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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2021年1月8日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2021年4月14日

病院の負担増加 政府の対策 不明確

ザクセン州、オーストリアがチェコに対する規制強化


12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧くださいをご覧ください)



<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況(データ)

2.今日の動き

2₋1. 感染の様子(PES指標)

2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)

2₋3. PESシステム 各地のリスク指標

2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

2₋5. 外国の様子

① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年1月8日アップデート

② EU諸国の危険度(2021年1月8日アップデート

③ チェコへの入国規定(2021年1月8日アップデート

3.現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

② 検閲隔離期間

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

3-2.外国渡航に関する情報(1月6日アップデート


1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)

1月7日(木)の新規陽性者数:14780人


PCR検査実施数:36115件

PCR検査陽性率:40.92%(41.99%*)

*直近7日間平均


抗原検査実施 

累積数:981577件

1月7日実施数:23269件


(注:6日夜中から7日一日、全国的に大雪となった)


予防接種実施数(1月6日18時現在)

19918投与*

*単位は投与回数

(1週間に一度、毎週木曜日にアップデートされる)


・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

1月8日(木)8時00分におけるチェコ保健省の発表

現在の陽性者総数:144987人*(昨日13万人超。今日になり14万人超。過去最多

*このうち5%が入院による治療を必要としている。

治った人の数:651814人

現在の入院患者数:7323人

累計感染者数:809601人

累計死亡者数: 12800人(前日から179人増)

・入院患者数と重症者数

1月7日(木)現在

入院患者数:7323人(前日の7143人から180人増、7380人から57人減)

今日になり、6日の入院患者数が7143人から最終的に7380人に修正されている。

重症者の数:1093人(前日の1084人から9人増、1061人から32人増)

今日になり、6日の重症者数が1061人から最終的に1084人に修正されている。

・プラハにおける感染状況

1月7日(木)

新規陽性者数:1390人

1月8日(金)8時現在

現在の陽性者総数:16471人

治った人の数:74012人

累計感染者数:91642人

累計死亡者数:1159人


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き

2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状

全国の規制レベル:紫(リスク5)

(導入規制は3-0-1をご覧ください)


12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。


今日1月8日(木)のリスク指標(チェコ全国)は86(規制レベル5相当)。

12月30日(水)、規制レベル5相当の指数になり、今日は10日目。

<全国のまとめ>

規制レベル3相当の指標  0州

規制レベル4相当の指標  0州

規制レベル5相当の指標 14州



2-2. 今日の動き

●保健省のブリーフィング

 毎週金曜日の保健省ブリーフィングにて、今日は以下の発表があった。


<チェコ保健情報分析局ドゥシェク局長の発表>

・「チェコの感染状況を表す数字がなぜ高いか」の理由は以下の2つ。

① R値が1以上であること、

② 実施検査数が多いこと(検査実施数が多くことは、感染者がいなければ数字は高くならないので理由にはならないが、検査が多く行われれば、感染者が見つかる可能性が高くなる)


・感染すると悪化する可能性の高い高齢層・基礎疾患のある人々の割合が多いことから、病院の負担が増加している。

・65歳以上の人が感染した場合、その30~32%が重症になり入院を必要とし、さらにその3割が集中治療を必要としている。70歳以上になると、この数字が4割に増加する。

・1月4日~6日までの日当たり新規感染者数の数(65歳以上)(チェコ全国)

1月4日 2407人

1月5日 3128人

1月6日 3152人

・ウイルスの潜在期間が5~6日程度であることを鑑みると、クリスマスの時期に感染したことが考えられる。

今後、この数字が減少することを願っている。もし減少しなければ、病院の負担が更に大きくなる。

・規制が順守されれば、新規感染者数増加は少なくとも1月10日まで続くが、その後、27日から導入された現行規制の効果が表れ始めるため、1月15日以降、新規感染者数は減少し始め、病院の負担も軽減されていく。

・規制の効果が表れるかどうかは、今日及び来週月曜日以降における新規感染者数の増減にて判断する。

・現在、入院患者数は7千人を超えているが、これから9千人に達することが推測される。(ブリーフィング後、チェコテレビのインタビューにて回答)

<ブラトニー保健大臣の発表>

・各国において検査の仕方が異なるため、新規感染者数を比較しても状況は掴めない。国によっては、新規感染者数の数字が低くても病院の負担が大きいところがある。そのため、チェコでも病院における負担の程度を基準に判断していく。


