Miwatis Praha
2021年1月20日 チェコ コロナウイルス関連ニュース
更新日:2021年4月14日
PESシステム改定作業の様子
ファイザー社ワクチン配給数量 2~3割減
12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧くださいをご覧ください)
チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト:https://covid.gov.cz/en/(英語版)
<目次>
1.国内コロナウイルス感染状況(データ)
2.今日の動き
2₋1. 感染の様子(PES指標)
2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)
2₋3. PESシステム 各地のリスク指標
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
2₋5. 外国の様子
① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年1月16日アップデート)
② EU諸国の危険度(2021年1月18日アップデート)
③ チェコへの入国規定(2021年1月8日アップデート)
3.現在有効な規制内容
3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容
3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制
② 検閲隔離期間
③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更
3-2.外国渡航に関する情報(1月18日アップデート)
1.国内コロナウイルスの状況
・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)
1月19日(火)の新規陽性者数:9,558人(1週間前の火曜日より、1,239人減少)
PCR検査実施数累計:4,325,726件
PCR検査実施数(当日):30,373件
PCR検査陽性率:32.95%(29.07%*)
*直近7日間平均
抗原検査実施
累積数:1,277,379件
1月19日実施数:17,737件
予防接種実施数(1月13日18時現在)
70,680投与*
*単位は投与回数
(1週間に一度、毎週木曜日にアップデートされる)
・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/)
1月20日(水)8時00分におけるチェコ保健省の発表
現在の陽性者総数:126,561人(昨日から減少)
治った人の数:767,750人
現在の入院患者数:6,608人
累計感染者数:909,131人
累計死亡者数: 14,820人(前日から174人増)
・入院患者数と重症者数
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci)
1月19日(火)現在
入院患者数:6608人(前日の6666人から58人減、6982人から374人減)
今日になり、18日の入院患者数が6666人から最終的に6982人に修正されている。
重症者の数:1095人(前日の1089人から6人減、1131人から35人減)
今日になり、18日の重症者数が1089人から最終的に1131人に修正されている。
・プラハにおける感染状況
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA)
1月19日(火)
新規陽性者数:905人
1月20日(水)8時現在
現在の陽性者総数:12,177人
治った人の数:87,414人
累計感染者数:100,911人
累計死亡者数:1,320人
各州の状況:
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje
2.今日の動き
2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状
全国の規制レベル:紫(リスク5)
(導入規制は3-0-1をご覧ください)
12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。
今日1月20日(水)のリスク指標(チェコ全国)は73
(規制レベル4相当)
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes
1月14日(木)、規制レベル4相当の指数になり、今日は7日目。
<全国のまとめ>
規制レベル3相当の指標 0州
規制レベル4相当の指標 0州
規制レベル5相当の指標 14州
2-2. 今日の動き
●感染の様子
・PES指標が、73へ悪化。理由はR値の上昇。
・昨日の新規感染者数は、一週間前より約1200人減少した。
・陽性率は33%と悪化しており、1月10日のレベルに戻っている。
●PESシステム
今日、政府はPESシステムの現在における最終版を作成した。明日、下院議会にて提案する。改定の主な内容として以下が報道されている。
1.抗原検査の条件付け
規制レベル4になれば、宿泊施設、文化的催し(演劇・コンサートなど)、プール・サウナ、アマチュアスポーツの試合などが可能になるが、その条件として、抗原検査が義務付けられる。政府は、催し物で有料の場合は、開催者がチケットの値段内で抗原検査を実施、その他の場合は、国が行っている無料の抗原検査(5日に一度の頻度で受検可能)を受ければよいとしているが、宿泊施設側は、抗原検査費用350チェココルナ分を値上げせざるを得ないと述べている(チェコテレビのインタビューにて)。
2.入院患者数
規制レベル移行に際し、入院患者数も基準の一つとなる。現在のところ、以下の基準にてPESシステム最終版が作成されている。
規制レベル 入院患者数
5 4000人
4 3000人
3 2000人
2 1000人
1 1000人未満
今日発表されている入院患者数は6608人であることから、現在の半分の数にならなければ、規制レベル4へ移行することができない。
昨年10月14日以来、入院患者数が3000人以上の状態が続いている。
●PFF2保護マスクの着用
チェコ国内にて英国型新変種が確認されたこと、オーストリアでは店舗内、公共交通機関内にてFPP2保護マスク着用が義務付けられたことから、今週金曜日、チェコ政府も、FPP2保護マスクの店舗内、公共交通機関内における着用、FPP2保護マスクの十分な数量確保の可能性について検討する。
●ワクチン配給数量
今日、ファイザー社から、今週の納入分がチェコへ到着したが、当初注文数より2割少ない納入となった。バビシュ首相は今日、今後3週間は当初注文数の3割減の納入になることを発表し、これでは予定通り接種が進まないと言及した。
各州への配分数量に偏りがあること、予定した数量のワクチンが入荷していないことから、病院(チェコテレビのレポートでインタビューを受けたブルノ大学附属病院)では、高齢者を対象とした接種予約日を、予定通り設けることができないとしている。
●ワクチン接種の様子
予約システムを通さずに、ワクチン接種関係者を知っている人が優先的に受けている状況が発生しており、一部の高齢者から苦情が届いている。
今後政府は、ワクチン接種予約システムを改善して、ユーザーが空き予約日を見つけて予約を再度入れなくても、予約日が空いたら登録者にSMSにて連絡が届くようにする。
●ゼマン大統領のワクチン接種
ゼマン大統領は、今日、プラハの軍中央病院でワクチン接種を受けた。
●保険会社社長の辞任
一般健康保険会社(VZP)の社長が、優先的にワクチン接種を受ける資格ないにも関わらず、プラハのビノフラディー病院にて予防接種を受けたことを、チェコラジオのインターネットニュースiRozhlasが報道した。これまで、同様の理由から、国立医療局の局長、保健省副大臣が辞任している。
●明日の緊急事態延長
明日、政府は現在1月22日までとなっている緊急事態の延長について下院議会に提案するが、今日、すでにバビシュ首相とチェコモラビア共産党フィリプ党首が事前に合意しているため、問題なく可決される予定。しかし、政府案30日延長(2月21日まで)に対し、共産党が30日間の延長を認めるかどうか、現在不明となっており、期間が短くなる可能性がある。フィリプ党首は、軍隊を高齢者施設、病院などに派遣するためには緊急事態が必要であるが、しかし、緊急事態はロックダウンを意味することにはならないと考えている、とチェコテレビのインタビューにて言及した。
●GDP成長率
財務省は、昨年9月、2021年のGDP成長率を3.9%(予測)としていたが、今日、3.1%に上方修正した。同時に、昨年の低下はこれまで6.6%とされていたが、今日の発表では、6.1%程度になるとしている。
また、今年度予算の赤字は3200億コルナにて承認されているが、今年のGDP成長率が当初より下がることが予測されているため、税改革による875億コルナの歳入減により、赤字総額は約4000億コルナになることを、シラロバー財務大臣が公表した。
●事業者向け補助金申請
対コロナウイルス規制により事業所閉鎖に追い込まれた事業者対象の補助金申請が今週月曜日に開始しているが、申請受付システムが混雑しており、登録手続きがスムーズに完了しないため、産業貿易省は申請期間を延長する予定。
●プラハのバーツラフ・ハベル空港
昨年、プラハのバーツラフ・ハベル空港の利用者数は366万人で、前年比で79%減となった。
2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年1月20日現在)
リスク指標 レベル
チェコ全域 73↑ 4
チェコ全域のリスク指標が規制レベル4のカテゴリーになって7日目。
1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。
新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)
① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
③ R値(簡易)
④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)
⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無
⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無
1月20日現在の指標73の内訳
絶対値 評価スコア
① 1233.9 20
② 1161.7 20
③ 0.82 3
④ 47.3% 30
⑤ 無 0
⑥ 無 0
合計 73
保健省コメント:R値が0.8を超えたため、指標が3スコア悪化。
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年1月20日8時発表のデータ)
昨日 今日
絶対数 10万人 絶対数 10万人
当たり 当たり
プラハ 4004 302.35 3865 291.86
<中央ボヘミア州>
ベネショフ 490 492.89 433 435.55
ベロウン 282 296.66 274 288.25
クラドノ 656 394.03 668 401.24
コリーン 468 456.04 441 429.73
