• Miwatis Praha

2021年1月9日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:4月14日

カルロビ・バリ州にて集中治療室 満床

PESシステム改定案 概要


12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧くださいをご覧ください)


チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト:https://covid.gov.cz/en/(英語版)


<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況(データ)

2.今日の動き

2₋1. 感染の様子(PES指標)

2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)

2₋3. PESシステム 各地のリスク指標

2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

2₋5. 外国の様子

① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年1月8日アップデート

② EU諸国の危険度(2021年1月8日アップデート

③ チェコへの入国規定(2021年1月8日アップデート

3.現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

② 検閲隔離期間

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

3-2.外国渡航に関する情報(1月6日アップデート


1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)

1月8日(金)の新規陽性者数:13,029人


PCR検査実施数:37,149件

PCR検査陽性率:35.07%(39.12%*)

*直近7日間平均


抗原検査実施 

累積数:1,013,302件

1月8日実施数:25,978件


予防接種実施数(1月6日18時現在)

19918投与*

*単位は投与回数

(1週間に一度、毎週木曜日にアップデートされる)


・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

1月9日(土)8時00分におけるチェコ保健省の発表

現在の陽性者総数:155,730人*(一昨日13万人超、昨日14万人超、今日15万人を超えて過去最多)

治った人の数:654,008人

現在の入院患者数:7,249人

累計感染者数:822,716人

累計死亡者数: 12978人(前日から178人増)

・入院患者数と重症者数

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci

1月8日(金)現在

入院患者数:7249人(前日の7323人から74人減、7475人から226人減)

今日になり、7日の入院患者数が7323人から最終的に7475人に修正されている。

重症者の数:1108人(前日の1093人から15人増、1116人から8人減)

今日になり、7日の重症者数が1093人から最終的に1116人に修正されている。

・プラハにおける感染状況

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA

1月8日(金)

新規陽性者数:813人

1月9日(土)8時現在

現在の陽性者総数:9601人

治った人の数:47278人

累計感染者数:55749人

累計死亡者数:870人

(今日9日、全体的に大幅な修正があったと思われる)


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き

2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状

全国の規制レベル:紫(リスク5)

(導入規制は3-0-1をご覧ください)


12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。


今日1月9日(金)のリスク指標(チェコ全国)は87(規制レベル5相当)。

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes

12月30日(水)、規制レベル5相当の指数になり、今日は11日目。

<全国のまとめ>

規制レベル3相当の指標  0州

規制レベル4相当の指標  0州

規制レベル5相当の指標 14州



2-2. 今日の動き

●PESシステム改定の様子

 今日のチェコテレビ19時のニュースにて、PESシステム改定の進捗状況が紹介された。報道されている内容は以下のとおり。(ハブリーチェク副大臣・産業貿易大臣・交通大臣がチェコテレビのインタビューに対して述べた内容、昨日の保健省ブリーフィング*にてブラトニー保健大臣が発表した内容、及びチェコテレビが保健省より入手している資料)

