• Miwatis Praha

2020年12月4日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:4月14日

下院にてワクチン接種の規則承認

昨日、今日の新規感染者数増加 大勢に影響なし


新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標:11月13日発表、16日政府承認、18日導入:本ブログの3-1①をご参照ください)に基づく規制がこれまでのレベル5から、11月23日(月)からレベル4に変更になっています(政府発表詳細は3-0-2をご覧ください)。


11月29日(日)、政府は12月3日(木)から規制をレベル3へ緩和することを決定しました。主な規制緩和内容(まとめ)については、3-0-1をご参照ください。


チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト:https://covid.gov.cz/en/(英語版)


<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況(データ)

2.今日の動き

2₋1. 感染の様子(PES指標)

2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)

2₋3. PESシステム 各地のリスク指標

2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

2₋5. 外国の様子

① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ)

② EU諸国の危険度(11月27日アップデート)

③ チェコへの入国規定

3.現在有効な規制内容

3-0-1. 12月3日から導入される規制レベル3の主な内容

3-0-2. 11月23日からの規制変更内容

3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

② 検閲隔離期間

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

3-2.外国渡航に関する情報(11月30日アップデート)



1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数

12月3日(木)の新規陽性者数:4624人。

検査実施数(合計):20154

PCR検査陽性率:22.94%

(12月5日、保健省による修正あり。4日の発表は、25.15%だった)


・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

12月4日(金)18時00分におけるチェコ保健省の発表

当日の新規陽性者数:2433人

現在の陽性者総数:62564人

治った人の数:468812人

現在の入院患者数:4439人

累計感染者数:540094人

累計死亡者数:8718人(前日から93人増)

・入院患者数と重症者数

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci

12月3日(木)現在

入院患者数:4439人(前日から105人減)

重症者の数:582人(前日から4人減)

・プラハにおける感染状況

(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA)

12月3日(木)

新規陽性者数:502人

12月4日(金)18時現在

当日の新規陽性者数:218人

現在の陽性者総数:5585人

治った人の数:55661人

累計感染者数:62083人

累計死亡者数:837人


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き

2-1. 感染の様子

<新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく現在の状況>

全国的にオレンジ(リスク3)

12月3日(木)から規制がレベル3になった(11月29日政府が承認)。

今日12月4日(金)のリスク指標は57。https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes

11月23日(月)から57(リスク3)に下がり、現在12日間継続中。

・昨日に続いて、今日18時時点の新規感染者数、昨日の新規感染者数が1週間前よりも多い。

2-2. 今日の動き

●保健省定期ブリーフィング

保健省が毎週金曜日に行っている定期ブリーフィングの主な内容は以下のとおり。


・今週の感染状況は、先週発表した内容とほぼ同じ。


新規感染者数は減少しているが、現象傾向が期待するほど速くなく、R値は0.93前後。


65歳以上の感染数減少しているが、依然として日当たり300人ほどが新しく入院。


入院患者数も減少しているが、減少傾向が期待するほど速くない。


感染状況は安定しているが、依然として日当たり感染者数が高く、地方差が大きい。


<新規感染者総数>

 10月     11月  

総数   267333人   188194人  

内、65歳以上(*) 38768人(14.7%) 36985人 (19.7%)

*全体に対する割合


全体の新規感染者数は減少しているが、リスクの高い高齢者の感染者絶対数が10月、11月の2か月間、大きく変わらなかったため、全体に対する比率は11月の方が高くなっている。


・新規感染者数は減少傾向にあり、過去直近1週間の減少率は20.5%だが、依然として毎日4000~5000人の新規感染者数が確認されており、減少のスピードが期待しているほど速くない。


