Miwatis Praha
2021年1月27日 チェコ コロナウイルス関連ニュース
更新日:2021年4月14日
政府、PES規制緩和の代わりに規制強化を決定
「ワクチン予約日キャンセル」 保健省推奨
12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧くださいをご覧ください)
チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト:https://covid.gov.cz/en/(英語版)
<目次>
1.国内コロナウイルス感染状況(データ)
2.今日の動き
2₋1. 感染の様子(PES指標)
2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)
2₋3. PESシステム 各地のリスク指標
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
2₋5. 外国の様子
① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年1月22日アップデート)
② EU諸国の危険度(2021年1月22日アップデート)
③ チェコへの入国規定(2021年1月23日アップデート)
3.現在有効な規制内容
3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容
3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制
② 検閲隔離期間
③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更
3-2.外国渡航に関する情報(1月25日アップデート)
1.国内コロナウイルスの状況
・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)
1月26日(火)の新規陽性者数:9,144人(1週間前の火曜日より461人減少)
PCR検査実施数累計:4,487,142件
PCR検査実施数(当日):27,117件
抗原検査実施累計:1,452,728件
抗原検査実施数(当日):22,742件
全検査の陽性率(1月26日現在):36.66%(28.18%*)
予防接種実施数(1月26日20時現在)
累計数:222,450投与*
昨日の投与数:12,103投与*
*単位は投与回数
・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/)
1月27日(水)8時00分におけるチェコ保健省の発表
現在の陽性者総数:98,846人(昨日から減少)
治った人の数:841,518人
現在の入院患者数:6,043人
累計感染者数:956,155人
累計死亡者数: 15,791人(前日から173人増)
・入院患者数と重症者数
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci)
1月26日(火)現在
入院患者数:6043人(前日の5852人から191人増、6195人から152人減)
今日になり、25日の入院患者数が5852人から最終的に6195人に修正されている。
重症者の数:995人(前日の992人から3人増、1024人から29人減)
今日になり、25日の重症者数が992人から最終的に1024人に修正されている。
・プラハにおける感染状況
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA)
1月26日(火)
新規陽性者数:942人
1月27日(水)8時現在
現在の陽性者総数:9,406人
治った人の数:94,889人
累計感染者数:105,693人
累計死亡者数:1,398人
各州の状況:
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje
2.今日の動き
2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状
全国の規制レベル:紫(リスク5)
(導入規制は3-0-1をご覧ください)
12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。
今日1月27日(水)のリスク指標(チェコ全国)は68
(規制レベル4相当)
https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes
1月14日(木)、規制レベル4相当の指数になり、今日は14日目。
<全国のまとめ>
規制レベル3相当の指標 0州
規制レベル4相当の指標 0州
規制レベル5相当の指標 14州
2-2. 今日の動き
●感染の様子
・「感染者減少傾向が滞り始めた。入院患者数は依然として6千人、重症者も1千人のレベルに留まっている」(今日の政府コメント:ハマーチェク副首相、ブラトニー保健大臣)
・「すでに2日間感染者数の下降がストップし、逆に増加傾向にあり、入院患者数も増加している」(バビシュ首相)
●ワクチン接種日 取り消し
今日午後、保健省スポークスマンが、各州に対し、今後2週間、第一回目の投与をキャンセルし、さらにワクチン不足のため、予約日をキャンセルするよう推奨した。しかし、この発表の1時間後、ブラトニー保健大臣は、予防接種を取りやめることは保健省として推奨していないとして、保健省の発表を否定する旨、記者団に述べた。
保健省が予防接種、接種予約日について以上の発表を行ったことから、各州、各病院はそれぞれ様々な対応を取り、病院によっては、ほぼすべての予約日をキャンセルしたところも出ている。
