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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2021年11月19日・20日・21日チェコ コロナウイルス関連ニュース


11月19日(金)の日当たり新規感染者数1万4119人

オーストリア 月曜日から全国民対象に全国一斉のロックダウン


<目次>

3.各国の感染リスク度表示(2021年11月5日更新)

4.チェコへの入国規定(2021年10月27日更新)



1. 感染状況データ

・今日の感染状況


11月20日(土)の新規陽性者数:14402人

(週末、祝日の数字では過去最多)

(前週土曜日比 5232人多い)

11月20日(土)8時におけるチェコ保健省の発表


11月19日(金)の新規陽性者数:22936人

(前週金曜日比 8710人多い)

11月18日(木)の新規陽性者数:13416人

(前週木曜日比 3004人多い)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

11月20日現在929人 (11月19日現在847人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

11月20日現在1589人 (11月19日現在1461人)


PCR検査実施数累計:12,794,184件

PCR検査実施数(11月19日):85,870件

抗原検査実施累計:29,782,844件

抗原検査実施数(11月19日):60,167件


全検査の陽性率(11月19日現在):42.06%(34.78%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(11月19日現在)

当日の接種回数:56,208人

接種回数累計:13,001,755回

ワクチン接種完了:6,243,479人

治った人の数:1,751,539人

現在の入院患者数:4,890人

累計感染者数:1,980,849人

累計死亡者数: 32,005人


11月19日(金)現在

入院患者数:4890人(11月18日4978人)

重症者の数:724人(11月18日726人)

*後日、過去のデータが遡って修正されている。


11月19日(金)

新規陽性者数:2848人

11月20日(土)8時現在の発表

治った人の数:202,788人

累計感染者数:229,513人

累計死亡者数:2,907人



2.今日の動き

●感染状況(11月20日ニュース)

・11月19日(金)の日当たり新規陽性者数は、2万2936人で過去最多。

前週金曜日比にて8710人多い。


・過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数も929人となり、過去最多。

これまでは、今年1月9日の849人が最多だった。


・感染状況が各州により大きく異なる。

過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数

感染状況が最も悪い州:オロモウツ州 1334人

南モラビア州 1191人

ズリーン州 1171人

モラビア・シレジア州 1046人

(1000人を超えている州は以上の4州)

比較的感染状況の良好な州:カルロビバリ州 319人


・11月18日(木)に死亡した人の数は110人で、今年4月以来初めて100人を超えた。


・今週月~金曜日の新規陽性者数合計は8万4539人。11月17日(水)が祝日で検査実施件数少ないにも関わらず、先週月~日曜日までの総数をすでに超えた。


・11月19日(金)現在の入院患者数は4890人。うち重症者数は724人。


・病院の医療従事者数が新型コロナウイルス入院患者増加により対応しきれなくなっているため、病院によっては、予定されていた医療提供を延期している。11月19日(金)現在、軍隊が全国24の病院及び社会福祉施設にて支援。11月22日(月)からは、さらに15の病院・社会福祉施設にて支援を行う。


・11月19日(金)、チェコにおける新型コロナウイルスの死亡者数が3万2000人を超えた(現在、3万2005人)。


・予防検査及における陽性率は、先週の3.8%から6.47%に増加。感染者と接触したために検査を受ける人の陽性率は、11.27%から16.48%へ増加している。有症状者の検査における陽性率は、先週から8%増加し、42%となった。(いずれの場合も、今年初めの陽性率より低い)


・11月19日(金)のワクチン接種回数は5万6208回。


●11月22日(月)からの規制強化

11月19日(金)、政府は前日18日に発表していた対策を承認し、導入が確定したことを発表した。

① 非感染証明として陰性検査を除外。(飲食店、宿泊施設、サービス業営業所、クリスマス市場における飲食時などで、ワクチン接種完了の証明又は過去6か月間に新型コロナウイルスに感染したことの証明のみが認められる)


