top of page
執筆者の写真Miwatis Praha

2021年1月13日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2021年4月14日

ワクチン接種者の中央システム管理 政府が承認

緊急事態延長 21日に下院で討議

オーストリア、ドイツ、入国規制強化


12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧くださいをご覧ください)



<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況(データ)

2.今日の動き

2₋1. 感染の様子(PES指標)

2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)

2₋3. PESシステム 各地のリスク指標

2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

2₋5. 外国の様子

① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年1月8日アップデート

② EU諸国の危険度(2021年1月8日アップデート

③ チェコへの入国規定(2021年1月8日アップデート

3.現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

② 検閲隔離期間

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

3-2.外国渡航に関する情報(1月13日アップデート


1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)

1月12日(火)の新規陽性者数:10,725人(1週間前の火曜日より、6,658人減少)

*12日は全国的に雪、零下となり、道路が凍結して交通事故が相次いだ。

PCR検査実施数累計:4,145,537件

PCR検査実施数(当日):34,795件

PCR検査陽性率:30.82%(35.93%*)

*直近7日間平均


抗原検査実施 

累積数:1,115,113件

1月12日実施数:24,427件


予防接種実施数(1月6日18時現在)

19918投与*

*単位は投与回数

(1週間に一度、毎週木曜日にアップデートされる)


・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

1月13日(水)8時00分におけるチェコ保健省の発表

現在の陽性者総数:149,397人(昨日から減少)

治った人の数:692,547人

現在の入院患者数:7,267人

累計感染者数:855,600人

累計死亡者数: 13,656人(前日から171人増)

・入院患者数と重症者数

1月13日(水)現在

入院患者数:7267人(前日の7132人から135人増、7396人から129人減)

今日になり、11日の入院患者数が7132人から最終的に7396人に修正されている。

重症者の数:1104人(前日の1099人から5人増、1148人から44人減)

今日になり、11日の重症者数が1099人から最終的に1148人に修正されている。

・プラハにおける感染状況

1月12日(火)

新規陽性者数:952人

1月13日(水)8時現在

現在の陽性者総数:15,677人

治った人の数:79,021人

累計感染者数:95,932人

累計死亡者数:1,234人


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き

2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状

全国の規制レベル:紫(リスク5)

(導入規制は3-0-1をご覧ください)


12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。


今日1月13日(水)のリスク指標(チェコ全国)は81

(規制レベル5相当)

12月30日(水)、規制レベル5相当の指数になり、今日は15日目。

<全国のまとめ>

規制レベル3相当の指標  0州

規制レベル4相当の指標  0州

規制レベル5相当の指標 14州



2-2. 今日の動き

●感染状況

・昨日12日(火)の新規陽性者数は10,725人で、1週間前の火曜日より、6,658人減少した。


・日曜日から3日続けて、新規陽性者数が一週間前よりも減少している。


・PESシステムの指標が81に減少。


・R値も1に減少。

●現在の感染状況に対する政府の意見

・現在、病院の負担は増えているが、新規感染者数が減少し始めているため、今後7日~10日後には入院患者数が減少し始めると考えられる。7日~10日後に入院患者数が減少し始めても、病院の負担はすぐに軽減されるわけではない。(ブラトニー保健大臣の発言)

・ここ数日、新規感染者数が減っているが、市中感染は依然として続いており、チェコ全国の数字も多いため、感染者数が減少し始めたと言うには時期尚早。(ハマーチェク副大臣・中央危機管理委員会)

・新規感染者数が減少し始めているため、文房具店(インターネット販売では商品そのものの値段が安いことから顧客が購買しない)、スキー場など閉鎖解除を来週金曜日から導入することを、来週月曜日の政府会議にて提案する。(ハブリーチェク副大臣・産業貿易大臣・交通大臣)

(店舗・観光業協会は、店舗は感染リスクのある場所ではないので、全店舗の閉鎖を解除するべきとしているが、ハブリーチェク副大臣は、すべての店舗を対象にすると、これまでの規制の効果が台無しになるとして、文房具店、スキー場のみを提案する予定)

●病院・病床の様子

今日18時現在における集中治療室・麻酔蘇生科の病床数は以下のとおり。

全数 3813床

内、空床数 747床

コロナウイルス患者用 173床

コロナウイルス患者以外 574床

(保健省データ:チェコテレビ19時ニュース)