・65歳以上の感染者数も、過去直近1週間に20.6%減少しているが、減少のスピードは全体の新規感染者数と同様に期待しているほど速くない。


・感染者の5人に1人が65歳以上となっており、65歳以上は重症化する人の割合が3割であることを考慮すると、リスクは高い。


R値は現在0.93で上昇傾向にある。


・実施検査の陽性率が、抗原検査が始まっていることもあり、不安定。全体的には減少傾向にあるが、現在20%前後であり、依然として高い。


・PESシステムによる各地の状況は、先週の発表時から大きく変わり、14州のうち8州が安定してレベル3の指標を示している。残りの6州は状況が不安定。


・入院患者数、集中治療を必要とする患者数ともに減少傾向にある。このままの傾向が続けば、12月末にはコロナウイルスが通常の医療提供を圧迫しない状態になる。


・医療従事者の感染者数も減少傾向にある。医療従事者の感染状況は、人口全体の感染状況に沿った動きを見せている。

医師  860人

看護師  2357人

その他の医療従事者 1768人

合計  4985人

<今後の予測>

 現在の状況は安定しているが、すぐに悪化する可能性がある。PESシステムは導入規制を決める唯一の基準ではないが、今後、スコアが60を超える日が3日間続くことになれば、再び規制レベル4に戻る可能性がある。これを防ぐために、一人一人が規制を順守することが不可欠である。また、ワクチン接種を実施する根本的な理由でもある。


<学校教員対象の全国一斉検査>

・学校教員対象の全国一斉検査(抗原検査・任意)が今日12月4日~18日の予定で行われる。


・抗原検査キットは検査を行う会場・医師(ホームドクター、歯科医など)が入手し、費用は保険会社が負担する。


・保健省の中央管理チームが全体を統制する。


・検査は、チェコ全域にある医療主幹網である大学附属病院の他、州立病院、病院の外来、ホームドクター、歯科医(665人の歯科医が支援)など、全国1000か所以上で受けることができる。


・インターネット上の予約システムにて事前予約が必要。


<国内スキー場オープン日>

  国内スキー場を、12月18日にオープンすることを決定した。当初、政府は12月24日のクリスマスからオープンする予定だった(*昨日、バビシュ首相が24日からオープンすることを公表したばかりだった)が、国民はスキーをする(運動する)ためにスキー場へ行くと考えられ、24日からスキーをするには、その数日前から移動すると思われるため、スキー場に課される規制システムの導入準備も考慮して、18日からとすることにした。今後、リフト待ちの列の管理方法などの規制を来週月曜日に政府が発表する予定。

<医学生の勤務義務>

 政府は、特別会議で、医学生の病院での支援義務終了を承認した。医学生の病院勤務は来週月曜日に終了する。地域によっては依然として医学生の支援を必要としている地域もあり、具体的にはカルロビ・バリ州であるが、同州では医学生の代わりに軍隊が支援する。

<誤情報の修正>

・新型コロナウイルスについては様々な誤情報が流れているが、そのうちの3割がワクチンに関する内容である。

・ワクチンに関する誤情報で最も多いのは、以下の3つ。

1.ワクチンの開発期間が短期であるため、効果がない。

2.ワクチン投与の後、ワクチン内のウイルスが体内に入るため、ウイルスに感染する。

3.ワクチンは危険である。

・1について

 今回の新型コロナウイルスが発生する前に、同様のコロナウイルスについてある程度の研究が行われていたため、短期で開発されていても効果のあるワクチンである。欧州医薬品庁は、ワクチンの安全性と有効性について保証する。開発は短期間で行われたが、必要な開発段階を踏まなかったわけではなく、事務手続きに要する時間を短縮することにより可能になった。これまでに開発されたワクチンよりも非常に多くの費用をかけて開発されている。欧州医薬品庁は標準の認可手続をとっており、特別に認可したのはイギリスのみである。チェコでは欧州医薬品庁の認可したワクチンに限定して使用を許可する。今後、数週間以内に欧州医薬品庁が認可する予定。

・2について

 ワクチンはウイルスそのものを含有しているのではなく、ウイルス一部で免疫を誘導する成分が含まれているのみである。ワクチン接種により感染することはない。モデルナ社のワクチンにはウイルスの遺伝子情報が入っており、同社のワクチンを接種すると人間体内の遺伝子コードが変わるという偽情報も流れている。これは不可能であり、明らかな嘘である。

