• Miwatis Praha

2021年2月10日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:4月14日

感染状況の悪い地域限定にて規定強化の可能性

欧州員会 これまでのワクチン方針についてミス認める

バビシュ首相 セルビア訪問


2021年2月5日(金)より、チェコへの入国規制が強化(4₋1.「チェコへの入国規制」をご参照ください)。


2021年1月30日0時より、接触できる人の制限(一家庭内のみ)、宿泊時の規制など、規制が厳しくなっています(詳しくは、1月28日ブログをご覧ください)。外国人観光客の入国も公式に禁止されました(詳しくは、1月30日ブログをご覧ください)。


12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧ください)


チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト:https://covid.gov.cz/en/(英語版)


<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況(データ)

2.今日の動き

2₋1. 感染の様子(PES指標)

2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)

2₋3. PESシステム 各地のリスク指標

2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

2₋5. 外国の様子

① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年2月4日アップデート

3.国内規制

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

② 検閲隔離期間

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

4.外国の様子

4₋1. チェコへの入国規定(2021年2月5日アップデート

4-2.各国の感染リスク度表示(2021年2月1日

4-3.外国渡航に関する情報(2月5日アップデート


1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)

2月9日(火)の新規陽性者数:10,165人(1週間前の火曜日より1022人多い)

PCR検査実施数累計:4,829,762件

PCR検査実施数(当日):30,565件

抗原検査実施累計:1,889,712件

抗原検査実施数(当日):27,777件


全検査の陽性率(2月9日現在):32.39%(28.06%*)


予防接種実施数(2月9日)

累計:382,416

昨日の投与数:14,170



・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

2月10日(水)8時00分におけるチェコ保健省の発表

現在の陽性者総数:96,759人(昨日から増加)

治った人の数:941,014人

現在の入院患者数:5,921人

累計感染者数:1,055,415人

累計死亡者数: 17,642人(前日から144人増)

・入院患者数と重症者数

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/prehled-hospitalizaci

2月9日(火)現在

入院患者数:5921人(前日の5855人から66人増、6164人から243人増)

(前日の数字が、5855人から6164人へ修正されている)

重症者の数:1058人(前日の1032人から26人増、1078人から20人減)

(前日の数字が、1032人から1078人へ修正されている)

・プラハにおける感染状況

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje/PHA

2月9日(火)

新規陽性者数:1127人

2月10日(水)8時現在

現在の陽性者総数:10,855人

治った人の数:104,602人

累計感染者数:117,001人

累計死亡者数:1,544人


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje



2.今日の動き

2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状

全国の規制レベル:紫(リスク5)

(導入規制は3-0-1をご覧ください)


12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。


今日2月10日(水)のリスク指標(チェコ全国)は71

(規制レベル4相当)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/pes


*リスク指標は規制レベル4に相当するが、現行規制はレベル5のままとなっており、緩和されていない。


1月14日(木)、規制レベル4相当の指数になり、今日は28日目。


2-2. 今日の動き

●感染の様子

・2月9日(火)の新規感染者は、10165人。1週間前の火曜日より1022人多い。


・PES指標は依然として71だが、R値が1.06に増加。


・過去直近7日における人口10万人当たりの感染者数が多いのは、

ヘプ地方1101人(カルロビ・バリ州)、

トルトノフ地方(フラデツ・クラーロベー州)、

ソコロフ地方(カルロビ・バリ州)961人。

● 中央危機管理委員会の発表

 今日、中央危機管理委員会の水曜日定例会議の後の記者会見で、ハマーチェク委員長(副大臣)は、政府は明日開かれる会議にて、感染状況の悪い地域に焦点を絞った規制強化について討議することを発表した。対象となっている地域は、カルロビ・バリ州(ヘプ地方及びソコロフ地方)とフラデツ・クラーロベー州。


フラデツ・クラーロベー州のチェルビーチェク州知事(市民民主党)は、保健省が同州に対してどのような決定を下すか、政府の決定内容を待つ、としている。


カルロビ・バリ州のクルハーネク州知事(市長・無所属に所属の無所属)は、外出規制は職場への移動は例外となること、FFP2保護マスクの着用義務、各使用者(企業)における抗原検査の頻度を多くすることを推奨、人々の生活を麻痺させるものであってはならない、と述べた。