・PCR検査は体調の悪い人が受ける検査、抗原検査は予防のために受ける検査となっているため、双方の数字を検討していく必要がある。


・現在のR値は1前後となっている。


・今規制を緩和すると、感染者数が増加し始め、危険な状況になるため、現在緩和は考えられない。

<チェルニー保健副大臣の発表>

病院の様子

・1月7日現在の様子

入院患者数 7159人

そのうち、

集中治療を必要とする患者数 1106人

人口呼吸器を必要とする患者数 544人

ECMOを必要とする患者数 23人

・入院患者数の多い州

入院患者数 人口呼吸器が必要な人の数

モラビア・シレジア州  1193人  80人

南モラビア州  931人  75人

プラハ  798人  72人

・現在、新型コロナウイルス入院患者数が150名を超えている病院

ブルノ大学附属病院 219人

オストラバ大学附属病院 216人

トマーシュ・バチャ州立病院(ズリーン) 169人

フラデツ・クラーロベー大学附属病院 168人

パルドゥビツェ州病院 156人

ブロフカ病院(プラハ) 155人

チェスケーブジェヨビツェ病院 154人

入院患者数が70人以上に及ぶ病院が全国で20以上ある。

・病床数は限界に近づきつつある。

州によってはすでに限界に達しているところもある。

病床数そのものよりも、医療従事者の不足が原因。

医療従事者の感染者数(2021年1月7日現在)

医師 1323人

看護師 3363人

その他の医療従事者 2650人

合計 7336人

・医療従事者不足の解決策

病院内における他の科の医療従事者 すでに行われており、余裕なし

検疫隔離(自宅待機)中の医療従事者 すでに行われており、余裕なし

軍隊の支援  すでに軍隊の能力を十分に利用中

医療専門学校の学生による支援 すでに開始している州あり

医学生によるボランティア すでに開始している州あり

赤十字 話合い中

救急隊による支援 支援を受けられる可能性あり

但し、赤十字、救急隊による支援は、支援が得られたとしても、数百人レベルの医療従事者不足を補うことは不可能。

・仮設病棟使用の可能性

 現在、プラハとブルノに設置されている仮設病棟(500床)の使用は検討していない。理由は、医療従事者不足。もし仮設病棟を使用し始めたら、一般の病院から医療従事者を招集しなければならないが、一般の病院にて医療従事者が不足している。軍隊による運営にて500床のうち50床は稼働できるが、50床のために仮設病棟は利用しない。

(ブリーフィングの内容は以上)

●救急隊出動の増加

1月に入り、救急隊の出動が通常よりも増加している。増加率は州ごとに異なる。

増加の原因は、コロナウイルス感染者のためであることを救急隊が言及。

南ボヘミア州 +15%

カルロビ・バリ州 +20%

ウースチー州  +20%

リベレツ州 +30%

フラデツ・クラーロベー州 +20%

ビソチナ州 +2%

南モラビア州  +20%

モラビア・シレジア州  +20%

その他の6州は増加していない。

(救急隊データ:チェコテレビ19時ニュース)

●病院の様子(チェコテレビのレポート)

フリーデク・ミーステク地方の病院では、現在、医療従事者160人が不足(うち約100人が感染者)。同病院のステイスカル院長は、陽性者でもすでに症状のなくなったスタッフには出勤してもらっている、と述べた。

各地の病院(レポートではターボル地方、イフラバ地方が紹介)では、すでにチェコ軍が病院に配置され、支援を行っている。

●ザクセン州

 ドイツのザクセン州は、1月18日(月)から、ドイツへ日帰りで通勤しているチェコ人に対しても検査結果陰性の提示義務、1週間に1回の自費による(チェコ政府が無料で実施することを決定)受検を義務付ける。(12月末、12月31日から1週間に2回の受検を義務付けることが発表されていたが、導入されていなかった)

 当初、ザクセン州は1週間に2回の自費による受検を、1月11日(月)から義務付けることを発表した。当措置により毎月240ユーロ(1回の検査費用30ユーロ)の支払いを強いられることになるチェコの日帰り通勤者が5千人ほどとなっているが、一部の人々がザクセン州ケッピング保健大臣へ公開書簡を送付、ペトシーチェク外務大臣がケッピング保健大臣と交渉し、1週間に1回、チェコ側にてチェコ政府が費用を負担して行う検査結果の提示、有効開始日を1週間遅らして1月18日(月)とすることを提案。ザクセン州はチェコ側で行われた検査の結果を認めることにし、夕刻時、ザクセン州議会がチェコ側の提案を承認した。ザクセン州は、同様の措置をポーランドとの国境においても導入するとしている。

●ファイザー社・バイオンテック社のワクチン

 欧州医薬品庁は、今日、ファイザー社・バイオンテック社のワクチン1瓶(5投与分)から6投与分の使用を許可した。この対処により、投与の2割増加が可能になる。

 チェコではすでに昨年末、1瓶6投与を認可している。今日までにチェコの他、すでにアメリカ、イギリス、スイスも同様の認可を下していた。


 欧州員会は同社のワクチン3億投与分をさらに注文した。

●チェコのワクチン接種

 ワクチン接種の進捗が遅いことを昨日、ブラトニー保健大臣が批判していたが、今日になり具体的な数値が公開された。

 チェコは12月26日に9750回投与分、12月30日に1万9500回投与分のワクチンを配分されたが、1月6日までに1万9918回投与された。配分数量の68%のみが使用され、3分の1以上が残っているところへ、1月5日~7日にかけて次の配送分6万9225回投与分が到着した。

