感染状況 急激に悪化 20日政府は規制強化決定
10月25日から職場においてもレスピレーター着用を再度義務化、
11月1日から飲食店における非感染証明チェック開始、
検査有料化、検査結果期間変更
<目次>
1.感染状況データ
2.今日の動き
3.EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)(2021年10月14日更新)
4.各国の感染リスク度表示(2021年10月15日更新)
5.チェコへの入国規定(2021年9月11日更新)
1. 感染状況データ
・今日の感染状況
10月20日(水)8時におけるチェコ保健省の発表
10月17日(日)の新規陽性者数:792人
(前週日曜日比 456人多い)
10月18日(月)の新規陽性者数:2536人
(前週月曜日比 1195人多い)
10月19日(火)の新規陽性者数:3246人
(前週火曜日比 1739人多い)
過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数
10月20日現在117人 (10月19日現在101人)
過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数
10月20日現在162人 (10月20日現在182人)
PCR検査実施数累計:11,223,776件
PCR検査実施数(10月19日):32,040件
抗原検査実施累計:28,279,091件
抗原検査実施数(10月19日):34,339件
全検査の陽性率(10月19日現在):9.04%(13.26%*)
*7日間の移動平均
予防接種実施(10月19日現在)
当日の接種回数:13 870
累計:11,979,814
ワクチン接種完了:6,034,002人
治った人の数:1,664,526人
現在の入院患者数:620人
累計感染者数:1,715,515人
累計死亡者数: 30,574人
10月19日(火)現在
入院患者数:620人(10月18日の628人から8人減)
重症者の数:102人(10月18日の104人から2人減)
*1週間前10月12日の入院患者数は435人、重症者の数は87人だった。
10月18日(月)、急激に増加。
10月19日(火)
新規陽性者数:402人
10月20日(水)8時現在の発表
治った人の数:190,268人
累計感染者数:196,152人
累計死亡者数:2,784人
各州の状況はこちら
PESシステム リスク指標(2021年10月17日現在)
(保健省のデータ)
リスク指標 規制レベル(相当)
チェコ全国 70→ 4
10月18日以降データなし。
2.今日の動き
<2021年10月18日~20日ニュース>
●感染状況(10月19日)
・2021年10月18日(月)の新規陽性者数は2521人で、先週月曜日1341人のほぼ2倍。
4月以来の最多となった。
・入院患者数も増加し、544人。5月以来の最多。
・直近1週間の死亡者数は54人で、9月1か月間の死亡者数よりも多くなった。
●感染状況(10月20日)
・2021年10月19日(火)の新規陽性者数は3246人で、先週火曜日より1739人多い、4月20日以来の最多となった。昨日に続き、前週比約2倍の増加が今日も続いている。
・チェコにおける新型コロナウイルスの感染はこの1週間で急激に拡大。
・入院患者数も増加し、先週火曜日の数字から約4割増の620人。うち102人が重症。
・死亡者数も急増。直近1週間の死亡者数は51人。(9月1か月間の死亡者数は44人だった)
・検査を受ける人の数も徐々に増加している。先週火曜日に行われたPCR検査は約2万5000件、抗原検査は3万3000件だったが、今週の火曜日は、それぞれ3万2000件、3万4000件だった。
・過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、19日の101人から20日117人へ増加。すべての州及びプラハにおいて数字が増加し、100を超えている州が全体の5割を占める。最も状況が悪いのはモラビア・シレジア州(196人)、最も状況が良いのはフラデツクラーロベー州の33人。(モラビアシレジア州、オロモウツ州、南ボヘミア州、プラハにて最も感染が拡大している)
●「現実的なシナリオ」から「リスクの高いシナリオ」へ移行
(2021年10月19日ニュース)
10月19日(火)、ボイチェフ保健大臣は、10月18日(月)の感染状況について、「残念ながら、これまでの『現実的なシナリオ』(夏に保健情報分析研究所が発表したリスク中程度の感染状況予測)から、『リスクの高いシナリオ』へ移行しつつあり、今後も陽性者数が増加することが予測される」と述べ、10月20日(水)、政府は感染拡大防止対策の強化について検討すると発表した。保健大臣は、飲食店において顧客の非感染証明所持の有無を飲食店が行うこと、職場におけるレスピレーターの着用を提案すると述べた。