・3について

 ワクチンが危険だとする見解は、人々の間に恐怖心とパニックを引き起こすことを目的としている。ワクチンは認可後、実際の投与にあたっても、各国の医薬品庁がモニタリングする。

(ブリーフィングの内容は以上)


●ラージョヴァー保健主任の回答

 チェコテレビ19時のニュースにて、ラージョヴァー保健主任は、昨日から1週間前の数字と比べると新規陽性者数が多い日が2日続いているが、1週間、2週間の単位で数字を評価すれば全体としては減少傾向にあり、1日、2日程度、数字が増加しても大勢に影響はないことを述べた。しかし、今後も大勢に影響が出ないようにするためには、現行規制を一人一人が順守することが大切なので、ぜひ順守してほしい、と国民に訴えた。

●学校教員の一斉検査

 今日から学校教員対象の一斉検査が開始したが、希望者は少ないことが報道されている。プラハのブロフカ病院では、学校教員のみに限定した特別検査会場を設置したが、今日検査を受けに来た教員は14人のみだった。今週末には33人が予約を入れている。

●議会がワクチン無料を承認

 今日、下院議会はワクチン投与の規則について審議し、投与に関しては任意、国がEU枠内で注文し購入、最終的な費用は保険会社が負担し、接種を希望する国民に対しては無料とするための法律を承認した。危機の時期における短縮した承認手続きにて承認された。これから上院にて審議・承認される。ブラトニー保健大臣は、人口の6~7割のワクチン接種を目標としている。

 今日の下院議会では、一部の議員(自由・直接民主党及びユナイテッド党)から、ワクチン接種を受けた人にEU内を自由に旅行できるなどの特典が認められる傾向が見られるため、任意であることを明確にして、これらの特典を認めない改正案が出されたが、ブラトニー保健大臣は政治的な内容で不必要だと発言し、改正案は1票差で承認されなかった。

 ワクチン接種を行う医療設備、医師は、ワクチン1本あたり223コルナを受け取る。今日、下院にて承認された法案は、ワクチン接種により被害が生じた場合の国からの補償も認めている。具体的にワクチン接種を行う方針は、保健省が来週月曜日に政府に提案する。

2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2020年12月4日現在)


モラビア・シレジア州 3➡4

リスク指標 レベル

チェコ全域 57→  3

リスク指標 レベル

プラハ 49↑  3

中央ボヘミア州 57→  3

南ボヘミア州 52  3

ピルゼン州 51  3

カルロビ・バリ州 54↑  3

ウースチー州 64↑  4

リベレツ州 71  4

フラデツ・クラーロヴェー州

57↓  4

パルドゥビツェ州 52→  3

ヴィソチナ州 62→  4

南モラビア州 51↓  3

オロモウツ州 64↓  4

モラビア・シレジア州

62↑  4

ズリーン州 62→  4

*12月5日、カルロビ・バリ州59→54、フラデツ・クラーロヴェー州62→57(4→3)に保健省の修正あり。


2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (12月4日18時発表のデータ)