 この状況について、予防接種のコーディネートを自ら担当しているバビシュ首相は、「ワクチンがチェコへ到着後に接種されるまで順番待ちするのではなく、ワクチンがいつ来るかと病院側がワクチンを待っている状態でなければならない」と批判した。

 病院ではコロナウイルス患者が多く入院しており、すでに限界に近づいているため、どこで(誰が)予防接種を行うことができるか、政府は現在検討中。バビシュ首相は、ホームドクター、歯科医、薬局などが支援できるとしている。

 首相は今日併せて、今週水曜日にEUにて認可されたモデルナのワクチンを、チェコは1月到着分として8万回投与分を注文しているが、2万回投与分のみが到着することを述べた。

●火葬場への遺体搬送コーディネート

 コロナウイルスによる死亡者が増加し、各地の火葬場において作業が間に合わなくなっていることから、今日の時点で、中央危機管理委員会が、消防隊、地域開発省、葬儀業者協会と協力して毎日全国の状況を監督し、場合によっては遺体の搬送をコーディネートすることが決まった。政府は詳細について11日(月)に検討する予定。


 チェコには、全国27か所に火葬場があり、1日で640体を火葬する能力があるが、現在、カルロビバリ州、オロモウツ州、ズリーン州、モラビア・シレジア州にて能力を超えており、フラデツ・クラーロベー州、ピルゼン州、パルドゥビツェ州にて能力の限界に近づいているため、政府は今後、全国の火葬能力を100体多くする予定。


 今週水曜日にすでに決まっている、モラビア・シレジア州オストラバから南モラビア州の町フストペチェへの遺体50体の搬送は、来週月曜日から開始する。

 各地の火葬場で作業が間に合わなくなっている現象について、以下の意見が出ている。

・葬儀業者協会マングル会長は、最近になり関連法律が改定されたことにより、小規模の葬儀業者側に遺体安置能力が少ないため、火葬場の作業が間に合わなくなる状況が発生していると述べている。

・モラビア・シレジア州では、新型コロナウイルスではない他の疾病による場合でも、火葬場の能力が不足するという現象が普段から起きている。チェコ全体の火葬場の能力は十分に備わっている。(ラージョバー衛生主任が今日の保健省ブリーフィングにて発言)

「コロナウイルスによる死亡者」

 現在の死亡者増加が、コロナウイルスによるものであるかどうかを疑う意見も出ているが、各専門家は次の内容を述べている。

・プラハ墓地管理事務所では、直近2ヶ月に亡くなった方の25%は新型コロナウイルスに関連していると述べている。

・コロナウイルスによる死亡者の定義として、ブラトニー保健大臣は今日、記者団に対し、死亡時に新型コロナウイルスに感染していたという診断が下っている人という定義を説明した。

今後の死亡者数動向予測

・現在の状況から、今後死亡者数が日当たり150人以上になる。(チェコ保健情報分析局ドゥシェク局長)

・今後2~3週間に、日当たりの死亡者数は700人に上ると考えられる。(チェコ消防隊未クロース副隊長)


2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年1月8日現在)


リスク指標 レベル

チェコ全域 86→*  5

*今日8日になり、昨日7日のリスク指標が84から86に修正されている。


チェコ全域のリスク指標が規制レベル5のカテゴリーになって10日目

1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。

新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無

1月8日現在の指標86の内訳

絶対値  評価スコア

① 1353.7   20

② 1216.0   20

③ 1.11   12

④ 53.7%   30

⑤ 有(増加) 2

⑥ 有(増加) 2

合計 86


保健省コメント:1月8日、入院後に感染が判明した件数が少し増加した(⑥)。

1月5日まで公表されていた各地の指標(マップ上の表示)は、6日から公開されていない。



2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年1月8日8時発表のデータ)


