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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2021年10月14日~17日チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2021年10月18日


感染状況さらに悪化

ワクチン接種促進を目的とした対策(保健省の提案)


<目次>

3.EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)(2021年10月14日更新)

4.各国の感染リスク度表示(2021年10月15日更新)

5.チェコへの入国規定(2021年9月11日更新)



1. 感染状況データ

・今日の感染状況

10月17日(日)8時におけるチェコ保健省の発表


10月13日(水)の新規陽性者数:1500人

(前週水曜日比 455人多い)

10月14日(木)の新規陽性者数:1537人

(前週木曜日比 550人多い)

10月15日(金)の新規陽性者数:1789人

(前週金曜日比 772人多い)

10月16日(土)の新規陽性者数:1157人

(前週土曜日比 492人多い)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

10月17日現在86人 (10月16日現在81人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

10月17日現在141人 (10月16日現在135人)


PCR検査実施数累計:11,152,796件

PCR検査実施数(10月16日):16,188件

抗原検査実施累計:28,161,303件

抗原検査実施数(10月16日):28,879件


全検査の陽性率(10月16日現在):7.07%(9.31%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(10月16日現在)

当日の接種回数:3035

累計:11,948,638

ワクチン接種完了:6,026,805人

治った人の数:1,661,924人(修正が入ったものと思われる)

現在の入院患者数:463人

累計感染者数:1,708,925人

累計死亡者数: 30,545人


10月16日(土)現在

入院患者数:463人(10月15日の478人から15人減)

重症者の数:86人(10月15日の88人から2人減)


*1週間前10月9日の入院患者数は328人、重症者の数は57人だった。

10月10日(日)以降、上昇傾向がさらに強まっている。。


10月16日(土)

新規陽性者数:193人

10月17日(日)8時現在の発表

治った人の数:189,817人

累計感染者数:195,225人

累計死亡者数:2,781人


各州の状況はこちら



PESシステム リスク指標(2021年10月17日現在)


リスク指標 規制レベル(相当)

チェコ全国    70→     4

10月12日リスク指標は57から、10月15日(リスク指標70)まで上昇。


2.今日の動き

<2021年10月14日~17日ニュース>

●感染状況(10月14日)

・10月13日(水)の日当たり新規陽性者数は1500人(14日マスコミ上の発表では1497人。保健省の最終発表では1500人)。先週水曜日比にて455人多い。

・10月12日(火)、入院患者数が400人を超え、418人。

(10月2日の230人から増加している)

・R値は1.26。

・過去直近1週間における人口10万人あたりの新規陽性者数が69人に増加。


・各地の感染状況(過去直近1週間における人口10万人あたりの新規陽性者数)

モラビア・シレジア州 117人

南ボヘミア州 111人

プラハ 87人

・・・

リベレツ州 23人

フラデツクラーロベー州 23人


●感染状況(10月15日)

・10月14日(木)の日当たり新規陽性者数は1534人。今週の火曜日(12日)から1500人を超える数字が3日間続いている。前週木曜日比にて、548人多い。

・入院患者数は、448人。この約5分の1に相当する80人が重症者。

・過去直近1週間における人口10万人あたりの新規陽性者数が74人に増加。

・R値は、1.33に増加。


・各地の感染状況(過去直近1週間における人口10万人あたりの新規陽性者数)

モラビア・シレジア州 123人

南ボヘミア州 115人

オロモウツ州 95人

プラハ 90人

・・・

リベレツ州 25人

フラデツクラーロベー州 25人


●感染状況(10月16日)

・10月15日(金)の日当たり新規陽性者数は、1781人。5月初め以来の最多。前週金曜日比では764人多い。

・入院患者数は459人(約2割相当の87人が重症)。前日比では少し減少したものの、前週比では121人増。

・死亡者数も増加(今週29人、先週19人)。9月前半の死亡者数は日当たり1桁の人数だった。

・R値は、1.33から1.45へ増加。(8月末から増加)

・過去直近1週間における人口10万人あたりの新規陽性者数が74人から81人に増加。


・各地の感染状況(過去直近1週間における人口10万人あたりの新規陽性者数)