O-T-N(O:očkováníワクチン接種証明、T:test検査陰性証明、N:nemoc感染証明)からO-Nへの変更。


*12歳未満の子どもは規制対象外、18歳未満の青少年はPCR検査の陰性証明提示可。

*1回目接種後、2回目接種までの期間にある人、2回目接種後14日が経過していない人もPCR検査の陰性証明提示可。

*結婚式、葬儀は参加者30人以上の場合、O-Nとなる。

*病院における面会、出産時の父親同伴、社会福祉施設ではPCR検査及び抗原検査(但し、簡易検査キット使用は不可)による陰性証明を認める。湯治施設ではPCR検査による陰性証明のみ可。


② 学校における検査

1週間に1度の頻度にて、2月末まで継続。


③ 企業におけるワクチン非接種者の定期(1週間に一度)検査実施。

・受検対象者は、年齢に関係なく、ワクチン非接種者に限定。

(政府は、18日、60歳以上はワクチン接種者も検査を受ける、と発表していたが、変

更となった。これについて、チェコモラビア労働組合協会ストシェドゥラ会長は、感

染者でもウイルスを他の人にうつす可能性があるため、矛盾している上、政府の対応

に一貫性がないとして批判した)

・11月22日(月)から頻度は1週間に一度にて実施。

(11月29日までに1回目を実施すること)

・企業における検査は、2月末まで継続する予定。(現政権バビシュ首相の想定)

・抗原検査(簡易検査キットも可)の実施にて可。

・国は1人当たり1回60コルナを支給。

・ワクチン非接種者が出張時、通院時、その他のやむを得ない場合に宿泊施設を利

用する場合、11月22日以降もPCR検査の陰性証明提示を認める。

*休暇・余暇目的にて宿泊施設を利用する場合は、接種証明又は感染証明のみを認

める。


<テレワークの導入>

政府は行政役所に対し、以下を指示した。

・できる限りテレワーク体制に移ること。

・出勤中は、自分たちの事務室にて勤務している場合を除き、呼吸器を覆う保護具を着用すること。

・政府は、昨年9月時に設定されていた内容を奨励し、電子媒体、電話などにより、紙面ではなくできる限り電子媒体の様式を使用、一般市民を受け付ける窓口ではアクリルガラスなどのシールドを設置すること。


●検査キットの状況

ハブリーチェク産業貿易大臣は、現在、倉庫に300万回分ほどの検査キット在庫があり、2週間分ほどの数量に相当するため、十分な数が用意されていると発言した。しかし、使用者協会は、実際は現在、入手不可能な状況になっており、また1回60コルナでは購入不可能であることを公表している。


●規制導入時の手当

11月19日(金)、22日からの規制強化に伴い、政府は育児手当、隔離時における日当たり370コルナの手当支給について承認した。現在、社会労働省は、11月初めに遡及して支払う案を提示している。今後、下院、上院の承認、大統領の署名の手続きへと移る。

政府は、企業対象の補助金について今後検討予定。


●総合診療医協会のションカ会長の発言(11月20日ニュース)

総合診療医協会のションカ会長は、チェコテレビに対して、以下を述べた。


・総合診療医が呼吸器感染症を患う患者の診療・治療に追われている。

・患者の多くが新型コロナウイルスに感染している。

・当初考えられていたほどワクチンがうまく作用せず、ワクチンの効力も、効力の持続期間もこうあってほしいと願う状況にはないないことは明白だが、今ある唯一の武器はワクチンであり、(注:感染した場合)ワクチン接種者は、非接種者に比べ状況が良いことは真実だ。

・いずれの感染症にしろ、感染症に罹ったら、人には会わない。呼吸器感染症の症状が出たら、自宅に待機し、医師に連絡し、検査を受け、検査結果に応じた生活を送る、ということを規律正しく守ってほしい。ウイルス性感染症に罹っても、自宅待機しない人が多い。