ナーホト地方病院では、新しくコロナウイルス病棟(すでに10棟)を開設してもすぐに患者が入院する状態となっており、人手が不足しているため、一般市民がボランティアで協力している。


カルロビ・バリ州の病院から、コロナウイルス患者が現在はピルゼン州へ移送されている。

●ワクチン接種進捗状況

・今日、バビシュ首相は、システムに登録されている接種者の数が約6万1千人、ワクチン接種からシステム登録まで時間がかかるため、実際は7万~7万5千人が接種を受けていると想定できること、つまりチェコの予防接種進捗が遅いことはなく、ワクチン希望者がワクチンの到着を待っている状況になっていると発表した。

 しかし、バビシュ首相が今日公表した統計は以下のようになっている。

チェコへ到着したワクチンの数 169,650投与分

予防接種を受けた人の数 61,474人

・ズリーン州のウヘルスケー・フラジシチェでは、今日から移動医師団が高齢者施設を訪れ、昨日到着したモデルナ社のワクチン投与が開始した。

・ファイザー・バイオンテック社の2回目の投与が、今週末から開始する。

・1月15日から導入されるシステムに予約できる人の年齢が、85歳以上から80歳になった。80歳以上であれば、優先順位なしに誰でも受け付ける。

・80歳以上の高齢者を受け付けた後は、優先基準に基づいて、接種希望者の順位を決める。

●ワクチン接種実施方法ガイダンス

 今日、政府は特別会議を開き、ワクチン接種実施方法ガイダンスを政府決定として承認した。この承認により、チェコ国内で健康保険に加入しており、ワクチン接種を希望する人は、中央統制のソフトウェア(ISIN:感染症管理システム)上で、ワクチンを受けた日に登録され、ワクチンを受けた人、受けた日等が管理されるとともに、ワクチン接種優先順位の順守、ワクチン在庫の管理を行うことが可能になる。(ブラトニー保健大臣が19時前に記者会見を行って発表した)

 バビシュ首相とブラトニー保健大臣は、明日、15日から導入される予約システムを公開する予定。

●PESシステムの改定進捗状況

 ブラトニー保健大臣は、今日の記者会見において、PESシステムは現在、関係者と第三回目の会議が行われており、今週金曜日までに最終版を完成、来週初めに公表すると述べた。

●ブラトニー保健大臣記者への質問

・在宅で高齢者を介護している人がいるが、その人たちはいつから接種を受けられるのか。(会見における記者団から出された質問)

回答:2月1日からとする。


・1月15日から80歳以上の高齢者を対象にシステムへの申請受付が始まるが、コンピュータの使えない高齢者、登録を手伝ってくれる人がいない高齢者はどうしたらよいのか。(チェコテレビニュースからの質問)

回答:保健省が設けている情報サービス(電話番号:1221)へ電話による申請、又はホームドクターへ相談、薬局にて申請が可能。

●ブラトニー保健大臣の憤り

 今日の記者会見にて、ブラトニー保健大臣は、医師が患者の容態をみて、どの患者を優先して治療するか選ばなければならない状況は発生していない、と憤りを込めて述べた。

●緊急事態延長手続き

 政府は、現行の緊急事態は1月22日までとなっているため、来週の月曜日(18日)に延長を政府内で決定し、21日(木)、下院議会と特別招集し、延長承認を得る予定であることを発表した。

 ANOと社会民主党の連立政権は下院における議席が足りず、多数を得ることができないため、これまでチェコモラビア共産党(KSCM)の票を得て、緊急事態を延長してきたが、現在、緊急事態延長に賛成しているのは、STAN(政治団体「市長・無所属」)のみ(延長には賛成、期間の検討必要あり、しかしSTANの票のみでは不足)となっており、SPD(自由と直接民主主義の党)は反対、KSCMは、緊急事態ではなく、健康保護に関する法律を適用すればよいという姿勢を示しているほか、その他の野党も、ワクチン接種について政府が当初発表していたとおりに進捗していないこと、野党から出されている質問に政府がこれまで答えていないこと(市民民主党)等を理由に、政府提案に否定的な姿勢を見せている。