 昨日 今日

絶対数 10万人 絶対数 10万人

当たり 当たり

プラハ 6866 518.47 7876 594.74

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 641 644.78 665 668.92

ベロウン 605 636.45 755 794.25

クラドノ 1073 644.51 1201 721.39

コリーン 707 688.93 828 806.84

クトナー・ホラ

486 640.92 688 907.32

ムニェルニーク

586 536.13 704 644.09

ムラダーボレスラフ

755 579.14 921 706.48

ニンブルク 680 674.03 850 842.54

プラハ東部 1061 572.96 1235 666.93

プラハ西部 855 572.53 977 654.22

プシーブラム 493 428.31 641 556.89

ラコブニーク 286 514.74 342 615.53

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

882 450.22 1232 628.88

チェスキー・クルムロフ

270 438.62 377 612.45

インドジフーフ・フラデツ

393 433.33 529 583.29

ピーセク 279 389.74 355 495.9

プラハチツェ 229 449.21 285 559.06

ストラコニツェ

222 313.68 247 349.01

ターボル 426 415.22 524 510.75

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

214 344.82 256 412.49

クラトビ 272 314.8 343 396.97

ピルゼン北部 342 427.61 386 482.63

ピルゼン市内 915 470.97 1119 575.97

ピルゼン南部 317 499.31 382 601.69

タホフ 215 395.69 240 441.7

ロキツァニ 276 559.28 316 640.34

<カルロビ・バリ州>

へプ 766 835.93 869 948.34

カルロビ・バリ

383 333.57 396 344.89

ソコロフ 379 429.65 381 431.91

<ウースチー州>

ジェチーン 932 719.46 996 768.86

ホムトフ 396 316.94 480 384.17

リトムニェジツェ

442 369.36 584 488.02

ロウニ 302 348.36 406 468.33

モスト 502 449.39 541 484.3

テプリツェ 607 470.28 699 541.56

ウースチー・ナト・ラベム

804 673.72 855 716.45

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

501 485 637 616.65

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

615 678.31 791 872.42

リベレツ 1368 778.93 1665 948.04

セミリ 366 493.95 459 619.46

<フラデツ・クラーロヴェー州>

フラデツ・クラーロヴェー

1793 1091.41 1859 1131.58

イチーン 423 528.45 510 637.14

ナーホト 896 814.86 1113 1012.2

トルトノフ 1142 967.98 1366 1157.84

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

776 977.54 846 1065.72

<パルドゥビツェ州>

フルジム 761 727.44 884 845.02

パルドゥビツェ

1455 829.34 1633 930.8

スヴィタヴィ 644 617.25 773 740.9

ウースチー・ナド・オルリツィー

912 659.56 1102 796.96

<ヴィソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

689 725.91 791 833.38

イフラバ 767 675.01 867 763.02

ペルフジモフ 339 468.87 415 573.98

トシェビーチ 558 503.56 652 588.39

ジュジャール・ナト・サーザヴォウ

634 536.57 696 589.04

<南モラビア州>

ブランスコ 499 457.23 586 536.94

ブルノ市内 1939 508.46 2218 581.62

ブルノ郊外 1065 474.09 1193 531.07

ブジェツラフ 519 446.29 639 549.48

ホドニーン 771 500.83 944 613.21

ヴィシュコフ 492 533.16 592 641.53

ズノイモ 521 455.61 663 579.79

<オロモウツ州>

イェセニーク 202 532.03 214 563.63

オロモウツ 1266 537.64 1554 659.95

プロスチェヨフ

571 525.56 681 626.81

プシェロフ 719 555.16 848 654.77

シュンペルク 389 323.04 539 447.61

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 578 631.03 650 709.63

フリーデク・ミーステク

1536 715.55 1856 864.62

カルビナー 1646 668.23 2067 839.14

ノヴィー・イチーン

999 659.07 1310 864.25

オパヴァ 1266 537.64 1874 1063.35

オストラバ市内

2850 890.22 3292 1028.28

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

717 680.63 749 711.01

ウヘルスケー・フラジシチェ

735 516.78 974 684.83

フセチーン 992 692.09 1101 768.14

ズリーン 1504 784.76 1857 968.94


2-5.外国の様子

●イギリス

 ロンドンではカーン市長が、30人に一人がコロナウイルスに感染しており、即刻対策を取らなければ、医療機関が崩壊し、死亡者が更に発生すると発表し、市民にできる限り自宅にいるよう呼びかけた。入院患者数は、昨年春のピーク時よりも現在は35%ほど多い状態。

 イギリスの医薬品・医療製品規制庁は、今日、モデルナ社のワクチンを認可した。イギリスで認可されるワクチンとしては、ファイザー・バイオンテック社、アストラゼネカ社のワクチンに続いて第三番目。

 来週からイギリスへの入国時に、72時間以内に受けた検査の結果陰性を提示することが義務付けられる。違反した場合は、500パウンドの罰金が科される。


●ハンガリー

 ハンガリーでは、今日、オルバーン首相がラジオのインタビューで、コロナウイルス感染拡大対策として、現行規制、夜間外出禁止令を2月1日まで延長することを発表した。

 今週に入り、基礎学校は通常授業を再開したが、高校は11月11日から閉鎖しており、遠隔授業が行われている。宿泊施設、飲食店も閉鎖(飲食店はテイクアウトのみ)。集会は禁止。夜8時~翌日朝5時まで外出禁止となっている。


●オーストラリア

 オーストラリアのクイーンズランド州では、金曜日夜から3日間、首都ブリスベンのロックダウン導入を決定した。ブリスベンにて新型コロナウイルスの市中感染が1件確認されたため。当局はブリスベン及び当市近辺の住民に対して、ロックダウン中は自宅に留まるよう呼びかけている。オーストラリア政府は、外国からのオーストリア入国条件も厳しくする。


