PESシステム改定作業 継続
EU「リスクの非常に高い国」設定 出国者に検査義務
12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧くださいをご覧ください)
<目次>
1.国内コロナウイルス感染状況(データ)
2.今日の動き
2₋1. 感染の様子(PES指標)
2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)
2₋3. PESシステム 各地のリスク指標
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
2₋5. 外国の様子
① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年1月22日アップデート)
② EU諸国の危険度(2021年1月22日アップデート)
③ チェコへの入国規定(2021年1月21日アップデート)
3.現在有効な規制内容
3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容
3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制
② 検閲隔離期間
③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更
3-2.外国渡航に関する情報(1月18日アップデート)
1.国内コロナウイルスの状況
・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)
1月21日(木)の新規陽性者数:7,435人(1週間前の木曜日より1,848人減少)
PCR検査実施数累計:4,380,044件
PCR検査実施数(当日):23,990件
PCR検査陽性率:30.99%(29.52%*)
*直近7日間平均
抗原検査実施
累積数:1,330,594件
1月21日実施数:19,310件
予防接種実施数(1月22日5時現在)
累計数:170,670投与*
昨日の投与数:13,190投与*
*単位は投与回数
(今日から、毎日データが発表されるようになった)
・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/)
1月22日(木)8時00分におけるチェコ保健省の発表
現在の陽性者総数:113,839人(昨日から減少)
治った人の数:795,878人
現在の入院患者数:6,131人
累計感染者数:924,847人
累計死亡者数: 15,130人(前日から157人増)(1万5千人を超えた)
・入院患者数と重症者数
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci)
1月21日(木)現在
入院患者数:6131人(前日の6378人から247人減、6430人から299人減)
今日になり、20日の入院患者数が6378人から最終的に6430人に修正されている。
重症者の数:1044人(前日の1069人から25人減、1075人から31人減)
今日になり、20日の重症者数が1069人から最終的に1075人に修正されている。
・プラハにおける感染状況
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA)
1月21日(木)
新規陽性者数:データなし
1月22日(金)8時現在
現在の陽性者総数:10,700人
治った人の数:90,314人
累計感染者数:102,355人
累計死亡者数:1,341人
各州の状況:
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje
2.今日の動き
2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状
全国の規制レベル:紫(リスク5)
(導入規制は3-0-1をご覧ください)
12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。
今日1月22日(金)のリスク指標(チェコ全国)は73
(規制レベル4相当)
1月14日(木)、規制レベル4相当の指数になり、今日は9日目。
<全国のまとめ>
規制レベル3相当の指標 0州
規制レベル4相当の指標 0州
規制レベル5相当の指標 14州
2-2. 今日の動き
●感染の様子
・PES指標は引き続き73。
・入院患者数は昨日より300人ほど少なく、全体的に減少傾向にある。
・死亡者が昨日から今日にかけて1万5千人を超えた。
●緊急事態 2月14日まで延長
昨日下院議会にて2月14日までの緊急事態延長が承認されたため、政府は同内容を政府が承認し、国の決定事項として発表した。
●今日の政府発表
・政府は、規制レベル5においても、学校の規定改定(基礎学校最終学年及び高等学校の最終学年の通常授業、大学最終学年の実習を20名までにて実施)を認めるかどうかについて、来週水曜日までに決定を下す。通常授業に戻る可能性としては、現在のところ、2月1日が検討されている。
・基礎学校第一段階の全学年について通常授業再開は、入院患者数が3000人未満に減少した場合に可能となる。
・入院患者数が3000人未満に減少するまでに、今後最低3週間かかる。
(以上、ブラトニー保健大臣の発表)
・企業がホームオフィス態勢を取り、抗原検査を行い、その他の分野においても感染拡大を防ぐ措置をとれば、学校にて通常授業が再開可能。いつ可能となるかは、各分野と話合い、トレードオフする必要がある。
(プラガ教育大臣の発言)
*昨日の政府案承認には、チェコモラビア共産党の票が必要となったが、同党が基礎学校第一段階の学校における授業の再開、スキー場の閉鎖解除を緊急事態延長に賛成する条件としていた。
●PESシステム改定作業の進捗状況
・現在、規制レベル5について改正可能な内容が検討されている。
集会人数:2名まで
夜間外出禁止:21時~翌日朝5時
飲食店:テイクアウトのみ
店舗及びサービス業:生活必需最低限
宿泊施設:閉鎖(観光客に対して閉鎖。商用は別)
プール、動物園、文化施設:閉鎖
(以上については、現行から変更なし)
変更が検討されている内容(変更提案)
48時間以内に受けた検査結果陰性提示を前提として閉鎖を解除。
・ジム、運動場
・高齢者施設面会訪問
・規制レベル4の変更内容(提案)は以下のとおり。
集会人数:6名まで
夜間外出禁止:22時~翌日朝5時
飲食店:テイクアウトのみ
店舗及びサービス業:閉鎖解除
宿泊施設:閉鎖(観光客に対して閉鎖。商用は別)
動物園:閉鎖解除
基礎学校第一段階及び最終学年:学校における通常授業
48時間以内に受けた検査結果陰性提示を前提として、以下について閉鎖を解除。
ジム、運動場、プール、サウナ
高齢者施設面会訪問
劇場、文化設備(FFP2保護マスク着用義務)
<劇場、映画館における規制(規制レベル4改定案)>
観客は定員の2割(最大300人まで)
新型コロナウイルス検査結果陰性
FFP2保護マスク着用(FFP2は開催者側が手配し、観客に提供)
観客の登録
入場券は予約システム販売のみ
2メートルの社会距離維持