クトナー・ホラ
367 483.99 350 461.57
ムニェルニーク
386 353.15 363 332.11
ムラダーボレスラフ
637 488.63 622 477.12
ニンブルク 451 447.04 426 422.26
プラハ東部 660 356.41 634 342.37
プラハ西部 578 387.04 519 347.53
プシーブラム 458 397.9 439 381.39
ラコブニーク 200 359.96 202 363.56
<南ボヘミア州>
チェスケーブジェヨビツェ
751 383.35 739 377.23
チェスキー・クルムロフ
214 347.65 191 310.29
インドジフーフ・フラデツ
404 445.46 384 423.41
ピーセク 227 317.1 211 294.75
プラハチツェ 188 368.79 170 333.48
ストラコニツェ
213 300.97 198 279.77
ターボル 310 302.16 308 300.21
<ピルゼン州>
ドマジュリツェ
193 310.98 218 351.26
クラトビ 288 333.31 298 344.89
ピルゼン北部 277 346.34 286 357.59
ピルゼン市内 634 326.33 650 334.57
ピルゼン南部 284 447.33 274 431.58
タホフ 158 290.78 192 353.36
ロキツァニ 245 496.46 222 449.86
<カルロビ・バリ州>
へプ 767 837.03 877 957.07
カルロビ・バリ
434 377.99 531 462.47
ソコロフ 426 482.93 610 691.52
<ウースチー州>
ジェチーン 525 405.27 515 397.55
ホムトフ 322 257.71 274 219.29
リトムニェジツェ
351 293.31 287 239.83
ロウニ 282 325.29 283 326.45
モスト 388 347.33 342 306.16
テプリツェ 318 246.37 305 236.3
ウースチー・ナト・ラベム
310 259.77 316 264.79
<リベレツ州>
チェスカー・リーパ
454 439.5 391 378.51
ヤブロネツ・ナド・ニソウ
540 595.59 491 541.54
リベレツ 1146 652.52 1121 638.29
セミリ 333 449.41 320 431.87
<フラデツ・クラーロベー州>
フラデツ・クラーロベー
1137 692.1 1131 688.45
イチーン 392 489.72 370 462.24
ナーホト 883 803.03 948 832.15
トルトノフ 1291 1094.27 1268 1074.78
リフノフ・ナト・クニェジュノウ
504 634.9 499 628.6
<パルドゥビツェ州>
フルジム 486 464.57 455 434.94
パルドゥビツェ
1010 575.69 886 505.01
スヴィタヴィ 475 455.27 476 456.23
ウースチー・ナド・オルリツィー
633 457.78 652 471.52
<ビソチナ州>
ハヴリーチクーフ・ブロト
433 456.2 417 439.34
イフラバ 379 333.54 373 328.26
ペルフジモフ 204 282.15 184 254.49
トシェビーチ 466 420.54 438 395.27
ジュジャール・ナト・サーザボウ
385 325.83 397 335.99
<南モラビア州>
ブランスコ 310 284.05 293 268.47
ブルノ市内 1240 325.16 1137 298.15
ブルノ郊外 840 373.93 841 374.37
ブジェツラフ 359 308.71 330 283.77
ホドニーン 564 366.37 600 389.75
ヴィシュコフ 343 371.69 334 361.94
ズノイモ 582 508.96 540 472.23
<オロモウツ州>
イェセニーク 187 492.52 137 360.83
オロモウツ 897 380.94 872 370.32
プロスチェヨフ
358 329.51 369 339.64
プシェロフ 479 369.85 479 369.85
シュンペルク 479 397.78 411 341.31
<モラビア・シレジア州>
ブルンタール 420 458.53 352 384.29
フリーデク・ミーステク
878 409.02 830 386.66
カルビナー 1225 497.31 1202 487.98
ノビー・イチーン
631 416.29 612 403.76
オパバ 1081 613.38 998 566.29
オストラバ市内
1307 408.25 1211 378.27
<ズリーン州>
クロムニェジーシュ
406 385.41 406 385.41
ウヘルスケー・フラジシチェ
428 300.93 391 274.91
フセチーン 521 363.49 505 352.32
ズリーン 827 431.51 794 414.29
2-5.外国の様子
① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)
直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)
及び人口100万人当たりの死亡者(②)
(2020年1月15日アップデート)
2021年1週目(注:1週目は1月4日~1月9日)
*チェコと他国(ドイツ)の様子の比較についてブラトニー保健大臣が、1月11日、コメントしている。(1月11日ブログをご覧ください)
