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2021年1月21日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:4月14日

緊急事態の延長 2月14日までにて下院承認

ドイツ 隣国への規制強化


12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧くださいをご覧ください)


チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト:https://covid.gov.cz/en/(英語版)


<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況(データ)

2.今日の動き

2₋1. 感染の様子(PES指標)

2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)

2₋3. PESシステム 各地のリスク指標

2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

2₋5. 外国の様子

① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年1月16日アップデート

② EU諸国の危険度(2021年1月16日アップデート

③ チェコへの入国規定(2021年1月21日アップデート

3.現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

② 検閲隔離期間

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

3-2.外国渡航に関する情報(1月18日アップデート


1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)

1月20日(水)の新規陽性者数:8,162人(1週間前の水曜日より、2,742人減少)

PCR検査実施数累計:4,355,538件

PCR検査実施数(当日):27,492件

PCR検査陽性率:29.81%(28.5%*)

*直近7日間平均


抗原検査実施 

累積数:1,298,659件

1月20日実施数:16,538件


予防接種実施数(1月13日18時現在)

70,680投与*

*単位は投与回数

(1週間に一度、毎週木曜日にアップデートされる)


・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

1月21日(水)8時00分におけるチェコ保健省の発表

現在の陽性者総数:119,828人(昨日から減少)

治った人の数:782,558人

現在の入院患者数:6,378人

累計感染者数:917,359人

累計死亡者数: 14,973人(前日から153人増)

・入院患者数と重症者数

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci

1月20日(水)現在

入院患者数:6378人(前日の6608人から230人減、6736人から358人減)

今日になり、19日の入院患者数が6608人から最終的に6736人に修正されている。

重症者の数:1069人(前日の1095人から26人減、1105人から36人減)

今日になり、19日の重症者数が1095人から最終的に1105人に修正されている。

・プラハにおける感染状況

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA

1月20日(水)

新規陽性者数:789人

1月21日(木)8時現在

現在の陽性者総数:11,269人

治った人の数:89,104人

累計感染者数:101,702人

累計死亡者数:1,329人


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き

2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状

全国の規制レベル:紫(リスク5)

(導入規制は3-0-1をご覧ください)


12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。


今日1月21日(水)のリスク指標(チェコ全国)は73

(規制レベル4相当)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes

1月14日(木)、規制レベル4相当の指数になり、今日は8日目。

<全国のまとめ>

規制レベル3相当の指標  0州

規制レベル4相当の指標  0州

規制レベル5相当の指標 14州



2-2. 今日の動き

●感染の様子

・PES指標は昨日同様の73。


・入院患者数は、昨日から358人減少。重症者は、入院患者6人に一人。

●緊急事態延長 2月14日まで

 今日、政府は下院議会にて緊急事態30日間、2月21日までの延長を提案したが、19時過ぎ、チェコモラビア共産党が1週間短い期間を提案したため、共産党の票を得て、2月14日までにて承認された。

 政府は、チェコの感染状況は依然として悪く、病院にて現在の最悪の状況が緩和されるためには今後さらに3週間は必要だと説明した。

 共産党は、2月1日からの基礎学校第一段階、9年生及び高等学校最終学年の通常授業の開始、1月29日からのスキー場閉鎖解除、夜間外出禁止令の解除を求めていたが、学校の通常授業開始について、政府側からはブラトニー保健大臣が、2月初めに前記の学年について学校の通常授業再開を想定しているものの、実際の実施については今後の感染状況によるとのコメントが出されたのみにて終わった。共産党は、今日の議会で、チェコはワクチンをEUのみならず、ロシアや中国からも購入するべきだと述べ、今後、店舗の閉鎖解除枠を拡大することについて政府と討議すると発表している。

 その他の野党は、緊急事態を明日22日に終了(無所属議員)、政府が各種助成金を認めた場合に限り2月5日まで延長(海賊党)等が出されたが、どの案も承認されなかった。

●下院議会におけるもみ合い

 今日の下院議会では、前回選挙にてSPD所属にて当選し、現在無所属のボルニー下院議員が、マスクなしで演説台に上り、下院議員数名及び今日議長を務めたハンゼル下院副議長に対して無礼な言動を行い、最後はもみ合いとなり、ボンドラ―チェク議長が議場から退場を命じるという場面が起こった。ボルニー議員は、マスク無着用については、政府の規制に対して反対意見を意図的に示すためだと発言した。今後、当事件は権限・特権委員会にて取り扱われる。