(注:保健省からすでに通達があった上での発言かどうかなどの詳細は不明)。


● カルロビ・バリ州およびフラデツ・クラーロベー州の様子

空床数(麻酔蘇生科・集中治療)(2月10日現在)

フラデツ・クラーロベー州 230床のうち34床

カルロビ・バリ州 78床のうち2床

(保健省データ、チェコテレビ19時ニュース)

英国型変異種の割合(国立医療局のデータ:チェコテレビ19時ニュース)

トルトノフ地方 約60%

ナーホト地方 約45%

プラハ地方 10%未満

→上記地方はフラデツ・クラーロベー州にあるため、同州の感染度が高い原因は、英国型変異種拡大によるものとみられている。


● EU委員会のワクチン方針

 EU委員会のフォン・デア・ライアン委員長は今日、ワクチン認証に時間がかかりすぎたこと、製薬会社がEUのワクチン注文数を満たすものとして信頼しすぎたこと、アストラゼネカ社がワクチンの納入数量を当初の半数に制限したことから、EU内で生産されたワクチンの輸出検査を導入したことはミスだったことを認めた。また、今後、キリアキディス医療担当委員が新しいワクチン方針作成に取り掛かることを述べた。


 フォン・デア・ライアン委員長はチェコテレビのインタビューに対して、EU医薬品庁の認可を受けたワクチンのみがEUにて使用されているのは正しい決定だと述べた。


● バビシュ首相 セルビアへ「出張」

 バビシュ首相は、今日、セルビアのワクチン接種について情報を得るために同国を訪問した。セルビアは昨年末ロシアのワクチンを認可し、1月5日から接種を開始した。すでに同ワクチンは200万投与分購入し、スプートニクVの製薬会社とは、セルビア国内における生産の可能性について話し合いを進めている(国内生産開始は、早くても今年末と見られている)。


 今日の訪問で、バビシュ首相は、EUのスプートニクV認可を待たず、チェコが独自にロシアのワクチン購入を検討する上で、セルビアの状況を知るのは重要だったと述べた。また両国合同の記者会見において、セルビアでは国民一人一人が希望するワクチンを選べることについて言及した。


 セルビアは、欧州諸国の中で、イギリスに続いて、ワクチン接種率が高い。スプートニクVの他、中国のワクチンも購入している。


 バビシュ首相はメルケル首相とワクチンについて話した際に、メルケル首相が中国の習首席に対して、中国シノファームがワクチンを欧州医薬品庁に認可申請するよう勧めると述べたと発表した。

*ロシア政府は、火曜日、ロシアのワクチンをすべての希望者に供給するだけの能力がないことを発表している。(チェコテレビ19時のニュース)


● 世論調査

 世界保健機構に対してIpsos社(チェコの世論調査会社)が行った調査(2020年8月~2021年1月の期間、サンプル数:1000人)によると、「新型コロナウイルスの症状があった時に自宅待機したか」という質問に対して、守らなかった人が46%、一部守った人が7%、守った人は25%、自分には関係なかったと答えた人が23%だった。

 この結果に対して、カレル大学第一医学部公共医療・医事法研究所のフニリツォバー研究員は、「チェコの社会には、他の人よりも自分の(個人の)自由を優先する人がかなり多いことがわかるが、パンデミック下にあっては不利だ」と述べた。


● 政府の緊急事態延長

 現在2月15日以降の緊急事態延長について、明日下院にて討議されるが、昨日の政府と各野党との事前協議においても政府は支持を得ることができず、これまでになく厳しい状況に追い込まれている。

 バビシュ首相は、訪問先のセルビアにて記者団に対し、明日(木曜日)に下院にて緊急事態延長について賛成に投票しない人は、国民が死亡することに責任を取る、と発表した。各野党の党首は、バビシュ首相の発言に反論するとともに、野党と討議すべき重要な時にセルビアを訪問したことを批判している。