*昨日の保健省ブリーフィングは、チェコテレビが途中カットし、感染状況に関する内容のみを報道したため、PESシステム改定に関する発言は削除されていた。

・文化、スポーツの分野では、第4レベル、第5レベルにおいても、検査結果が陰性であることを条件に、活動内容によっては規制解除することを検討中。


・解除を認められても、事業者側で採算が立たないと判断した場合は、引き続き閉鎖してもよいが、その場合は補償金が低額となる。


・解除されたことから、事業者が事業活動を再開する場合も補償金を受理する権利は認められるが、補償金額が低額となる。


・現在、各分野の保健省提案について関係者からのコメントを受け付けている段階。詳細は、来週引き続き、野党、労働組合と話し合われる予定。

各分野の現段階における保健省提案は以下のとおり。

<宿泊施設>

規制レベル  現行   改正後

5   閉鎖 閉鎖

4   閉鎖 検査結果陰性の宿泊客のみ

3、2、1   規制なし 規制なし

チェックイン時に検査結果陰性を提示すれば、観光目的の宿泊客も許可する。

<飲食店>

規制レベル  現行   改正後

5、4 テイクアウトのみ テイクアウトのみ

3 1テーブルに4人 1テーブルに4人

定員5割まで 定員3割まで

2 1テーブルに6人 1テーブルに6人

定員6割まで

1 1人1座席 1テーブル6人

定員8割まで

・ 飲食店は、現行よりも厳しくなることが検討されている。

<文化・スポーツ>

規制レベル  現行  改正後

5 閉鎖 閉鎖

4 閉鎖 定員2割、検査陰性

3 閉鎖 定員3割、検査陰性

2、1  座席・立見 座席のみ

・劇場、映画館、催し主催者等は、観客・参加者すべての名前・連絡先などを登録し、1か月間保管し、州衛生局が必要な場合に提示する。

文化関係者からのコメント

・検査結果陰性提示を義務づけるためには、観客が上演当日前に検査を受けなければならず、実際の導入は難しいと思う。

・観客に個人情報提供を求めても、それが本人であるかどうかを調べることができない。

<外出禁止>

規制レベル   現行  改正後

5 21時~翌日朝5時 21時~翌日朝5時

4 23時~翌日朝5時 22時~翌日朝5時

3、2、1 制限なし 制限なし

・レベル4の外出禁止開始時間を1時間早めることを検討中。


<店舗>

規制レベル   現行  改正後

5 生活必需品のみ 生活必需品のみ

4 生活必需品のみ  ‐

・改正後はレベル5を除き、店舗における顧客人数制限。

<プール、ウェルネス(エステ)、サウナ>

規制レベル   現行  改正後

5 閉鎖* 閉鎖*

4 閉鎖*   1人当たり15平米

・その他のレベルでは、1人当たり15平米の人数制限。

*閉鎖は、医療サービス提供者、プロスポーツ選手を例外とする。

<アマチュアスポーツ(屋内)>

規制レベル  現行  改正後

5 閉鎖 2人まで*

4 閉鎖 6人まで*

*検査結果陰性提示を義務づける。

<緊急事態>

レベル2及び1では、緊急事態なしの規定に改正することを検討中。

野党からのコメント

レベル2及び1でも緊急事態は必須と考える。(チェコモラビア共産党)

● ワクチン接種の様子

 バビシュ首相は、今日、すでに4万人が接種を受けていることをプラーボ紙に対して発言した。しかし、ワクチンはすでに10万投与分が配布されている。これまでに配当されているワクチンは、医療従事者、85歳以上の高齢者、高齢者施設の職員・クライアント(高齢者)用となっている。


● 集中治療室の空床

 カルロビ・バリ州では、集中治療室が満床となっており、新しく入院する重症患者は他州にて治療している。

 チェコテレビでは報道されていないが、インターネットのSeznamニュースが行ったインタビューにおいて、へプ病院(注:ヘプはカルロビ・バリ州の一地方)の内科長は、「生存の可能性が高い患者さんを選ばなくてはならなくなっている」と発言した。

● 入院患者の検査実施

 病院に対して入院患者の新型コロナウイルス検査を行う義務が課されていないが、チェコテレビが行ったアンケートによると、全国にある12の主幹病院である大学附属病院のうち、8つの病院が、入院患者全員を検査していると答えた。

 残り4つのブロフカ病院、在プラハ大学附属病院、クラーロフスケー・ビノフラディ病院、オストラバ大学附属病院では、すべての患者に検査を行うのではなく、個別に判断していると答えた。(クラーロフスケー・ビノフラディ病院のアレンベルゲル院長は、心臓疾患で緊急の手術を要する患者に検査を行って結果を待つことはできない、と答えた)


● 週末のスキー客

 今週水曜日から金曜日にかけて全国的に雪が降り、山岳部では現在も雪が降っているため、週末のスキー場は閉鎖されているにもかかわらず、クロスカントリー、そり遊びなどで訪れる人々であふれている。場所によっては、駐車場が足りなくなっており、10時前に警察がスキー場への道路を閉鎖する事態も発生した。

 ハブリーチェク副大臣は、政府がスキー場の規制を厳しくするほど状況は深刻ではなく、ドイツで行われているように、スキー場への人数制限をスキー場到着前の道路にて行い、スキー場の規制順守(マスク着用、社会距離維持)は各スキー場の運営者が監視すべき、とコメントしている。