●ワクチン接種のルール違反

 政府は、ワクチン接種の優先順位を決めて、12月末より、まずコロナウイルス患者に医療を提供する医療従事者、高齢者施設のクライアント(高齢者)及び職員を対象にワクチン接種を行うよう指示しているが、国立医療局(保健省の外郭団体)において、現在優先されるべき人々以外の職員、その親戚等もワクチンを受けているとするニュースが、インターネット新聞Seznamにて報道された。同新聞は、ワクチン接種者リストを入手した上で確認したとしている。ブラトニー保健大臣は、局長より状況を確認すると答えるとともに、もしその事実が実際発生したことが確認された場合は、容認することは許されない、と回答した。

●オーストリア チェコとの国境における規制

 オーストリアは、明日から、チェコとの国境における規制をさらに強化する。チェコからオーストリアへ入国する際は、10日間の検疫隔離に入ることになっているが、守らない人が多いため、明日から歩行者専用の越境路、車両通行用の国境でも交通量の少ない越境道路42か所を移動式の防護柵を置いて、春の国境閉鎖時と同様に閉鎖し、道路及び鉄道線路の17か所のみにて越境可能とする。現在、10日間の検疫隔離は、日帰り通勤者、通学者に対しては免除となっているが、明日から通勤・通学のために数十キロ離れた国境検問所を通ることになるため、多くの人が不便を強いられる。



2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年1月13日現在)


リスク指標 レベル

チェコ全域 81↓  5


チェコ全域のリスク指標が規制レベル5のカテゴリーになって14日目

1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。

新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無

1月13日現在の指標84の内訳

絶対値  評価スコア

1438.1 20

1350.3 20

1.01 9

51.0% 30

有(増加) 2

0

合計 81


保健省コメント:昨日に比べ、R値が減少。



2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年1月13日8時発表のデータ)


