる可能性が強い。
・今日現在、野党から出されている意見
キリスト民主同盟・チェコスロバキア人民党(KDL-CSL):政府は個人事業主に対しても助成を約束しているため、同案件について提案があれば、延長を検討する。
自由と直接民主主義の党(SPD):緊急事態延長は短期案でも投票しない。
自由民主党(ODS):緊急事態はこれまで何度も延長しているので、今回延長する理由はないと思われる。
●スキー場明日からオープン
規制が強化される明日から、スキー場はオープンする。スキー場の規制は以下のとおり。
・リフト待ち時は2メートルの距離維持
・マスク着用(同一家庭メンバーの場合は例外)
・ゴンドラは窓を開放
・規制レベル5になった場合は、閉鎖。
・スキー場の飲食店は閉鎖(テイクアウトのみ可。アルコール販売禁止)
・宿泊施設閉鎖
・スキーパスは、オンライン購入推奨。
・スキーレンタル、スキースクールは営業する予定。
●上院からのPESシステム修正要求
上院は、今日政府に対し、PESシステムを年末までに修正し、規則をわかりやすくし、国民対し及び事業分野ごとに、できる限り簡単にわかるよう、呼びかけた。
また、政府に対し、ワクチン接種方針の提示を要請した。
●ワクチン担当政府特使
バビシュ首相は、ワクチン担当政府特使のポストを新設することを発表し、プリムラ元保健大臣(現在、保健大臣アドバイザー)がバビシュ首相を同案件について話したことを発表したため、候補者として有力視されていたが、今日、同ポストへの就任を首相に対して断ったことをマスコミに対して発表した。チェコテレビのインタビューに対しては、保健省内に既にワクチン接種について準備するグループが活動しており、ワクチンコーディネーターがすでに存在しているため、新しくポストを作ることは非生産的だと考えており、辞退したと述べている。
●チェコ商工会 事業者助成プログラムの統括化を要請
チェコ商工会は、政府に対し、規制により事業活動が不可能になる事業者向けの助成プログラムを事務的に統括し、申請手続を簡素化するよう要請した。
●感染しやすい場所
2020年5月1日~12月13日の統計上、感染する可能性の高い場所は以下のとおり。
(括弧内は累計感染者数)
社会福祉施設 (18984人)
病院 (9854人)
学校 (4547人)
運動時(スポーツ)(1323人)
衛生局の追跡結果をチェコ保健情報統計局が発表(チェコテレビ19時ニュース)
●中央銀行 公定歩合据え置き
今日、チェコ中央銀行は、公定歩合0.25%の据え置きを公表。同時に、コロナウイルス前の経済レベルへは、2022年末になっても戻らないとの見解を発表した。
●全国一斉抗原検査2日目
昨日1日目は、1万6千人弱の人が受検し、陽性率約5%(4.6%)、2日目の今日は1万人強の人が受検し、陽性率約6%だった。
プリムラ元保健大臣(現在、保健大臣アドバイザー)は、1日目の陽性率4.6%は、スロバキアの陽性率のほぼ4.5倍に相当し、チェコの感染者数の方が圧倒的に多い、と述べている。
受験希望者が多いことから、会場によっては受付定員枠を広げているため、これまで予約満杯でも、徐々に新予約を受け付けるところもある。
2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2020年12月17日現在)
チェコ全域のリスク指標が規制レベル4のカテゴリーになってから11日目。
4➡5 ウースチー州
5➡4 ヴィソチナ州、オロモウツ州
リスク指標 レベル
チェコ全域 71↑ 4
リスク指標 レベル
プラハ 59↑ 3
中央ボヘミア州 66→ 4
南ボヘミア州 68→ 4
ピルゼン州 73↑ 4
カルロビ・バリ州 68→ 4
ウースチー州 76→ 5
リベレツ州 81↑ 5
フラデツ・クラーロヴェー州
68→ 4
パルドゥビツェ州 74↑ 4
ヴィソチナ州 74↓ 4
南モラビア州 71→ 4
オロモウツ州 71↓ 4
モラビア・シレジア州
81↑ 5
ズリーン州 81→ 5
*今日になり、昨日のフラデツ・クラーロヴェー州の指標が76→68へ修正あり。
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (12月17日8時発表のデータ)
昨日 今日
絶対数 10万人 絶対数 10万人
当たり 当たり
プラハ 3019 375.11 3227 243.68
<中央ボヘミア州>
ベネショフ 363 365.14 366 368.16
ベロウン 235 247.22 254 267.21
クラドノ 517 310.54 539 323.76
コリーン 279 271.87 270 263.1
クトナー・ホラ
274 361.34 269 354.75
ムニェルニーク
410 375.11 450 411.7
ムラダーボレスラフ
451 345.95 454 348.25
ニンブルク 306 303.31 353 349.9
プラハ東部 479 258.67 489 264.07
プラハ西部 400 267.85 408 273.21
プシーブラム 344 298.86 375 325.79
ラコブニーク 153 275.37 142 255.57