●オーストリア

 オーストリアは、今晩真夜中0時より、チェコとの国境において越境できる検問所を制限し、通行するすべての車の検問を開始する。理由は、チェコの感染状況が悪化しているため(昨日の日当たり感染者は、人口885万9千人のオーストリアでは2540人、1千69万人のチェコでは14780人)。


●フランス

 フランスでは、外出禁止が18時からになっている行政地区が増えており、飲食店、店舗、博物館・美術館などの閉鎖解除の目途が立っていない。

 パリ市から1時間半ほどのところにあるバニュー市に勤める教員が新変種に感染していることが確認されたが、イギリスに滞在した人と接触していないことから、新変種の感染拡大が心配されている。

 ワクチン接種数もこれまで4万5千回投与となっており、ドイツの10分の1となっている。このため、政府は1回目投与から2回目投与までの期間を6週間に延長して、できるだけ多くの人に投与することを検討している。



① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)及び死亡者(②)

(2020年1月8日アップデート*)

*2020年12月半ばまで毎日アップデートされていたが、クリスマス、新年の時期は1週間に一度のみアップデートすることになった。新年が過ぎた現在も1週間に一度のアップデートとなっている。


2020年53週目(注:53週目は12月28日~1月3日)

年末の規制強化で、各国の感染度が下がる中、チェコは大幅に悪化し、5番目から2番目に急上昇。

 ① ②

1.  リトアニア 1199.28 11.52

2.  チェコ 1119.19 15.58

3.  リヒテンシュタイン 1024.02 28.66

4.  スロベニア  959.15 25.13

5.  スウェーデン 785.12 3.32

6. オランダ 759.70 6.49

7.  イギリス 720.7 10.4

8.  キプロス 717.66 4.57

9.  スロバキア 674.50 17.72

10. ラトビア 601.94 12.55

11. デンマーク 590.36 5.84

12. エストニア 583.25 5.81

13. ポルトガル 517.03 9.58

14. ルクセンブルク  464.58 10.75

15. アイルランド 455.63 2.06

16. クロアチア 422.68 19.99

17. イタリア 335.09 10.82

18. オーストリア 320.04 11.71

19. ポーランド 319.67 9.91

20. ドイツ 319.04 10.00

21. スペイン 297.41 3.87

22. マルタ 277.17 6.08

23. フランス 272.15 6.70

24. ルーマニア 253.08 8.16

25. ハンガリー 242.73 17.34

26. ベルギー 174.14 7.77

27. ブルガリア 169.37 15.27

28. ノルウェー 149.02 0.84

29. ギリシャ 84.17 7.32

30. フィンランド 68.09 1.38

31. アイスランド 31.37 0.28



② EU諸国の危険度アップデート

 11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。

 11月9日(月)から有効。

最終アップデート日:2021年1月8日(金)

有効開始日:2021年1月11日(月)


1月11日より、以下の変更が有効となる。

・危険度中(オレンジ色)→危険度大(赤色):フランス、アイルランド

・危険度大(赤色)→危険度中(オレンジ色):ブルガリア、ベルギー、ハンガリー


赤:イギリス、ポルトガル、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニア、ラトビア、デンマーク、フランス、アイルランド


黄(オレンジ):アイスランド、ノルウェー、フィンランド、カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島、キプロス、バレアレス諸島、ギリシャ、スペイン、ベルギー、ブルガリア、ハンガリー


緑:バチカン


③ チェコへの入国規定

チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。

以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。

(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)

赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)

*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)


・ドイツのバイエルン州が、12月9日(水)から1月5日(火)まで、外国からの買い物客及び観光客の入国を禁止する。

 ドイツは、1月5日、現行規制の1月31日までの延長を決定した。

1月11日より、チェコからドイツへの入国時に48時間以内に受けた検査結果の提示が求められる。検査は、ドイツへの入国直後、国内で受けることも可能。その後、すぐに検疫隔離に入り、5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば、隔離終了。2回目の検査を受けない場合は、隔離期間は10日間。


・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。

 1月10日(土)0時00分より、チェコとの国境は大きな検問所のみにて通行可能とし、検問を強化する。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。


・スロバキア入国の条件として、12月18日から抗原検査が義務付けられている。直近72時間以内に受けた抗原検査(又はPCR検査)の結果が陰性であることを提示、結果が陽性である場合は国境でシステム登録し、スロバキア国内で隔離に入る。

・ザクセン州は、12月31日(木)より、チェコとポーランドからの入国者に対して、24時間以内に受けた検査の結果陰性の提示を国境検問所にて求め、その他にこれまで導入されている10日間の自宅待機(検疫隔離)を義務付ける。検査は国境検問所にて、及び入国後48時間以内に受けることも可能とするが、費用は入国者自身が負担。

 1月18日(月)から、ザクセン州へ日帰りで通勤しているチェコ人に対しても検査結果陰性の提示義務、1週間に1回の自費による受検*を義務付ける。(12月末、12月31日から1週間に2回の受検を義務付けることが発表されていたが、導入されなかった)