 昨日 今日

絶対数 10万人 絶対数 10万人

当たり 当たり

プラハ 6464 488.12 5654 426.95

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 596 599.51 449 451.65

ベロウン 639 672.22 517 543.88

クラドノ 928 557.41 826 496.15

コリーン 735 716.21 688 670.42

クトナー・ホラ

577 760.93 591 779.4

ムニェルニーク

562 514.17 530 484.9

ムラダーボレスラフ

808 619.8 763 585.28

ニンブルク 776 769.19 669 663.12

プラハ東部 975 526.52 845 456.32

プラハ西部 802 537.04 681 456.01

プシーブラム 624 542.12 581 504.76

ラコブニーク 305 548.94 313 563.33

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

1036 528.83 1041 531.39

チェスキー・クルムロフ

333 540.97 341 553.97

インドジフーフ・フラデツ

535 589.91 511 563.45

ピーセク 418 583.9 373 521.04

プラハチツェ 241 472.75 217 425.67

ストラコニツェ

277 391.4 203 286.84

ターボル 432 421.07 457 445.44

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

271 436.66 293 472.11

クラトビ 377 436.32 362 418.96

ピルゼン北部 381 476.38 361 451.37

ピルゼン市内 1033 531.71 949 488.47

ピルゼン南部 367 578.06 324 510.33

タホフ 233 428.81 214 393.85

ロキツァニ 316 640.34 232 470.12

<カルロビ・バリ州>

へプ 942 1028 825 900.32

カルロビ・バリ

517 450.28 428 372.76

ソコロフ 471 533.94 432 489.73

<ウースチー州>

ジェチーン 926 714.83 813 627.6

ホムトフ 460 368.16 391 312.94

リトムニェジツェ

573 478.82 510 426.18

ロウニ 442 509.86 419 483.33

モスト 519 464.6 467 418.05

テプリツェ 496 384.28 509 394.35

ウースチー・ナト・ラベム

704 589.92 613 513.67

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

707 684.41 660 638.92

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

747 823.89 711 784.19

リベレツ 1551 883.13 1496 851.81

セミリ 452 610.01 410 553.33

<フラデツ・クラーロヴェー州>

フラデツ・クラーロヴェー

1838 1118.8 1389 845.49

イチーン 554 692.11 463 578.42

ナーホト 1199 1090.42 1079 981.28

トルトノフ 1472 1247.69 1320 1118.85

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

883 1112.33 742 934.71

<パルドゥビツェ州>

フルジム 797 761.86 709 677.74

パルドゥビツェ

1462 833.33 1160 661.19

スヴィタヴィ 691 662.3 646 619.17

ウースチー・ナド・オルリツィー

1008 728.98 885 640.03

<ヴィソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

739 778.59 616 649

イフラバ 627 551.8 517 454.99

ペルフジモフ 315 435.67 299 413.54

トシェビーチ 625 564.03 574 518

ジュジャール・ナト・サーザヴォウ

752 636.44 742 627.97

<南モラビア州>

ブランスコ 559 512.2 457 418.74

ブルノ市内 1980 519.21 1642 430.58

ブルノ郊外 1142 508.36 1088 484.33

ブジェツラフ 658 565.82 584 502.19

ホドニーン 850 552.15 791 513.83

ヴィシュコフ 541 586.26 489 529.91

ズノイモ 730 638.39 691 604.28

<オロモウツ州>

イェセニーク 270 711.13 234 616.31

オロモウツ 1517 644.24 1241 527.03

プロスチェヨフ

611 562.38 528 485.98

プシェロフ 896 691.83 694 535.86

シュンペルク 649 538.96 649 538.96

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 565 616.83 552 602.64

フリーデク・ミーステク

1530 712.76 1381 643.34

カルビナー 1877 762 1721 698.67

ノヴィー・イチーン

1117 736.92 1141 752.75

オパヴァ 1772 1005.47 1719 975.4

オストラバ市内

2757 861.17 2392 747.16

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

621 589.5 578 548.68

ウヘルスケー・フラジシチェ

879 618.03 774 544.2

フセチーン 1155 805.81 1119 780.69

ズリーン 1409 735.19 1389 724.75


2-5.外国の様子

●ドイツにおいて現行規制は1月末までとなっているが、2月初めにすべての規制を緩和しないことを発表した。新型コロナウイルスの新変種拡大を防ぐため、人と人の接触を引き続き制限していく必要があり、ワクチン投与の効果が表れるまで3か月かかるとしている。

 また、明日14日(木)より、危険国、及び新変種が確認されている国より入国する人に、検査結果陰性の提示を義務づける。



① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)及び死亡者(②)

(2020年1月8日アップデート*)

*2020年12月半ばまで毎日アップデートされていたが、クリスマス、新年の時期は1週間に一度のみアップデートすることになった。新年が過ぎた現在も1週間に一度のアップデートとなっている。


2020年53週目(注:53週目は12月28日~1月3日)

年末の規制強化で、各国の感染度が下がる中、チェコは大幅に悪化し、5番目から2番目に急上昇。

*チェコと他国(ドイツ)の様子の比較についてブラトニー保健大臣が、1月11日、コメントしている。(1月11日ブログをご覧ください)


 ① ②

1.  リトアニア 1199.28 11.52

2.  チェコ 1119.19 15.58

3.  リヒテンシュタイン 1024.02 28.66

4.  スロベニア  959.15 25.13

5.  スウェーデン 785.12 3.32

6. オランダ 759.70 6.49

7.  イギリス 720.7 10.4

8.  キプロス 717.66 4.57

9.  スロバキア 674.50 17.72

10. ラトビア 601.94 12.55

11. デンマーク 590.36 5.84

12. エストニア 583.25 5.81

13. ポルトガル 517.03 9.58

14. ルクセンブルク  464.58 10.75

15. アイルランド 455.63 2.06

16. クロアチア 422.68 19.99

17. イタリア 335.09 10.82

18. オーストリア 320.04 11.71

19. ポーランド 319.67 9.91

20. ドイツ 319.04 10.00

21. スペイン 297.41 3.87

22. マルタ 277.17 6.08

23. フランス 272.15 6.70

24. ルーマニア 253.08 8.16

25. ハンガリー 242.73 17.34

26. ベルギー 174.14 7.77

27. ブルガリア 169.37 15.27

28. ノルウェー 149.02 0.84

29. ギリシャ 84.17 7.32

30. フィンランド 68.09 1.38

31. アイスランド 31.37 0.28



② EU諸国の危険度アップデート

 11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。

 11月9日(月)から有効。

最終アップデート日:2021年1月8日(金)

有効開始日:2021年1月11日(月)