<南ボヘミア州>
チェスケーブジェヨビツェ
343 175.09 421 214.9
チェスキー・クルムロフ
103 167.33 125 203.07
インドジフーフ・フラデツ
219 241.48 242 266.84
ピーセク 197 275.19 199 277.98
プラハチツェ 96 188.32 89 174.59
ストラコニツェ
129 182.28 155 219.01
ターボル 231 225.16 277 269.99
<ピルゼン州>
ドマジュリツェ
130 209.47 128 206.25
クラトビ 185 214.11 203 234.94
ピルゼン北部 215 268.82 228 285.07
ピルゼン市内 445 229.05 507 260.96
ピルゼン南部 226 355.97 219 344.95
タホフ 193 355.2 201 369.92
ロキツァニ 124 251.27 138 279.64
<カルロビ・バリ州>
へプ 126 137.5 142 154.96
カルロビ・バリ
222 193.35 213 185.51
ソコロフ 216 244.86 213 241.46
<ウースチー州>
ジェチーン 392 302.6 442 341.2
ホムトフ 214 171.27 209 167.27
リトムニェジツェ
311 259.89 391 326.74
ロウニ 294 339.14 240 276.85
モスト 234 209.47 213 190.68
テプリツェ 333 258 396 306.81
ウースチー・ナト・ラベム
429 359.48 470 393.84
<リベレツ州>
チェスカー・リーパ
289 279.77 318 307.84
ヤブロネツ・ナド・ニソウ
332 366.18 385 424.63
リベレツ 690 392.88 771 439
セミリ 259 249.54 274 369.79
<フラデツ・クラーロヴェー州>
フラデツ・クラーロヴェー
545 331.74 605 368.27
イチーン 250 312.32 248 309.83
ナーホト 318 289.2 300 272.83
トルトノフ 311 263.61 341 289.04
リフノフ・ナト・クニェジュノウ
341 429.56 357 449.72
<パルドゥビツェ州>
フルジム 475 454.05 515 492.29
パルドゥビツェ
621 353.97 672 383.03
スヴィタヴィ 322 308.63 305 292.33
ウースチー・ナド・オルリツィー
315 227.81 303 219.13
<ヴィソチナ州>
ハヴリーチクーフ・ブロト
422 444.61 493 519.41
イフラバ 291 256.1 247 217.38
ペルフジモフ 174 240.66 235 325.03
トシェビーチ 177 159.73 167 150.71
ジュジャール・ナト・サーザヴォウ
349 295.37 371 313.99
<南モラビア州>
ブランスコ 327 299.63 305 279.47
ブルノ市内 853 223.68 928 243.35
ブルノ郊外 508 226.14 547 243.5
ブジェツラフ 268 230.46 272 233.9
ホドニーン 355 230.6 310 201.37
ヴィシュコフ 335 363.03 361 391.2
ズノイモ 223 195.01 256 223.87
<オロモウツ州>
イェセニーク 100 263.38 134 352.93
オロモウツ 646 274.34 759 322.33
プロスチェヨフ
405 372.77 444 408.67
プシェロフ 485 374.48 567 437.8
シュンペルク 195 161.94 206 171.07
<モラビア・シレジア州>
ブルンタール 231 252.19 291 317.7
フリーデク・ミーステク
688 320.51 828 385.73
カルビナー 1031 418.55 1069 433.98
ノヴィー・イチーン
524 345.7 577 380.66
オパヴァ 737 418.19 773 438.62
オストラバ市内
1230 384.2 1436 448.55
<ズリーン州>
クロムニェジーシュ
519 492.68 556 527.8
ウヘルスケー・フラジシチェ
470 330.46 443 311.48
フセチーン 485 338.37 633 441.63
ズリーン 817 426.29 859 448.21
2-5.外国の様子
・クリスマス前のショッピングについて、ドイツは生活必需品以外の店舗を閉鎖(現在のところ1月10日まで)。ポーランドでは、店舗閉鎖を解除し、店舗面積100平米までは顧客1人当たり10平米、100平米以上は15平米の人数制限を導入。24日も14時まで開店。スロバキアは、19日(土)より外出禁止となるため、店舗営業は明日まで。外出禁止中も、ネット通販の商品受取り目的の外出は可。オーストリアは、店舗閉鎖を解除し、クリスマスまで買い物ができる。
