2020年8月7日(土)夕刻時にチェコテレビ、インターネットでチェコの各メディアが報道しているチェコ、欧州におけるコロナウィルスの状況を伝えるニュースをお伝えします。
1.国内コロナウイルスの状況
・8月6日(木)の最終新感染者数は215人。現在の時点の感染者数は、4809人。
・感染状況が最も悪いのは、ヤブルンコフにある高齢者施設で75人が感染しているため、依然としてフリーデク・ミーステク地方だが、当地方でも、プールでの入場制限解除などが始まり、状況が良くなってきている。
・カルビナー地方の炭鉱OKDでも、来週から稼働が再開する。同社では、8月17日から、一日当たり500~600人の検査を行い、各社員が2週間に一度検査を受ける体制にする。
・7月にチェコ国外で感染した人の数は140人程度、国内の感染者は5千人ほどになっていることが、チェコテレビのニュースで報道されている。
・チェコは、自主隔離の期間を2週間から10日に短縮する予定であることを、チェコ衛生主任が述べた。
2.国内観光業の様子
・2020年第2四半期におけるチェコ全体の宿泊施設の利用度は、前年比で83%減少。観光客数では、94%の減少。プラハの宿泊施設利用度は、93%の減少。国は、33億コルナの助成金を用意する。
3.外国の様子
・スロベニアが、6日(木)から7日(金)にかけての午前0時から、チェコを黄色の危険度「中」の国に位置付け、チェコからの観光客に対し、スロベニア入国の際に14日間の自主隔離を義務付けた。現在、すでにスロベニアに入国しているチェコ人、クロアチアへ行くためにスロベニアを通過する目的で入国する人(12時間以内に通過すること)は対象外。理由は、チェコの10万人当たりの感染者数が、スロベニアの数字より3倍ほど高いため。
・ノルウェーは、チェコを、フランス、スイス、モナコと同様に赤色の危険度「大」の国に位置付け、7日(金)真夜中から入国するチェコ人に対して、10日の自主隔離を義務付けた。
注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネットなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切弊社にて責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。
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