●へプ地方の病院

 全国の中でも特に感染状況の悪いへプ地方は、患者をヘリコプターで南ボヘミア地方へ、先週末から4人を移送した。特別移送は保健省からの特別許可を得て行われた。軍のヘリコプターを利用することで、重症者の移送も可能になり、陸路5時間の道のりを数十分に短縮することが可能になる。

 

●PESシステム改定

 今日になり、PESシステム改定版を2月1日から導入するという前提で、保健省が明日朝7時からの政府会議(ビデオ会議)にて他の省に提示することが報道されている。現在の時点ではまだ提案となっており、明日の会議にてさらに各省からの意見を取り入れて変更が入る予定。


・PESシステム改定案では、規制レベル4にて、各催しの開催が可能になり、その条件として抗原検査を義務付けることが検討されているが、野党議員からは、実際の運営方法(チケットを販売した観客に対して入場前に抗原検査を行い、結果が陽性だった場合はチケット代金を返すということになるのかどうか)、検査の日当たり実施能力(必要検査数に対し、検査受付能力が足りるかどうか)などについて疑問とする意見が出されている。

・FPP2保護マスクの着用が劇場では義務、博物館、動物園(屋内パビリオン)等では推奨となることが検討されているが、リベレツ動物園では、パビリオンは閉鎖のままにすると思う、と述べている。

●EUの動き

 現在、EU各国の代表者が、ファイザー社のワクチン欠品、及び各国間移動の簡素化を目的としたEU内共通のワクチン接種証明書発行について、会議を行っている。

 アストラゼネカ社のワクチン認可について、チェコを含めた4加盟国が今日、公開書簡を発行し、同ワクチン早急認可を要請した。非公式には、来週にも認可されることが報道されている。

*アストラゼネカ社のワクチンは、普通の冷蔵庫にて保管可能、ファイザー・バイオンテック社、モデルナ社のワクチンよりも安価。

●ワクチン接種登録システムの変更

 今日、IT担当政府特使は、ワクチン接種登録システムを変更し、予約可能な日が新たに設定されたら、すでに接種希望を登録しているがまだ具体的な予約日が得られていない高齢者に対して、PINコードをSMSにて送付し予約できるにするシステムに変更したことを発表した。これまでは、いつ新しく予約日が設定されるかわからないため、ユーザー(80歳以上の高齢者)側が時間をおいてシステム上にてチェックしなければならない状況だった。

●2回目のワクチン接種

政府は、ワクチン接種について、今日以下を発表した。


・これまで2回目のワクチンは、1回目のワクチン投与後21日目になっていたが、今後28日後とする。


・ファイザー社のワクチン納入数量が今週から減少するため、今後数週間、接種数を制限する。

●変異種とワクチン

 これまで見つかっている変異種に対するワクチンの効果について、以下が報道されている。


英国型変異種(B.1.1.7):ファイザー社ワクチンの効果が高い。


南ア型変異種(B.1.351):詳細が分かっていないが、新型コロナウイルスにすでにかかった人に対しても感染力が強く、ワクチンの効果があるかどうか不明。(アラバマ大学ヘル疫学者の発言)

*南ア型変異種はこれまで18か国で確認されている(欧州西側諸国で確認されているが、チェコ、スロバキアでは、現在まだ確認されていない)。


ブラジル型変異種(P.1):この変異種についてはまだほとんど知られていない。

*世界の11か国にて確認されている。そのうち欧州は4か国で、イギリス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー。

●VZP社長

 一般健康保険会社(VZP)のカバーテク社長は、昨日、ワクチン接種優先者の枠内に入らないにもかかわらず接種を受けたことが判明し、ブラトニー保健大臣は今日辞任を要請したが、カバーテク社長は辞任する意思がないことを発表した。月曜日に保険会社の理事会にて自己の判断について説明する。

●ドイツとの国境

 ドイツは、1月23日(土)から24日(日)にかけての0時から、国境を接する隣国との規制を強化する。日曜日から、チェコをリスク高い地域として定め、日帰りでドイツ側に通勤・通学している人に対しても規制を強化する。具体的な規制は以下のとおり。