10月18日(月)、政府は検査結果有効期間短縮、隔離期間短縮、検査(非感染証明として結果を利用するための検査)の保険負担終了について、次期連立政権の見解を待っていたため、検討しなかった。ボイチェフ保健大臣は、チェコラジオが行ったインタビューの中で、見解が出されれば、政府は今週中に再度検討を行うと述べていた。
●感染悪化、今後の予測(2021年10月19日)
10月19日(火)、18日の新規陽性者数が急増したため、チェコテレビ19時ニュースで、チェコテレビ科学編集部が今後の予測を発表した。
・現在、日当たり陽性者数が約2500人だが、この数字は「リスクの高いシナリオ」(R値が1.4)に相当し、このままこの傾向が続くと、10月末には日当たり陽性者数が5000人を超える。
・過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、19日(月)、全国平均で100人を超え、101人となった。
10月19日(火)、保健情報分析研究所のドゥシェク所長は、以下をチェコラジオにて述べた。
・「リスクの高いシナリオ」へ移行し始めている。
・「リスクの高いシナリオ」に基づくと、11月初めの入院患者数は1200人、そのうち250人が集中治療を必要とするようになる。
●病院の様子
チェコ国内の病院によっては、新型コロナウイルスの感染状況悪化のため、面会を禁止、制限するところが出始めている(火曜日に禁止した施設は、プシェロフのフラニツェ病院、ビシュコフ病院、オストラバ市立病院など)。多くの病院では、まだ面会を制限する措置を取るに至っていないが、今後の状況に応じて同様の対策が行われる予定。(2021年10月19日)
10月20日のニュースでは、プロスチェヨフ病院の感染症病棟にて新コロナウイルスによる入院患者が増加している様子が報道されている。感染症科科長のプロケシュ医師は、入院患者のほとんどがワクチン接種を受けていない人、または高齢者でワクチン接種を受けていても感染した人が多いと述べている。
ボイチェフ保健大臣は、10月20日、政府の規制強化発表の際に、以下を述べた。
・感染状況がこのまま悪化すれば、病院が再度逼迫する可能性がある。
・州によっては病院の医療提供を制限しなければならない状況にある。
・ワクチンがなければ、入院患者数は6倍ほど多くなっているはずである。
●規制強化(10月20日ニュース)
今週に入り、感染状況が急激に悪化しているため、政府は10月20日(水)、以下①~④の対策強化を決定した。
①10月25日(月)より、これまでレスピレーター着用義務の例外として認められていた職場も含め、すべての屋内におけるレスピレーター着用を義務付ける。(室内に1人で勤務している場合は例外)
*職場において、常に一緒に仕事をしている人といる場合は例外として、これまで着用免除が認められていた。
*学校におけるレスピレーター着用は今のところ見送り。プラガ教育大臣が学校におけるレスピレーター着用に対して反対しており、レスピレーター着用の代わりに、感染リスクの高い地域において検査を行うべきと主張しているため。しかし、専門家との間で今後さらに検討される。学校における対策については、10月21日(木)、専門家と各大臣(保健大臣、教育大臣)の間で合意する予定。
*プラガ教育大臣は、チェコテレビに対し、「保健省は今週月曜日には感染状況をコントロールできていると発表していたのに、今日(水曜日)は学校の授業中におけるマスク着用を提案するとしている。これは受け入れられない」と発言した。次期政権を組む市長・無所属も検査をするべきで、授業中のマスク着用には合意できない、と述べている。マスク着用が義務付けられたら、生徒とその親ががっかりするだろうと述べている学校側の意見もチェコテレビのレポートの中で紹介されている。
→10月21日、ボイチェフ保健大臣とプラガ教育大臣の間で、以下の内容にて合意した。
・教員がワクチン接種を受けていない場合、レスピレーターを着用する。
・生徒はレスピレーター着用義務なし。
・秋休み明けに、過去直近1週間に人口10万人当たり300人を超える陽性者が発生している感染状況の地方(okres)では、ワクチン接種を受けていない生徒を対象に検査を行う。
②飲食店において、11月1日(金)から、顧客の非感染証明提示チェックを義務付ける。飲食店の店員が顧客の非感染(ワクチン証明、感染証明又は陰性証明)を確認する。
*ショッピングモールなどのフードコードは例外。
*保健大臣は、この案について、レストラン・ビール醸造業者の代表者と検討し、経済会議所も支持していることを述べた。
*これまでは、衛生局がチェックを行っていたため、抜き打ちチェックとなっており、顧客全員の提示は義務付けられていなかった。
③11月1日より、予防用の検査(非感染を証明するための検査)を有料化(一部例外あり)。
例外:
18歳未満の子ども
1回目のワクチン接種を受けている人(ワクチン接種完了者を含む)
健康上の理由からワクチン接種を受けることができない人
医師又は州衛生局の紹介状があるため検査を受ける人
以上の人は、11月1日以降も1か月あたりPCR検査2回、抗原検査4回を公的保険が負担する。