 しかし運営者は、広いスキー場のすべての人を監視することは難しく、規制順守を呼びかけることも難しい、多くの人が狭い場所に集まっていることも多々発生していると述べている。


● 現行規制下の公共の場所における規定

・マスク着用(社内でも同一家庭以外の人の場合はマスク着用)

・社会距離の維持

・社会距離2メートル以下の集会人数2人まで(同一家庭の場合は例外)

・集会する場合は必要最低限の時間のみ許可

・公共の場における飲酒禁止

・宿泊施設:チェコ人の観光目的による宿泊は禁止。(職業上の目的による宿泊、外国人がチェコに滞在するための宿泊、検疫隔離又は陽性隔離の場合は可

・スキー場のリフトは、スキー客の利用禁止。(スキーをしない観光客の利用は可)


2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年1月9日現在)


リスク指標 レベル

チェコ全域 87↑  5


チェコ全域のリスク指標が規制レベル5のカテゴリーになって11日目

1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。

新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

R値(簡易)

入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数増加の有無

入院後に感染が判明した件数増加の有無

1月9日現在の指標87の内訳

絶対値  評価スコア

1450.3 20

② 1317.2 20

③ 1.20 15

④ 53.4% 30

⑤ 有(増加) 2

⑥ 無 0

合計   87


保健省コメント:1月9日指標の増加の原因は、R値上昇(③)。

https://www.mzcr.cz/tiskove-centrum-mz/denni-souhrn-testu-na-covid-19-a-hodnoceni-indexu-rizika-pro-protiepiedemicky-system-pes-k-9-1-2021/


2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年1月9日8時発表のデータ)