モラビア・シレジア州 136人

南ボヘミア州 127人

オロモウツ州 100人強

プラハ 90人

・・・

リベレツ州 25人


*1年前、日当たり新規陽性者数1万人、入院患者数約3000人(500人強が重症)だった。


●感染状況(10月17日)

・10月16日(土)の日当たり新規陽性者数は、1157人。週末の数字としては、5月初め以来の最多。前週土曜日比では492人多い。

・入院患者数は463人。前日比では15人減少したものの、前週比では135人増。

・重症者数は、入院患者数の約5分の1に相当する86人。前週比で29人増。

・R値は、1.46から1.41へ減少。

・過去直近1週間における人口10万人あたりの新規陽性者数が86人に増加。1週間前は56人だった。


・ワクチン接種完了者の数は600万人強で、人口6割に達していない。夏以降のワクチン接種状況は停滞している。


●3回目接種用のワクチン(10月14日ニュース)

3回目接種は、病院又は各自の総合診療医(praktický lékař)にて受けることになっているが、バビシュ首相は、10月14日(木)、総合診療医にて遅くとも10月25日からファイザー・バイオンテックのワクチンが用意されることを発表した。


●現在の感染拡大に対する対策(政府への提案前段階)

10月15日(金)、保健省は、以下を政府に提案することを発表した。(まだ正式に決定してはいないが、10月14日から以下の内容をまずバビシュ首相が発言し、15日保健省が政府に提案することを公式発表した)


ボイチェフ保健大臣は、以下の案を、新連立政権と話し合うとしている。

*ゼマン大統領は依然として軍中央病院の集中治療室に入院、病状が国民に対して公表されておらず、今週水曜日に予定されていた組閣の委任は行われなかった。バビシュ首相は、10月15日夜、今後、大統領から組閣を委任されたとしても断り、ANOは野党側に回り、市民民主党、TOP09、キリスト教同盟、海賊党、市長・無所属の5党が組む連立政権に政権を譲ることをすでに発表しており、TOP09のブラスチミル・バーレク(政治家・医師)が次期政権の保健大臣になると考えられている。そのため、ボイチェフ保健大臣は、バーレク氏と新しい規制について相談すると述べている。


1.検査結果有効期間の短縮の提案

現在、抗原検査の検査結果は3日間、PCR検査の結果は7日間有効だが、12月から、抗原検査は1日、PCR検査は3日間に短縮に提案。


2.検査有料化の提案

12月1日から、検査の有料化。

現在は、抗原検査は1週間に一回、PCR検査は1か月に二回、公的保険により費用が賄われているため、保険会社が年間20億チェココルナを負担している。


「ワクチン接種も健康保険から支払われるため、検査まで健康保険から支払われるべきかどうかは疑問である」(ボイチェフ保健大臣の発言)


<検査有料化の例外>

・検査は有料になった後も、12歳未満の子どもに対しては有料化導入後も無料。

・12歳以上でも、1回目接種を受けている人は例外とする。

・新型コロナウイルスに感染したと思われる症状のある人、感染者と接触した人は例外として無料。

・感染者と接触したために隔離に入った後、隔離を終了するために受ける検査も無料。


・保健省は以上の措置導入により、現在の感染状況悪化に対応(ワクチン接種を促進)する方針。

「ワクチン接種が唯一の解決策」(ボイチェフ保健大臣の発言)

「現在の新型コロナウイルスによる入院患者は、8割が非ワクチン接種者」(保健情報分析研究所ドゥシェク所長の発表)


3.隔離期間の短縮

隔離期間を現在の2週間(14日間)から7日間へ短縮し、PCR検査結果が陰性の場合、隔離期間終了とする提案。


<その他>

ボイチェフ保健大臣は、以上の対策の他、飲食店における非感染証明のチェックを飲食店側が行うことを希望しているが、飲食店側が反対している。


●保健情報分析研究所による感染状況(10月15日ニュース)

保健情報分析研究所ドゥシェク所長は、10月15日(金)、以下を発表した。


・現在の感染状況は、「現実的なシナリオ」として想定していた感染状況に基づいている。

・非ワクチン接種者の間で感染が大きく拡大した場合、感染状況が悪化し得る。

(現在、約400万人の人がワクチン接種を受けていない。そのうち40万人は高齢者)