*検査費用は規制されているため、非常に高価になることはない。(ボイチェフ保健大臣の発言)
*11月1日より、12歳未満の子どもは、非感染証明提示義務を免除(これまでは、6歳未満の子どもに限り、非感染証明提示義務が免除されていた)
④11月1日より、検査の陰性結果有効期間を抗原検査24時間(1日)、PCR検査72時間(3日)に短縮。(これまではそれぞれ3日間、7日間だった)
⑤10月25日より、隔離期間が14日から1週間に短縮。
(1週間にPCR検査を受けて陰性であれば終了)
*この内容については、すでに決定していたため、今日の政府会議にて検討されなかった。
学校の教室内におけるマスク着用義務の他、政府の中からはワクチン接種を受けていない従業員に対して毎週検査を実施する案が出されているため、早急に議論し、次回の保健リスク評議会にて結論を出したい、とバビシュ首相が述べた。
●飲食店協会の反応
10月20日、政府が特別会議にて決定した規制強化について、飲食店協会のスターレク会長は以下を述べている。
・ボイチェフ保健大臣とは、政府会議の前に、短時間、会合したのみ。
・外国では飲食店にて顧客が非感染証明を保持しているかどうかチェックしているが、(チェコでは)飲食店側にどのような方法で非感染証明をチェックしたらよいかのマニュアルがない。
・今日の規制強化によると、11月1日以降は、飲食店にて簡易検査にて陰性を証明することは認められなくなる。
・感染状況をよくするために、(飲食店側も)協力する用意はできているが、(今日の規制強化内容は)飲食店のサービス、顧客の飲食店利用上、全般的に影響が及ぶ。今後、人々が飲食店を利用する機会が減ると思われる。
・飲食店における非感染証明のチェックの他、検査有料化も問題。ワクチン接種を受けていない顧客がレストランへ行きたいと思ったら、数百コルナの費用を支払って検査を受けなければならない。この状況が及ぼす影響は明らかだ。
●学校への指示(10月20日ニュース)
・子どもたちの感染が増加しているため、10月20日(水)、プラハ市長は、各区役所、基礎学校に対して来週月曜日及び火曜日(25日、26日)を休校にするよう呼びかけた。
・プラハ市の衛生局ヤーグロバー局長は、25日、26日を休校にすれば、子どもたちが会わない日が延長して9日間になるため、感染者数が減少すること、11月1日に学校で検査を行うよう推奨した。
・南ボヘミア州クバ州知事も、同州の学校に対して、来週の秋休みを2日間延長するよう推奨した。延長については、各学校の判断に任せている。秋休みの後、全生徒が検査を受けることも歓迎すると述べた。
・20日19時のチェコテレビニュースでは、プラハ、南ボヘミア州、ピルゼン州、ウースチー州、オロモウツ州、モラビア・シレジア州が10月25日、26日を学校長権限による休校を推奨することが報道されている。
・21日19時チェコテレビニュースでは、10月25日、26日の学校休校について、プラハの他、南ボヘミア、ピルゼン州、モラビア・シレジア州の3州が推奨する旨、報道されている。
●衛生局による対策順守チェック強化(10月19日のニュース)
感染状況が悪化しているため、衛生局は今後、感染拡大防止対策が順守されているかどうかのチェックを強化することを発表した。10月19日の時点で、特に11月4日(木)及び6日(土)の2日間、全国一斉にチェックを強化すると発表している。
●総合診療医へのファイザー・バイオンテックのワクチン配布
(10月19日のニュース)
10月19日時のニュースで、月曜日から総合診療医へファイザー・バイオンテック社のワクチン配布が開始することが発表されている。
(注:未来形の「月曜日」であるため、10月25日から配布開始と解釈可能)
●3回目接種までの期間 (10月19日のニュース)
10月18日(月)から、3回目接種(再接種)の期間が、これまでの8か月から6か月に短縮された。
10月19日19時のチェコテレビニュースにて、チェコワクチン学会のフリーベク理事長がチェコテレビの質問に回答する形式のインタビューの中で、ワクチンの効果が91パーセントから6か月後に81パーセントに減少するため、再接種の期間が6か月になったことを説明した。
●レスピレーターの付加価値税(10月18日ニュース)
シレロバー財務大臣は、10月18日(月)、レスピレーターをはじめとする新型コロナウイルスに感染する保護具の付加価値税について、引き続き今年末まで免税することを発表した。現在、付加価値税免税期間は10月末までとなっている。通常21%の付加価値税を当初2か月間の予定で2月初めに免除とすることが決まったが、それ以降、延長が続いている。
●ラトビア ロックダウン(10月19日ニュース)
ラトビアでは、感染状況が悪化しているため、10月21日~11月15日まで、ロックダウンに入る。店舗、飲食店、娯楽施設などが閉鎖されるほか、学校も一部休校となる。ラトビアは、EUの中でもワクチン接種率が低い国の一つとなっている。
3. EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)
直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)
及び人口100万人当たりの死亡者(②)
(2021年10月14日アップデート)
統計の対象は2週間 2021年39週目及び40週目
(39週目:9月27日~10月3日、40週目:10月4日~10月10日)
① ②
1. リトアニア 972.23 120.25
2. ラトビア 864.40 61.33
3. エストニア 859.23 40.63
4. ルーマニア 858.96 167.47
5. スロベニア 555.33 24.33
6. クロアチア 441.58 42.38
7. ブルガリア 402.81 167.88
8. スロバキア 396.00 23.64
9. アイルランド 372.25 14.30
10. ギリシャ 287.63 42.54
11. オーストリア 284.51 13.14
12. ベルギー 243.34 10.59
13. ルクセンブルク 200.60 1.60
14. キプロス 179.84 6.76
15. オランダ 159.25 3.10
16. アイスランド 143.08 0.00
17. ドイツ 137.05 9.69
18. ノルウェー 123.58 3.91
19. デンマーク 121.83 4.29
20. フィンランド 113.55 4.89
21. チェコ 97.79 4.68
22. フランス 92.38 8.75
23. ハンガリー 83.88 13.51
24. ポルトガル 82.07 9.03
25. スウェーデン 81.07 3.29
26. イタリア 67.07 10.13
27. スペイン 54.52 11.18
28. ポーランド 51.76 7.82
29. マルタ 49.56 3.89
30. リヒテンシュタイン
49.04 0.00
*赤字は先週から増加。
4.各国の感染リスク度表示
保健省は、10月15日(金)、感染リスク度リストのアップデートを発表した。
2021年10月18日(月)0時から有効になる。
緑色の国(感染リスクが低い国)
オーストラリア
チリ
ヨルダン・ハシェミット王国
カナダ
韓国
サウジアラビア
リヒテンシュタイン
イタリア
マルタ
ニュージーランド
ルワンダ
カタール
クウェイト
アラブ首長国連邦
バーレーン
台湾
ウルグアイ
バチカン
香港
マカオ
カナリア諸島
マデイラ
*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。
オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国) アンドラ
デンマーク
ポーランド
フランス
アイスランド
キプロス
モナコ
オランダ
ノルウェー
サンマリノ
ポルトガル(アゾレス諸島を含む)
スペイン(バレアレス諸島を含む)
スウェーデン
スイス
赤色の国(感染リスクが高い国)
ベルギー
ブルガリア
クロアチア
アイルランド
オーストリア
ギリシャ
スロバキア
ドイツ
フィンランド
ルクセンブルク
ハンガリー
濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)
エストニア
リトアニア
ラトビア
ルーマニア
スロベニア
その他、上記以外の国すべて(日本)
保健省発表の各国危険度はこちら
5. チェコへの入国規定
9月11日から有効となったチェコへの入国規定
以下は、保健省のページを訳した内容(一部概要)
以下の人は、下記の帰国時規則から免除される。
① ワクチン接種完了し、最終接種から14日間が経過し、新型コロナウイルスに感染している症状のない人。ワクチン接種者も、入国申告書記入義務あり。
ワクチンの接種については以下が認められている。
・チェコ国内又はEU諸国内にてワクチン接種を受けた認証を持っている人。
・EU諸国外の国でワクチンを受けている場合は、英語で書かれた書面上の接種証明書又はEUの認める電子認証を所持し、EMAが登録又はWHOが緊急使用として承認しているワクチンである場合。書面による証明書は、所定の内容が記載されており、書面上の証明書から遠隔で内容を直接確認できること。
② これまで新型コロナウイルスに感染したことがあり、陽性が初めて確認された検査から11日以上180日以下の期間にあり、新型コロナウイルス電子認証に関するEU規則に基づいて発行された認証を持っている人。感染証明を持っている人も、入国申告書記入義務あり。
③ チェコへ向けて出発する前の滞在国にて新型コロナウイルスに感染し、隔離終了したことを証明する外交覚書を持っている人。入国申請書記入義務あり。
④ 6歳未満の子ども
6歳未満の子どもは、入国申告書記入義務対象外。
⑤ 12時間以内にチェコ国内を通過する人。
⑥ 国際運送業の作業員
など。
<各感染リスクレベルに応じた入国規定>