・マクロン大統領の陽性が確認された。1週間隔離に入り、自宅にて執務する。マクロン大統領と接触したサンチェス首相、ミシェル欧州理事会議長も検疫隔離に入る。
・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が、ツイッターにて、12月27、28、29日を欧州ワクチン・デーとし、欧州全体でワクチン投与が始まることを告げ、欧州各国にワクチン接種の開始を呼びかけた。
① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)
直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)及び死亡者(②)
今日12月17日、ECDCは日毎から一週間に1度のデータ報告に切り替えたことを発表。そのため、毎日のデータは12月14日で中断されており、今後毎週木曜日にデータを発表する。
12月はクリスマス休暇のため、今後23日と30日にアップデートされる。
以下は14日に発表されたデータとほぼ同じだが、今日、2020年49週~50週の2週間のデータとして発表されている。
●2020年49週~50週(12月17日発表)
① ②
1. クロアチア 1208.8 22.8
2. リトアニア 1205.9 11.4
3. ルクセンブルク 1189.0 14.7
4. スロベニア 1006.0 25.6
5. スウェーデン 781.7 4.3
6. ハンガリー 683.0 23.6
7. リヒテンシュタイン 628.0 7.8
8. チェコ 576.1 13.8
9. オランダ 546.7 4.0
10. キプロス 538.6 3.4
11. ブルガリア 528.0 26.8
12. ポルトガル 524.9 11.0
13. デンマーク 523.7 1.9
14. スロバキア 500.0 6.6
15. オーストリア 472.5 16.9
16. エストニア 454.0 2.8
17. ラトビア 453.1 7.9
18. ルーマニア 436.8 11.3
19. イタリア 428.3 15.9
20. ポーランド 396.6 15.4
21. イギリス 348.2 8.9
22. ドイツ 341.1 6.9
23. マルタ 304.3 8.3
24. ベルギー 268.0 11.5
25. フランス 236.3 8.3
26. スペイン 220.9 6.3
27. ギリシャ 189.3 12.2
28. ノルウェー 117.4 1.2
29. フィンランド 112.0 1.2
30. アイルランド 80.4 1.5
31. アイスランド 49.3 0.6
② EU諸国の危険度アップデート
11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。
11月9日(月)から有効。
最終アップデート日:12月11日(金)
有効開始日:12月14日(月)
赤:イギリス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニア、ラトビア
黄(オランダ):アイスランド、アイルランド、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島、キプロス、バレアレス諸島、フランス、ギリシャ
緑:バチカン
③ チェコへの入国規定
チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。
以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。
(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)
赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)
*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)
・ドイツのバイエルン州が、12月9日(水)から1月5日(火)まで、外国からの買い物客及び観光客の入国を禁止する。
黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。
緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。
<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)
緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ
*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)
・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり感染者が100人の国)からオーストリアへ入国した場合、10日間の検疫隔離に入り、入国後5日経過してから検査を受けることが可能という規制を現在の時点で少なくとも1月10日まで導入する。(12月2日ニュース)