*以上の案について、劇場(ナ・イゼルツェ劇場、モラビアシレジア国民劇場)は、定員の2割では採算が立たないこと、FFP2保護マスクをチケット代に加算するのは経済的ではなく、運営上も好ましくないと述べている。(チェコテレビ19時ニュース)
●規制レベル5から4へ移行する条件
これまで、規制レベル5から4へ移行する条件として、入院患者数が3000人未満になることが公表されているが、今日、新しく、「集中治療を必要とする患者数が450人」という条件が加わった。
●ファイザー社のワクチン配送数量
ファイザー社ワクチンの配送数量が当初の予約数量よりも少なくなるのは、今週及び来週のみとなることを、ブラトニー保健大臣が今日、同社のチェコ担当者と話合いを行った後に発表した。
●チェコに対するドイツの評価
ドイツは、今日からチェコを「感染度の非常に高い国」に指定した。日曜日から、越境条件が厳しくなる。
●EU規定の強化
昨晩開かれたEUサミットにて、新型コロナウイルス危険度の段階をもう1カテゴリー設けることを決めた。濃い赤色のカテゴリーを追加し、「リスクの非常に高い国」を指定し、リスクの非常に高い国に指定された国を出国する際の受検を義務付ける。チェコは同カテゴリーに入ることが予想されるため、チェコ出国の際に検査を受け、陰性の場合にのみ出国可、その後相手国にて検疫隔離に入ることになる。
チェコ代表のヨウロバー欧州委員は、EU諸国は国境閉鎖を一番最後の手段としているが、閉鎖することもあり得る、と述べている。
●倒産状態にある事業者への助成金
下院議会は、今日、倒産状態にある事業者に対しても、1日500コルナの助成金を認めることを承認した。シラロバー財務大臣は、まずEUの承認を得ることが必要だったが、先週木曜日になって承認されたため、即政府に提案したと発表している。事業者は、2か月間遡及して助成金の申請が可能となる。
●スキー場
・プライベートでの滞在を商用目的の出張として手配するというサービス業を行っている事業者が出てきており、ブラトニー保健大臣は、違反であることを今日の記者会見にて発表した。
・スキー場における観光目的の滞在は禁止されているが、実際は宿泊施設側も観光客に対して部屋を提供している。
・今後、全国で学校の春休みが地域ごとに行われるため、スキー場が閉鎖されていても、そり遊びなどを楽しむ家族連れで賑わうことが想定されている。
2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年1月22日現在)
リスク指標 レベル
チェコ全域 73→ 4
チェコ全域のリスク指標が規制レベル4のカテゴリーになって9日目。
1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。
新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)
① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
③ R値(簡易)
④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)
⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無
⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無
1月22日現在の指標73の内訳
絶対値 評価スコア
① 1075.9 20
② 1006.3 20
③ 0.83 3
④ 47.3% 30
⑤ 無 0
⑥ 無 0
合計 73
保健省コメント:前日と同じ。
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年1月22日8時発表のデータ)
昨日 今日
絶対数 10万人 絶対数 10万人
当たり 当たり
プラハ 3927 296.54 3827 288.99
<中央ボヘミア州>
ベネショフ 433 435.55 390 392.3
ベロウン 305 320.86 284 298.76
クラドノ 698 419.26 702 421.66
コリーン 447 435.57 443 431.68
クトナー・ホラ
350 461.57 348 458.93
ムニェルニーク
345 315.64 341 311.98
ムラダーボレスラフ
614 470.99 589 451.81
ニンブルク 443 439.11 447 443.07
プラハ東部 687 370.99 688 371.53
プラハ西部 521 348.87 472 316.06
プシーブラム 422 366.62 369 320.58
ラコブニーク 237 426.55 236 424.75
<南ボヘミア州>
チェスケーブジェヨビツェ
747 381.31 593 302.7
チェスキー・クルムロフ
173 281.04 203 329.78
インドジフーフ・フラデツ
394 434.44 388 427.82
ピーセク 217 303.13 215 300.33
プラハチツェ 149 292.28 148 290.32
ストラコニツェ
160 226.08 190 268.47
ターボル 305 297.29 257 250.5
<ピルゼン州>
ドマジュリツェ
235 378.65 192 309.37
クラトビ 304 351.83 288 333.31
ピルゼン北部 324 405.11 328 410.11
ピルゼン市内 714 367.51 723 372.14
ピルゼン南部 283 445.75 251 395.35
タホフ 178 327.59 172 316.55
ロキツァニ 270 547.12 255 516.73
<カルロビ・バリ州>
へプ 783 854.49 811 885.04
カルロビ・バリ
463 403.25 513 446.79
ソコロフ 518 587.22 572 648.44
<ウースチー州>
ジェチーン 501 386.75 489 377.48
ホムトフ 288 230.5 259 207.29
リトムニェジツェ
361 301.67 348 290.8
ロウニ 273 314.91 271 312.6
モスト 324 290.04 339 303.47
テプリツェ 294 227.78 300 232.43
ウースチー・ナト・ラベム
315 263.96 332 278.2
<リベレツ州>
チェスカー・リーパ
390 377.54 374 362.05
ヤブロネツ・ナド・ニソウ
462 509.56 456 502.94
リベレツ 1074 611.53 1036 589.89
セミリ 316 426.47 320 431.87
<フラデツ・クラーロベー州>
フラデツ・クラーロベー
1128 686.62 1242 756.01
イチーン 400 499.72 405 505.97
ナーホト 953 866.69 952 865.79
トルトノフ 1291 1094.27 1308 1108.68
リフノフ・ナト・クニェジュノウ
486 612.22 488 614.74
<パルドゥビツェ州>
フルジム 486 464.57 440 420.6
パルドゥビツェ
935 532.94 861 490.76
スヴィタヴィ 466 446.65 407 390.1
ウースチー・ナド・オルリツィー