ドイツへの入国:ドイツ入国前に受検し、結果が陰性でもドイツ入国後隔離に入り、5日目に2回目の検査を受けて結果が陰性であれば、隔離終了可。


日帰り通勤・通学者

ザクセン州:1週間に2回の受検義務(費用は、ザクセン州、チェコ側にて1回ずつ負担)

バイエルン州:48時間に1回の受検義務


2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年1月21日現在)


リスク指標 レベル

チェコ全域 73→  4


チェコ全域のリスク指標が規制レベル4のカテゴリーになって8日目。


1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。

新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

R値(簡易)

入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数増加の有無

入院後に感染が判明した件数増加の有無

1月21日現在の指標73の内訳

絶対値  評価スコア

1144.8 20

1082.5 20

0.83 3

47.3% 30

0

0

合計 73

保健省コメント:前日と同じ。


https://www.mzcr.cz/tiskove-centrum-mz/denni-souhrn-testu-na-covid-19-a-hodnoceni-indexu-rizika-pro-protiepiedemicky-system-pes-k-21-1-2021/


2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年1月21日8時発表のデータ)


 昨日 今日

絶対数 10万人 絶対数 10万人

当たり 当たり

プラハ 3865 291.86 3927 296.54

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 433 435.55 433 435.55

ベロウン 274 288.25 305 320.86

クラドノ 668 401.24 698 419.26

コリーン 441 429.73 447 435.57

クトナー・ホラ

350 461.57 350 461.57

ムニェルニーク

363 332.11 345 315.64

ムラダーボレスラフ

622 477.12 614 470.99

ニンブルク 426 422.26 443 439.11

プラハ東部 634 342.37 687 370.99

プラハ西部 519 347.53 521 348.87

プシーブラム 439 381.39 422 366.62

ラコブニーク 202 363.56 237 426.55

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

739 377.23 747 381.31

チェスキー・クルムロフ

191 310.29 173 281.04

インドジフーフ・フラデツ

384 423.41 394 434.44

ピーセク 211 294.75 217 303.13

プラハチツェ 170 333.48 149 292.28

ストラコニツェ

198 279.77 160 226.08

ターボル 308 300.21 305 297.29

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

218 351.26 235 378.65

クラトビ 298 344.89 304 351.83

ピルゼン北部 286 357.59 324 405.11

ピルゼン市内 650 334.57 714 367.51

ピルゼン南部 274 431.58 283 445.75

タホフ 192 353.36 178 327.59

ロキツァニ 222 449.86 270 547.12

<カルロビ・バリ州>

へプ 877 957.07 783 854.49

カルロビ・バリ

531 462.47 463 403.25

ソコロフ 610 691.52 518 587.22

<ウースチー州>

ジェチーン 515 397.55 501 386.75

ホムトフ 274 219.29 288 230.5

リトムニェジツェ

287 239.83 361 301.67

ロウニ 283 326.45 273 314.91

モスト 342 306.16 324 290.04

テプリツェ 305 236.3 294 227.78

ウースチー・ナト・ラベム

316 264.79 315 263.96

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

391 378.51 390 377.54

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

491 541.54 462 509.56

リベレツ 1121 638.29 1074 611.53

セミリ 320 431.87 316 426.47

<フラデツ・クラーロベー州>

フラデツ・クラーロベー

1131 688.45 1128 686.62

イチーン 370 462.24 400 499.72

ナーホト 948 832.15 953 866.69

トルトノフ 1268 1074.78 1291 1094.27

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

499 628.6 486 612.22

<パルドゥビツェ州>

フルジム 455 434.94 486 464.57

パルドゥビツェ

886 505.01 935 532.94

スヴィタヴィ 476 456.23 466 446.65

ウースチー・ナド・オルリツィー

652 471.52 657 475.14

<ビソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

417 439.34 421 443.55

イフラバ 373 328.26 383 337.06

ペルフジモフ 184 254.49 199 275.23

トシェビーチ 438 395.27 409 369.1

ジュジャール・ナト・サーザボウ

397 335.99 358 302.98

<南モラビア州>

ブランスコ 293 268.47 304 278.55

ブルノ市内 1137 298.15 1166 305.76

ブルノ郊外 841 374.37 806 358.79

ブジェツラフ 330 283.77 337 289.79