3. 現在有効な規制内容
3-0-1. 12月18日導入規制レベル4
・12月18日(金)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行する。
当初の規制レベル4が修正され、店舗・サービス業の営業を許可。
今後の規制レベル4は、店舗・サービス業の営業を認める。
・23日~翌朝5時まで外出禁止。
・集会人数は6人まで。
・マスクは、屋内及び屋外の指定場所(公共交通機関停留所等)にて着用。
・店舗・サービス業は閉鎖しない(営業可能)。(下院議会からこれまで重ねて出されていた要求に基づき、大規模チェーン店との条件を同じにするため):この例外は今後、規制レベル4の時は、常時認める。
・店舗・サービス業では営業が認められるが、マスク着用、2メートルの社会距離維持、手の消毒、顧客人数制限(1顧客当たり15平米)を順守する。
・日曜日も開店を許可する。
・12月24日の店舗開店時間は、例年通り12時までとする。
・飲食店は閉鎖。テイクアウトのみを認める。
コーヒー・茶などのテイクアウトが禁止されていたが、禁止を解除し、ノンアルコール飲料のテイクアウトを認める。
・18日からの規制強化後も、高齢者施設における面会を認める(面会の際に抗原検査を義務付ける)
・アマチュアスポーツの屋内トレーニングは禁止(屋内体育館、ジム、プール等の閉鎖)。屋外トレーニングは6人まで。
・アマチュアスポーツの試合は禁止。
・スキー場は12月18日よりオープン可。(スキー場の宿泊施設、飲食店は閉鎖)
・宿泊施設における余暇活動目的の滞在を18日から禁止する。
・博物館・展覧会・ギャラリーは閉鎖。(例外:国立ギャラリー「レンブラント展」、国立博物館「エジプト展太陽の王」、国立博物館「世界切手展」、絵画を販売しているギャラリーは店舗として認めて例外とすることが12月15・16日決定)
・学校は、18日が今年最後の登校日とし、18日まで現状のシステムを維持する。(12月21日、22日は休校とするため、今年のクリスマス休みは通年より2日長くなる)保育園は来週も通常どおり。保育園と大学は月曜日からレベル4の規制(遠隔授業)が導入される。
・公共の場における飲酒は終日禁止。
・市場(マーケット)における、アルコール飲料・食物の販売禁止。
3-0-2. 12月9日からの規制レベル3変更内容(12月17日まで)
・飲食店の開店時間を現在の22時までから、20時までとする。(9日からはテイクアウトも20時まで)
・公共の場における飲酒は終日禁止。
・市場(マーケット)における、アルコール飲料・食物の販売禁止。
3-0-3. 12月3日から導入される規制レベル3の主な内容(12月17日まで)
11月29日(日)、政府は12月3日(木)から規制レベル3への緩和を決定。
主な規制は以下のとおり。
・夜間外出禁止の解除(23時以降の外出可)
・公共の場における飲酒禁止の解除
<マスク着用>
・屋内はマスク着用義務継続
・屋内は規定された場所に限定してマスク着用(市内公共交通機関の停留所など)
<集会人数制限>
屋外 50人まで
屋内 10人まで
<結婚式・葬儀などの人数制限>
30人まで
<店舗・ショッピングモール>
店舗閉鎖の解除
人数制限(1顧客当たり15平米)
2メートルの社会距離を維持
日曜日も開店
フードコートは営業可、しかしテイクアウトのみ。フードコートでの着席不可。
キッズコーナーは閉鎖
試着後の製品を隔離する必要なし
<飲食店>
6時~22時まで営業可。
店内に入ることができる顧客人数は、定員の50%まで。
1テーブル4人までの着席可。
<宿泊施設>
規制なし。
*宿泊施設内のレストラン・バーなどは、飲食店の規制が課される。
<サービス業(美容院、エステサロンなど)
人数制限(1顧客当たり15平米)
2メートルの社会距離を維持
顧客は、サービス業種上可能な限り、マスク着用。
サービス業提供側は、マスク着用。シールド着用義務なし
(シールド着用義務解除については、当初の規定から変更された内容)
<スポーツ>*スポーツ関係者から、明確さに欠けるとの批判あり。<
プロ選手
・特別条件なし
・マスク着用義務なし
・観客不可
アマチュアスポーツ(余暇のスポーツ)
屋外
・2チームまで
・マスク着用義務なし
屋内運動場
・10人まで
・運動中もマスク着用義務あり
ジム(フィットネスセンター)
・人数制限(1クライアント当たり15平米)
・グループレッスンでは、インストラクター1人当たり9人まで
・マスク着用義務あり
プール
人数制限(1人当たり15平米)
*政府がプール解禁を決定したことが12月2日報道。
<博物館・展覧会・ギャラリー>
・定員の25%まで入場可
・マスク着用義務あり
<城、その他の文化遺産>
・入場するグループの人数は最大10人まで
<宗教儀礼(教会)>
1人当たり15平米、最大30人まで
<劇場・映画館>
レベル3では閉鎖。
劇場ではリハーサルは可。オンライン上演は可。
<図書館>
入館人数制限(1人当たり15平米)
2メートルの社会距離維持
<高齢者施設での面会>
12月5日から可。検査陰性の提示義務。
3-1.
① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制
*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入
<システムの仕組み>
毎日の感染状況を以下の4つのパラメータを使ってリスク指標を計算し、5段階にて評価する。
1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)
2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)
3.簡素R値(0~30点)
4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)
計算方法の詳細はこちら:https://www.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Metodika1_Metodick%C3%BDPopisIndexRizika_v11.pdf
5段階は、それぞれ、
レベル5(76点以上:紫) 危険度高
レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高
レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中
レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低
レベル1(20点以下:緑) 危険度低
各段階の規制は、下記参照。
評価は、毎日、https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19にアップデートし掲載される。 掲載は、各段階の色分けと犬の表情で表示。
*各段階の色分けと、犬(チェコ語で「PES」:感染状況を見守る番犬の意味から)の表情はこちら。
当日の評価はこちら:https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes
<レベル移行の仕方>
木曜日から次週水曜日までデータを収集。
木・金曜日にデータの評価。
新規規制(レベルが変動する場合)は、翌週月曜日より導入。
●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf
表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定。
以下、マトリックス1のレベル別の規制内容と項目別の規制内容を記載。
注:以下の規制の中にある「運営上の対策」については、詳細が明記されておらず、今後発表されるマトリックス2で公表されるとして報道されている)
注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。
<マトリックス1・レベル別の規制内容>
レベル5(紫)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:2人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人
④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止
⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)
⑦宿泊施設:制限あり
⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年を除く)
⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止
⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人
⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。
⑬博物館・ギャラリー:閉館
⑭城・歴史記念物:閉場
⑮図書館:非接触による貸し出し・返却
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖
⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト
⑱公共の場所における飲酒:禁止
⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。
㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。
㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。
㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
㉕刑務所における面会:禁止
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
リスク4(赤)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:6人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人
④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止
⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
⑦宿泊施設:制限あり
⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。
⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止
⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人
⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
⑬博物館・ギャラリー:閉館
⑭城・歴史記念物:閉場
⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖
⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト
⑱公共の場所における飲酒:禁止
⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。
㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。
㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。
㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
㉕刑務所における面会:禁止
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
リスク3(オレンジ)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人
④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止、病院の面会規制
⑤自由な移動:制限なし
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
⑦宿泊施設:制限なし
⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。
⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)
⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。
⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。
⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)
⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。
⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。
⑱公共の場所における飲酒:制限なし。
⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。
⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。
㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。
㉔温泉療養所:運営上の対策。
㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
リスク2(黄色)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人
④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。
⑤自由な移動:制限なし
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
⑦宿泊施設:制限なし
⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。