657 475.14 651 470.8
<ビソチナ州>
ハヴリーチクーフ・ブロト
421 443.55 364 383.5
イフラバ 383 337.06 316 278.1
ペルフジモフ 199 275.23 188 260.02
トシェビーチ 409 369.1 351 316.76
ジュジャール・ナト・サーザボウ
358 302.98 304 257.28
<南モラビア州>
ブランスコ 304 278.55 305 279.47
ブルノ市内 1166 305.76 1054 276.39
ブルノ郊外 806 358.79 709 315.61
ブジェツラフ 337 289.79 345 296.67
ホドニーン 557 361.82 553 359.22
ヴィシュコフ 353 382.53 319 345.69
ズノイモ 579 506.34 513 448.62
<オロモウツ州>
イェセニーク 127 334.49 117 308.15
オロモウツ 973 413.21 931 395.38
プロスチェヨフ
366 336.87 331 304.66
プシェロフ 491 379.12 469 362.13
シュンペルク 509 422.7 492 408.58
<モラビア・シレジア州>
ブルンタール 349 381.02 362 395.21
フリーデク・ミーステク
755 351.72 672 313.05
カルビナー 1172 475.8 1046 424.64
ノビー・イチーン
582 383.96 596 393.2
オパバ 960 544.72 918 520.89
オストラバ市内
1138 355.46 1033 322.67
<ズリーン州>
クロムニェジーシュ
433 411.04 408 387.31
ウヘルスケー・フラジシチェ
415 291.79 378 265.77
フセチーン 493 343.95 433 302.09
ズリーン 821 428.38 682 355.85
2-5.外国の様子
●ハンガリーは、EU手配のワクチンが不足していることから、ロシアよりスプートニクVを100万人分購入することを決定した。
●武漢市が新型コロナウイルスのためにロックダウンに入った日から今日で1年が経過した。
●フランスにて、少量の唾液から、10分で検査結果がわかり、1時間200人の検査能力を持つテストが開発され、フランス当局から認可を受けていることが、チェコテレビ19時ニュースにて報道された。
●バイデン米新大統領は、今日新型コロナウイルス対策を発令した。アメリカへ入国時の検査陰性結果提示、入国後は2週間の検疫隔離が義務付けられるほか、ワクチン接種・検査実施の方針、少数民族への影響を緩和する対策などが導入された。
① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)
直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)
及び人口100万人当たりの死亡者(②)
(2020年1月22日アップデート)
2021年2週目(注:2週目は1月11日~1月17日)
*チェコと他国(ドイツ)の様子の比較についてブラトニー保健大臣が、1月11日、コメントしている。(1月11日ブログをご覧ください)
① ②
1. アイルランド 1444.44 71.16
2. チェコ 1362.82 223.38
3. ポルトガル 1215.19 178.27
4. スロベニア 1132.97 230.67
5. スペイン 804.50 57.33
6. リトアニア 715.95 185.74
7. ラトビア 685.79 155.21
8. スウェーデン 668.97 63.24
9. スロバキア 665.75 184.39
10. エストニア 590.50 61.90
11. キプロス 570.16 44.53
12. オランダ 555.45 83.55
13. マルタ 508.96 38.50
14. リヒテンシュタイン 450.78 390.85
15. フランス 380.91 78.28
16. イタリア 374.14 113.40
17. デンマーク 364.86 74.23
18. ドイツ 319.38 145.26
19. ルクセンブルク 314.88 74.93
20. ポーランド 305.39 111.82
21. オーストリア 299.58 85.90
22.クロアチア 298.56 143.02
23. ルーマニア 281.87 66.55
24. ベルギー 248.31 62.59
25. ハンガリー 244.07 146.53
26. ノルウェー 148.94 13.51
27. ブルガリア 125.17 115.00
28. ギリシャ 79.33 47.74
29. フィンランド 61.94 10.15
30. アイスランド 60.51 0.00
② EU諸国の危険度アップデート
11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。
11月9日(月)から有効。
最終アップデート日:2021年1月22日(金)
有効開始日:2021年1月25日(月)
1月25日より、以下の変更が有効となる。
・危険度中(オレンジ色)→危険度大(赤色):
・危険度大(赤色)→危険度中(オレンジ色):ハンガリー、オーストリア
赤:(イギリス、)ポルトガル、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニア、ラトビア、デンマーク、フランス、アイルランド、
黄(オレンジ):ルクセンブルク、ベルギー、ブルガリア、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、ギリシャ、カナリア諸島、ハンガリー、オーストリア
緑:バチカン
③ チェコへの入国規定
チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。
以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。
(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)
赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)
*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)
・ドイツは、1月23日(土)から24日(日)にかけての0時から、国境を接する隣国との規制を強化する。24日(日)から、チェコをリスク高い地域として定め、日帰りでドイツ側に通勤・通学している人に対しても規制を強化する。具体的な規制は以下のとおり。
ドイツへの入国:ドイツ入国前に受検し、結果が陰性でもドイツ入国後隔離に入り、5日目に2回目の検査を受けて結果が陰性であれば、隔離終了可。
日帰り通勤・通学者
ザクセン州:1週間に2回の受検義務(費用は、ザクセン州、チェコ側にて1回ずつ負担)
バイエルン州:48時間に1回の受検義務
・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。