・感染者数は、昨年秋と比べると、5分の1。

(実施検査の陽性率は現在、約6%。昨年秋は30%だった)

・病院における負担も大きくなく、使用病床率は3%であるため、病院における新コロナウイルスによる感染以外の医療提供体制を制限する必要はない。

・現在、主に若者、非ワクチン接種者の間で感染が拡大している。ワクチン接種を受けていない人が依然として多いため、状況が悪化し得る。


<ボイチェフ保健大臣のコメント>

・「現在のウイルスは主にデルタ株であるため、守られていない人(注:抗体のできていない人)は、遅かれ早かれ感染することになる」

・残念ながら、感染状況は改善される方向に向かっていない。感染状況を表す指標すべてが増加している。


●学校における様子(10月15日ニュース)

10月15日(金)、スブルチノバー衛生主任は、学校における感染の様子について、以下を述べた。


9月1日の新学年開始後、これまで約2420人の生徒の陽性が確認された。隔離に入った生徒の数は1万2000人。4校が休校。9月初め全国一斉に学校にて行われた検査では、438人の陽性が確認された。


●クラスター発生状況

10月15日(金)、スブルチノバー衛生主任は、学校における感染の様子について、以下を述べた。


・10月に発生したクラスターの数は244か所。多くが家庭、職場、学校で発生。症状が出ていても職場へ出勤したケースが確認されている。

・学校にて外部の劇団が上演した場にて、俳優が生徒に対してマスクを取るよう呼びかけたため、今週(10月11日の週)に1件クラスターが発生した。このクラスターにおける感染者数は5人。

→このため、衛生局は、規制順守のチェックを全国的にこれまでの2~3倍に強化する予定。

この春から、衛生局が行ったチェックの件数は4万5000件ほどとなっている。


●感染状況悪化に対する専門家の提案

ペトル・スメイカル疫学者を中心とする専門家グループは、今後の対策について、以下を推奨することを発表した。


・過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数が100人を超えた地域にある学校にて新型コロナウイルスの検査導入を推奨。今回の検査は、ワクチン接種を受けていない、又は過去直近半年間に新型コロナウイルスに感染していない生徒・学生を対象とする。


・過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数が200人を超えた場合は、同様に企業においても検査を行うよう推奨。


*現在、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数が100人を超えた地域に相当するのは、モラビア・シレジア州、南ボヘミア州、オロモウツ州。


 また、以上の推奨の他、下記を発表している。

・今年の春に導入していた規制を、感染度を示す数値が同じだから同様の規制を再導入することは意味がない。

・継続実施可能の安価な対策(ワクチン接種、検査、衛生局による規制順守チェック)を推奨する。これらの対策を行えば、陽性者、入院患者者数の増加阻止に十分対応できる。

・ワクチン接種を受けていれば、感染したとしても、重症化又は死亡に至る可能性は比較的低い。

・ワクチンがあること、国民の一部は過去すでに感染していることから、状況は昨年と異なる。しかし、どの程度、国民に抗体ができているのかわからないため、国民における抗体形成に関する調査の継続を推奨。

・室内における非感染対策のチェック強化を提案。現行対策が十分に守られておらず、順守しているかどうかのチェックも不十分であることが、現在、感染悪化につながる原因の一つとなっている。


●抗体薬(抗体カクテル療法)

新型コロナウイルスに感染して重症化する可能性がある場合、抗体薬(抗体カクテル)を投与すればリスクを軽減できるため、チェコ保健省は重症化する可能性の高い人が感染者と濃厚接触した場合、すでに検査結果が出る前に抗体薬を投与するよう推奨している。しかし、抗体薬はすでに購入しているものの、実際の投与数が少ないため、薬が使用期限切れになる可能性が出てきている。


抗体カクテル療法の対象者は、65歳以上の高齢者(全員)、肥満症、糖尿病、臓器移植を受けた人、55歳以上でも高血圧の人など。いずれも感染初期又は感染者と接触後4日以内である場合となっている。


プラハにあるモトル病院では、3月から約150人の人が抗体カクテル療法を受けているが、薬の在庫数は約6000投与ほどとなっており、在ブルノ大学医学部附属病院でもこれまで165人が受けているが、在庫数は約5000投与ほど残っている。薬の使用期限は2023年1月~2月。ブルノの病院では、今後の投与もこれまでのテンポで継続していくと、使用せずに処分せざるを得ないと述べている。