・3回目接種(1回接種完了のワクチンの場合は2回目接種)は現在、ワクチン接種完了(2回目接種終了後)から6か月後になっているが、この期間を短縮することは意味がある。


*ブログ作成者のコメント:11月18日にImpulsラジオにてチェコ医師会クプカ会長のインタビューが報道されたが、インタビューの中で、クプカ会長が、疫学専門家の中で、3回目接種までの期間を6か月から5か月に短縮する提案が出されていることについて、専門家が短縮するべきとするならば、それに従うべき、とする意見を述べた。一部の専門家の間では、4か月とするべきという案も出されていること、3回目接種を受けた後の免疫持続期間はどのくらい維持できるかについてはまだ全くわかっていないことについても触れた。


・特に高齢者の免疫持続期間が長くないため、65歳以上の人が5か月後に3回目ワクチンを打てば、当然ある一定の効果が出る。


●バビシュ首相の発言(11月21日ニュース)

バビシュ首相は、11月21日(日)、インターネットで日曜日に国民に対して報道している番組の中で、12月1日から、60歳以上を対象に、ワクチン接種完了後、3回目接種までの期間を現在の6か月から5か月に短縮することを発表した。59歳までの国民に対しても、できる限り早く3回目接種を受けることができるよう手配すると述べている。


チェコテレビの19時ニュースでは、今日の首相の発言を受けて、明日、政府と疫学専門家が話し合う予定であることが報道されている。


ワクチン学会のフリーベク理事長は、11月20日、ツイッターにて以下を発表した。

「チェコのワクチン接種から得られたデータをこれまで分析したところ、すべてのワクチンにて2回目接種の効果が半年後に60%に減少、9か月後には50%に減少している。直近2ヶ月のデータでは、(Comirnaty及びSpikevaxの)3回目接種後、効果が90%に増加している。これが3回目接種を受ける理由である」

注:Comirnatyはファイザー・バイオンテックのワクチン、Spikevaxはモデルナのワクチンの名称。


●非感染認証用携帯アプリ「テチカ(Tečka)」

チェコの非感染証明用携帯アプリ「テチカ(Tečka)」で、今後、健康上の理由からワクチン接種を受けられない旨を医師が認める証明書も表示できるようになることを、ボイチェフ保健大臣が11月19日(金)、発表した。チェコ国内で検査、ワクチンを受けた場合、その結果はすべて国が中央統括している感染症情報システム(ISIN)に自動登録されているが、今後、ワクチン接種を受けられない人も、健康上の理由から接種を受けられないことを示す証明書を主治医が同システムに登録する。現在は、医師の書面上による診断書の提示にて可となっているが、今後はシステムに入力されていることが必須となり、健康上の理由から接種を受けられない人も1か月に5回のPCR検査が無料になり、非感染証明が求められる場所で認証として提示する。導入日はまだ決まっていない。


●オーストリアの対策導入状況

オーストリアは、新型コロナウイルスによる新規感染者数が過去最多となる日が連続しているため、11月19日(金)、来週月曜日11月22日からの全国一斉ロックダウン実施を決定した。今週月曜日からワクチン非接種者に対するロックダウンが導入されていたが、22日からはワクチン接種者もロックダウンの対象となる。現在のところ、実施期間は10日間、最長でも20日間となり、その後は再びワクチン非接種者のみを対象としたロックダウンになることが発表されている。宿泊施設、娯楽施設(スキー場)も閉鎖。観光客の入国も禁止される。


また、来年2022年2月1日からワクチン接種が国民全員に義務付けられる。ワクチン接種の義務化について、オーストリア政府は今後詳細を決めるとしているが、現在すでに、違反した場合は罰金が科されることが公表されている。