感染度が低い国(緑色の国)
① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔 離の必要なし。
検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)
感染リスクが中程度の国(オレンジの国)
① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離の必要なし。
検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)
感染リスクが高い国(赤色の国)
① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
②
1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合
・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。
入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。
・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。
2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合
・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。
・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。
感染リスクが高い国(濃い赤色の国)
① 入国申告書(Public Health Passenger Locator Form) の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
②
1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合
・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。
入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。
・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。
2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合
・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。
・チェコへ入国後、5日~14日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。
感染リスクが極端に高い国(黒色の国)
① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)
② チェコへの渡航開始前に、陰性結果(書面又は所定認証で、48時間以内に受けた抗原検査又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果)を所持。
③ チェコへ入国後、24時間以内に受けるPCR検査の予約確認書を所持。(国境検問にて要請に応じて提示)
④ 入国申告書、検査結果及び入国後24時間以内に受けるPCR検査の予約確認書を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。
⑤ チェコへ入国後、10日~14日目に再度PCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。
⑥ PCR検査陰性結果が出るまで、自主隔離。
「EU諸国以外の国の国民で、チェコが発行した滞在許可を持っていない人、又はチェコ以外のEU諸国プラス*の発行した滞在許可又は永住許可を持っていない人について、現在住んでいる国が感染リスク低ではない場合、現在、チェコへの入国は禁止されている。この禁止の例外は、保健省の感染対策(II./2及びII./3)**に記載されている」(内務省のホームページから)
→9月20日(月)より、日本は濃い赤色の国となったため、チェコが発行した滞在許可を持っていない人、又はチェコ以外のEU諸国(EU諸国+)の発行した滞在許可又は永住許可を持っていない人に対するチェコへの入国は、9月20日(月)より不可能となっている。
<情報源>
https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3388840-respiratory-budou-opet-povinne-i-v-praci-rozhodla-vlada
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