 昨日 今日

絶対数 10万人 絶対数 10万人

当たり 当たり

プラハ 7876 594.74 8549 645.56

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 665 668.92 804 808.74

ベロウン 755 794.25 832 875.26

クラドノ 1201 721.39 1284 771.25

コリーン 828 806.84 957 932.54

クトナー・ホラ

688 907.32 755 995.67

ムニェルニーク

704 644.09 729 666.96

ムラダーボレスラフ

921 706.48 1003 769.38

ニンブルク 850 842.54 961 952.56

プラハ東部 1235 666.93 1338 722.55

プラハ西部 977 654.22 1057 707.79

プシーブラム 641 556.89 759 659.4

ラコブニーク 342 615.53 372 669.52

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

1232 628.88 1434 731.99

チェスキー・クルムロフ

377 612.45 412 669.31

インドジフーフ・フラデツ

529 583.29 639 704.58

ピーセク 355 495.9 466 650.96

プラハチツェ 285 559.06 344 674.8

ストラコニツェ

247 349.01 341 481.83

ターボル 524 510.75 599 583.85

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

256 412.49 322 518.84

クラトビ 343 396.97 405 468.72

ピルゼン北部 386 482.63 414 517.64

ピルゼン市内 1119 575.97 1200 617.67

ピルゼン南部 382 601.69 431 678.87

タホフ 240 441.7 280 515.31

ロキツァニ 316 640.34 364 737.6

<カルロビ・バリ州>

へプ 869 948.34 1016 1108.76

カルロビ・バリ

396 344.89 484 421.54

ソコロフ 381 431.91 490 555.48

<ウースチー州>

ジェチーン 996 768.86 1133 874.62

ホムトフ 480 384.17 548 438.59

リトムニェジツェ

584 488.02 700 584.95

ロウニ 406 468.33 500 576.76

モスト 541 484.3 617 552.33

テプリツェ 699 541.56 736 570.22

ウースチー・ナト・ラベム

855 716.45 935 783.49

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

637 616.65 717 694.09

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

791 872.42 894 986.03

リベレツ 1665 948.04 1671 951.45

セミリ 459 619.46 478 645.1

<フラデツ・クラーロヴェー州>

フラデツ・クラーロヴェー

1859 1131.58 1854 1128.54

イチーン 510 637.14 563 703.35

ナーホト 1113 1012.2 1204 1094.96

トルトノフ 1366 1157.84 1556 1318.89

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

846 1065.72 958 1206.81

<パルドゥビツェ州>

フルジム 884 845.02 990 946.35

パルドゥビツェ

1633 930.8 1786 1018.01

スヴィタヴィ 773 740.9 868 831.95

ウースチー・ナド・オルリツィー

1102 796.96 1186 857.71

<ヴィソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

791 833.38 897 945.06

イフラバ 867 763.02 901 792.94

ペルフジモフ 415 573.98 449 621.01

トシェビーチ 652 588.39 796 718.35

ジュジャール・ナト・サーザヴォウ

696 589.04 940 795.54

<南モラビア州>

ブランスコ 586 536.94 708 648.73

ブルノ市内 2218 581.62 2451 642.72

ブルノ郊外 1193 531.07 1413 629

ブジェツラフ 639 549.48 765 657.83

ホドニーン 944 613.21 1130 734.04

ヴィシュコフ 592 641.53 694 752.06

ズノイモ 663 579.79 806 704.85

<オロモウツ州>

イェセニーク 214 563.63 265 697.96

オロモウツ 1554 659.95 1616 686.28

プロスチェヨフ

681 626.81 786 723.45

プシェロフ 848 654.77 915 706.5

シュンペルク 539 447.61 551 457.58

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 650 709.63 734 801.34

フリーデク・ミーステク

1856 864.62 1955 910.74

カルビナー 2067 839.14 2282 926.42

ノヴィー・イチーン

1310 864.25 1418 935.5

オパヴァ 1874 1063.35 2075 1177.4

オストラバ市内

3292 1028.28 3474 1085.13

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

749 711.01 839 796.45

ウヘルスケー・フラジシチェ

974 684.83 1071 753.03

フセチーン 1101 768.14 1288 898.6

ズリーン 1857 968.94 1920 1001.82



2-5.外国の様子

●イギリスのエリザベス女王とフィリップ殿下が、今日ワクチン接種を受けた。


●ポーランドでは、すでに約20万人がワクチン接種を受けている。12月27日から医療従事者、病院職員の接種を開始。今後高齢者の接種が始まる。3月末までに294万人の投与を完了する予定。感染状況は安定してきており、年末から現在1月17日までの予定で導入されている規制の効果を判断して、その後の対応を決める。



① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)及び死亡者(②)

(2020年1月8日アップデート*)

*2020年12月半ばまで毎日アップデートされていたが、クリスマス、新年の時期は1週間に一度のみアップデートすることになった。新年が過ぎた現在も1週間に一度のアップデートとなっている。


2020年53週目(注:53週目は12月28日~1月3日)

年末の規制強化で、各国の感染度が下がる中、チェコは大幅に悪化し、5番目から2番目に急上昇。

 ① ②

1.  リトアニア 1199.28 11.52

2.  チェコ 1119.19 15.58

3.  リヒテンシュタイン 1024.02 28.66

4.  スロベニア  959.15 25.13

5.  スウェーデン 785.12 3.32

6. オランダ 759.70 6.49

7.  イギリス 720.7 10.4

8.  キプロス 717.66 4.57

9.  スロバキア 674.50 17.72

10. ラトビア 601.94 12.55

11. デンマーク 590.36 5.84

12. エストニア 583.25 5.81

13. ポルトガル 517.03 9.58

14. ルクセンブルク  464.58 10.75

15. アイルランド 455.63 2.06

16. クロアチア 422.68 19.99

17. イタリア 335.09 10.82

18. オーストリア 320.04 11.71

19. ポーランド 319.67 9.91

20. ドイツ 319.04 10.00

21. スペイン 297.41 3.87

22. マルタ 277.17 6.08

23. フランス 272.15 6.70

24. ルーマニア 253.08 8.16

25. ハンガリー 242.73 17.34

26. ベルギー 174.14 7.77

27. ブルガリア 169.37 15.27

28. ノルウェー 149.02 0.84

29. ギリシャ 84.17 7.32

30. フィンランド 68.09 1.38

31. アイスランド 31.37 0.28



② EU諸国の危険度アップデート

 11月4日(水)、チェコ保健省は、EU基準に合わせて、EU諸国の感染度マップをアップデートした。

 11月9日(月)から有効。

最終アップデート日:2021年1月8日(金)

有効開始日:2021年1月11日(月)