バビシュ首相は、19時のチェコテレビにおけるインタビューにおいて、ワクチンが今後届く数量に応じて接種の計画を立てるのは各州、予防接種センターの責任であると述べ、保健省はワクチン接種制限するように通達したが、取り止めるようにという指示は出していないと述べた。
●政府記者会見
今日18時から、政府は会議を開き、終了後にバビシュ首相が記者会見を行った。主な内容は以下のとおり。
・今日の政府会議では、PES規制の緩和、同緩和規制の2月1日以降導入について検討される予定だったが、チェコ政府は、チェコの感染状況が芳しくないため、今後規制を強化することにした。
・今は規制緩和について決定する時ではない。逆に、感染拡大をこれまでよりうまく抑制するための規制を考案する必要がある。
・明日2時に政府を再度招集し、規制強化を検討する。保健省、内務省、産業貿易省は、現状をどのように乗り切るかの解決案を提示する。
・規制強化にあたり、政府は助成金をさらに用意する。
・ブラトニー保健大臣の表明は相応しくない時があるため、コミュニケーションの仕方を改善する必要がある。今日の保健省の発表(「ワクチン接種日 取り消し」参照)は無駄だった。
・(今日の保健省奨励発表により)予約日がキャンセルされることになった高齢者に対してお詫び申し上げる。しかし、ワクチン入荷数量と予約日について各予防接種会場が管理していなかったために起きた事態である。
・オーストリア、ドイツのバイエルン州ではFFP2保護マスクが義務付けられているが、チェコでは現在のところ義務づける予定はなく、あくまでも「推奨」とする。
・昨年春、チェコ国民の間にはマスクをしていない人に対して互いにマスク着用を呼びかけた連帯意識があった。現在も、同じ意識を持って、全員が規制を順守しなければ乗り切ることは不可能。
●2月1日以降の学校における授業
プラガ教育大臣は、今日夕刻に開かれた政府会議の場からツイッターを発信し、チェコの感染状況を鑑みて、2月1日以降の授業体制は変更せず、現行のままとすることを発表した。
●スキー場
ハブリーチェク副首相(産業貿易大臣、交通大臣)は、今日の政府会議における討議に向けて、スキー場閉鎖解除へ向けた規制変更案を用意したが、最終的に同案について投票するまでに至らなかった。
*注:ハブリーチェク副首相はスキー場閉鎖解除を推進。大臣は月曜日、政府会議にてスキー場における規制案を提案したが、規制度が十分ではないと判断されたため、さらに厳しい規制を考案し、水曜日の政府会議に提出することを公に発表していた。今後、学校の春休みが実施されるため、緊急事態延長時に、スキー場閉鎖解除をチェコモラビア共産党が要求していた。
スキー場閉鎖解除については、ハブリーチェク副首相を除いて、他の大臣は誰も解除を支持していないことを、バビシュ首相は今日の記者会見にて言及した。
●ファイザー・バイオンテック社の製造
ファイザー・バイオンテック社は、欠品を出しているため、不足数量の一部を競合相手のサノフィにて製造することを決定した。このため、今後早い時点で注文数量納入へ向けた回復が可能になる予定。
●EUとワクチン製造会社の話合い
アストラゼネカ(当社のワクチンはファイザー社のワクチンより安価で、保管方法が通常の冷蔵庫でよいため取扱いが安易、1月29日認可予定)は先週、EUに対し、当初発表していた数量を満たす義務はなく、実際の納入数量が6割減となることを発表した。また今日、同社の社長は、納入数量減少はEUからの注文が遅れたために発生した状況だと言及したことから、EU委員会は、早い者勝ちは精肉店では通用するかもしれないが、ワクチンでは通用しない、と発表し、今晩(27日夜)、EU委員会が同社と会議を開催中。
●英国型変異種
パルドゥビツェの刑務所において、受刑者、職員170人以上にコロナウイルス感染が拡大している。チェコテレビが得ている情報では、英国型変異種による感染とされている。
2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年1月27日現在)
リスク指標 レベル
チェコ全域 68→ 4
チェコ全域のリスク指標が規制レベル4のカテゴリーになって14日目。
1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。
新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)
① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)
③ R値(簡易)
④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)
⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無
⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無
1月27日現在の指標68の内訳
絶対値 評価スコア
① 938.1 16
② 830.8 16
③ 0.94 6
④ 47.0% 30
⑤ 無 0
⑥ 無 0
合計 68
保健省コメント:前日と指標は同じ。
2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)
(https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年1月27日8時発表のデータ)
昨日 今日
絶対数 10万人 絶対数 10万人
当たり 当たり
プラハ 3822 288.61 3980 300.54
<中央ボヘミア州>
ベネショフ 444 446.62 475 477.8
ベロウン 273 287.19 321 337.69
クラドノ 633 380.22 675 405.45
コリーン 388 378.08 411 400.5
クトナー・ホラ
317 418.05 314 414.1
ムニェルニーク
309 282.7 347 317.47