⑨スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。
⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
⑫文化関係:
観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。
⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。
⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)
⑮図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑱公共の場所における飲酒:制限なし。
⑲店舗(ショッピングモール):顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。
⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。
㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。
㉔温泉療養所:運営上の対策。
㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
リスク1(緑)
①マスク着用義務:屋内の限定された場所及び公共交通機関
②屋内及び屋外における集会人数:屋外500人、屋内100人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大100人
④病院・社会福祉施設の面会:鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。
⑤自由な移動:制限なし。
⑥行政役所の受付時間:制限なし。
⑦宿泊施設:制限なし。
⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。
⑨スポーツ試合:観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。
⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
⑫文化関係:
観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。
⑬博物館・ギャラリー:制限なし。
⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大50人)
⑮図書館:運営上の対策。
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑰飲食店:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑱公共の場所における飲酒:制限なし。
⑲店舗(ショッピングモール):顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。
㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。
㉔温泉療養所:運営上の対策。
㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。
㉖緊急事態の必要性:必要あり。
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
<マトリックス1・項目別規制内容>
① マスク着用義務
レベル5.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル4.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル3.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル2.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル1.屋内の限定された場所及び公共交通機関
② 屋内及び屋外における集会人数:
レベル5.2人
レベル4.6人
レベル3.屋外50人、屋内10人
レベル2.屋外100人、屋内50人
レベル1.屋外500人、屋内100人
③ 結婚式・葬儀・宗教儀礼
レベル5.最大15人
レベル4.最大20人
レベル3.最大30人
レベル2.最大50人
レベル1.最大100人
④ 病院・社会福祉施設の面会:
レベル5.基本的に禁止
レベル4.基本的に禁止
レベル3.社会福祉施設内の面会は基本的に禁止、病院の面会規制
レベル2.社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。
レベル1.鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。
⑤ 自由な移動:
レベル5.夜間外出禁止21時~5時
レベル4.夜間外出禁止23時~5時
レベル3.制限なし
レベル2.制限なし
レベル1.制限なし。
⑥ 行政役所の受付時間
レベル5.受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)
レベル4.受付時間を限定。運営上の対策*
レベル3.受付時間を限定。運営上の対策*
レベル2.受付時間を限定。運営上の対策*
レベル1.制限なし。
⑦ 宿泊施設
レベル5.制限あり
レベル4.制限あり
レベル3.制限なし
レベル2.制限なし
レベル1.制限なし。
⑧ 学校
レベル5.遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年を除く)
レベル4.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第
二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔
授業(例外あり)。
レベル3.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第
二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は
基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。
レベル2.保育園、特別支援学校、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯
大学は遠隔授業。
レベル1.保育園、特別支援学校、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯
大学は遠隔授業。
⑨ スポーツ試合
レベル5.プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止
レベル4.プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止
レベル3.プロの試合(観客なし、特別対策)
レベル2.観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。
レベル1.観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。
⑩ 余暇のスポーツ
レベル5.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人
レベル4.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人
レベル3.屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。
レベル2.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
レベル1.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
⑪ プール・ウェルネス
レベル5.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
レベル4.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
レベル3.人が集会する催しと同規定。
レベル2.人が集会する催しと同規定。
レベル1.人が集会する催しと同規定。
⑫ 文化関係
レベル5.文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。
レベル4.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
レベル3.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
レベル2.観客が座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最
大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクシ
ョンまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。
レベル1.観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で