⋆「自費による受検」は、チェコ政府が費用負担することになり、チェコ側で行った検査結果をザクセン州側が認めることになった。


黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。

緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。

<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)

緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ


*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)


・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり感染者が100人の国)からオーストリアへ入国した場合、10日間の検疫隔離に入り、入国後5日経過してから検査を受けることが可能という規制を現在の時点で少なくとも1月10日まで導入する。(12月2日ニュース)



3. 現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

12月27日(日)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行した。

政府は、当初の規制レベル5通りの導入とし、例外を認めないとしているが、今回は店舗の日曜日営業が認められている。


主な規制内容は以下のとおり。

・マスクは、屋内及び屋外公共の場所にて着用。

・店舗(スーパーマーケットも含めて、食品、日用品、医薬品等の生活必需品に販売を限定)(人数制限:1顧客当たり15平米)(日曜日も営業)

・屋外マーケット・市場禁止

・宿泊施設閉鎖

・レストラン閉鎖(テイクアウトのみ)

・サービス業閉鎖

・外出禁止令(夜9時~翌日朝5時まで)

・集会人数2人まで(家族、勤務先は例外)

・飲酒(公共の場では禁止)

・結婚式・葬儀(参加者15人まで)

・ミサ(参加者数:定員の1割まで)

・学校(新年明けてから遠隔授業。例外:基礎学校1・2年生、幼稚園、特別学校)

・文化的な催し、博物館・美術館・各地の城は閉鎖

・図書館:貸出返却のみ

・プロスポーツ 試合は観客なしで許可

・アマチュアスポーツの試合禁止

・屋内運動場・プール 閉鎖

・屋外運動可(参加者最大2人まで)


3-1.

① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入


<システムの仕組み>

一定のパラメータを使って、リスク指標をスコア制にて計算し、5段階に分ける。

11月16日導入後、1月5日まで、以下の4つのパラメータが使われていた。

 1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)

 2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)

 3.簡素R値(0~30点)

 4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)


しかし、12月18日から全国一斉の抗原検査が開始し、上記指標は現状に見合わなくなったとして、1月5日、新パラメータが発表され、6日から導入された。

新規パラメータは以下のとおり。


① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無


5段階は、それぞれ、

レベル5(76点以上:紫) 危険度高

レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高

レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中

レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低

レベル1(20点以下:緑) 危険度低

各段階の規制は、下記参照。



●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf

表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定(→12月22日に保健省サイトに公表。以下参照)



保健省が12月22日に改定したマトリックスは、全部で6つ。

① 総括マトリックス(当初の名称:マトリックス1)

② スポーツ

③ 文化・宗教儀礼

④ 産業・商業

⑤ 学校

⑥ スキー場


*②~⑥は各分野の管轄省庁が保健省と話し合って作成したマトリックス

(PESシステムのPESが犬を意味し、保健省は同システム導入時に名称は「感染状況を監視する番犬」に由来するとしたことから、②~⑥について、一部の専門家からは、番犬の邪魔をする「子犬」ができたと揶揄された)


以下は①のレベル別の規制内容と項目別の規制内容(訳)。


注:以下の規制の中にある「運営上の対策」は、各分野の下位マトリックスに相当する、上記の②~⑥の内容)

注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。


<マトリックス1・レベル別の規制内容>

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日*・祭日は休店。

(*12月23日政府記者会見にて、ブラトニー保健大臣が、祭日のみとすることを発表している)

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク4(赤)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:6人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク3(オレンジ)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

⑨スポーツ試合:プロ及びアマチュアの試合許可(観客なし、特別対策)

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)

⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。

⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク2(黄色)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)

⑮図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク1(緑)

①マスク着用義務:屋内の限定された場所及び公共交通機関

②屋内及び屋外における集会人数:屋外500人、屋内100人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大100人

④病院・社会福祉施設の面会:鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。

⑤自由な移動:制限なし。

⑥行政役所の受付時間:制限なし。

⑦宿泊施設:制限なし。

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。

⑬博物館・ギャラリー:制限なし。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大50人)

⑮図書館:運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):運営上の対策。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり。

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<マトリックス1・項目別規制内容>

① マスク着用義務

レベル5.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル4.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル3.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル2.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル1.屋内の限定された場所及び公共交通機関


② 屋内及び屋外における集会人数:

レベル5.2人

レベル4.6人

レベル3.屋外50人、屋内10人

レベル2.屋外100人、屋内50人

レベル1.屋外500人、屋内100人


③ 結婚式・葬儀・宗教儀礼

レベル5.最大15人

レベル4.最大20人

レベル3.最大30人

レベル2.最大50人

レベル1.最大100人


④ 病院・社会福祉施設の面会:

レベル5.基本的に禁止(規定された例外を除く)

レベル4.基本的に禁止(規定された例外を除く)

レベル3.社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

レベル2.社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

レベル1.鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。


⑤ 自由な移動:

レベル5.夜間外出禁止21時~5時

レベル4.夜間外出禁止23時~5時

レベル3.制限なし

レベル2.制限なし

レベル1.制限なし。


⑥ 行政役所の受付時間

レベル5.受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

レベル4.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル3.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル2.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル1.制限なし。


⑦ 宿泊施設

レベル5.制限あり

レベル4.制限あり

レベル3.制限なし

レベル2.制限なし

レベル1.制限なし。


⑧ 学校

レベル5.遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケー

スを除く)

レベル4.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第

二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔

授業(例外あり)。

レベル3.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第

二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は

基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

レベル2.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯

大学は遠隔授業。

レベル1.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯

大学は遠隔授業。


⑨ スポーツ試合

レベル5.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

レベル4.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

レベル3.プロ及びアマチュアの試合(観客なし、特別対策)許可

レベル2.観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

レベル1.観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。


⑩ 余暇のスポーツ

レベル5.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

レベル4.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

レベル3.屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

レベル2.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

レベル1.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。


⑪ プール・ウェルネス

レベル5.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

レベル4.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

レベル3.人が集会する催しと同規定。

レベル2.人が集会する催しと同規定。

レベル1.人が集会する催しと同規定。


⑫ 文化関係

レベル5.文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

レベル4.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

レベル3.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

レベル2.観客が座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最

大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクシ

ョンまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

レベル1.観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で

最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セク

座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。


⑬ 博物館・ギャラリー

レベル5.閉館

レベル4.閉館

レベル3.入場可能人数の25%まで。

レベル2.入場可能人数の50%まで。

レベル1.制限なし。


⑭ 城・歴史記念物

レベル5.閉場

レベル4.閉場

レベル3.人数制限あり(グループあたり最大10人)

レベル2.人数制限あり(グループあたり最大30人)

レベル1.人数制限あり(グループあたり最大50人)


⑮ 図書館

レベル5.非接触による貸し出し・返却

レベル4.窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

レベル3.1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

レベル2.2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


⑯ ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所

レベル5.閉鎖

レベル4.閉鎖

レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数

の50%まで。運営上の対策。

レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。

レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。


⑰ 飲食店

レベル5.外出禁止時間外のテイクアウトのみ

レベル4.外出禁止時間外のテイクアウト

レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数

の50%まで。運営上の対策。

レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。

レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。


⑱ 公共の場所における飲酒

レベル5.禁止

レベル4.禁止

レベル3.制限なし。

レベル2.制限なし。

レベル1.制限なし。


⑲ 店舗(ショッピングモール)

レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店

レベル3.顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉

鎖。

レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。

レベル1.顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。


⑳ 小売店

レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル3.顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。

レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。

レベル1.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。


㉑その他のサービス業・営業所

レベル5.閉鎖

レベル4.閉鎖

レベル3.運営上の対策。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉒事業者(製造業・倉庫業)

レベル5.稼働上の対策。検査推奨。

レベル4.マトリックス2に基づく。検査推奨。

レベル3.運営上の対策。検査推奨。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉓事業者(事務職・その他の営業)

レベル5.可能な限りテレワーク。検査推奨。

レベル4.可能な限りテレワーク。検査推奨。

レベル3.テレワーク推奨。検査推奨。

レベル2.テレワーク推奨。

レベル1.運営上の対策。


㉔温泉療養所

レベル5.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

レベル4.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

レベル3.運営上の対策。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉕刑務所における面会

レベル5.禁止

レベル4.禁止

レベル3.運営上の対策。面会禁止。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉖緊急事態の必要性

レベル5.必要あり

レベル4.必要あり

レベル3.必要あり

レベル2.必要あり

レベル1.必要あり


㉗規制順守チェック

レベル5.警察及び自治体

レベル4.警察及び自治体

レベル3.警察及び自治体

レベル2.警察及び自治体

レベル1.警察及び自治体


規制を遵守しない場合、チェコ警察が、その場で最高1万コルナまでの罰金を科すことができる。

② 検閲隔離期間の短縮

2020年9月1日から、検疫隔離期間が10日に短縮。

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

・隔離の規則が9月15日(火)から、以下のとおり変更になった。

目的:検疫隔離になる人の数を大幅に減らすため

・陽性者に接触していても、接触時に陽性者および本人ともにマスク又は粉塵マスク(respirator)を着用していたことがわかっており、かつ本人が無症状であれば、検疫隔離しなくてよい。

・陽性者に接触していても、本人が直近90日以内に新型コロナウイルスにかかっていれば、検疫隔離しなくてよい。(90日間は免疫ができているため)

*マスクをしていても、陽性者がくしゃみをした後に握手した場合などは、検疫隔離しなければならない。

*接触後、10日間は健康状態に注意し、症状が出た場合は、ホームドクターに連絡する。

*陽性者と接触後、症状が出ている場合は検疫隔離(quarantine)または陽性隔離(isolation)に入るが、症状が消えた後も3~4日は隔離の状態を継続する。検疫隔離(quarantine)、陽性隔離(isolation)の双方について、隔離終了のためにテストを受ける必要はない(医療関係者、社会福祉施設職員、免疫力が低下している人は例外)