1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。
・スロバキア入国の条件として、12月18日から抗原検査が義務付けられている。直近72時間以内に受けた抗原検査(又はPCR検査)の結果が陰性であることを提示、結果が陽性である場合は国境でシステム登録し、スロバキア国内で隔離に入る。
黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。
緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。
<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)
緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ
*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)
・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり感染者が100人の国)からオーストリアへ入国した場合、10日間の検疫隔離に入り、入国後5日経過してから検査を受けることが可能という規制を現在の時点で少なくとも1月10日まで導入する。(12月2日ニュース)
3. 現在有効な規制内容
3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容
・12月27日(日)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行した。
政府は、当初の規制レベル5通りの導入とし、例外を認めないとしているが、今回は店舗の日曜日営業が認められている。
主な規制内容は以下のとおり。
・マスクは、屋内及び屋外公共の場所にて着用。
・店舗(スーパーマーケットも含めて、食品、日用品、医薬品等の生活必需品に販売を限定)(人数制限:1顧客当たり15平米)(日曜日も営業)
・屋外マーケット・市場禁止
・宿泊施設閉鎖(チェコ人の観光目的による宿泊は禁止。職業上の目的による宿泊、外国人がチェコに滞在するための宿泊、検疫隔離又は陽性隔離の場合は可)
・レストラン閉鎖(テイクアウトのみ)
・サービス業閉鎖
・外出禁止令(夜9時~翌日朝5時まで)
・集会人数2人まで(家族、勤務先は例外)
・飲酒(公共の場では禁止)
・結婚式・葬儀(参加者15人まで)
・ミサ(参加者数:定員の1割まで)
・学校(新年明けてから遠隔授業。例外:基礎学校1・2年生、幼稚園、特別学校)
・文化的な催し、博物館・美術館・各地の城は閉鎖
・図書館:貸出返却のみ
・プロスポーツ 試合は観客なしで許可
・アマチュアスポーツの試合禁止
・屋内運動場・プール 閉鎖
・屋外運動可(参加者最大2人まで)
・スキー場のリフトは、スキー客の利用禁止。(スキーをしない観光客の利用は可)
3-1.
① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制
*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入
<システムの仕組み>
一定のパラメータを使って、リスク指標をスコア制にて計算し、5段階に分ける。
11月16日導入後、1月5日まで、以下の4つのパラメータが使われていた。
1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)
2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)
3.簡素R値(0~30点)
4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)
しかし、12月18日から全国一斉の抗原検査が開始し、上記指標は現状に見合わなくなったとして、1月5日、新パラメータが発表され、6日から導入された。
新規パラメータは以下のとおり。
① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
③ R値(簡易)
④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)
⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無
⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無
5段階は、それぞれ、
レベル5(76点以上:紫) 危険度高
レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高
レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中
レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低
レベル1(20点以下:緑) 危険度低
各段階の規制は、下記参照。
<各レベルへ移行する場合の条件>
入院患者数が以下の人数になった場合、規制が緩和・強化する。
規制レベル 入院患者数
5 4000人 (集中治療室の患者450人)
4 3000人
3 2000人
2 1000人
1 1000人未満
●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf
表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定(→12月22日に保健省サイトに公表。以下参照)
保健省が12月22日に改定したマトリックスは、全部で6つ。
① 総括マトリックス(当初の名称:マトリックス1)
② スポーツ
③ 文化・宗教儀礼
④ 産業・商業
⑤ 学校
⑥ スキー場
*②~⑥は各分野の管轄省庁が保健省と話し合って作成したマトリックス
(PESシステムのPESが犬を意味し、保健省は同システム導入時に名称は「感染状況を監視する番犬」に由来するとしたことから、②~⑥について、一部の専門家からは、番犬の邪魔をする「子犬」ができたと揶揄された)
以下は①のレベル別の規制内容と項目別の規制内容(訳)。
注:以下の規制の中にある「運営上の対策」は、各分野の下位マトリックスに相当する、上記の②~⑥の内容)
注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。
<マトリックス1・レベル別の規制内容>
レベル5(紫)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:2人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人
④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)
⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)
⑦宿泊施設:制限あり
⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)
⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止
⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人
⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。
⑬博物館・ギャラリー:閉館
⑭城・歴史記念物:閉場
⑮図書館:非接触による貸し出し・返却
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖
⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト
⑱公共の場所における飲酒:禁止
⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日*・祭日は休店。
(*12月23日政府記者会見にて、ブラトニー保健大臣が、祭日のみとすることを発表している)
⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。
㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。
㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。
㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
㉕刑務所における面会:禁止
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
<スキー場>
宿泊施設:閉鎖
リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖
スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)
ロープウェイ:スキー客以外の観光客
(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ
リスク4(赤)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:6人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人
④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)
⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
⑦宿泊施設:制限あり
⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。
⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止
⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人
⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
⑬博物館・ギャラリー:閉館
⑭城・歴史記念物:閉場
⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖
⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト
⑱公共の場所における飲酒:禁止
⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。
㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。
㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。
㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
㉕刑務所における面会:禁止
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
<スキー場>
宿泊施設:閉鎖
スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。
リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。
ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。
リスク3(オレンジ)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人
④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制
⑤自由な移動:制限なし
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
⑦宿泊施設:制限なし
⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。
⑨スポーツ試合:プロ及びアマチュアの試合許可(観客なし、特別対策)
⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。
⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。
⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)
⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。
⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。
⑱公共の場所における飲酒:制限なし。
⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。
⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。
㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。
㉔温泉療養所:運営上の対策。
㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
<スキー場>
宿泊施設:閉鎖
スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。
リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。
ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。
リスク2(黄色)
①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所
②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人