緊急事態延長が不可能になった場合、「危機管理法」に基づいた全国一斉の規制導入が不可能になり、「公共健康保護に関する法律」に基づいた規制となるため、法律専門家の解釈によれば、外出規制も感染の疑いがある人のみが対象となり、文化・スポーツの催し、市場・マーケットの禁止、学校・工場・レストランの運営・稼働制限なども全国一斉ではなく、クラスター感染のあるところのみとなる。夜間外出禁止、店舗・サービス業への制限、公共の場におけるアルコール飲料摂取禁止なども不可能になる。


● オーストリア

今日から、オーストリアの国境における規制が強化され、日帰り通勤・通学者に対しても入国時に7日に一度受ける検査の陰性結果提示が求められ、入国時にオンライン登録が義務付けられる。


● スロバキア

来週月曜日(2月15日)から、スロバキアへ入国する人すべてに対し、入国後の隔離が義務付けられる。日帰り通勤・通学者は、7日以内に受けた検査の陰性結果があればよい。国境における検査も厳しくなる予定。


2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年2月10日現在)


リスク指標 規制レベル(相当*)

チェコ全域 71→  4


*リスク指標は規制レベル4に相当するが、現行規制はレベル5のままとなっており、緩和されていない。


チェコ全域のリスク指標が規制レベル4のカテゴリーになって28日目。


1月6日よりPESシステム指標のパラメータが変更になった。

新しいパラメータは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

R値(簡易)

入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数増加の有無

入院後に感染が判明した件数増加の有無

2月10日現在の指標71の内訳

絶対値  評価スコア

926.6 16

743.4 16

1.06 9

46.5% 30

0

0

合計 71

保健省コメント:(昨日の指標が71に修正されているため)前日と同じ指標。


2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年2月10日8時発表のデータ)