1月11日より、以下の変更が有効となる。

・危険度中(オレンジ色)→危険度大(赤色):フランス、アイルランド

・危険度大(赤色)→危険度中(オレンジ色):ブルガリア、ベルギー、ハンガリー


赤:イギリス、ポルトガル、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニア、ラトビア、デンマーク、フランス、アイルランド、ルクセンブルク


黄(オレンジ):アイスランド、ノルウェー、フィンランド、カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島、キプロス、バレアレス諸島、ギリシャ、スペイン、ベルギー、ブルガリア、ハンガリー、マルタ


緑:バチカン


③ チェコへの入国規定

チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。

以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。

(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)

赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)

*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)


・ドイツは、1月13日、現行規制を1月31日が経過してもすべて解除しないことを決定した。

1月11日より、チェコからドイツへの入国時に48時間以内に受けた検査結果の提示が求められる。検査は、ドイツへの入国直後、国内で受けることも可能。その後、すぐに検疫隔離に入り、5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば、隔離終了。2回目の検査を受けない場合は、隔離期間は10日間。

1月14日(木)より、危険国(チェコを含む)の他、新変種が確認されている国から入国する場合も検査結果陰性の提示を義務づける。

・ザクセン州は、12月31日(木)より、チェコとポーランドからの入国者に対して、24時間以内に受けた検査の結果陰性の提示を国境検問所にて求め、その他にこれまで導入されている10日間の自宅待機(検疫隔離)を義務付ける。検査は国境検問所にて、及び入国後48時間以内に受けることも可能とするが、費用は入国者自身が負担。

 1月18日(月)から、ザクセン州へ日帰りで通勤しているチェコ人に対しても検査結果陰性の提示義務、1週間に1回の自費による受検*を義務付ける。(12月末、12月31日から1週間に2回の受検を義務付けることが発表されていたが、導入されなかった)

⋆「自費による受検」は、チェコ政府が費用負担することになり、チェコ側で行った検査結果をザクセン州側が認めることになった。


・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。

 1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。


・スロバキア入国の条件として、12月18日から抗原検査が義務付けられている。直近72時間以内に受けた抗原検査(又はPCR検査)の結果が陰性であることを提示、結果が陽性である場合は国境でシステム登録し、スロバキア国内で隔離に入る。


黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。

緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。

<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)

緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ


*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)


・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり感染者が100人の国)からオーストリアへ入国した場合、10日間の検疫隔離に入り、入国後5日経過してから検査を受けることが可能という規制を現在の時点で少なくとも1月10日まで導入する。(12月2日ニュース)



3. 現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

12月27日(日)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行した。

政府は、当初の規制レベル5通りの導入とし、例外を認めないとしているが、今回は店舗の日曜日営業が認められている。


主な規制内容は以下のとおり。

・マスクは、屋内及び屋外公共の場所にて着用。

・店舗(スーパーマーケットも含めて、食品、日用品、医薬品等の生活必需品に販売を限定)(人数制限:1顧客当たり15平米)(日曜日も営業)

・屋外マーケット・市場禁止

・宿泊施設閉鎖(チェコ人の観光目的による宿泊は禁止。職業上の目的による宿泊、外国人がチェコに滞在するための宿泊、検疫隔離又は陽性隔離の場合は可)

・レストラン閉鎖(テイクアウトのみ)

・サービス業閉鎖

・外出禁止令(夜9時~翌日朝5時まで)

・集会人数2人まで(家族、勤務先は例外)

・飲酒(公共の場では禁止)

・結婚式・葬儀(参加者15人まで)

・ミサ(参加者数:定員の1割まで)

・学校(新年明けてから遠隔授業。例外:基礎学校1・2年生、幼稚園、特別学校)

・文化的な催し、博物館・美術館・各地の城は閉鎖

・図書館:貸出返却のみ

・プロスポーツ 試合は観客なしで許可

・アマチュアスポーツの試合禁止

・屋内運動場・プール 閉鎖

・屋外運動可(参加者最大2人まで)

・スキー場のリフトは、スキー客の利用禁止。(スキーをしない観光客の利用は可)

3-1.

① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入


<システムの仕組み>

一定のパラメータを使って、リスク指標をスコア制にて計算し、5段階に分ける。

11月16日導入後、1月5日まで、以下の4つのパラメータが使われていた。

 1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)

 2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)

 3.簡素R値(0~30点)

 4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)


しかし、12月18日から全国一斉の抗原検査が開始し、上記指標は現状に見合わなくなったとして、1月5日、新パラメータが発表され、6日から導入された。

新規パラメータは以下のとおり。


① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無


5段階は、それぞれ、

レベル5(76点以上:紫) 危険度高

レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高

レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中

レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低

レベル1(20点以下:緑) 危険度低

各段階の規制は、下記参照。



●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf

表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定(→12月22日に保健省サイトに公表。以下参照)



保健省が12月22日に改定したマトリックスは、全部で6つ。

① 総括マトリックス(当初の名称:マトリックス1)

② スポーツ

③ 文化・宗教儀礼

④ 産業・商業

⑤ 学校

⑥ スキー場


*②~⑥は各分野の管轄省庁が保健省と話し合って作成したマトリックス

(PESシステムのPESが犬を意味し、保健省は同システム導入時に名称は「感染状況を監視する番犬」に由来するとしたことから、②~⑥について、一部の専門家からは、番犬の邪魔をする「子犬」ができたと揶揄された)


以下は①のレベル別の規制内容と項目別の規制内容(訳)。


注:以下の規制の中にある「運営上の対策」は、各分野の下位マトリックスに相当する、上記の②~⑥の内容)

注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。


<マトリックス1・レベル別の規制内容>

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日*・祭日は休店。

(*12月23日政府記者会見にて、ブラトニー保健大臣が、祭日のみとすることを発表している)

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖

スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)

ロープウェイ:スキー客以外の観光客

(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ

リスク4(赤)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:6人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク3(オレンジ)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

⑨スポーツ試合:プロ及びアマチュアの試合許可(観客なし、特別対策)

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)

⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。

⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク2(黄色)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)

⑮図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク1(緑)

①マスク着用義務:屋内の限定された場所及び公共交通機関

②屋内及び屋外における集会人数:屋外500人、屋内100人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大100人

④病院・社会福祉施設の面会:鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。

⑤自由な移動:制限なし。

⑥行政役所の受付時間:制限なし。

⑦宿泊施設:制限なし。

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。

⑬博物館・ギャラリー:制限なし。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大50人)

⑮図書館:運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):運営上の対策。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり。

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

スキー場における制限なし

スキー客は、マスク着用(鼻と口を覆う)及び社会距離維持

<マトリックス1・項目別規制内容>

① マスク着用義務

レベル5.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル4.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル3.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル2.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル1.屋内の限定された場所及び公共交通機関


② 屋内及び屋外における集会人数:

レベル5.2人

レベル4.6人

レベル3.屋外50人、屋内10人

レベル2.屋外100人、屋内50人

レベル1.屋外500人、屋内100人


③ 結婚式・葬儀・宗教儀礼

レベル5.最大15人

レベル4.最大20人

レベル3.最大30人

レベル2.最大50人

レベル1.最大100人


④ 病院・社会福祉施設の面会:

レベル5.基本的に禁止(規定された例外を除く)

レベル4.基本的に禁止(規定された例外を除く)

レベル3.社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

レベル2.社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

レベル1.鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。


⑤ 自由な移動:

レベル5.夜間外出禁止21時~5時

レベル4.夜間外出禁止23時~5時

レベル3.制限なし

レベル2.制限なし

レベル1.制限なし。


⑥ 行政役所の受付時間

レベル5.受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

レベル4.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル3.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル2.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル1.制限なし。


⑦ 宿泊施設

レベル5.制限あり

レベル4.制限あり

レベル3.制限なし

レベル2.制限なし

レベル1.制限なし。


⑧ 学校

レベル5.遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケー

スを除く)

レベル4.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第

二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔

授業(例外あり)。

レベル3.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第

二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は

基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

レベル2.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯

大学は遠隔授業。

レベル1.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯

大学は遠隔授業。


⑨ スポーツ試合

レベル5.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

レベル4.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

レベル3.プロ及びアマチュアの試合(観客なし、特別対策)許可

レベル2.観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

レベル1.観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。


⑩ 余暇のスポーツ

レベル5.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

レベル4.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

レベル3.屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

レベル2.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

レベル1.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。


⑪ プール・ウェルネス

レベル5.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

レベル4.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

レベル3.人が集会する催しと同規定。

レベル2.人が集会する催しと同規定。

レベル1.人が集会する催しと同規定。


⑫ 文化関係

レベル5.文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

レベル4.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

レベル3.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

レベル2.観客が座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最

大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクシ

ョンまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

レベル1.観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で

最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セク

座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。


⑬ 博物館・ギャラリー

レベル5.閉館

レベル4.閉館

レベル3.入場可能人数の25%まで。

レベル2.入場可能人数の50%まで。

レベル1.制限なし。


⑭ 城・歴史記念物

レベル5.閉場

レベル4.閉場

レベル3.人数制限あり(グループあたり最大10人)