1月11日より、以下の変更が有効となる。

・危険度中(オレンジ色)→危険度大(赤色):フランス、アイルランド

・危険度大(赤色)→危険度中(オレンジ色):ブルガリア、ベルギー、ハンガリー


赤:イギリス、ポルトガル、オランダ、ポーランド、チェコ、スロバキア、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、イタリア、スロベニア、クロアチア、ルーマニア、ドイツ、スウェーデン、キプロス、リトアニア、エストニアラトビア、デンマーク、フランスアイルランド


黄(オレンジ):アイスランド、ノルウェー、フィンランド、カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島、キプロス、バレアレス諸島、ギリシャスペイン、ベルギーブルガリアハンガリー


緑:バチカン


③ チェコへの入国規定

チェコ保健省は、11月5日付にて、以下の規定を発表した。

以下の入国規定は、11月9日(月)から有効になる。

(https://koronavirus.mzcr.cz/seznam-zemi-podle-miry-rizika-nakazy/)

(3-3「外国渡航に関する情報」をご参照ください)

赤の国:過去直近14日間に12時間*以上滞在してチェコへ帰国する者は、入国時に入国申告書(こちらの様式:https://plf.uzis.cz/)を記入する。帰国後7日以内に管轄の州衛生局へPCRテストの結果を提出する。帰国後提出するPCRテストの結果は、どのEU諸国にて受けたテストでもよいが、72時間以内であること。この義務は5歳未満の子どもには適用されない。(ギリシャが赤色に変更になった際に記載されている保健省による2020年11月20日付の説明)

*11月16日、チェコ政府は12時間を24時間に変更しているが、保健省サイトでは12時間になっているので注意が必要。(11月27日のアップデートでも12時間のまま)


・ドイツのバイエルン州が、12月9日(水)から1月5日(火)まで、外国からの買い物客及び観光客の入国を禁止する。

 ドイツは、1月5日、現行規制の1月31日までの延長を決定した。

1月11日より、チェコからドイツへの入国時に48時間以内に受けた検査結果の提示が求められる。検査は、ドイツへの入国直後、国内で受けることも可能。その後、すぐに検疫隔離に入り、5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば、隔離終了。2回目の検査を受けない場合は、隔離期間は10日間。


・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。

 1月10日(土)0時00分より、チェコとの国境は大きな検問所のみにて通行可能とし、検問を強化する。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。


・スロバキア入国の条件として、12月18日から抗原検査が義務付けられている。直近72時間以内に受けた抗原検査(又はPCR検査)の結果が陰性であることを提示、結果が陽性である場合は国境でシステム登録し、スロバキア国内で隔離に入る。

・ザクセン州は、12月31日(木)より、チェコとポーランドからの入国者に対して、24時間以内に受けた検査の結果陰性の提示を国境検問所にて求め、その他にこれまで導入されている10日間の自宅待機(検疫隔離)を義務付ける。検査は国境検問所にて、及び入国後48時間以内に受けることも可能とするが、費用は入国者自身が負担。

 1月18日(月)から、ザクセン州へ日帰りで通勤しているチェコ人に対しても検査結果陰性の提示義務、1週間に1回の自費による受検*を義務付ける。(12月末、12月31日から1週間に2回の受検を義務付けることが発表されていたが、導入されなかった)

⋆「自費による受検」は、チェコ政府が費用負担することになり、チェコ側で行った検査結果をザクセン州側が認めることになった。


黄色の国:黄(オレンジ)色に指定された国からチェコへ入国する場合は、入国申告書記入義務から免除される。チェコに仕事又は留学目的にて入国する外国人は、勤務先又は教育機関の入口で、PCR検査陰性の証明書を提示しなければならない。当該義務は外国人のみに適用される。

緑色の国:緑色に指定された国からチェコへ入国するチェコ人及び外国人は、入国申告書提示、PCR検査、検疫隔離の義務から免除される。

<欧州以外の国で感染度低(緑色)の国>(健康省が発表した低感染国リストから)

緑色の国:オーストラリア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、タイ


*政府は、16日、医療、家族、商用、勤務上の理由から、赤の危険国へ渡航する場合、24時間以内であれば、検査を免除することを決定した。11月17日から有効になる。これまでは12時間だった。(保健省11月20日付記載では、依然として12時間のままになっている)