ムラダーボレスラフ
548 420.36 541 414.99
ニンブルク 439 435.14 448 444.07
プラハ東部 718 387.74 700 378.01
プラハ西部 458 306.69 461 308.7
プシーブラム 359 311.89 329 285.83
ラコブニーク 236 424.75 218 392.35
<南ボヘミア州>
チェスケーブジェヨビツェ
536 273.6 538 274.63
チェスキー・クルムロフ
238 386.64 242 393.14
インドジフーフ・フラデツ
356 392.54 382 421.21
ピーセク 203 283.57 210 293.35
プラハチツェ 139 272.67 146 286.4
ストラコニツェ
181 255.75 230 324.99
ターボル 205 199.81 225 219.31
<ピルゼン州>
ドマジュリツェ
183 294.87 165 265.86
クラトビ 331 383.08 338 391.18
ピルゼン北部 303 378.85 293 366.35
ピルゼン市内 669 344.35 674 346.92
ピルゼン南部 257 404.8 263 414.25
タホフ 165 303.67 195 358.88
ロキツァニ 241 488.36 204 413.38
<カルロビ・バリ州>
へプ 772 842.48 869 948.34
カルロビ・バリ
462 402.38 584 508.63
ソコロフ 445 504.47 596 675.65
<ウースチー州>
ジェチーン 450 347.38 432 333.48
ホムトフ 257 205.69 244 195.28
リトムニェジツェ
397 331.75 347 289.97
ロウニ 226 260.7 250 288.38
モスト 296 264.98 302 270.35
テプリツェ 335 259.55 364 282.01
ウースチー・ナト・ラベム
318 266.47 341 285.74
<リベレツ州>
チェスカー・リーパ
392 379.48 390 377.54
ヤブロネツ・ナド・ニソウ
397 437.87 424 467.65
リベレツ 832 473.73 883 502.77
セミリ 281 379.23 291 392.73
<フラデツ・クラーロベー州>
フラデツ・クラーロベー
1154 702.45 1316 801.06
イチーン 550 687.11 548 684.61
ナーホト 878 798.49 840 763.93
トルトノフ 1170 991.71 1127 955.26
リフノフ・ナト・クニェジュノウ
441 555.53 433 545.46
<パルドゥビツェ州>
フルジム 429 410.08 403 385.23
パルドゥビツェ
791 450.86 779 444.02
スヴィタヴィ 367 351.76 403 386.26
ウースチー・ナド・オルリツィー
586 423.79 615 444.77
<ビソチナ州>
ハヴリーチクーフ・ブロト
290 305.54 300 316.07
イフラバ 286 251.7 271 238.5
ペルフジモフ 198 273.85 202 279.38
トシェビーチ 267 240.95 253 228.32
ジュジャール・ナト・サーザボウ
288 243.74 316 267.44
<南モラビア州>
ブランスコ 317 290.46 297 272.14
ブルノ市内 1016 266.42 991 259.87
ブルノ郊外 658 292.91 669 297.81
ブジェツラフ 314 270.01 324 278.61
ホドニーン 445 289.07 458 297.51
ビシュコフ 278 301.26 268 290.42
ズノイモ 488 426.76 476 416.26
<オロモウツ州>
イェセニーク 66 173.83 70 184.37
オロモウツ 719 305.34 761 323.18
プロスチェヨフ
289 266 287 264.16
プシェロフ 481 371.39 490 323.18
シュンペルク 465 386.16 444 368.72
<モラビア・シレジア州>
ブルンタール 335 365.73 341 372.28
フリーデク・ミーステク
533 248.3 554 258.08
カルビナー 828 336.14 847 343.86
ノビー・イチーン
517 341.08 556 366.81
オパバ 754 427.84 761 431.81
オストラバ市内
871 272.06 896 279.87
<ズリーン州>
クロムニェジーシュ
352 334.15 378 358.83
ウヘルスケー・フラジシチェ
379 266.48 359 252.42
フセチーン 392 273.49 351 244.88
ズリーン 655 341.77 616 321.42
2-5.外国の様子
欧州各国におけるワクチン接種の様子(今日のチェコテレビ発表)
●フランス
第一回目投与 1,184,510人(人口の1.8%)
ワクチン注文数量 1750万(3月末まで)
●ドイツ
第一回目投与 1,672,251人(人口の2%)
ワクチン注文数量 1億4千万(今年末まで)
① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)
直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)
及び人口100万人当たりの死亡者(②)
(2020年1月22日アップデート)
2021年2週目(注:2週目は1月11日~1月17日)
*チェコと他国(ドイツ)の様子の比較についてブラトニー保健大臣が、1月11日、コメントしている。(1月11日ブログをご覧ください)