レベル2.人数制限あり(グループあたり最大30人)

レベル1.人数制限あり(グループあたり最大50人)


⑮ 図書館

レベル5.非接触による貸し出し・返却

レベル4.窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

レベル3.1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

レベル2.2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


⑯ ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所

レベル5.閉鎖

レベル4.閉鎖

レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数

の50%まで。運営上の対策。

レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。

レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。


⑰ 飲食店

レベル5.外出禁止時間外のテイクアウトのみ

レベル4.外出禁止時間外のテイクアウト

レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数

の50%まで。運営上の対策。

レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。

レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。


⑱ 公共の場所における飲酒

レベル5.禁止

レベル4.禁止

レベル3.制限なし。

レベル2.制限なし。

レベル1.制限なし。


⑲ 店舗(ショッピングモール)

レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店

レベル3.顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉

鎖。

レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。

レベル1.顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。


⑳ 小売店

レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル3.顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。

レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。

レベル1.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。


㉑その他のサービス業・営業所

レベル5.閉鎖

レベル4.閉鎖

レベル3.運営上の対策。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉒事業者(製造業・倉庫業)

レベル5.稼働上の対策。検査推奨。

レベル4.マトリックス2に基づく。検査推奨。

レベル3.運営上の対策。検査推奨。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉓事業者(事務職・その他の営業)

レベル5.可能な限りテレワーク。検査推奨。

レベル4.可能な限りテレワーク。検査推奨。

レベル3.テレワーク推奨。検査推奨。

レベル2.テレワーク推奨。

レベル1.運営上の対策。


㉔温泉療養所

レベル5.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

レベル4.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

レベル3.運営上の対策。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉕刑務所における面会

レベル5.禁止

レベル4.禁止

レベル3.運営上の対策。面会禁止。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉖緊急事態の必要性

レベル5.必要あり

レベル4.必要あり

レベル3.必要あり

レベル2.必要あり

レベル1.必要あり


㉗規制順守チェック

レベル5.警察及び自治体

レベル4.警察及び自治体

レベル3.警察及び自治体

レベル2.警察及び自治体

レベル1.警察及び自治体


規制を遵守しない場合、チェコ警察が、その場で最高1万コルナまでの罰金を科すことができる。

② 検閲隔離期間の短縮

2020年9月1日から、検疫隔離期間が10日に短縮。

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

・隔離の規則が9月15日(火)から、以下のとおり変更になった。

目的:検疫隔離になる人の数を大幅に減らすため

・陽性者に接触していても、接触時に陽性者および本人ともにマスク又は粉塵マスク(respirator)を着用していたことがわかっており、かつ本人が無症状であれば、検疫隔離しなくてよい。

・陽性者に接触していても、本人が直近90日以内に新型コロナウイルスにかかっていれば、検疫隔離しなくてよい。(90日間は免疫ができているため)

*マスクをしていても、陽性者がくしゃみをした後に握手した場合などは、検疫隔離しなければならない。

*接触後、10日間は健康状態に注意し、症状が出た場合は、ホームドクターに連絡する。

*陽性者と接触後、症状が出ている場合は検疫隔離(quarantine)または陽性隔離(isolation)に入るが、症状が消えた後も3~4日は隔離の状態を継続する。検疫隔離(quarantine)、陽性隔離(isolation)の双方について、隔離終了のためにテストを受ける必要はない(医療関係者、社会福祉施設職員、免疫力が低下している人は例外)


・衛生局による追跡作業の方法が9月21日(月)、自己追跡(直近に接触した人を衛生局のウェブサイトで自己申告する方法)になる。

3-2.外国渡航に関する情報

11月9日(月)より有効。

*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効となる。


最終アップデート日:2021年1月11日(月)