 昨日 今日

絶対数 10万人 絶対数 10万人

当たり 当たり

プラハ 5006 378.02 5189 391.84

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 494 496.91 493 495.91

ベロウン 291 306.13 341 358.73

クラドノ 671 403.04 733 440.29

コリーン 563 548.61 510 496.96

クトナー・ホラ

315 415.41 384 506.41

ムニェルニーク

498 455.62 510 466.6

ムラダーボレスラフ

626 480.19 607 465.62

ニンブルク 513 508.49 492 487.68

プラハ東部 947 511.4 929 501.68

プラハ西部 551 368.96 590 395.08

プシーブラム 365 317.1 409 355.33

ラコブニーク 259 466.15 223 401.35

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

516 263.4 520 265.44

チェスキー・クルムロフ

197 320.03 182 295.67

インドジフーフ・フラデツ

342 377.1 375 413.49

ピーセク 222 310.11 233 325.48

プラハチツェ 165 353.67 147 288.36

ストラコニツェ

177 250.1 144 203.47

ターボル 280 272.92 298 290.46

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

351 565.56 366 589.73

クラトビ 531 614.55 484 560.15

ピルゼン北部 425 531.39 450 562.65

ピルゼン市内 828 426.19 916 471.48

ピルゼン南部 326 513.48 332 522.93

タホフ 378 695.67 432 795.05

ロキツァニ 359 727.47 304 616.02

<カルロビ・バリ州>

へプ 992 1082.57 1009 1101.12

カルロビ・バリ

693 603.56 708 616.63

ソコロフ 984 1115.49 848 961.32

<ウースチー州>

ジェチーン 472 364.36 524 404.5

ホムトフ 440 352.15 432 345.75

リトムニェジツェ

303 253.2 284 237.32

ロウニ 320 369.13 300 346.06

モスト 288 257.82 322 288.25

テプリツェ 373 288.99 400 309.9

ウースチー・ナト・ラベム

416 348.59 452 378.76

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

440 425.94 444 429.82

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

486 536.03 495 545.95

リベレツ 762 433.88 762 433.88

セミリ 446 601.91 472 637

<フラデツ・クラーロベー州>

フラデツ・クラーロベー

1365 830.88 1282 780.36

イチーン 582 727.09 553 690.86

ナーホト 937 852.14 914 831.23

トルトノフ 1427 1209.55 1283 1087.49

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

494 622.3 479 603.4

<パルドゥビツェ州>

フルジム 461 440.67 465 444.5

パルドゥビツェ

1076 613.31 1039 592.22

スヴィタヴィ 401 384.35 441 422.69

ウースチー・ナド・オルリツィー

627 453.44 660 477.31

<ビソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

236 248.64 250 263.39

イフラバ 244 214.74 260 228.82

ペルフジモフ 247 341.62 243 336.09

トシェビーチ 250 225.61 295 266.22

ジュジャール・ナト・サーザボウ

317 268.28 376 318.22

<南モラビア州>

ブランスコ 331 303.29 328 300.54

ブルノ市内 903 236.79 931 244.14

ブルノ郊外 679 302.26 676 300.92

ブジェツラフ 363 312.15 378 325.05

ホドニーン 395 256.59 421 273.48

ビシュコフ 303 328.35 319 345.69

ズノイモ 360 314.82 325 284.21

<オロモウツ州>

イェセニーク 41 107.99 56 147.49

オロモウツ 638 270.95 652 276.89

プロスチェヨフ

250 230.11 260 239.31

プシェロフ 361 278.74 425 328.15

シュンペルク 367 304.77 356 295.64

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 171 186.69 203 221.62

フリーデク・ミーステク

449 209.17 472 219.88

カルビナー 715 290.27 719 291.89

ノビー・イチーン

363 239.48 439 289.62

オパバ 498 282.58 467 264.99

オストラバ市内

627 195.85 676 211.15

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

188 178.46 220 208.84

ウヘルスケー・フラジシチェ

238 167.34 233 163.82

フセチーン 259 180.7 295 205.81

ズリーン 464 242.11 430 224.36



2-5.外国の様子



① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)

及び人口100万人当たりの死亡者(②)

(2020年2月4日アップデート)


2021年4週目(1月25日~1月31日)


*チェコと他国(ドイツ)の様子の比較についてブラトニー保健大臣が、1月11日、コメントしている。(1月11日ブログをご覧ください)


 ① ②

1.  ポルトガル 1652.47 362.86

2.  スペイン 1036.18 113.17

3.  チェコ 896.51 182.44

4.  スロベニア  818.83 183.09

5.  ラトビア 595.84 136.46

6.  リトアニア 533.29 127.41

7.  エストニア 518.11 64.91

8.  アイルランド 485.72 142.53

9. スロバキア 468.37 204.75

10. マルタ 465.19 68.89

11. スウェーデン 429.49 47.80

12. フランス 426.97 86.16

13. オランダ 371.83 55.95

14. ルクセンブルク  295.98 45.61

15. イタリア 284.55 105.02

16. ベルギー 276.37 57.96

17. リヒテンシュタイン 265.78 52.11

18. オーストリア 224.32 72.13

19. ドイツ 218.40 126.32

20. キプロス 217.83 33.11

21. ポーランド 196.12 99.36

22.クロアチア 181.34 97.88

23. ルーマニア 179.78 58.26

24. ハンガリー 163.79 119.62

25. デンマーク 156.13 58.56

26. ブルガリア 99.07 80.29

27. フィンランド 93.24 10.15

28. ノルウェー 80.98 8.63

29. ギリシャ 77.86 30.49

30. アイスランド 10.92 0.00



3. 国内規制

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

12月27日(日)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行した。

政府は、当初の規制レベル5通りの導入とし、例外を認めないとしているが、今回は店舗の日曜日営業が認められている。


主な規制内容は以下のとおり。

・マスクは、屋内及び屋外公共の場所にて着用。

・店舗(スーパーマーケットも含めて、食品、日用品、医薬品等の生活必需品に販売を限定)(人数制限:1顧客当たり15平米)(日曜日も営業)

・屋外マーケット・市場禁止

・宿泊施設閉鎖(チェコ人の観光目的による宿泊は禁止。職業上の目的による宿泊、外国人がチェコに滞在するための宿泊、検疫隔離又は陽性隔離の場合は可

・レストラン閉鎖(テイクアウトのみ)