ホドニーン 600 389.75 557 361.82

ヴィシュコフ 334 361.94 353 382.53

ズノイモ 540 472.23 579 506.34

<オロモウツ州>

イェセニーク 137 360.83 127 334.49

オロモウツ 872 370.32 973 413.21

プロスチェヨフ

369 339.64 366 336.87

プシェロフ 479 369.85 491 379.12

シュンペルク 411 341.31 509 422.7

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 352 384.29 349 381.02

フリーデク・ミーステク

830 386.66 755 351.72

カルビナー 1202 487.98 1172 475.8

ノビー・イチーン

612 403.76 582 383.96

オパバ 998 566.29 960 544.72

オストラバ市内

1211 378.27 1138 355.46

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

406 385.41 433 411.04

ウヘルスケー・フラジシチェ

391 274.91 415 291.79

フセチーン 505 352.32 493 343.95

ズリーン 794 414.29 821 428.38



2-5.外国の様子

・ドイツが今週末から、国境を接している隣国に対する規制を強化する。(チェコ入国規定、外国渡航に関する情報の項目に記載)


① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)

及び人口100万人当たりの死亡者(②)

(2020年1月15日アップデート)


2021年1週目(注:1週目は1月4日~1月9日)


*チェコと他国(ドイツ)の様子の比較についてブラトニー保健大臣が、1月11日、コメントしている。(1月11日ブログをご覧ください)


 ① ②

1.  アイルランド 1253.69 28.55

2.  スロベニア  1171.89 270.55

3.  チェコ 1119.19 199.06

4.  リトアニア 1004.84 344.64

5.  ポルトガル 901.34 121.44

6.  キプロス 878.30 41.10

7.  スウェーデン 790.09 41.74

8.  スロバキア 751.81 206.96

9. ラトビア 689.49 151.04

10.リヒテンシュタイン 661.84 573.25

11. オランダ 623.33 79.21

12. エストニア 603.63 55.86

13.デンマーク 505.95 67.69

14. スペイン 495.07 45.87

15. マルタ 426.09 36.47

16. イタリア 379.05 113.16

17. クロアチア 367.42 162.89

18. ルクセンブルク  347.78 74.93

19. ポーランド 340.70 108.42

20. フランス 329.21 69.26

21.ドイツ 324.25 127.20

22. オーストリア 319.69 85.68

23. ルーマニア 282.48 71.65

24. ハンガリー 276.15 160.04

25. ベルギー 225.09 71.67

26. ノルウェー 157.95 9.20

27. ブルガリア 154.21 137.43

28. ギリシャ 82.12 55.11

29. フィンランド 62.58 9.24

30. アイスランド 48.18 2.80




② EU諸国の危険度アップデート

 11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。

 11月9日(月)から有効。

最終アップデート日:2021年1月15日(金)

有効開始日:2021年1月18日(月)


1月18日より、以下の変更が有効となる。

・危険度中(オレンジ色)→危険度大(赤色):ハンガリー、マルタ、マデイラ諸島、アゾレス諸島

・危険度大(赤色)→危険度中(オレンジ色):ルクセンブルク


赤:イギリス、ポルトガル、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニアラトビア、デンマーク、フランス、アイルランド、ハンガリー、マルタ、マデイラ諸島アゾレス諸島


黄(オレンジ):ルクセンブルク、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、カナリア諸島、キプロス、バレアレス諸島、ギリシャスペイン、ベルギー、ブルガリア


緑:バチカン


③ チェコへの入国規定

チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。

以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。

(https://koronavirus.mzcr.cz/seznam-zemi-podle-miry-rizika-nakazy/)

(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)

赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)

*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)


・ドイツは、1月23日(土)から24日(日)にかけての0時から、国境を接する隣国との規制を強化する。24日(日)から、チェコをリスク高い地域として定め、日帰りでドイツ側に通勤・通学している人に対しても規制を強化する。具体的な規制は以下のとおり。

ドイツへの入国:ドイツ入国前に受検し、結果が陰性でもドイツ入国後隔離に入り、5日目に2回目の検査を受けて結果が陰性であれば、隔離終了可。

日帰り通勤・通学者

ザクセン州:1週間に2回の受検義務(費用は、ザクセン州、チェコ側にて1回ずつ負担)

バイエルン州:48時間に1回の受検義務


・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。

 1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。


・スロバキア入国の条件として、12月18日から抗原検査が義務付けられている。直近72時間以内に受けた抗原検査(又はPCR検査)の結果が陰性であることを提示、結果が陽性である場合は国境でシステム登録し、スロバキア国内で隔離に入る。


黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。

緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。

<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)

緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ


*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)


・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり感染者が100人の国)からオーストリアへ入国した場合、10日間の検疫隔離に入り、入国後5日経過してから検査を受けることが可能という規制を現在の時点で少なくとも1月10日まで導入する。(12月2日ニュース)



3. 現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

12月27日(日)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行した。

政府は、当初の規制レベル5通りの導入とし、例外を認めないとしているが、今回は店舗の日曜日営業が認められている。


主な規制内容は以下のとおり。

・マスクは、屋内及び屋外公共の場所にて着用。

・店舗(スーパーマーケットも含めて、食品、日用品、医薬品等の生活必需品に販売を限定)(人数制限:1顧客当たり15平米)(日曜日も営業)

・屋外マーケット・市場禁止

・宿泊施設閉鎖(チェコ人の観光目的による宿泊は禁止。職業上の目的による宿泊、外国人がチェコに滞在するための宿泊、検疫隔離又は陽性隔離の場合は可

・レストラン閉鎖(テイクアウトのみ)

・サービス業閉鎖

・外出禁止令(夜9時~翌日朝5時まで)

・集会人数2人まで(家族、勤務先は例外)

・飲酒(公共の場では禁止)

・結婚式・葬儀(参加者15人まで)

・ミサ(参加者数:定員の1割まで)

・学校(新年明けてから遠隔授業。例外:基礎学校1・2年生、幼稚園、特別学校)

・文化的な催し、博物館・美術館・各地の城は閉鎖

・図書館:貸出返却のみ

・プロスポーツ 試合は観客なしで許可

・アマチュアスポーツの試合禁止

・屋内運動場・プール 閉鎖

・屋外運動可(参加者最大2人まで)

・スキー場のリフトは、スキー客の利用禁止。(スキーをしない観光客の利用は可)

3-1.

① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入


<システムの仕組み>

一定のパラメータを使って、リスク指標をスコア制にて計算し、5段階に分ける。

11月16日導入後、1月5日まで、以下の4つのパラメータが使われていた。

 1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)

 2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)

 3.簡素R値(0~30点)

 4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)


しかし、12月18日から全国一斉の抗原検査が開始し、上記指標は現状に見合わなくなったとして、1月5日、新パラメータが発表され、6日から導入された。

新規パラメータは以下のとおり。


新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

R値(簡易)

入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数増加の有無

入院後に感染が判明した件数増加の有無


5段階は、それぞれ、

レベル5(76点以上:紫) 危険度高

レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高

レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中

レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低

レベル1(20点以下:緑) 危険度低

各段階の規制は、下記参照。



●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf

表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定(→12月22日に保健省サイトに公表。以下参照)



保健省が12月22日に改定したマトリックスは、全部で6つ。

① 総括マトリックス(当初の名称:マトリックス1)

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/PES_matice_opatreni_221120_final.pdf

② スポーツ

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_sport_final_29112020.pdf

③ 文化・宗教儀礼

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_kultura_bohosluzby_final_29112020.pdf

④ 産業・商業

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_prumysl_obchod_final_29112020.pdf

⑤ 学校

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_skolstvi.pdf

⑥ スキー場

(https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_skiarealy_final_17122020.pdf)


*②~⑥は各分野の管轄省庁が保健省と話し合って作成したマトリックス

(PESシステムのPESが犬を意味し、保健省は同システム導入時に名称は「感染状況を監視する番犬」に由来するとしたことから、②~⑥について、一部の専門家からは、番犬の邪魔をする「子犬」ができたと揶揄された)


以下は①のレベル別の規制内容と項目別の規制内容(訳)。


注:以下の規制の中にある「運営上の対策」は、各分野の下位マトリックスに相当する、上記の②~⑥の内容)

注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。


<マトリックス1・レベル別の規制内容>

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日*・祭日は休店。

(*12月23日政府記者会見にて、ブラトニー保健大臣が、祭日のみとすることを発表している)

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖

スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)

ロープウェイ:スキー客以外の観光客

(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ

リスク4(赤)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:6人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク3(オレンジ)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

⑨スポーツ試合:プロ及びアマチュアの試合許可(観客なし、特別対策)

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)

⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。

⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク2(黄色)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)

⑮図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。