 昨日 今日

絶対数 10万人 絶対数 10万人

当たり 当たり

プラハ 2196 165.83 2209 166.81

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 294 295.73 296 297.74

ベロウン 163 171.47 158 166.21

クラドノ 413 248.07 442 265.49

コリーン 251 244.58 260 253.35

クトナー・ホラ

236 311.23 229 302

ムニェルニーク

301 275.38 315 288.19

ムラダーボレスラフ

266 204.04 278 213.25

ニンブルク 247 244.83 254 251.77

プラハ東部 304 164.17 316 170.65

プラハ西部 233 156.02 225 150.66

プシーブラム 295 256.29 290 251.95

ラコブニーク 133 239.37 96 172.78

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

302 154.16 280 142.93

チェスキー・クルムロフ

79 128.34 86 139.71

インドジフーフ・フラデツ

223 245.89 243 267.94

ピーセク 144 201.15 157 219.31

プラハチツェ 79 154.97 81 158.89

ストラコニツェ

183 258.58 182 257.16

ターボル 273 266.09 266 259.27

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

187 301.31 206 331.93

クラトビ 148 171.29 182 210.64

ピルゼン北部 143 178.8 164 205.05

ピルゼン市内 316 162.65 334 171.92

ピルゼン南部 171 269.34 174 274.07

タホフ 102 187.72 99 182.2

ロキツァニ 120 243.17 102 206.69

<カルロビ・バリ州>

へプ 120 130.96 105 114.59

カルロビ・バリ

248 215.99 247 215.12

ソコロフ 207 234.66 184 208.59

<ウースチー州>

ジェチーン 296 228.5 302 233.13

ホムトフ 238 190.48 237 189.68

リトムニェジツェ

265 221.45 263 219.77

ロウニ 269 310.3 260 299.92

モスト 311 278.4 274 245.28

テプリツェ 308 238.63 287 222.36

ウースチー・ナト・ラベム

285 238.82 293 245.52

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

292 282.67 251 242.98

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

218 240.44 219 241.54

リベレツ 416 236.87 450 256.23

セミリ 252 340.09 266 358.99

<フラデツ・クラーロヴェー州>

フラデツ・クラーロヴェー

304 185.05 318 193.57

イチーン 234 293.58 242 302.33

ナーホト 250 227.36 235 213.72

トルトノフ 220 186.48 210 178

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

256 322.49 237 298.55

<パルドゥビツェ州>

フルジム 322 307.8 312 298.24

パルドゥビツェ

307 174.99 324 184.68

スヴィタヴィ 323 309.59 295 282.75

ウースチー・ナド・オルリツィー

301 217.68 302 218.41

<ヴィソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

529 557.34 541 569.98

イフラバ 287 252.58 239 210.34

ペルフジモフ 257 355.45 233 322.26

トシェビーチ 205 185 176 158.83

ジュジャール・ナト・サーザヴォウ

307 259.82 333 281.83

<南モラビア州>

ブランスコ 305 279.47 295 270.3

ブルノ市内 743 194.84 744 195.1

ブルノ郊外 414 184.29 376 167.38

ブジェツラフ 255 219.28 230 197.78

ホドニーン 267 173.44 300 194.88

ヴィシュコフ 201 217.82 198 214.56

ズノイモ 241 210.75 237 207.26

<オロモウツ州>

イェセニーク 51 134.32 64 168.56

オロモウツ 438 186.01 418 177.52

プロスチェヨフ

278 255.88 297 273.36

プシェロフ 364 281.06 357 275.65

シュンペルク 307 254.95 301 249.96

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 143 156.12 165 180.14

フリーデク・ミーステク

520 242.24 550 256.22

カルビナー 665 269.97 665 269.97

ノヴィー・イチーン

282 186.04 281 185.38

オパヴァ 608 344.99 588 333.64

オストラバ市内

828 258.63 838 261.76

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

340 322.76 378 358.83

ウヘルスケー・フラジシチェ

366 257.34 325 228.51

フセチーン 366 255.35 393 274.18

ズリーン 566 295.33 499 260.37


2-5.外国の様子

・オーストリアでは、一部の地域(ウィーン及びチロル州、フォアアールベルク州の2州)で、一斉検査が開始した。ウィーンでは、住民2百人の3分の2が検査を受けることが見込まれている。他の6州でも来週実施予定。抗原検査を行い、陽性の場合はPCR検査を受ける。


・ハンガリーでは、昨日新型コロナウィルスが原因で死亡した人の数が189人となり、最多を記録した。


アメリカ国立アレルギー・感染症研究所は、モデルナ社のワクチンにより得られる免疫の持続期間は、最低3か月、かなりの確率で3か月以上であることを発表した。


① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数

(2020年12月4日現在)