(チェコテレビウェブサイトの記事から)


●各国の危険度

 保健省は、10月15日(金)、各国の危険度をアップデートした。10月18日(月)から、以下の国の危険度が下記のとおり変更となる。


感染リスク低の国(緑色):イタリア、マデイラ

感染リスク中程度の国(オレンジ):ポーランド、スウェーデン

感染リスク高の国(赤色):フィンランド、ルクセンブルク、ハンガリー


保健省のページ(10月16日発表)はこちら


●外国の様子(チェコテレビのウェブサイト記事から)

・ロシアでは、新型コロナウイルスによる日当たり死亡者数が初めて1000人を超え、1002人だった。新規陽性者数も3万3208人で最多。この数日間、過去最多となる日が続いている。(2021年10月16日ニュース)


・アメリカは、11月8日から、アメリカ当局が承認していないワクチン(但し、世界保健機関にて登録されていること)を接種している観光客の入国を許可する。これまで、約1年半にわたり、外国からの観光客入国が禁止されている。欧州との関係では、アストラゼネカのワクチン接種を受けている人も入国可となる。アメリカへの入国時には、ワクチン接種を受けていても、ワクチン接種証明の他に陰性証明の提示が求められ、入国後の隔離は免除される。(2021年10月16日ニュース)


・フランスでは、10月15日(金)からワクチン接種を受けていない人がPCR検査(44ユーロ)又は抗原検査(25ユーロ)を受ける場合、有料となる。この他、すでに医療従事者のワクチン接種義務化、非感染証明の提示(列車乗車時、飲食店への入店、劇場への入場、スポーツ観戦時など)等が義務付けられている。フランス国内の感染状況は今年7月に日当たり感染者数が2万人程度に増加した時よりも良好で、現在の日当たり感染者数は5000~6000人、入院患者数、重症者数ともに増加していない。チェコテレビの特派員は、フランス政府は、冬場に入ってから感染状況が悪化することを見込んでおり、現在の対策は予防対策としての意味合いが強いことを伝えている。


・イタリアでは、10月15日(金)から、出勤の際に非感染証明の提示が義務付けられている。今週水曜日に下院にて決定した。この措置に対し、10月16日(土)、各地で抗議デモが行われた。


・スロバキアでは、10月18日の週から、5地方(州よりも小さい行政区であるokres。全79)にて感染リスク度が最大となり、飲食店、宿泊設備などに規制が導入される。


3. EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)

及び人口100万人当たりの死亡者(②)

(2021年10月14日アップデート)


統計の対象は2週間 2021年39週目及び40週目

(39週目:9月27日~10月3日、40週目:10月4日~10月10日)


     ①  ②

1. リトアニア 972.23 120.25

2. ラトビア 864.40 61.33

3. エストニア 859.23 40.63

4. ルーマニア 858.96 167.47

5. スロベニア 555.33 24.33

6. クロアチア 441.58 42.38

7. ブルガリア 402.81 167.88

8. スロバキア 396.00 23.64

9. アイルランド 372.25 14.30

10. ギリシャ 287.63 42.54

11. オーストリア 284.51 13.14

12. ベルギー 243.34 10.59

13. ルクセンブルク 200.60 1.60

14. キプロス 179.84 6.76

15. オランダ 159.25 3.10

16. アイスランド 143.08 0.00

17. ドイツ 137.05 9.69

18. ノルウェー 123.58 3.91

19. デンマーク 121.83 4.29

20. フィンランド 113.55 4.89

21. チェコ 97.79 4.68

22. フランス 92.38 8.75

23. ハンガリー 83.88 13.51

24. ポルトガル 82.07 9.03

25. スウェーデン 81.07 3.29

26. イタリア 67.07 10.13

27. スペイン 54.52 11.18

28. ポーランド 51.76 7.82

29. マルタ 49.56 3.89

30. リヒテンシュタイン

49.04 0.00


*赤字は先週から増加。


4.各国の感染リスク度表示

保健省は、10月15日(金)、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2021年10月18日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