最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セク
座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。
⑬ 博物館・ギャラリー
レベル5.閉館
レベル4.閉館
レベル3.入場可能人数の25%まで。
レベル2.入場可能人数の50%まで。
レベル1.制限なし。
⑭ 城・歴史記念物
レベル5.閉場
レベル4.閉場
レベル3.人数制限あり(グループあたり最大10人)
レベル2.人数制限あり(グループあたり最大30人)
レベル1.人数制限あり(グループあたり最大50人)
⑮ 図書館
レベル5.非接触による貸し出し・返却
レベル4.窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却
レベル3.1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
レベル2.2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
⑯ ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所
レベル5.閉鎖
レベル4.閉鎖
レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数
の50%まで。運営上の対策。
レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
⑰ 飲食店
レベル5.外出禁止時間外のテイクアウトのみ
レベル4.外出禁止時間外のテイクアウト
レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数
の50%まで。運営上の対策。
レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
⑱ 公共の場所における飲酒
レベル5.禁止
レベル4.禁止
レベル3.制限なし。
レベル2.制限なし。
レベル1.制限なし。
⑲ 店舗(ショッピングモール)
レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店
レベル3.顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉
鎖。
レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。
レベル1.顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。
⑳ 小売店
レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
レベル3.顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。
レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。
レベル1.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所
レベル5.閉鎖
レベル4.閉鎖
レベル3.運営上の対策。
レベル2.運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業)
レベル5.稼働上の対策。検査推奨。
レベル4.マトリックス2に基づく。検査推奨。
レベル3.運営上の対策。検査推奨。
レベル2.運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
㉓事業者(事務職・その他の営業)
レベル5.可能な限りテレワーク。検査推奨。
レベル4.可能な限りテレワーク。検査推奨。
レベル3.テレワーク推奨。検査推奨。
レベル2.テレワーク推奨。
レベル1.テレワーク推奨。
㉔温泉療養所
レベル5.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
レベル4.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
レベル3.運営上の対策。
レベル2.運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
㉕刑務所における面会
レベル5.禁止
レベル4.禁止
レベル3.運営上の対策。面接禁止。
レベル2.運営上の対策。面接禁止。
レベル1.運営上の対策。面接禁止。
㉖緊急事態の必要性
レベル5.必要あり
レベル4.必要あり
レベル3.必要あり
レベル2.必要あり
レベル1.必要あり
㉗規制順守チェック
レベル5.警察及び自治体
レベル4.警察及び自治体
レベル3.警察及び自治体
レベル2.警察及び自治体
レベル1.警察及び自治体
規制を遵守しない場合、チェコ警察が、その場で最高1万コルナまでの罰金を科すことができる。
② 検閲隔離期間の短縮
2020年9月1日から、検疫隔離期間が10日に短縮。
③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更
・隔離の規則が9月15日(火)から、以下のとおり変更になった。
目的:検疫隔離になる人の数を大幅に減らすため
・陽性者に接触していても、接触時に陽性者および本人ともにマスク又は粉塵マスク(respirator)を着用していたことがわかっており、かつ本人が無症状であれば、検疫隔離しなくてよい。
・陽性者に接触していても、本人が直近90日以内に新型コロナウイルスにかかっていれば、検疫隔離しなくてよい。(90日間は免疫ができているため)
*マスクをしていても、陽性者がくしゃみをした後に握手した場合などは、検疫隔離しなければならない。
*接触後、10日間は健康状態に注意し、症状が出た場合は、ホームドクターに連絡する。
*陽性者と接触後、症状が出ている場合は検疫隔離(quarantine)または陽性隔離(isolation)に入るが、症状が消えた後も3~4日は隔離の状態を継続する。検疫隔離(quarantine)、陽性隔離(isolation)の双方について、隔離終了のためにテストを受ける必要はない(医療関係者、社会福祉施設職員、免疫力が低下している人は例外)
・衛生局による追跡作業の方法が9月21日(月)、自己追跡(直近に接触した人を衛生局のウェブサイトで自己申告する方法)になる。
3-2.外国渡航に関する情報
11月9日(月)より有効。
*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効となる。
最終アップデート日:12月14日(月)
12月11日にフランス、ギリシャが黄色(オレンジ色)へ変更。12月14日(月)から有効。
入国申告書の様式はこちら:https://plf.uzis.cz/
相手国への入国条件 チェコへ帰国後の義務
アルバニア 無 検査・入国申告
アンドラ 無 検査・入国申告
オーストラリア 特別な条件あり 無
ベルギー 検疫隔離・検査 検査・入国申告
ベラルーシ 検疫隔離 検査・入国申告
ボスニア・ヘルツェゴビナ
検査 検査・入国申告
ブルガリア 無 検査・入国申告
モンテネグロ 無 検査・入国申告
デンマーク(黄) 特別な条件あり 無
エストニア 検疫隔離 検査・入国申告
フィンランド(黄)特別な条件あり 無
フランス(黄) 無 無
クロアチア 無 検査・入国申告
アイルランド(黄)検疫隔離 無
アイスランド(黄)検疫隔離・検査 無
イタリア 検査 検査・入国申告
日本 特別な条件あり 無
カナダ 特別な条件あり 検査・入国申告
韓国 検疫隔離・検査 無
コソボ 検査 検査・入国申告
キプロス 特別な条件あり 検査・入国申告
リヒテンシュタイン
検疫隔離 検査・入国申告
リトアニア 検疫隔離・検査 無
ラトビア 検疫隔離 無
ルクセンブルク 無 検査・入国申告
ハンガリー 特別な条件あり 検査・入国申告
マルタ(黄) 検査 無
モルドバ 特別な条件あり 検査・入国申告
モナコ 検査 検査・入国申告
ドイツ 検疫隔離・検査 検査・入国申告
オランダ 検疫隔離 検査・入国申告
ノルウェー(黄) 検疫隔離 無
ニュージーランド 特別な条件あり 無
ポーランド 無 検査・入国申告
ポルトガル 無 検査・入国申告
オーストリア 検疫隔離・検査 検査・入国申告
ルーマニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告
ロシア 特別な条件あり 検査・入国申告
ギリシャ(黄) 検査 無
サンマリノ 検査 検査・入国申告
北マケドニア 無 検査・入国申告
シンガポール 無
スロバキア 検疫隔離・検査 検査・入国申告
スロベニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告
セルビア 検査 検査・入国申告
バチカン 無 無
スペイン 無 検疫隔離・検査
スウェーデン 無 検査・入国申告
スイス 検疫隔離 検査・入国申告
タイ 検疫隔離 無
チュニス 検査 検査・入国申告
トルコ 特別な条件あり 検査・入国申告
ウクライナ 検疫隔離・検査 検査・入国申告
アメリカ 検査・入国申告
イギリス 検疫隔離 検査・入国申告
<情報源>
https://www.seznamzpravy.cz/clanek/vanoce-podle-who-slavte-venku-nebo-rozbalujte-darky-v-rousce-134154
注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。
無断転載をお断りします。
Comments