① ②
1. アイルランド 1253.69 28.55
2. スロベニア 1171.89 270.55
3. チェコ 1119.19 199.06
4. リトアニア 1004.84 344.64
5. ポルトガル 901.34 121.44
6. キプロス 878.30 41.10
7. スウェーデン 790.09 41.74
8. スロバキア 751.81 206.96
9. ラトビア 689.49 151.04
10.リヒテンシュタイン 661.84 573.25
11. オランダ 623.33 79.21
12. エストニア 603.63 55.86
13.デンマーク 505.95 67.69
14. スペイン 495.07 45.87
15. マルタ 426.09 36.47
16. イタリア 379.05 113.16
17. クロアチア 367.42 162.89
18. ルクセンブルク 347.78 74.93
19. ポーランド 340.70 108.42
20. フランス 329.21 69.26
21.ドイツ 324.25 127.20
22. オーストリア 319.69 85.68
23. ルーマニア 282.48 71.65
24. ハンガリー 276.15 160.04
25. ベルギー 225.09 71.67
26. ノルウェー 157.95 9.20
27. ブルガリア 154.21 137.43
28. ギリシャ 82.12 55.11
29. フィンランド 62.58 9.24
30. アイスランド 48.18 2.80
② EU諸国の危険度アップデート
11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。
11月9日(月)から有効。
最終アップデート日:2021年1月15日(金)
有効開始日:2021年1月18日(月)
1月18日より、以下の変更が有効となる。
・危険度中(オレンジ色)→危険度大(赤色):ハンガリー、マルタ、マデイラ諸島、アゾレス諸島
・危険度大(赤色)→危険度中(オレンジ色):ルクセンブルク
赤:イギリス、ポルトガル、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニア、ラトビア、デンマーク、フランス、アイルランド、ハンガリー、マルタ、マデイラ諸島、アゾレス諸島
黄(オレンジ):ルクセンブルク、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、カナリア諸島、キプロス、バレアレス諸島、ギリシャ、スペイン、ベルギー、ブルガリア
緑:バチカン
③ チェコへの入国規定
チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。
以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。
(https://koronavirus.mzcr.cz/seznam-zemi-podle-miry-rizika-nakazy/)
(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)
赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)
*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)
・ドイツは、1月13日、現行規制を1月31日が経過してもすべて解除しないことを決定した。
1月11日より、チェコからドイツへの入国時に48時間以内に受けた検査結果の提示が求められる。検査は、ドイツへの入国直後、国内で受けることも可能。その後、すぐに検疫隔離に入り、5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば、隔離終了。2回目の検査を受けない場合は、隔離期間は10日間。
1月14日(木)より、危険国(チェコを含む)の他、変異種が確認されている国から入国する場合も検査結果陰性の提示を義務づける。
・ザクセン州は、12月31日(木)より、チェコとポーランドからの入国者に対して、24時間以内に受けた検査の結果陰性の提示を国境検問所にて求め、その他にこれまで導入されている10日間の自宅待機(検疫隔離)を義務付ける。検査は国境検問所にて、及び入国後48時間以内に受けることも可能とするが、費用は入国者自身が負担。
1月18日(月)から、ザクセン州へ日帰りで通勤しているチェコ人に対しても検査結果陰性の提示義務、1週間に1回の自費による受検*を義務付ける。(12月末、12月31日から1週間に2回の受検を義務付けることが発表されていたが、導入されなかった)
⋆「自費による受検」は、チェコ政府が費用負担することになり、チェコ側で行った検査結果をザクセン州側が認めることになった。
・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。
1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。
・スロバキア入国の条件として、12月18日から抗原検査が義務付けられている。直近72時間以内に受けた抗原検査(又はPCR検査)の結果が陰性であることを提示、結果が陽性である場合は国境でシステム登録し、スロバキア国内で隔離に入る。
黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。
緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国す