④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。
⑤自由な移動:制限なし
⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*
⑦宿泊施設:制限なし
⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。
⑨スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。
⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
⑫文化関係:
観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。
⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。
⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)
⑮図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑱公共の場所における飲酒:制限なし。
⑲店舗(ショッピングモール):顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。
⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。
㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。
㉔温泉療養所:運営上の対策。
㉕刑務所における面会:運営上の対策。
㉖緊急事態の必要性:必要あり
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
<スキー場>
宿泊施設:閉鎖
スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。
リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。
ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。
リスク1(緑)
①マスク着用義務:屋内の限定された場所及び公共交通機関
②屋内及び屋外における集会人数:屋外500人、屋内100人
③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大100人
④病院・社会福祉施設の面会:鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。
⑤自由な移動:制限なし。
⑥行政役所の受付時間:制限なし。
⑦宿泊施設:制限なし。
⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。
⑨スポーツ試合:観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。
⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。
⑫文化関係:
観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。
⑬博物館・ギャラリー:制限なし。
⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大50人)
⑮図書館:運営上の対策。
⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑰飲食店:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。
⑱公共の場所における飲酒:制限なし。
⑲店舗(ショッピングモール):顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。
㉓事業者(事務職・その他の営業):運営上の対策。
㉔温泉療養所:運営上の対策。
㉕刑務所における面会:運営上の対策。
㉖緊急事態の必要性:必要あり。
㉗規制順守チェック:警察及び自治体
<スキー場>
スキー場における制限なし
スキー客は、マスク着用(鼻と口を覆う)及び社会距離維持
<マトリックス1・項目別規制内容>
① マスク着用義務
レベル5.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル4.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル3.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル2.屋内では常時及び屋外の公共場所
レベル1.屋内の限定された場所及び公共交通機関
② 屋内及び屋外における集会人数:
レベル5.2人
レベル4.6人
レベル3.屋外50人、屋内10人
レベル2.屋外100人、屋内50人
レベル1.屋外500人、屋内100人
③ 結婚式・葬儀・宗教儀礼
レベル5.最大15人
レベル4.最大20人
レベル3.最大30人
レベル2.最大50人
レベル1.最大100人
④ 病院・社会福祉施設の面会:
レベル5.基本的に禁止(規定された例外を除く)
レベル4.基本的に禁止(規定された例外を除く)
レベル3.社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制
レベル2.社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。
レベル1.鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。
⑤ 自由な移動:
レベル5.夜間外出禁止21時~5時
レベル4.夜間外出禁止23時~5時
レベル3.制限なし
レベル2.制限なし
レベル1.制限なし。
⑥ 行政役所の受付時間
レベル5.受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)
レベル4.受付時間を限定。運営上の対策*
レベル3.受付時間を限定。運営上の対策*
レベル2.受付時間を限定。運営上の対策*
レベル1.制限なし。
⑦ 宿泊施設
レベル5.制限あり
レベル4.制限あり
レベル3.制限なし
レベル2.制限なし
レベル1.制限なし。
⑧ 学校
レベル5.遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケー
スを除く)
レベル4.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第
二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔
授業(例外あり)。
レベル3.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第
二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は