オーストラリア

チリ

ヨルダン・ハシェミット王国

カナダ

韓国

サウジアラビア

リヒテンシュタイン

イタリア

マルタ

ニュージーランド

ルワンダ

カタール

クウェイト

アラブ首長国連邦

バーレーン

台湾

ウルグアイ

バチカン

香港

マカオ

カナリア諸島

マデイラ


*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国) アンドラ

デンマーク

ポーランド

フランス

アイスランド

キプロス

モナコ

オランダ

ノルウェー

サンマリノ

ポルトガル(アゾレス諸島を含む)

スペイン(バレアレス諸島を含む)

スウェーデン

スイス


赤色の国(感染リスクが高い国)

ベルギー

ブルガリア

クロアチア

アイルランド

オーストリア

ギリシャ

スロバキア

ドイツ

フィンランド

ルクセンブルク

ハンガリー


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

エストニア

リトアニア

ラトビア

ルーマニア

スロベニア

その他、上記以外の国すべて(日本


保健省発表の各国危険度はこちら


5. チェコへの入国規定

9月11日から有効となったチェコへの入国規定


以下は、保健省のページを訳した内容(一部概要)


以下の人は、下記の帰国時規則から免除される。

① ワクチン接種完了し、最終接種から14日間が経過し、新型コロナウイルスに感染している症状のない人。ワクチン接種者も、入国申告書記入義務あり。


ワクチンの接種については以下が認められている。

・チェコ国内又はEU諸国内にてワクチン接種を受けた認証を持っている人。

・EU諸国外の国でワクチンを受けている場合は、英語で書かれた書面上の接種証明書又はEUの認める電子認証を所持し、EMAが登録又はWHOが緊急使用として承認しているワクチンである場合。書面による証明書は、所定の内容が記載されており、書面上の証明書から遠隔で内容を直接確認できること。


② これまで新型コロナウイルスに感染したことがあり、陽性が初めて確認された検査から11日以上180日以下の期間にあり、新型コロナウイルス電子認証に関するEU規則に基づいて発行された認証を持っている人。感染証明を持っている人も、入国申告書記入義務あり。


チェコへ向けて出発する前の滞在国にて新型コロナウイルスに感染し、隔離終了したことを証明する外交覚書を持っている人。入国申請書記入義務あり。


④ 6歳未満の子ども

  6歳未満の子どもは、入国申告書記入義務対象外。

⑤ 12時間以内にチェコ国内を通過する人。

⑥ 国際運送業の作業員

など。


<各感染リスクレベルに応じた入国規定>

感染度が低い国(緑色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔 離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが中程度の国(オレンジの国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが高い国(赤色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。


感染リスクが高い国(濃い赤色の国)

入国申告書(Public Health Passenger Locator Form) の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。


感染リスクが極端に高い国(黒色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの渡航開始前に、陰性結果(書面又は所定認証で、48時間以内に受けた抗原検査又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果)を所持。

③ チェコへ入国後、24時間以内に受けるPCR検査の予約確認書を所持。(国境検問にて要請に応じて提示)

④ 入国申告書、検査結果及び入国後24時間以内に受けるPCR検査の予約確認書を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

⑤ チェコへ入国後、10日~14日目に再度PCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。

⑥ PCR検査陰性結果が出るまで、自主隔離。


「EU諸国以外の国の国民で、チェコが発行した滞在許可を持っていない人、又はチェコ以外のEU諸国プラス*の発行した滞在許可又は永住許可を持っていない人について、現在住んでいる国が感染リスク低ではない場合、現在、チェコへの入国は禁止されている。この禁止の例外は、保健省の感染対策(II./2及びII./3)**に記載されている」(内務省のホームページから)

→9月20日(月)より、日本は濃い赤色の国となったため、チェコが発行した滞在許可を持っていない人、又はチェコ以外のEU諸国(EU諸国+)の発行した滞在許可又は永住許可を持っていない人に対するチェコへの入国は、9月20日(月)より不可能となっている。


<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3385608-pribylo-1497-nakazenych-kvuli-sireni-koronaviru-zaseda-vladni-zdravotni-rada

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3387048-v-sobotu-pribylo-1157-pripadu-covidu

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