*オーストリアのワクチン接種率は約66%。西欧諸国内では最も低いレベルにある。

*バビシュ首相は、11月19日にオーストリア政府行った発表を受けて、チェコはオーストリア同様の規制は導入しない、と述べた。

*EU内において、現在の感染状況を受けてロックダウン実施、ワクチン接種を全国民に義務付ける国はオーストリアが初めて。

・11月22日(金)から、オーストリアは、入国時の非感染証明として、抗原検査による陰性証明を除外、PCR検査による陰性結果は72時間以内の受検した場合にのみ認められる(国境を越えて通勤・通学している人に対して、これまではPCR検査結果の有効期間7日間だったが、この例外も21日にて終了する)


●スロバキア(11月19日ニュース)

スロバキアでは、11月18日(木)の日当たり新規陽性者数が7418人だったため、政府は規制を強化する決定を下した。主にワクチン非接種者を対象に、11月22日(月)からショッピングセンター、一部の営業所への出入りを禁止する。その他、多くの人が集まる催しや宿泊施設における集会人数も制限されるため、ワクチン接種者も規制の対象となる。


<在スロバキアチェコ大使の状況報告>

・規制強化のため、コンサートやクリスマス市場が取り止めになっている。

・ワクチン接種者とワクチン接種に抗議する人との間で衝突が起きている。

(チェコテレビウェブサイト記事から)


●ドイツ(11月19日ニュース)

ドイツにおける日当たり新規陽性者数も過去最高となる日が続いており、昨日は約5万3000人(5万2970人)だった。


11月19日(金)、連邦参議院が以下の規制強化内容を承認した。

・全国で屋内スペース及び一定の屋外催しにおけるマスク着用が義務付けられているが、規制を強化する。

・ワクチン非接種者に対し、陰性証明を持参している場合に限り、公共交通機関利用が認める。

・職場では、簡易検査キット利用の場合は毎日、PCR検査の場合は48時間に1回の頻度で受検が義務付ける。


・社会福祉施設訪問時は、ワクチン接種を受けていても、陰性結果の提示を義務付ける。(ワクチン接種者から他の人へウイルスが感染する可能性があるため)


・新しく承認された法律では、一部の職業についてワクチン接種義務化を認める内容が規定されている。


<バイエルン州>

バイエルン州では、11月19日(金)、バー、ナイトクラブなどを最低3週間閉鎖し、クリスマス市場も行わないことが決まった。

状況の悪い地域では、宿泊施設、飲食店、文化・余暇施設も閉鎖される。文化・スポーツイベントへの入場者数は、収容人数の25%に制限し、非感染証明(接種証明または感染証明+陰性結果)の提示が義務付けられる。ワクチン非接種者は入場禁止。


過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数が1000人を超える地域(現在のところ8地方)では、規制はさらに強化され、飲食店、宿泊施設、スポーツ・文化施設、サービス業などは閉鎖される。学校、保育園は例外だが、1週間に2回の頻度で検査を実施。店舗における入場制限は、顧客1人当たり20平米に制限される。


これらの規制強化内容は来週火曜日に州議会で承認するが、すでに導入は決まっており、形式的な承認となる予定。


<ザクセン州>

ザクセン州においても、来週月曜日11月22日から12月12日まで、バー、ナイトクラブ、文化関係施設などは閉まり、ワクチン非接種者に対して、飲食店、大規模な文化・スポーツの催し、店舗(日常品購入を除く)等への出入りを禁じる。クリスマス市場の開催は取りやめとなり、最も状況の悪い地域では、ワクチン非接種者は外出禁止となる。

(ザクセン州の過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数は761.4人で、全国の約2倍)


*ドイツの感染状況は、チェコよりも良くなっている。(過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、ドイツでは377人、チェコは823人)


<在ドイツのチェコ大使の状況報告>

・バイエルン州における規制もここ数日でさらに強化されていること(ワクチン非接種者の公共交通機関を使った通勤の規制など)。

・ドイツは全国一斉の規制導入は行わず、できる限りオーストリアとは異なる対策をとる意向である。

(チェコテレビウェブサイト記事から)