基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。
レベル2.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯
大学は遠隔授業。
レベル1.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯
大学は遠隔授業。
⑨ スポーツ試合
レベル5.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止
レベル4.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止
レベル3.プロ及びアマチュアの試合(観客なし、特別対策)許可
レベル2.観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。
レベル1.観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。
⑩ 余暇のスポーツ
レベル5.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人
レベル4.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人
レベル3.屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。
レベル2.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
レベル1.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。
⑪ プール・ウェルネス
レベル5.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
レベル4.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)
レベル3.人が集会する催しと同規定。
レベル2.人が集会する催しと同規定。
レベル1.人が集会する催しと同規定。
⑫ 文化関係
レベル5.文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。
レベル4.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
レベル3.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。
レベル2.観客が座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最
大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクシ
ョンまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。
座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。
レベル1.観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で
最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。
観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セク
座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。
⑬ 博物館・ギャラリー
レベル5.閉館
レベル4.閉館
レベル3.入場可能人数の25%まで。
レベル2.入場可能人数の50%まで。
レベル1.制限なし。
⑭ 城・歴史記念物
レベル5.閉場
レベル4.閉場
レベル3.人数制限あり(グループあたり最大10人)
レベル2.人数制限あり(グループあたり最大30人)
レベル1.人数制限あり(グループあたり最大50人)
⑮ 図書館
レベル5.非接触による貸し出し・返却
レベル4.窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却
レベル3.1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
レベル2.2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
⑯ ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所
レベル5.閉鎖
レベル4.閉鎖
レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数
の50%まで。運営上の対策。
レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
⑰ 飲食店
レベル5.外出禁止時間外のテイクアウトのみ
レベル4.外出禁止時間外のテイクアウト
レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数
の50%まで。運営上の対策。
レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対
策。
⑱ 公共の場所における飲酒
レベル5.禁止
レベル4.禁止
レベル3.制限なし。
レベル2.制限なし。
レベル1.制限なし。
⑲ 店舗(ショッピングモール)
レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店
レベル3.顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉
鎖。
レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。
レベル1.顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。
⑳ 小売店
レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列
の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。
外に待つ人の列を整備。
レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。
レベル1.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店
外に待つ人の列を整備。
㉑その他のサービス業・営業所
レベル5.閉鎖
レベル4.閉鎖
レベル3.運営上の対策。
レベル2.運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
㉒事業者(製造業・倉庫業)
レベル5.稼働上の対策。検査推奨。
レベル4.マトリックス2に基づく。検査推奨。
レベル3.運営上の対策。検査推奨。
レベル2.運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