・オーストリアは、今年、スキー場をクリスマスからオープンする。しかし、観光客が多く集まることを避けるため、政府はオーストリア全域にて宿泊施設・飲食店を1月7日まで閉鎖する他、欧州の危険国(赤色の国:過去直近2週間、人口10万人当たり感染者が100人の国)からオーストリアへ入国した場合、10日間の検疫隔離に入り、入国後5日経過してから検査を受けることが可能という規制を現在の時点で少なくとも1月10日まで導入する。(12月2日ニュース)



3. 現在有効な規制内容

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

12月27日(日)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行した。

政府は、当初の規制レベル5通りの導入とし、例外を認めないとしているが、今回は店舗の日曜日営業が認められている。


主な規制内容は以下のとおり。

・マスクは、屋内及び屋外公共の場所にて着用。

・店舗(スーパーマーケットも含めて、食品、日用品、医薬品等の生活必需品に販売を限定)(人数制限:1顧客当たり15平米)(日曜日も営業)

・屋外マーケット・市場禁止

・宿泊施設閉鎖(チェコ人の観光目的による宿泊は禁止。職業上の目的による宿泊、外国人がチェコに滞在するための宿泊、検疫隔離又は陽性隔離の場合は可

・レストラン閉鎖(テイクアウトのみ)

・サービス業閉鎖

・外出禁止令(夜9時~翌日朝5時まで)

・集会人数2人まで(家族、勤務先は例外)

・飲酒(公共の場では禁止)

・結婚式・葬儀(参加者15人まで)

・ミサ(参加者数:定員の1割まで)

・学校(新年明けてから遠隔授業。例外:基礎学校1・2年生、幼稚園、特別学校)

・文化的な催し、博物館・美術館・各地の城は閉鎖

・図書館:貸出返却のみ

・プロスポーツ 試合は観客なしで許可

・アマチュアスポーツの試合禁止

・屋内運動場・プール 閉鎖

・屋外運動可(参加者最大2人まで)

・スキー場のリフトは、スキー客の利用禁止。(スキーをしない観光客の利用は可)

3-1.

① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入


<システムの仕組み>

一定のパラメータを使って、リスク指標をスコア制にて計算し、5段階に分ける。

11月16日導入後、1月5日まで、以下の4つのパラメータが使われていた。

 1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)

 2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)

 3.簡素R値(0~30点)

 4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)


しかし、12月18日から全国一斉の抗原検査が開始し、上記指標は現状に見合わなくなったとして、1月5日、新パラメータが発表され、6日から導入された。

新規パラメータは以下のとおり。


新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

R値(簡易)

入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数増加の有無

入院後に感染が判明した件数増加の有無


5段階は、それぞれ、

レベル5(76点以上:紫) 危険度高

レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高

レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中

レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低

レベル1(20点以下:緑) 危険度低

各段階の規制は、下記参照。



●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf

表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定(→12月22日に保健省サイトに公表。以下参照)



保健省が12月22日に改定したマトリックスは、全部で6つ。

① 総括マトリックス(当初の名称:マトリックス1)

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/PES_matice_opatreni_221120_final.pdf

② スポーツ

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_sport_final_29112020.pdf

③ 文化・宗教儀礼

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_kultura_bohosluzby_final_29112020.pdf

④ 産業・商業

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_prumysl_obchod_final_29112020.pdf

⑤ 学校

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_skolstvi.pdf

⑥ スキー場

(https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_skiarealy_final_17122020.pdf)


*②~⑥は各分野の管轄省庁が保健省と話し合って作成したマトリックス

(PESシステムのPESが犬を意味し、保健省は同システム導入時に名称は「感染状況を監視する番犬」に由来するとしたことから、②~⑥について、一部の専門家からは、番犬の邪魔をする「子犬」ができたと揶揄された)


以下は①のレベル別の規制内容と項目別の規制内容(訳)。


注:以下の規制の中にある「運営上の対策」は、各分野の下位マトリックスに相当する、上記の②~⑥の内容)

注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。


<マトリックス1・レベル別の規制内容>

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日*・祭日は休店。

(*12月23日政府記者会見にて、ブラトニー保健大臣が、祭日のみとすることを発表している)

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク4(赤)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:6人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク3(オレンジ)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

⑨スポーツ試合:プロ及びアマチュアの試合許可(観客なし、特別対策)

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)

⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。

⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

リスク2(黄色)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人