赤色は悪化。


1. ルクセンブルク  1177.6

2. クロアチア 1117.1

3.  リトアニア 1041.1

4.  スロベニア  976.3

5. リヒテンシュタイン 813.0

6.  ハンガリー 738.3

7.  オーストリア 715.4

8.  スウェーデン 682.6

9.  ポルトガル 628.7

10. ポーランド 610.5

11. イタリア 590.3

12. ブルガリア 582.3

13. チェコ 525.0

14. ルーマニア 506.6

15. オランダ 409.1

16. キプロス 404.6

17. ラトビア 395.1

18. スロバキア 360.2

19. エストニア 358.8

20. イギリス 331.4

21. デンマーク 310.6

22. マルタ 309.4

23. ドイツ 301.9

24. スペイン 286.2

25. ベルギー 271.1

26. フランス 255.2

27. ギリシャ 245.0

28. ノルウェー 116.4

29. フィンランド 111.6

30. アイルランド 76.6

31. アイスランド 60.8


② EU諸国の危険度アップデート

 11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。

 11月9日(月)から有効。

最終アップデート日:11月27日(金)

有効開始日:11月30日(月)

 

赤:イギリス、スペイン、ポルトガル、フランス、ベルギー、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、ギリシャ、エストニアラトビア


黄:アイスランド、アイルランド、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島、キプロス、バレアレス諸島


緑:バチカン


③ チェコへの入国規定

チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。

以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。

(https://koronavirus.mzcr.cz/seznam-zemi-podle-miry-rizika-nakazy/)

(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)

赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)

*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)

黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。

緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。

<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)

緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ


*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)


・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり感染者が100人の国)からオーストリアへ入国した場合、10日間の検疫隔離に入り、入国後5日経過してから検査を受けることが可能という規制を現在の時点で少なくとも1月10日まで導入する。(12月2日ニュース)



3. 現在有効な規制内容

3-0-1. 12月3日から導入される規制レベル3の主な内容

11月29日(日)、政府は12月3日(木)から規制レベル3への緩和を決定。

主な規制は以下のとおり。


・夜間外出禁止の解除(23時以降の外出可)

・公共の場における飲酒禁止の解除

<マスク着用>

・屋内はマスク着用義務継続

・屋内は規定された場所に限定してマスク着用(市内公共交通機関の停留所など)

<集会人数制限>

屋外 50人まで

屋内 10人まで

<結婚式・葬儀などの人数制限>

30人まで

<店舗・ショッピングモール>

店舗閉鎖の解除

人数制限(1顧客当たり15平米)

2メートルの社会距離を維持

日曜日も開店

フードコートは営業可、しかしテイクアウトのみ。フードコートでの着席不可。

キッズコーナーは閉鎖

試着後の製品を隔離する必要なし

<飲食店>

6時~22時まで営業可。

店内に入ることができる顧客人数は、定員の50%まで。

1テーブル4人までの着席可。

<宿泊施設>

規制なし。

*宿泊施設内のレストラン・バーなどは、飲食店の規制が課される。

<サービス業(美容院、エステサロンなど)

人数制限(1顧客当たり15平米)

2メートルの社会距離を維持

顧客は、サービス業種上可能な限り、マスク着用。

サービス業提供側は、マスク着用。シールド着用義務なし

(シールド着用義務解除については、当初の規定から変更された内容)

<スポーツ>*スポーツ関係者から、明確さに欠けるとの批判あり。<

プロ選手

・特別条件なし

・マスク着用義務なし

・観客不可

アマチュアスポーツ(余暇のスポーツ)

屋外

・2チームまで

・マスク着用義務なし

屋内運動場

・10人まで

・運動中もマスク着用義務あり

ジム(フィットネスセンター)

・人数制限(1クライアント当たり15平米)

・グループレッスンでは、インストラクター1人当たり9人まで

・マスク着用義務あり

プール

人数制限(1人当たり15平米)

*政府がプール解禁を決定したことが12月2日報道。


<博物館・展覧会・ギャラリー>

・定員の25%まで入場可

・マスク着用義務あり

<城、その他の文化遺産>

・入場するグループの人数は最大10人まで

<宗教儀礼(教会)>

1人当たり15平米、最大30人まで

<劇場・映画館>

レベル3では閉鎖。

劇場ではリハーサルは可。オンライン上演は可。

<図書館>

入館人数制限(1人当たり15平米)

2メートルの社会距離維持

<高齢者施設での面会>

12月5日から可。検査陰性の提示義務。


3-0-2. 11月23日からの規制変更内容

(PESシステム上、レベル5からレベル4に変わる際の詳細)