・サービス業閉鎖

・外出禁止令(夜9時~翌日朝5時まで)

・集会人数2人まで(家族、勤務先は例外)

・飲酒(公共の場では禁止)

・結婚式・葬儀(参加者15人まで)

・ミサ(参加者数:定員の1割まで)

・学校(新年明けてから遠隔授業。例外:基礎学校1・2年生、幼稚園、特別学校)

・文化的な催し、博物館・美術館・各地の城は閉鎖

・図書館:貸出返却のみ

・プロスポーツ 試合は観客なしで許可

・アマチュアスポーツの試合禁止

・屋内運動場・プール 閉鎖

・屋外運動可(参加者最大2人まで)

・スキー場のリフトは、スキー客の利用禁止。(スキーをしない観光客の利用は可)

3-1.

① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入


<システムの仕組み>

一定のパラメータを使って、リスク指標をスコア制にて計算し、5段階に分ける。

11月16日導入後、1月5日まで、以下の4つのパラメータが使われていた。

 1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)

 2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)

 3.簡素R値(0~30点)

 4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)


しかし、12月18日から全国一斉の抗原検査が開始し、上記指標は現状に見合わなくなったとして、1月5日、新パラメータが発表され、6日から導入された。

新規パラメータは以下のとおり。


新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

R値(簡易)

入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数増加の有無

入院後に感染が判明した件数増加の有無


5段階は、それぞれ、

レベル5(76点以上:紫) 危険度高

レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高

レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中

レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低

レベル1(20点以下:緑) 危険度低

各段階の規制は、下記参照。


<各レベルへ移行する場合の条件>

入院患者数が以下の人数になった場合、規制が緩和・強化する。


規制レベル 入院患者数

5 4000人 (集中治療室の患者450人)

4 3000人

3 2000人

2 1000人

1 1000人未満


●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf

表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定(→12月22日に保健省サイトに公表。以下参照)



保健省が12月22日に改定したマトリックスは、全部で6つ。

① 総括マトリックス(当初の名称:マトリックス1)

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/PES_matice_opatreni_221120_final.pdf

② スポーツ

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_sport_final_29112020.pdf

③ 文化・宗教儀礼

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_kultura_bohosluzby_final_29112020.pdf

④ 産業・商業

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/11/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_prumysl_obchod_final_29112020.pdf

⑤ 学校

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_skolstvi.pdf

⑥ スキー場

(https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2020/12/Matice_opatreni_PES_druheho_stupne_skiarealy_final_17122020.pdf)


*②~⑥は各分野の管轄省庁が保健省と話し合って作成したマトリックス

(PESシステムのPESが犬を意味し、保健省は同システム導入時に名称は「感染状況を監視する番犬」に由来するとしたことから、②~⑥について、一部の専門家からは、番犬の邪魔をする「子犬」ができたと揶揄された)


以下は①のレベル別の規制内容と項目別の規制内容(訳)。


注:以下の規制の中にある「運営上の対策」は、各分野の下位マトリックスに相当する、上記の②~⑥の内容)

注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。


<マトリックス1・レベル別の規制内容>

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日*・祭日は休店。

(*12月23日政府記者会見にて、ブラトニー保健大臣が、祭日のみとすることを発表している)

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖

スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)

ロープウェイ:スキー客以外の観光客

(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ

リスク4(赤)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:6人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク3(オレンジ)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

⑨スポーツ試合:プロ及びアマチュアの試合許可(観客なし、特別対策)

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)

⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。

⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク2(黄色)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)

⑮図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク1(緑)

①マスク着用義務:屋内の限定された場所及び公共交通機関

②屋内及び屋外における集会人数:屋外500人、屋内100人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大100人

④病院・社会福祉施設の面会:鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。

⑤自由な移動:制限なし。

⑥行政役所の受付時間:制限なし。

⑦宿泊施設:制限なし。

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。

⑬博物館・ギャラリー:制限なし。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大50人)

⑮図書館:運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):運営上の対策。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり。

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

スキー場における制限なし

スキー客は、マスク着用(鼻と口を覆う)及び社会距離維持