入国申告書の様式はこちら:https://plf.uzis.cz/

相手国への入国条件 チェコへ帰国後の義務

アルバニア 無 検査・入国申告

アンドラ  無 検査・入国申告

オーストラリア 特別な条件あり   無

ベルギー 検疫隔離・検査 検査・入国申告

ベラルーシ 検疫隔離 検査・入国申告

ボスニア・ヘルツェゴビナ

検査 検査・入国申告

ブルガリア 無 無

モンテネグロ 無 検査・入国申告

デンマーク 特別な条件あり 無

エストニア 検疫隔離 検査・入国申告

フィンランド(黄)特別な条件あり 無

フランス 無 検査・入国申告

クロアチア 無 検査・入国申告

アイルランド 検疫隔離 検査・入国申告

アイスランド(黄)検疫隔離・検査 無

イタリア 検査 検査・入国申告

日本 特別な条件あり 無

カナダ 特別な条件あり 検査・入国申告

韓国 検疫隔離・検査 無

コソボ 検査 検査・入国申告

キプロス 特別な条件あり 検査・入国申告

リヒテンシュタイン

検疫隔離 検査・入国申告

リトアニア 検疫隔離・検査 無

ラトビア 検疫隔離 無

ルクセンブルク 無 検査・入国申告

ハンガリー(黄) 特別な条件あり 無

マルタ 検査 無

モルドバ 特別な条件あり 検査・入国申告

モナコ 検査 検査・入国申告

ドイツ 検疫隔離・検査 検査・入国申告

オランダ 検疫隔離・検査 検査・入国申告

ノルウェー(黄) 検疫隔離・検査 無

ニュージーランド 特別な条件あり 無

ポーランド 無 検査・入国申告

ポルトガル 無 検査・入国申告

オーストリア 検疫隔離    検査・入国申告

ルーマニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告

ロシア 特別な条件あり 検査・入国申告

ギリシャ(黄) 検査 無

サンマリノ 検査 検査・入国申告

北マケドニア 無 検査・入国申告

シンガポール

スロバキア 検疫隔離・検査* 検査・入国申告

スロベニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告

セルビア 検査 検査・入国申告

バチカン 無 無

スペイン 検査 検疫隔離・検査

スウェーデン 無 検査・入国申告

スイス 無 検査・入国申告

タイ 検疫隔離 無

チュニス 検査 検査・入国申告

トルコ 検査 検査・入国申告

ウクライナ 検疫隔離・検査 検査・入国申告

アメリカ 特別な条件あり 検査・入国申告

イギリス 検疫隔離 検疫隔離・検査


・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。

 1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。


自宅待機)に入る。入国後5日目から受検可能。国境を越えて通学、通勤している人、芸術家は14日以内に受けた検査結果陰性の提示が可能であれば例外として認められる。国際貨物トラックの運転手、トランジットは検査結果提示義務免除。


・ザクセン州は、12月31日(木)より、チェコとポーランドからの入国者に対して、24時間以内に受けた検査の結果陰性の提示を国境検問所にて求め、その他にこれまで導入されている10日間の自宅待機(検疫隔離)を義務付ける。検査は国境検問所にて、及び入国後48時間以内に受けることも可能とするが、費用は入国者自身が負担。日帰りでザクセン州へ通勤・通学している人には、一週間2回の受検が義務付けられる。


・1月11日より、チェコからドイツへの入国時に48時間以内に受けた検査結果の提示が求められる。検査は、ドイツへの入国直後、国内で受けることも可能。その後、すぐに検疫隔離に入り、5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば、隔離終了。2回目の検査を受けない場合は、隔離期間は10日間。


過去直近2週間の間にイギリス、北アイルランドに12時間以上滞在した場合は、1月5日(火)から、チェコへの入国時に検査の陰性結果提示が義務付けられる。

同様の義務が1月7日(木)から、スペイン(カナリア諸島を除く)からチェコへの入国時にも課せられる。


<情報源>

http://www.szu.cz/reakce-na-clanek-redakce-seznam-zpravy-uverejneny-dne-13-1

https://www.idnes.cz/zpravy/zahranicni/nemecko-negativni-test-rizikove-oblasti-koronavirus.A210113_110828_zahranicni_jhr


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

無断転載をお断りします。

閲覧数:51回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page