・衛生局による追跡作業の方法が9月21日(月)、自己追跡(直近に接触した人を衛生局のウェブサイトで自己申告する方法)になる。

3-2.外国渡航に関する情報

11月9日(月)より有効。

*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効となる。


最終アップデート日:2021年1月6日(水)



入国申告書の様式はこちら:https://plf.uzis.cz/

相手国への入国条件 チェコへ帰国後の義務

アルバニア 無 検査・入国申告

アンドラ  無 検査・入国申告

オーストラリア  特別な条件あり   無

ベルギー 検疫隔離・検査 検査・入国申告

ベラルーシ 検疫隔離 検査・入国申告

ボスニア・ヘルツェゴビナ

検査 検査・入国申告

ブルガリア 無 検査・入国申告

モンテネグロ 無 検査・入国申告

デンマーク 特別な条件あり 無

エストニア 検疫隔離 検査・入国申告

フィンランド(黄)特別な条件あり 無

フランス(黄) 無 無

クロアチア 無 検査・入国申告

アイルランド(黄)検疫隔離 無

アイスランド(黄)検疫隔離・検査 無

イタリア 検査 検査・入国申告

日本 特別な条件あり 無

カナダ 特別な条件あり 検査・入国申告

韓国 検疫隔離・検査 無

コソボ 検査 検査・入国申告

キプロス 特別な条件あり 検査・入国申告

リヒテンシュタイン

検疫隔離 検査・入国申告

リトアニア 検疫隔離・検査 無

ラトビア 検疫隔離 無

ルクセンブルク 無 検査・入国申告

ハンガリー 特別な条件あり 検査・入国申告

マルタ(黄) 検査 無

モルドバ 特別な条件あり 検査・入国申告

モナコ 検査 検査・入国申告

ドイツ 検疫隔離・検査 検査・入国申告

オランダ 検疫隔離・検査 検査・入国申告

ノルウェー(黄) 検疫隔離・検査 無

ニュージーランド 特別な条件あり 無

ポーランド 無 検査・入国申告

ポルトガル 無 検査・入国申告

オーストリア 検疫隔離    検査・入国申告

ルーマニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告

ロシア 特別な条件あり 検査・入国申告

ギリシャ(黄) 検査 無

サンマリノ 検査 検査・入国申告

北マケドニア 無 検査・入国申告

シンガポール

スロバキア 検疫隔離・検査* 検査・入国申告

スロベニア 検疫隔離・検査 検査・入国申告

セルビア 検査 検査・入国申告

バチカン 無 無

スペイン(黄) 検査 無

スウェーデン 無 検査・入国申告

スイス 検疫隔離 検査・入国申告

タイ 検疫隔離 無

チュニス 検査 検査・入国申告

トルコ 検査 検査・入国申告

ウクライナ 検疫隔離・検査 検査・入国申告

アメリカ 検査・入国申告

イギリス 検疫隔離 検疫隔離・検査


・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。

 1月9日(金)から10日(土)にかけての真夜中より、国境の限られた場所においてのみ通行可能とし、検問を強化する。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。


自宅待機)に入る。入国後5日目から受検可能。国境を越えて通学、通勤している人、芸術家は14日以内に受けた検査結果陰性の提示が可能であれば例外として認められる。国際貨物トラックの運転手、トランジットは検査結果提示義務免除。


・ザクセン州は、12月31日(木)より、チェコとポーランドからの入国者に対して、24時間以内に受けた検査の結果陰性の提示を国境検問所にて求め、その他にこれまで導入されている10日間の自宅待機(検疫隔離)を義務付ける。検査は国境検問所にて、及び入国後48時間以内に受けることも可能とするが、費用は入国者自身が負担。日帰りでザクセン州へ通勤・通学している人には、一週間2回の受検が義務付けられる。


・1月11日より、チェコからドイツへの入国時に48時間以内に受けた検査結果の提示が求められる。検査は、ドイツへの入国直後、国内で受けることも可能。その後、すぐに検疫隔離に入り、5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば、隔離終了。2回目の検査を受けない場合は、隔離期間は10日間。


過去直近2週間の間にイギリス、北アイルランドに12時間以上滞在した場合は、1月5日(火)から、チェコへの入国時に検査の陰性結果提示が義務付けられる。

同様の義務が1月7日(木)から、スペイン(カナリア諸島を除く)からチェコへの入国時にも課せられる。


<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/specialy/koronavirus/3251630-evropska-komise-zajistila-dalsich-300-milionu-davek-vakciny

https://twitter.com/mzvcr/status/1347596593986482178?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet

https://www.idnes.cz/zpravy/zahranicni/sasko-petricek-opatreni-cestovani-testy.A210108_122842_zahranicni_jhr


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

無断転載をお断りします。

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