●ハンガリー

ハンガリーでも、11月19日(金)の日当たり新規陽性者数が1万1289人となり、過去最多となった。新型コロナウイルスによる入院患者数は6122人、うち613人が重症。

ハンガリー政府は、18日(木)、屋内スペースでは大半の場所においてマスクなどを着用する義務、医療従事者に対する3回目接種義務化(ハンガリーでは、8月半ば以降、医療従事者に対するワクチン接種1回目・2回目が義務付けられている)を発表した。


●ポルトガルの様子(11月19日ニュース)

ポルトガルにおける11月18日(木)の日当たり新規陽性者数は2398人。ポルトガルにおける11月18日(木)の日当たり新規陽性者数は2398人。ワクチン接種率は国民の9割、接種率が最も高いレベルにある。新型コロナウイルス対策の多くはすでに廃止され、文化的な催しの入場制限もないが、公共交通機関、高齢者施設などでは依然としてマスク着用が義務付けられている。バー、ディスコなどではワクチン接種証明又は陰性証明の提示が必須。


<在ポルトガルのチェコ大使の状況報告>

・予防のため、規制の一部を再導入すると政府が予告しているが、現在、ワクチン接種の有無により異なった対策を導入することなどについて政府の言及はない。

・ワクチン接種は非常に体系的に行われた。ワクチン接種達成率に応じた規制緩和の計画について前もって国民に知らせていたため、国民はどの程度ワクチン接種率が伸びれば規制が緩和されるかを把握していた。

(チェコテレビウェブサイト記事から)


●Merck社の新型コロナウイルス飲み薬承認

欧州医薬品庁は、11月19日(金)、一部の患者に対して、Merck社が開発した新型コロナウイルス治療薬(molnupiravir)の使用を認めた。成人で、新型コロナウイルスに感染し、呼吸器などに頼らずに呼吸ができているが、重症化する可能性のある人に対して投与開始可と発表した。またファイザー製薬の飲み薬についても検討を始めたことも述べた。


●アメリカ

アメリカ食品医薬品局(FDA)、疾病対策センター(CDC)は、11月19日(金)、ファイザー・バイオンテック及びモデルナの全成人における3回目接種を承認した。これまでは、リスクの高いグループ、医療従事者、65歳以上の高齢者に対してのみ、3回目接種が許可されていた。成人で、ファイザー・バイオンテック又はモデルナのワクチン2回接種完了後最低6か月間が経過した場合、ジョンソンエンドジョンソンの1回接種ワクチンの場合は、2か月後に補強接種(注:チェコ語posilovací dávkaから。1回目、2回目の接種の効果を強める接種の意味合いがある)を受けることができる。



●各国の危険度

保健省は、11月19日(金)、各国の危険度をアップデートした。11月22日(月)から、以下の国の危険度が下記のとおり変更となる。

感染リスク低の国(緑色):

感染リスク中程度の国(オレンジ):スペイン

感染リスク高の国(赤色):ルーマニア、カナリア諸島、マデイラ

感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国):ドイツ、デンマーク、リヒテンシュタイン、アイスランド、アンドラ


保健省のページはこちら


*11月20日現在、感染リスク別の国一覧表はまだ公表されていないため、「3.各国の感染リスク度表示」は1週間前の11月5日に公表された内容になっています。


3.各国の感染リスク度表示

保健省は、11月5日(金)、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2021年11月8日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

アルゼンチン

オーストラリア

バーレーン

チリ

ヨルダン・ハシェミット王国

カナダ

コロンビア

韓国

サウジアラビア

マルタ

ナミビア

ニュージーランド

ペルー

ルワンダ

アラブ首長国連邦

カタール

クウェイト

スペイン(バレアレス諸島及びカナリア諸島を含む)