㉓事業者(事務職・その他の営業)
レベル5.可能な限りテレワーク。検査推奨。
レベル4.可能な限りテレワーク。検査推奨。
レベル3.テレワーク推奨。検査推奨。
レベル2.テレワーク推奨。
レベル1.運営上の対策。
㉔温泉療養所
レベル5.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
レベル4.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。
レベル3.運営上の対策。
レベル2.運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
㉕刑務所における面会
レベル5.禁止
レベル4.禁止
レベル3.運営上の対策。面会禁止。
レベル2.運営上の対策。
レベル1.運営上の対策。
㉖緊急事態の必要性
レベル5.必要あり
レベル4.必要あり
レベル3.必要あり
レベル2.必要あり
レベル1.必要あり
㉗規制順守チェック
レベル5.警察及び自治体
レベル4.警察及び自治体
レベル3.警察及び自治体
レベル2.警察及び自治体
レベル1.警察及び自治体
規制を遵守しない場合、チェコ警察が、その場で最高1万コルナまでの罰金を科すことができる。
② 検閲隔離期間の短縮
2020年9月1日から、検疫隔離期間が10日に短縮。
③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更
・隔離の規則が9月15日(火)から、以下のとおり変更になった。
目的:検疫隔離になる人の数を大幅に減らすため
・陽性者に接触していても、接触時に陽性者および本人ともにマスク又は粉塵マスク(respirator)を着用していたことがわかっており、かつ本人が無症状であれば、検疫隔離しなくてよい。
・陽性者に接触していても、本人が直近90日以内に新型コロナウイルスにかかっていれば、検疫隔離しなくてよい。(90日間は免疫ができているため)
*マスクをしていても、陽性者がくしゃみをした後に握手した場合などは、検疫隔離しなければならない。
*接触後、10日間は健康状態に注意し、症状が出た場合は、ホームドクターに連絡する。
*陽性者と接触後、症状が出ている場合は検疫隔離(quarantine)または陽性隔離(isolation)に入るが、症状が消えた後も3~4日は隔離の状態を継続する。検疫隔離(quarantine)、陽性隔離(isolation)の双方について、隔離終了のためにテストを受ける必要はない(医療関係者、社会福祉施設職員、免疫力が低下している人は例外)
・衛生局による追跡作業の方法が9月21日(月)、自己追跡(直近に接触した人を衛生局のウェブサイトで自己申告する方法)になる。
3-2.外国渡航に関する情報
11月9日(月)より有効。
*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効となる。
最終アップデート日:2021年1月18日(月)
入国申告書の様式はこちら:https://plf.uzis.cz/
相手国への入国条件 チェコへ帰国後の義務
アルバニア 無 検査・入国申告
アンドラ 無 検査・入国申告
オーストラリア 特別な条件あり 無
ベルギー(黄) 検疫隔離・検査 検査・入国申告
ベラルーシ 検疫隔離 検査・入国申告
ボスニア・ヘルツェゴビナ
検査 検査・入国申告
ブルガリア(黄) 無 無
モンテネグロ 無 検査・入国申告
デンマーク 特別な条件あり 検査・入国申告
エストニア 検疫隔離 検査・入国申告
フィンランド(黄)特別な条件あり 無
フランス 無 検査・入国申告
クロアチア 無 検査・入国申告
アイルランド 検疫隔離 検査・入国申告
アイスランド(黄)検疫隔離・検査 無
イタリア 検査 検査・入国申告
日本 特別な条件あり 無
カナダ 特別な条件あり 検査・入国申告
韓国 検疫隔離・検査 無
コソボ 検査 検査・入国申告
キプロス 特別な条件あり 検査・入国申告
リヒテンシュタイン
検疫隔離 検査・入国申告
リトアニア 検疫隔離・検査 無
ラトビア 検疫隔離 無
ルクセンブルク(黄) 無 無
ハンガリー 特別な条件あり 検査・入国申告
マルタ 検査 検査・入国申告
モルドバ 特別な条件あり 検査・入国申告
モナコ 検査 検査・入国申告
ドイツ 検疫隔離・検査 検査・入国申告
オランダ 検疫隔離・検査 検査・入国申告
ノルウェー(黄) 検疫隔離・検査 無
ニュージーランド 特別な条件あり 無
ポーランド 検疫隔離・検査 検査・入国申告
ポルトガル 無 検査・入国申告
オーストリア 検疫隔離 検査・入国申告
ルーマニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告
ロシア 特別な条件あり 検査・入国申告
ギリシャ(黄) 検査 無
サンマリノ 検査 検査・入国申告
北マケドニア 無 検査・入国申告
シンガポール 無
スロバキア 検疫隔離・検査* 検査・入国申告
スロベニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告
セルビア 検査 検査・入国申告
バチカン 無 無
スペイン 検査 検疫隔離・検査
スウェーデン 無 検査・入国申告
スイス 検疫隔離 検査・入国申告
タイ 検疫隔離 無
チュニス 検査 検査・入国申告
トルコ 検査 検査・入国申告
ウクライナ 検疫隔離・検査 検査・入国申告
アメリカ 特別な条件あり 検査・入国申告
イギリス 検疫隔離 検疫隔離・検査
・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。
1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。
自宅待機)に入る。入国後5日目から受検可能。国境を越えて通学、通勤している人、芸術家は14日以内に受けた検査結果陰性の提示が可能であれば例外として認められる。国際貨物トラックの運転手、トランジットは検査結果提示義務免除。
・ドイツは、1月23日(土)から24日(日)にかけての0時から、国境を接する隣国との規制を強化する。24日(日)から、チェコをリスク高い地域として定め、日帰りでドイツ側に通勤・通学している人に対しても規制を強化する。具体的な規制は以下のとおり。
ドイツへの入国:ドイツ入国前に受検し、結果が陰性でもドイツ入国後隔離に入り、5日目に2回目の検査を受けて結果が陰性であれば、隔離終了可。
日帰り通勤・通学者
ザクセン州:1週間に2回の受検義務(費用は、ザクセン州、チェコ側にて1回ずつ負担)
バイエルン州:48時間に1回の受検義務
過去直近2週間の間にイギリス、北アイルランドに12時間以上滞在した場合は、1月5日(火)から、チェコへの入国時に検査の陰性結果提示が義務付けられる。
同様の義務が1月7日(木)から、スペイン(カナリア諸島を除く)からチェコへの入国時にも課せられる。
<情報源>
注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。
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