(PESシステム上、レベル5からレベル4に変わる際の詳細)


<外出規制>

外出禁止(現在21時~翌日4時59分)の時間帯を、23時~翌日4時59分とする。(新しく、「自宅への帰路」は例外として認める)


<結婚式・葬儀・宗教儀礼>

20人までの参加を認める。


<親戚・家族以外の人が集まる時の人数(集会人数)>

6人まで可(現在2人まで)


<小売店・サービス業>

クリスマスツリー、鯉、クリスマスの飾り物の屋外における販売可。

店舗は23時まで営業可。

アフリカ豚熱予防対策のため、武器及び火薬販売を認める(狩猟者からの要請)


<文化関係・その他>

コンサート・音楽会・映画上映・サーカスなどの上演を観客なしにて認める。

消防隊メンバーの職業訓練、自動車学校のテストなど、ある行為を行う上で法律上定められている条件を満たすための試験実施可。


<店舗・営業所への入場制限>

面積15平米までの小規模店舗・営業所では、顧客1人までの規制について、大人が同伴する15歳未満の子ども及び身体障害者の同伴者に対しては適用しない

その他の店舗においては、大人が同伴する6歳未満の子どもは同規制の対象外とする。

乳母車を引く親(両親)に対し、店舗又は営業所は、買い物用カートの使用を求めてはならず、乳母車の子どもは人数制限対象外にしなければならない。


<学校>

11月23日から、国際的に認定されているテストの実施可。


11月25日から、高校及び高等専門学校の最終学年、高等音楽・舞踊学校(コンセルヴァトワール)が通常授業を再開、学生のインターン、基礎芸術学校及び語学学校におけるマンツーマン指導を認める。


大学では、実習、ラボ研究、実験、芸術科目の授業について、最終学年のみ、学生20人までのグループにて実施可、及び博士課程の個人カリキュラムにおける指導可。


11月30日から、基礎学校第一段階全学年(注:第一段階は1~5年生)及び9年生の学校における通常授業再開。基礎学校第二段階(注:第二段階は6~9年生)及び多学年制ギムナジウム(6年生から転校入学する高校までの一貫カリキュラム)の2グループ交代制開始。


<公共行政機関>

公務員は最小限の人数にてどうしても必要な業務のみを行う態勢に緩和するが、クライアント(市民)との接触を必要最小限制限し、受付時間は1週間に2日、最長5時間とする。


3-1.

① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入


<システムの仕組み>

毎日の感染状況を以下の4つのパラメータを使ってリスク指標を計算し、5段階にて評価する。

 1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)

 2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)

 3.簡素R値(0~30点)

 4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)

計算方法の詳細はこちら:https://www.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Metodika1_Metodick%C3%BDPopisIndexRizika_v11.pdf


5段階は、それぞれ、

レベル5(76点以上:紫) 危険度高

レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高

レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中

レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低

レベル1(20点以下:緑) 危険度低

各段階の規制は、下記参照。


評価は、毎日、https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19にアップデートし掲載される。 掲載は、各段階の色分けと犬の表情で表示。

*各段階の色分けと、犬(チェコ語で「PES」:感染状況を見守る番犬の意味から)の表情はこちら。

https://www.mzcr.cz/tiskove-centrum-mz/epidemiologickou-situaci-bude-nove-znazornovat-system-hodnoceni-pes/

当日の評価はこちら:https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes


<レベル移行の仕方>

木曜日から次週水曜日までデータを収集。

木・金曜日にデータの評価。

新規規制(レベルが変動する場合)は、翌週月曜日より導入。


●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf

表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定。


以下、マトリックス1のレベル別の規制内容と項目別の規制内容を記載。


注:以下の規制の中にある「運営上の対策」については、詳細が明記されておらず、今後発表されるマトリックス2で公表されるとして報道されている)

注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。


<マトリックス1・レベル別の規制内容>

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年を除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク4(赤)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:6人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止

⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク3(オレンジ)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人

④病院・社会福祉施設の面