台湾

ウルグアイ

バチカン

香港

マカオ


*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国) アンドラ

フランス

イタリア

モナコ

ポルトガル(アゾレス諸島及びマデイラを含む)


赤色の国(感染リスクが高い国)

デンマーク

フィンランド

アイスランド

キプロス

リヒテンシュタイン

ルクセンブルク

ハンガリー

オランダ

ノルウェー

ポーランド

サンマリノ

ギリシャ

ドイツ

スウェーデン

スイス


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

ベルギー

ブルガリア

エストニア

クロアチア

アイルランド

リトアニア

ラトビア

オーストリア

ルーマニア

スロバキア

スロベニア

その他、上記以外の国すべて(日本


保健省発表の各国危険度はこちら


4. チェコへの入国規定

9月11日から有効となったチェコへの入国規定


以下は、保健省のページを訳した内容(一部概要)


以下の人は、下記の帰国時規則から免除される。

① ワクチン接種完了し、最終接種から14日間が経過し、新型コロナウイルスに感染している症状のない人。ワクチン接種者も、入国申告書記入義務あり。


ワクチンの接種については以下が認められている。

・チェコ国内又はEU諸国内にてワクチン接種を受けた認証を持っている人。

・EU諸国外の国でワクチンを受けている場合は、英語で書かれた書面上の接種証明書又はEUの認める電子認証を所持し、EMAが登録又はWHOが緊急使用として承認しているワクチンである場合。書面による証明書は、所定の内容が記載されており、書面上の証明書から遠隔で内容を直接確認できること。


② これまで新型コロナウイルスに感染したことがあり、陽性が初めて確認された検査から11日以上180日以下の期間にあり、新型コロナウイルス電子認証に関するEU規則に基づいて発行された認証を持っている人。感染証明を持っている人も、入国申告書記入義務あり。


チェコへ向けて出発する前の滞在国にて新型コロナウイルスに感染し、隔離終了したことを証明する外交覚書を持っている人。入国申請書記入義務あり。


④ 6歳未満の子ども

  6歳未満の子どもは、入国申告書記入義務対象外。

⑤ 12時間以内にチェコ国内を通過する人。

⑥ 国際運送業の作業員

など。


<各感染リスクレベルに応じた入国規定>

感染度が低い国(緑色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔 離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが中程度の国(オレンジの国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが高い国(赤色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)


感染リスクが高い国(濃い赤色の国)

入国申告書(Public Health Passenger Locator Form) の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)


感染リスクが極端に高い国(黒色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの渡航開始前に、陰性結果(書面又は所定認証で、48時間以内に受けた抗原検査又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果)を所持。

③ チェコへ入国後、24時間以内に受けるPCR検査の予約確認書を所持。(国境検問にて要請に応じて提示)

④ 入国申告書、検査結果及び入国後24時間以内に受けるPCR検査の予約確認書を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

⑤ チェコへ入国後、10日~14日目に再度PCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。

⑥ PCR検査陰性結果が出るまで、自主隔離。


「EU諸国以外の国の国民で、チェコが発行した滞在許可を持っていない人、又はチェコ以外のEU諸国プラス*の発行した滞在許可又は永住許可を持っていない人について、現在住んでいる国が感染リスク低ではない場合、現在、チェコへの入国は禁止されている。この禁止の例外は、保健省の感染対策(II./2及びII./3)**に記載されている」(内務省のホームページから)

→9月20日(月)より、日本は濃い赤色の国となったため、チェコが発行した滞在許可を持っていない人、又はチェコ以外のEU諸国(EU諸国+)の発行した滞在許可又は永住許可を持っていない人に対するチェコへの入国は、9月20日(月)より不可能となっている。


<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/specialy/koronavirus/3402294-pandemie-ve-svete-opatreni-v-sasku-mozna-zasahnou-i-ockovane-v-rakousku

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3403498-interval-preockovani-posilovaci-davkou-se-zkrati-na-pet-mesicu-rekl-babis

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