① ②
1. アイルランド 1444.44 71.16
2. チェコ 1362.82 223.38
3. ポルトガル 1215.19 178.27
4. スロベニア 1132.97 230.67
5. スペイン 804.50 57.33
6. リトアニア 715.95 185.74
7. ラトビア 685.79 155.21
8. スウェーデン 668.97 63.24
9. スロバキア 665.75 184.39
10. エストニア 590.50 61.90
11. キプロス 570.16 44.53
12. オランダ 555.45 83.55
13. マルタ 508.96 38.50
14. リヒテンシュタイン 450.78 390.85
15. フランス 380.91 78.28
16. イタリア 374.14 113.40
17. デンマーク 364.86 74.23
18. ドイツ 319.38 145.26
19. ルクセンブルク 314.88 74.93
20. ポーランド 305.39 111.82
21. オーストリア 299.58 85.90
22.クロアチア 298.56 143.02
23. ルーマニア 281.87 66.55
24. ベルギー 248.31 62.59
25. ハンガリー 244.07 146.53
26. ノルウェー 148.94 13.51
27. ブルガリア 125.17 115.00
28. ギリシャ 79.33 47.74
29. フィンランド 61.94 10.15
30. アイスランド 60.51 0.00
② EU諸国の危険度アップデート
11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。
11月9日(月)から有効。
最終アップデート日:2021年1月22日(金)
有効開始日:2021年1月25日(月)
1月25日より、以下の変更が有効となる。
・危険度中(オレンジ色)→危険度大(赤色):
・危険度大(赤色)→危険度中(オレンジ色):ハンガリー、オーストリア
赤:(イギリス、)ポルトガル、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニア、ラトビア、デンマーク、フランス、アイルランド、
黄(オレンジ):ルクセンブルク、ベルギー、ブルガリア、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、ギリシャ、カナリア諸島、ハンガリー、オーストリア
緑:バチカン
③ チェコへの入国規定
チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。
以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。
(https://koronavirus.mzcr.cz/seznam-zemi-podle-miry-rizika-nakazy/)
(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)
赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)
*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)
・ドイツは、1月23日(土)から24日(日)にかけての0時から、国境を接する隣国との規制を強化する。24日(日)から、チェコをリスク高い地域として定め、日帰りでドイツ側に通勤・通学している人に対しても規制を強化する。具体的な規制は以下のとおり。
ドイツへの入国:過去直近10日間にチェコに滞在した人は、ドイツ入国前に受検し、結果が陰性でもドイツ入国後隔離に入り、5日目に2回目の検査を受けて結果が陰性であれば、隔離終了可。
途中下車なしに国内通過する場合は、上記義務が免除。日帰りでドイツ側に仕事の目的で入国する場合(人、物品、貨物の陸上、鉄道、船上、航空運送)は例外。
・ザクセン州へは、どうしても必要な場合に限り、最高12時間までの入国が認められる(買い物、文化・スポーツ・公共の催し及びその他の余暇の催しへの参加は禁止)。
・バイエルン州への入国時における例外は認められておらず、必ず検査結果陰性提示、隔離が義務付けられる。
<日帰り通勤・通学者>
ザクセン州:1週間に2回の受検義務(費用は、ザクセン州、チェコ側にて1回ずつ負担)
バイエルン州:48時間に1回の受検義務
・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。
1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。
・スロバキア入国の条件として、12月18日から抗原検査が義務付けられている。直近72時間以内に受けた抗原検査(又はPCR検査)の結果が陰性であることを提示、結果が陽性である場合は国境でシステム登録し、スロバキア国内で隔離に入る。
黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。
緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。
<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)
緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ
*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)
・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり