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執筆者の写真Miwatis Praha

2021年2月23日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2021年4月14日

病院の受け入れ能力 限界に近づく

集中治療病床残り10%に至る可能性 2~3週間後


現行の緊急事態は、2020年2月27日まで(2月14日延長:詳細は2月14日ブログをご覧ください)(2月14日発表当時、28日までになっていましたが、現在27日まで変更されています)


2021年2月19日、マスクに関する規定変更が予告され、22日詳細が発表されました。2月25日(木)時0時から店舗、公共交通機関、病院におけるFFP2マスク、ナノ繊維マスク、医療マスク2枚重ねが義務付けられます。ご注意ください。(3-1③をご覧ください)


2020年2月5日(金)より、チェコへの入国規制が強化(4₋1.「チェコへの入国規制」をご参照ください)。


2021年1月30日0時より、接触できる人の制限(一家庭内のみ)、宿泊時の規制など、規制が厳しくなっています(詳しくは、1月28日ブログをご覧ください)。外国人観光客の入国も公式に禁止されました(詳しくは、1月30日ブログをご覧ください)。


12月27日(日)0時00分から、規制レベル5(PES規定5、営業可能な店舗・サービス業日曜日営業可)に変更になりました。(詳細は3-0-1「12月27日導入規制レベル5(主な内容)」、3-1①「新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制」をご覧ください)



<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況(データ)

2.今日の動き

2₋1. 感染の様子(PES指標)

2-2. 今日の動き(当日の国内ニュース)

2₋3. PESシステム 各地のリスク指標

2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

2₋5. 外国の様子

① EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年2月18日アップデート

3.国内規制

3₋0₋0. 規制変更内容(2021年2月15日アップデート

3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

3-1. ① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

② 隔離(検疫隔離・陽性隔離)(2021年2月23日アップデート

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

4.外国の様子

4₋1. チェコへの入国規定(2021年2月5日アップデート

4-2.各国の感染リスク度表示(2021年2月19日アップデート

4-3.外国渡航に関する情報(2月16日アップデート


1.国内コロナウイルスの状況

・前日の新規陽性者数(今日8時00分におけるチェコ保健省の発表)

2月21日(日)の新規陽性者数:4,057人(1週間前の日曜日より1178人多い)

PCR検査実施数累計:5,139,869件

PCR検査実施数(当日):9,302件

抗原検査実施累計:2,335,512件

抗原検査実施数(当日):21,657件


全検査の陽性率(2月21日現在):40.61%(34.28%*)


予防接種実施数(2月21日)

累計:545,381

昨日の投与数:1,904



・今日の感染状況(https://koronavirus.mzcr.cz/

2月22日(月)8時00分におけるチェコ保健省の発表

現在の陽性者総数:120,444人(昨日から増加)

治った人の数:1,017,406人

現在の入院患者数:6,049人(前日から28人増)

累計感染者数:1,157,180人

累計死亡者数: 19,330人(前日から116人増)

・入院患者数と重症者数

2月21日(日)現在

入院患者数:6049人(前日の6021人から28人増、5955人から94人増)

(前日の数字が、6021人から5955人へ修正されている)

重症者の数:1263人(前日の1301人から38人減、1275人から12人減)

(前日の数字が、1301人から1275人へ修正されている)

*1週間前2月14日の入院患者数は5848人、重症者の数は1149人だった。

・プラハにおける感染状況

2月21日(日)

新規陽性者数:774人

2月22日(月)8時現在

現在の陽性者総数:14,688人

治った人の数:113,178人

累計感染者数:129,596人

累計死亡者数:1,730人


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き

2-1. 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)による現状

全国の規制レベル:紫(リスク5)

(導入規制は3-0-1をご覧ください)


12月27日(日)から規制がレベル5になった(12月23日政府決定)。


今日2月23日(火)のリスク指標(チェコ全国)は75↓

(規制レベル4相当)



2-2. 今日の動き

●集中治療病床の状況

 今日、保健省は、現在の感染状況がこのまま継続すれば、集中治療空床が現在の15%から2~3週間で10%になり、州によっては満床になることを発表した。理由は、集中治療に従事できる医療スタッフ不足。

 現在、チェコで集中治療を受けている患者数は、約3000人。そのうち、約1300人がコロナウイルス感染による患者となっている。

 リベレツ病院の麻酔蘇生科モルマン科長は、チェコテレビのインタビューを受け、当病院はすでに新型コロナウイルス発生前にも医療スタッフが科によっては不足していたこと、現状下で新しく集中治療用の病床を設けても、対応できるスタッフがいないため、意味がないことを述べた。

 リベレツの隣にある街イレムニツェの町立マサリク病院の院長は、チェコテレビのインタビューを受けた日の夜、患者3人のベッドが廊下に置かれていると述べている。

<集中治療空床率>

① 2月22日17時現在

② R値=1.2が継続した場合の2週間後の様子(現在のR値=1.18)

③ R値=1.4に悪化した場合の2週間後の様子

①    ② ③

プラハ 5% 4.4% 0.8%

中央ボヘミア州 10% 8.1% 0.5%

南ボヘミア州 22% 15.4% 12.4%

ピルゼン州 16% 14.6% 6.4%

カルロビ・バリ州 8% 0% 0%

ウースチー州 13% 5.9% 0%

リベレツ州 19% 15.5% 8%

フラデツ・クラーロベー州

  17%   15.6%   4%

パルドゥビツェ州 19% 15.1% 7.2%

ビソチナ州 23% 18.1% 15.3%

南モラビア州 18% 16.4% 11.6%

オロモウツ州 16% 16% 11%

モラビア・シレジア州

22% 20.9% 16.2%

ズリーン州 21% 23.1% 17.9%

(保健省のデータ:チェコテレビ19時ニュース)

・今後R値が1.2を超えた状態が続く場合、が継続する場合、集中治療を必要とする患者が、日当たり最高50人増加し、20日後には1000人まで増加する。(保健省のデータ:チェコテレビ19時ニュース)

・現在、入院患者数、重症者数ともに増加傾向にあり、1週間前に比べ、それぞれ、198人、122人ずつ増えている。(若い年齢層が増えている)

●ドイツからの支援

 今日、チェルニー保健副大臣は、ドイツのザクセン州から患者9人の受入れ支援提供があり、保健大臣に対し、支援を受け入れる手続きを取るよう要請したことを発表した。(以下、環境省のブリーフィング参照)

 バビシュ首相は、カルロビ・バリ州、ウースチー州がザクセン州の支援を利用するかは、各州の判断に任されていること、ドイツのメルケル首相と電話をし、必要となれば、バイエルン州からも支援があることを述べた。

 夕刻、カルロビ・バリ州クルハーネク州知事が、チェコテレビのインタビューで、ザクセン州への患者移送を希望すると発表した。

●パルドゥビツェ州の様子

 19時ニュースの速報で、パルドゥビツェ州においても病床が満床になりつつあり、夕方、同州の危機管理委員会が、同州にある5つの病院の病床が満床となった場合、「大衆の健康に障害をもたらす事態(Stav hromadného postižení osob)」を宣言すると発表した。事態下においては、生命にかかわる患者に限定し、医療が提供される。同州危機管理委員会は、数日あるいは数時間以内に宣言することになるとしている。

 ネトリツキー州知事は、医療スタッフが足りないため、軍隊、消防隊に対し25人の支援を要請したため、同州5か所に配置されること、救急隊にも支援を要請していることをチェコテレビに対して述べた。

●南ア型変異株

 チェコにて南ア型変異株と見られるサンプルが現在チェコにて7つ見つかっている。4つはブルノの保育園(2つは保育園職員、2つは園児)で見つかり、3つはザンジバルで休暇を過ごし帰国した人にて確認されている。現在、チェコ医療局が確認中。

 同局は、ザンジバル帰りの人にて見つかった3つのサンプルについて、1つは今週末までに結果が出る予定、残りの2つのうち、一つはRNAが少ないため、シーケンシング解析が不可能、もう一つは現在確認中、と述べている。

●ブラトニー保健大臣の発言

 チェコテレビのインタビューに対し、ブラトニー保健大臣は以下を述べた。


集中治療室満床を2~3週間後に控えている現在、今後の対策として以下を行う。

・2月25日からFFP2クラス以上のマスク着用義務が課されるが、全国で、正しくFFP2クラス以上のマスクを着用すれば、感染拡大を遅らせることができることは、国際調査で明らかである。

・企業における検査実施。

・公共交通機関内における感染拡大を防ぐため、一台に乗車する人の数が少なるよう、運行本数を増やす。

●高校における通常授業開始を裁判所が承認

 プラハのナ・ザトランツェ高校一年生が、プラハ市裁判所に対して、遠隔授業では不十分として訴えた案件に対し、裁判所は原告の申し出を認め、同高校に対し、通常授業の開始を認める判決を下した。その事由として、緊急事態延長は下院にて承認されなかったため、2月14日からの緊急事態は、新しい緊急事態ではなく、それ以前の緊急事態の継続であり、従って違憲であると述べている。

 同高校は今週春休みであるため、授業は行われず、2月28日以降、政府は別の法律に基づいて学校に対する規制を下すことになるため、授業再開には至らない。しかし、今日の判決は、多くの法律家が現行の緊急事態に対して持っている意見を反映しているとされている。

●クラウス元大統領 感染

 規制を拒否して公共の場でマスクを着用せず、政府を批判しているクラウス元大統領が新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中。ワクチン接種にも反対している。

●イスラエル

 チェコはイスラエルから、モデルナ社のワクチン5000本の寄付を受けた。寄付はプラハの軍所属病院に届けられ、軍の医療スタッフでコロナウイルス患者に医療を提供している人に投与される。

 イスラエルでは、国民成人の7割がワクチン1回目を受けており、2回目のワクチンも受けている人は国民の約3割、ワクチンの数量も十分にあることから、今週、大幅な規制解除を行った。ワクチンを受けて安全な人はグリーンパスを所持し、各所で制限なく入場が許可される。プールが開場し、コンサートも通常通り行われている。


●保健省による病院の状況に関する発表(保健省ブリーフィング)

 保健省は今日10時から、現在の病院の状況、新型コロナウイルス感染動向についてブリーフィングを行った。参加者は、チェルニー保健副大臣の他、プラハ集中医療コーディネーター、国立集中医療管理局代表者、赤十字代表者、フラデツクラーロベー州集中医療コーディネーターの5名。

 主な内容は以下のとおり。(チェルニー保健副大臣の発表を中心に以下要点をまとめる)


・病院の患者数、集中治療を必要とする患者数が依然として増加している。


・今後も患者数が増加することは確実で、問題はどのくらい増加するかにある。


・現在、集中治療提供能力が西側の地域から徐々に限界に達しており、このままいけば、2週間以内に全国にて同様の状況になる。


・チェコは近代の歴史の中で、現在の状況に至ったことはこれまでない。


・自然災害、つまりパンデミックであり、誰の責任でもない(政府、野党、医師、大臣のいずれにも責任はない)*。

⋆副大臣のこの発言に対して、野党代表者は、自然災害とは言えない、なぜ感染を示す数字が悪いのか、なぜ悪化するのかが問題で、政府からはどのような対策を取ればよいのかという分析結果が示されていない、とする声明を行った。


・現在の状況は、以下の点にまとめることができる。

① チェコの集中治療の能力は完全限界に近づいている。

② 限界の原因は、集中治療に従事できる医療スタッフの不足。

③ 通常の医療提供維持が不可能。

④ コロナウイルス感染者以外の患者に対する医療ケアが滞っている。

⑤ 医療システムそのものが限界に近づいている。


・現状打開案

① 地域によっては(例えばプラハでは)集中治療病床をまだ少し増加可能(しかし非常に限られている)

② 救急隊員、医学生・医療専門学校学生による医療スタッフ強化

③ 非国立、非州立(私立)病院の病床使用

④ (国立集中医療管理局による)各州間の相互支援

⑤ 外国からの支援(限界あり)


・外国からの支援については、現在、ドイツのザクセン州が支援を約束しているが、患者9名の受入れとなっており、外国からの支援は非常に限られている。


・ザクセン州への支援要請について、ブラトニー保健大臣に対応を依頼した。


・国立集中医療管理局は、2020年11月1日からこれまで約450名の重症患者の移送を実施した。


現在、集中治療室の能力は全国をまとめるとまだ15%余裕がある。しかし、このままでは、2~3週間以内に10%まで下がる


・すでに受入能力が限界を超えた州(カルロビバリ州)からは、別の州(プラハ、ウースチー州など)へ患者を移送している。


・感染がチェコの西側から徐々に東側に移動してきているため、病院に余裕のある地域に患者を移動していきながら、病院の能力を最大限に活用していく。


・現在の感染状況は、昨年、春、秋とは異なる。今、40歳で人工呼吸につながれている患者も珍しくない。現在のウイルスは若い患者にも感染し、感染の速度が非常にはやくなっている。

<記者からの質問>

質問:「患者の選別」という言葉が聞かれるが、実際はどういう内容なのか。

回答:患者が2人いるのに、ベッドが1床しかない、という状況にはこれまでなっていない。集中治療について言われていることであり、集中治療を必要とする患者に提供するという意味である。ネガティブな意味はない。


質問:ブルノの仮設病棟は使用しないのか。

回答:ブルノの仮設病棟についても、プラハのレトニァニに設置されていた病棟と同様で、医療スタッフが不足しているため、病棟としては利用しない。


質問:ザクセン州が9人の患者受入れるということだが、同州首相はマスコミに対しては人数を限定していない。どういうことなのか。

回答:どういうことなのかはわからないが、保健省が得ている公式書簡では、患者9名までの受入れになっている。


質問:ワクチンの成果は出ているのか。

回答:ワクチン接種により、医療従事者の感染は非常に減少しており、クリスマス直後約9000人から現在の約2700人へ減少している。中でも大学病院臨床医の7割がワクチン接種を受けており、現在、臨床医が感染するケースは数件に留まっている。現在、まだ2700~2800人の感染者がいるので、ゼロにはなっていないが、今後ワクチン接種が継続すれば、医療従事者の感染はなくなるものと思われる。全人口がワクチン接種を受ければどうなるか、ということを示す良い例である。


質問:チェコ国内に20万投与分のワクチンが使用されず、在庫になっているという情報が入っているが、実際はどうなのか。

回答:ワクチン接種は今日のブリーフィングのテーマではないが、アストラゼネカのワクチン数万投与分がまだ投与されていない。

*アストラゼネカ社のワクチンが未使用のまま、冷蔵庫に眠っている数が多いことについて、病院や州のワクチンコーディネーターは、高齢者がアストラゼネカ社のワクチン投与を拒否する場合が多いとして説明している。


質問:医学生、救急隊員がこれから導入されるのか。

回答:救急隊員については、現在話合いが継続中。医学生については、医学部学長が導入に反対している。しかし、すでに医学生がボランティアで病院を支援している。医学生が担当できる業務も限られているため、政府は現在、医学生導入の指令は下す予定はない。

(ブリーフィング内容は以上)


<チェコテレビの解説>

今日の保健省が行ったブリーフィングの内容は、わかりやすく言い直せば、「今後も現在の感染傾向が継続すれば、2~3週間後にチェコの病院では集中治療室が満床になり、集中治療を必要とする人が治療を受けられなくなる状態が発生する」ということだ。コロナウイルスの危険性として、ウイルス感染により死亡に至る可能性があるが、もう一つの危険として医療の崩壊がある。コロナウイルス患者数として登録・公表されている数字には、感染後20日以上経過し、すでに陰性だが依然として入院を必要とする患者は含まれていない。つまり、実際の患者数は公表されている数字より多い。こうした状況下にある中、病院の負担はこれまでになかったレベルに達している。



2-3. PESシステム 各州のリスク指標(2021年2月23日現在)


リスク指標 規制レベル(相当*)

チェコ全域 75↓     4



2月23日現在の指標75の内訳

絶対値  評価スコア

1151.4 20

832.4 16

1.18 12

44.4% 25

2

0

合計 75

保健省コメント:リスク指標が長期にわたり、75~80の間で上下している。このことは、現在の状況の深刻さ、リスクを反映している。2月17日:77、18日~22日:80に遡及して修正。理由は、入院後検査を受け、陽性が確認された新規患者数に関する病院からの報告が1~2日遅れるため。


<上記指標の内容 >

1月6日よりPESシステム指標のパラメーターが変更になった。

新しいパラメーターは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無



2₋4. チェコの感染状況(直近7日間人口10万人当たりの感染者数)

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19) (2021年2月22日8時発表のデータ)


 昨日 今日

絶対数 10万人 絶対数 10万人

当たり 当たり

プラハ 7046 532.77 6933 523.53

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 939 944.53 807 811.76

ベロウン 471 495.49 423 444.99

クラドノ 1050 630.7 1120 672.74

コリーン 818 797.09 770 750.32

クトナー・ホラ

465 613.23 461 607.95

ムニェルニーク

860 786.81 874 799.62

ムラダーボレスラフ

930 713.38 948 727.19

ニンブルク 870 862.36 865 857.4

プラハ東部 1204 650.19 1163 628.04

プラハ西部 1051 703.77 1002 670.96

プシーブラム 614 533.43 602 523.01

ラコブニーク 319 574.13 316 568.73

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

602 307.29 574 293

チェスキー・クルムロフ

249 404.51 225 365.52

インドジフーフ・フラデツ

536 591.01 493 543.6

ピーセク 407 568.54 385 537.81

プラハチツェ 134 262.86 132 258.94

ストラコニツェ

387 546.83 252 356.07

ターボル 431 420.1 481 468.83

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

458 737.97 423 681.58

クラトビ 803 929.34 740 856.43

ピルゼン北部 766 957.75 793 991.51

ピルゼン市内 1451 746.86 1407 724.21

ピルゼン南部 518 815.9 482 759.2

タホフ 733 1349.01 739 1360.06

ロキツァニ 442 895.66 448 907.82

<カルロビ・バリ州>

へプ 828 903.59 681 743.17

カルロビ・バリ

1184 1031.2 984 857.01

ソコロフ 1078 1222.06 855 969.26

<ウースチー州>

ジェチーン 844 651.53 835 644.58

ホムトフ 620 496.21 619 495.41

リトムニェジツェ

648 541.5 648 541.5

ロウニ 464 535.23 518 597.52

モスト 609 545.17 613 548.75

テプリツェ 626 485 638 494.3

ウースチー・ナト・ラベム

606 507.8 562 470.93

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

540 522.75 601 581.8

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

646 712.5 625 689.34

リベレツ 1139 648.54 1169 665.62

セミリ 596 804.35 600 809.75

<フラデツ・クラーロベー州>

フラデツ・クラーロベー

1428 869.23 1400 852.19

イチーン 619 773.32 698 872.01

ナーホト 1087 988.56 1205 1095.87

トルトノフ 1083 917.97 1009 855.24

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

698 879.28 667 840.23

<パルドゥビツェ州>

フルジム 699 668.18 728 695.9

パルドゥビツェ

1444 823.07 1459 831.62

スヴィタヴィ 405 388.18 361 346.01

ウースチー・ナド・オルリツィー

1083 783.22 1103 797.69

<ビソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

366 385.61 375 395.09

イフラバ 274 241.14 276 242.9

ペルフジモフ 341 471.63 327 452.27

トシェビーチ 350 315.86 324 292.39

ジュジャール・ナト・サーザボウ

438 370.69 387 327.53

<南モラビア州>

ブランスコ 374 342.69 418 383.01

ブルノ市内 1269 332.77 1199 314.41

ブルノ郊外 827 368.14 833 370.81

ブジェツラフ 483 415.34 443 380.94

ホドニーン 517 335.84 496 322.2

ビシュコフ 483 523.41 503 545.08

ズノイモ 410 358.55 408 356.8

<オロモウツ州>

イェセニーク 134 352.93 121 318.69

オロモウツ 858 364.37 970 411.94

プロスチェヨフ

310 285.33 334 307.42

プシェロフ 571 440.89 587 453.24

シュンペルク 313 259.93 296 245.81

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 431 470.54 375 409.4

フリーデク・ミーステク

659 307 692 322.37

カルビナー 734 297.98 743 301.64

ノビー・イチーン

492 324.59 473 312.05

オパバ 758 430.11 715 405.71

オストラバ市内

809 252.7 753 235.21

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

266 252.51 255 242.07

ウヘルスケー・フラジシチェ

396 278.43 376 264.37

フセチーン 312 217.67 283 197.44

ズリーン 501 261.41 507 264.54




2-5.外国の様子

① EU/EEA及びUKの感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)

及び人口100万人当たりの死亡者(②)

(2020年2月18日アップデート)


2021年6週目(2月8日~2月14日)


チェコの一番状況が悪い。

 ① ②

1.  チェコ 968.13 173.74

2.  エストニア 648.54 61.70

3.  スロベニア  620.70 107.35

4.  ポルトガル 589.92 257.77

5.  スペイン 556.66 134.54

6.  ラトビア 548.57 134.19

7.  スロバキア 519.27 240.02

8.  フランス 398.17 85.52

9. スウェーデン 396.46 20.63

10. マルタ 372.74 50.53

11. ルクセンブルク  353.77 43.12

12. オランダ 289.18 46.93

13. リトアニア 287.89 92.26

14. イタリア 283.10 84.86

15. アイルランド 262.57 129.12

16. ベルギー 240.85 50.08

17. オーストリア 212.44 50.33

18. ポーランド 205.78 96.21

19. ハンガリー 205.63 120.17

20. キプロス 184.35 24.77

21. ルーマニア 171.96 53.96

22. ブルガリア 157.25 83.29

23. ギリシャ 141.54 30.79

24. ドイツ 140.70 95.66

25. クロアチア 128.26 70.23

26. リヒテンシュタイン 110.98 25.81

27. デンマーク 100.28 26.79

28. フィンランド 87.54 7.06

29. ノルウェー 65.86 4.84

30. アイスランド 6.59 0.00


*赤字は先週から増加。



3. 国内規制

3-0-0.  規制変更内容


1.2021年2月14日に発表された規制変更

役所における受付時間:受付時間の制限を解除し、役所にて手続きする申請者が列を作って待たなくてもよいようにする。


② 宿泊施設:これまで、医療従事者が勤務のために宿泊することを認めていたが、今後は、遠距離に入院している家族の同伴などの必要から宿泊することも認める。


③ 図書館:事前予約した本の窓口による貸し出し、借りた本の返却も窓口による返却のみを認め、FFP保護マスクの着用を義務付ける。


④ 学校:試験審査員による試験(高校、コンセルバトワール)の実施を認める。


⑤ 企業の代表機関:企業の代表機関選挙、代表機関会議などの実施を認める(参加は最高50名まで可)。参加人数が10人以上の場合は、保護具(医療用マスク又はFFP2クラスのマスク)を着用し、2メートルの社会距離を保ち、参加者各自が抗原検査を受けることを義務付ける。


3-0-1. 12月27日からの規制レベル5導入内容

12月27日(日)0:00より、PESシステムの規制レベル3からレベル4へ移行した。

政府は、当初の規制レベル5通りの導入とし、例外を認めないとしているが、今回は店舗の日曜日営業が認められている。


主な規制内容は以下のとおり。

・マスクは、屋内及び屋外公共の場所にて着用。

・店舗(スーパーマーケットも含めて、食品、日用品、医薬品等の生活必需品に販売を限定)(人数制限:1顧客当たり15平米)(日曜日も営業)

・屋外マーケット・市場禁止

・宿泊施設閉鎖(チェコ人の観光目的による宿泊は禁止。職業上の目的による宿泊、外国人がチェコに滞在するための宿泊、検疫隔離又は陽性隔離の場合は可)

・レストラン閉鎖(テイクアウトのみ)

・サービス業閉鎖

・外出禁止令(夜9時~翌日朝5時まで)

・集会人数2人まで(家族、勤務先は例外)

・飲酒(公共の場では禁止)

・結婚式・葬儀(参加者15人まで)

・ミサ(参加者数:定員の1割まで)

・学校(新年明けてから遠隔授業。例外:基礎学校1・2年生、幼稚園、特別学校)

・文化的な催し、博物館・美術館・各地の城は閉鎖

・図書館:貸出返却のみ

・プロスポーツ 試合は観客なしで許可

・アマチュアスポーツの試合禁止

・屋内運動場・プール 閉鎖

・屋外運動可(参加者最大2人まで)

・スキー場のリフトは、スキー客の利用禁止。(スキーをしない観光客の利用は可)

3-1.

① 新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)に基づく規制

*PESシステムは11月13日(金)発表、16日(月)公式有効・導入


<システムの仕組み>

一定のパラメータを使って、リスク指標をスコア制にて計算し、5段階に分ける。

11月16日導入後、1月5日まで、以下の4つのパラメータが使われていた。

 1.過去直近14日間の人口10万人当たりの新規感染者数(0~20点)

 2.過去直近14日間の人口10万人当たりの高齢者の新規感染者数(0~20点)

 3.簡素R値(0~30点)

 4.過去7日間における実施検査数に対する陽性率(0~30点)


しかし、12月18日から全国一斉の抗原検査が開始し、上記指標は現状に見合わなくなったとして、1月5日、新パラメータが発表され、6日から導入された。

新規パラメータは以下のとおり。


① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に感染が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無


5段階は、それぞれ、

レベル5(76点以上:紫) 危険度高

レベル4(61~75点:赤) 危険度中の高

レベル3(41~60点:オレンジ)危険度中

レベル2(21~40点:黄) 危険度中の低

レベル1(20点以下:緑) 危険度低

各段階の規制は、下記参照。


<各レベルへ移行する場合の条件>

入院患者数が以下の人数になった場合、規制が緩和・強化する。


規制レベル 入院患者数

5 4000人 (集中治療室の患者450人)

4 3000人

3 2000人

2 1000人

1 1000人未満


●新型コロナウイルス規制システムPES(新リスク指標)各段階の規制は、全㉗項目に分かれている(マトリックス上の表になっている。):file:///D:/Plocha/Downloads/covid-pes-matice-opatreni.pdf

表(マトリックス)は全部で2つ作成され、上記の表(マトリックス1)の他、詳細規定を記入したマトリックス2が今後徐々に発表される予定(→12月22日に保健省サイトに公表。以下参照)



保健省が12月22日に改定したマトリックスは、全部で6つ。

① 総括マトリックス(当初の名称:マトリックス1)

② スポーツ

③ 文化・宗教儀礼

④ 産業・商業

⑤ 学校

⑥ スキー場


*②~⑥は各分野の管轄省庁が保健省と話し合って作成したマトリックス

(PESシステムのPESが犬を意味し、保健省は同システム導入時に名称は「感染状況を監視する番犬」に由来するとしたことから、②~⑥について、一部の専門家からは、番犬の邪魔をする「子犬」ができたと揶揄された)


以下は①のレベル別の規制内容と項目別の規制内容(訳)。


注:以下の規制の中にある「運営上の対策」は、各分野の下位マトリックスに相当する、上記の②~⑥の内容)

注:基礎学校第一段階は、1~5年生、第二段階は6~9年生。


<マトリックス1・レベル別の規制内容>

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日*・祭日は休店。

(*12月23日政府記者会見にて、ブラトニー保健大臣が、祭日のみとすることを発表している)

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖

スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)

ロープウェイ:スキー客以外の観光客

(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ

リスク4(赤)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:6人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大20人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止23時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔授業(例外あり)。

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):マトリックス2に基づく。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク3(オレンジ)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外50人、屋内10人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大30人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

⑨スポーツ試合:プロ及びアマチュアの試合許可(観客なし、特別対策)

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の25%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大10人)

⑮図書館:1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数の50%まで。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉鎖。

⑳小売店:顧客1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。検査推奨。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。検査推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。面接禁止。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク2(黄色)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:屋外100人、屋内50人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大50人

④病院・社会福祉施設の面会:社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

⑤自由な移動:制限なし

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定。運営上の対策*

⑦宿泊施設:制限なし

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

⑬博物館・ギャラリー:入場可能人数の50%まで。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大30人)

⑮図書館:2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):テレワーク推奨。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

スキー場:オープン可、但し、社会距離維持のための通路設置。

リフト:スキー客も可、但し、カバーは開けたままにする。

ロープウェイ:スキー客も可、但し、窓を開けて操業。


リスク1(緑)

①マスク着用義務:屋内の限定された場所及び公共交通機関

②屋内及び屋外における集会人数:屋外500人、屋内100人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大100人

④病院・社会福祉施設の面会:鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。

⑤自由な移動:制限なし。

⑥行政役所の受付時間:制限なし。

⑦宿泊施設:制限なし。

⑧学校:保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯大学は遠隔授業。

⑨スポーツ試合:観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。

⑩余暇のスポーツ:屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

⑪プール・ウェルネス:人が集会する催しと同規定。

⑫文化関係:

観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。

⑬博物館・ギャラリー:制限なし。

⑭城・歴史記念物:人数制限あり(グループあたり最大50人)

⑮図書館:運営上の対策。

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑰飲食店:24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対策。

⑱公共の場所における飲酒:制限なし。

⑲店舗(ショッピングモール):顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

⑳小売店:顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店外に待つ人の列を整備。

㉑その他のサービス業・営業所:運営上の対策。

㉒事業者(製造業・倉庫業):運営上の対策。

㉓事業者(事務職・その他の営業):運営上の対策。

㉔温泉療養所:運営上の対策。

㉕刑務所における面会:運営上の対策。

㉖緊急事態の必要性:必要あり。

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

スキー場における制限なし

スキー客は、マスク着用(鼻と口を覆う)及び社会距離維持

<マトリックス1・項目別規制内容>

① マスク着用義務

レベル5.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル4.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル3.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル2.屋内では常時及び屋外の公共場所

レベル1.屋内の限定された場所及び公共交通機関


② 屋内及び屋外における集会人数:

レベル5.2人

レベル4.6人

レベル3.屋外50人、屋内10人

レベル2.屋外100人、屋内50人

レベル1.屋外500人、屋内100人


③ 結婚式・葬儀・宗教儀礼

レベル5.最大15人

レベル4.最大20人

レベル3.最大30人

レベル2.最大50人

レベル1.最大100人


④ 病院・社会福祉施設の面会:

レベル5.基本的に禁止(規定された例外を除く)

レベル4.基本的に禁止(規定された例外を除く)

レベル3.社会福祉施設内の面会は基本的に禁止(規定された例外を除く)、病院の面会規制

レベル2.社会福祉施設内及びホスピスの面接は制限あり。

レベル1.鼻・口を覆っている場合(マスク・粉塵マスクなどを着用している場合)に限り、許可。


⑤ 自由な移動:

レベル5.夜間外出禁止21時~5時

レベル4.夜間外出禁止23時~5時

レベル3.制限なし

レベル2.制限なし

レベル1.制限なし。


⑥ 行政役所の受付時間

レベル5.受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)

レベル4.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル3.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル2.受付時間を限定。運営上の対策*

レベル1.制限なし。


⑦ 宿泊施設

レベル5.制限あり

レベル4.制限あり

レベル3.制限なし

レベル2.制限なし

レベル1.制限なし。


⑧ 学校

レベル5.遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケー

スを除く)

レベル4.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第

二段階は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。高校、専門学校、大学は遠隔

授業(例外あり)。

レベル3.保育園、特別支援学校、基礎学校第一段階は学校における通常授業。基礎学校第

二段階、高校、高等専門学校は、1週間ごとに交代して登校(例外あり)。大学は

基本的に遠隔授業(例外あり)、大学1年生は通常授業。

レベル2.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯

大学は遠隔授業。

レベル1.保育園、基礎学校、高校、高等専門学校、大学は通常授業。生涯

大学は遠隔授業。


⑨ スポーツ試合

レベル5.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

レベル4.プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

レベル3.プロ及びアマチュアの試合(観客なし、特別対策)許可

レベル2.観客屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大125人で最大2セクションまで。

レベル1.観客屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セクションまで。屋内:1セクション最大250人で最大2セクションまで。


⑩ 余暇のスポーツ

レベル5.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

レベル4.屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大6人

レベル3.屋内運動施設は個人競技10人まで、屋外の運動可だが2チームまで。

レベル2.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。

レベル1.屋外/屋内の運動可。屋内では、1運動場に2チームまで。運営上の対策。


⑪ プール・ウェルネス

レベル5.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

レベル4.閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

レベル3.人が集会する催しと同規定。

レベル2.人が集会する催しと同規定。

レベル1.人が集会する催しと同規定。


⑫ 文化関係

レベル5.文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

レベル4.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

レベル3.観客なし。リハーサルの規定は運営上の対策*に基づく。

レベル2.観客が座席につく場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最

大2セクションまで。屋内:1セクション250人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外500人/屋内250人。屋外:1セクション250人で最大2セクシ

ョンまで。屋内:1セクション125人で最大2セクションまで。

座席と立席の双方がある場合:屋外500人/屋内250人。

レベル1.観客は座席につく場合:屋外2000人/屋内1000人。屋外:1セクション1000人で

最大2セクションまで。屋内:1セクション500人で最大2セクションまで。

観客が立つ場合:屋外1000人/屋内500人。屋外:1セクション500人で最大2セク

座席と立席の双方がある場合:屋外1000人/屋内500人。


⑬ 博物館・ギャラリー

レベル5.閉館

レベル4.閉館

レベル3.入場可能人数の25%まで。

レベル2.入場可能人数の50%まで。

レベル1.制限なし。


⑭ 城・歴史記念物

レベル5.閉場

レベル4.閉場

レベル3.人数制限あり(グループあたり最大10人)

レベル2.人数制限あり(グループあたり最大30人)

レベル1.人数制限あり(グループあたり最大50人)


⑮ 図書館

レベル5.非接触による貸し出し・返却

レベル4.窓口による貸し出し(事前予約した本に限定)・返却

レベル3.1人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

レベル2.2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


⑯ ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所

レベル5.閉鎖

レベル4.閉鎖

レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数

の50%まで。運営上の対策。

レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。

レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。


⑰ 飲食店

レベル5.外出禁止時間外のテイクアウトのみ

レベル4.外出禁止時間外のテイクアウト

レベル3.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大4人。入場可能人数

の50%まで。運営上の対策。

レベル2.22時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。

レベル1.24時~6時まで閉店。顧客は必ず座ること。1テーブルに最大6人。運営上の対

策。


⑱ 公共の場所における飲酒

レベル5.禁止

レベル4.禁止

レベル3.制限なし。

レベル2.制限なし。

レベル1.制限なし。


⑲ 店舗(ショッピングモール)

レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店

レベル3.顧客一人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。フードコートはテイクアウトのみ。キッズコーナー閉

鎖。

レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。フードコート及びキッズコーナーは22時まで。

レベル1.顧客4人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。


⑳ 小売店

レベル5.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

レベル4.生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列

の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

外に待つ人の列を整備。

レベル2.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。

レベル1.顧客2人当たり15平米、2メートル社会距離を維持。運営上の対策。店内及び店

外に待つ人の列を整備。


㉑その他のサービス業・営業所

レベル5.閉鎖

レベル4.閉鎖

レベル3.運営上の対策。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉒事業者(製造業・倉庫業)

レベル5.稼働上の対策。検査推奨。

レベル4.マトリックス2に基づく。検査推奨。

レベル3.運営上の対策。検査推奨。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉓事業者(事務職・その他の営業)

レベル5.可能な限りテレワーク。検査推奨。

レベル4.可能な限りテレワーク。検査推奨。

レベル3.テレワーク推奨。検査推奨。

レベル2.テレワーク推奨。

レベル1.運営上の対策。


㉔温泉療養所

レベル5.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

レベル4.健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

レベル3.運営上の対策。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉕刑務所における面会

レベル5.禁止

レベル4.禁止

レベル3.運営上の対策。面会禁止。

レベル2.運営上の対策。

レベル1.運営上の対策。


㉖緊急事態の必要性

レベル5.必要あり

レベル4.必要あり

レベル3.必要あり

レベル2.必要あり

レベル1.必要あり


㉗規制順守チェック

レベル5.警察及び自治体

レベル4.警察及び自治体

レベル3.警察及び自治体

レベル2.警察及び自治体

レベル1.警察及び自治体


規制を遵守しない場合、チェコ警察が、その場で最高1万コルナまでの罰金を科すことができる。

② 隔離(検疫隔離・陽性隔離)

2020年9月1日から、検疫隔離期間が10日に短縮。


<隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)の例外(2021年3月1日から)>

感染者と接触しても以下の人は隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)を免除する。

・ラボの判定で新型コロナウイルスに感染したことがわかっており、感染から90日以内の人。

・ワクチン接種が完了している人。2回投与ワクチンの場合は、2回目の投与終了後、2週間が経過している人。1回投与ワクチンの場合は、投与後2週間が経過している人。

③ 検疫隔離・陽性隔離、追跡作業の規則変更

・隔離の規則が2021年2月12日(金)から、以下のとおり変更になった。

・布地で作られたマスク、スカーフ、襟巻で鼻と口を覆っている人が感染者と接触した場合、隔離義務を課す


使い捨て医療用(外科)マスク又は保護マスクを着用している人が感染者と接触した場合、社会距離が2メートル以下であっても、または短時間マスクを外しても2メートル以上の距離が離れていた場合は、(無症状であり、他の感染リスクがないと判断されていることを条件に、)隔離義務を免除する。


<変異株の場合>

・使い捨て医療用(外科)マスク又は保護マスクを着用していても、変異種の感染者と接触した場合は、隔離義務を課す。


・接触後、14日間は健康状態に注意し、症状が出た場合は、ホームドクターに連絡する。


・これまで濃厚接触の時間が15分として規定されていたが、この規定はなくなった。

(新しく感染拡大が始まっている変異種の感染力が強く、15分以下で感染する可能性が高いため)

・衛生局による追跡作業の方法が2020年9月21日(月)、自己追跡(直近に接触した人を衛生局のウェブサイトで自己申告する方法)になっている。


<マスク規定>

人の集まる場所において、2月24日(水)から25日(木)にかけての真夜中0時から、「ろ過効率最低95%の空気弁の付いていない該当基準を満たす保護マスク(例:FFP2/KN95)又は医療マスク2枚重ね」の着用を義務付ける。(2月19日政府決定)


対象は、16歳以上の人。(15歳までの子どもが着用できるFFP2マスクが通常、入手不可能であるため)


上記マスク着用が義務付けられる場所は、店舗内、サービス業営業所、国際空港、公共交通機関(停留所、待合室を含む)、病院(外来)、社会福祉施設、車内(同一家庭に住んでいない人と一緒に移動する場合)これらの場所では、2月25日0時から、上記マスクを義務付ける。


上記場所以外でも、人が多く集まっている場所、同一家庭に住んでいる人以外の人と会うときなどには、上記マスクを義務付けるが、指定マスクをまだ入手できていない人がいると考えられるため、3月1日までは、生地を使った手作りマスク、スカーフなどの代用を認める。3月1日以降、代用マスクは認めない。

4. 外国の様子

4-1.チェコへの入国規制

●2月5日からのチェコ入国規制(保健省発表)

チェコ保健省は、今日、2月5日から有効になるチェコへの入国規定を発表した。

各国の感染リスク度により、チェコへ入国する際の規制が異なる。

(各国の感染リスク度は、以下の「各国の感染リスク度表示」をご参照ください)


●2月15日より、以下の国からチェコへ帰国するに際し、以下の国における滞在時間が12時間以上になる場合、該当する規制が課せられるよう変更になった。


日本は、濃い赤色の国の取り扱いとなる。


濃い赤色の国(感染リスクの非常に高い国)

当該国からチェコへ渡航する者(外国人、チェコ人双方)に以下の義務を課す。

チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。

出発前72時間以内に受検したPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

チェコへ入国後5日目以降に、チェコ国内にて受けた2回目のPCR検査の結果を提示。2回目の陰性結果提示までは隔離(自宅待機)。

チェコへ入国後10日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク*を着用。

*マスクは、できる限り、換気口(通気口)の付いていないもので、最低、FFP2、N95、 N95、P2、DSクラス、又は医療用マスク(使い捨て)とする。


赤色の国(感染リスクの高い国)

当該国からチェコへ渡航する者(外国人、チェコ人双方)に以下の義務を課す。

チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/を記入。

陰性結果(書面)を所持。検査は、抗原検査又はPCR検査。

抗原検査の場合は、出発前24時間以内の受検。

PCR検査の場合は、出発前72時間以内の受検。

チェコへ入国後5日目以降に、チェコ国内にて受けた2回目のPCR検査の結果を提示。2回目の陰性結果提示までは隔離(自宅待機)。

チェコへ入国後10日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク*を着用。

*マスクは、できる限り、換気口(通気口)の付いていないもので、最低、FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス、又は医療用マスク(使い捨て)とする。


オレンジ色の国(感染リスク中程度の国)

チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。

陰性結果(書面)を所持。検査は、抗原検査又はPCR検査。

抗原検査の場合は、出発前24時間以内の受検。

PCR検査の場合は、出発前72時間以内の受検。

チェコへ入国後10日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク*を着用。

*マスクは、できる限り、換気口(通気口)の付いていないもので、最低、FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス、又は医療用マスク(使い捨て)とする。


緑色の国(感染リスクが低い国)

当該国からチェコへ渡航する者に対する制限は一切なし。

検査義務なしの必要不可欠な入国は12時間以内である場合のみ許可

(注:2月4日まで24時間だった)

以上の例外:

・国際運送及びトランジット。

・国境を越えて日帰りで通勤する人、国境を超えた外国にいる自分の子どもを交代で世話している人。



4-2.各国の感染リスク度表示

保健省は、2月19日、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2月22日0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

オーストラリア

アイスランド

韓国

ニュージーランド

シンガポール

タイ

バチカン


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国) デンマーク

フィンランド

ギリシャ

ノルウェー

アゾレス諸島


赤色の国(感染リスクが高い国)

ベルギー

ブルガリア

フランス(本土のみ)

クロアチア

アイルランド

イタリア

キプロス

リヒテンシュタイン

リトアニア

ルクセンブルク

ハンガリー

マルタ

オランダ(本土のみ)

ポーランド

オーストリア

ルーマニア

ドイツ

スウェーデン

スイス

バレアレス諸島

カナリア諸島


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

2021年2月1日付保健省保護対策(MZDR 20599/2020-51/MIN/KAN) 第III.1項に基づき、欧州諸国及び欧州外の第三国で上記リストに記載されていない国は、新型コロナウイルスに感染するリスクが非常に高い国とする

日本は2月5日から「濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)」となっている。


4-3.外国渡航に関する情報

各国の感染危険度に応じた渡航規制はこちらをご参照ください。

(チェコ語)


隣国がチェコに対して設けている規制

<オーストリア>

・12月19日から、オーストリア入国の際、陰性の検査結果を持っていても10日間の検疫隔離が義務付けられる(日帰り勤務者、学生、オーストリア国内通過目的の入国は当該義務免除)。検疫隔離は、入国後5日してから抗原検査又はPCR検査を受け、陰性であれば解除される。

 1月14日(木)から、チェコからオーストリアへ越境可能な場所が17か所に制限され、残りの42か所は防護柵にて閉鎖される。検査・検疫隔離の規定について現行規定から変更なし。

 2月10日から国境を越えて入国する人に対して規制が強化し、日帰り通勤している人に対しても、1週間に1度、7日以内に受けた抗原検査又はPCR検査の陰性結果提示を義務づける。越境前にインターネット上による登録も必要になる。


<スロバキア>

2月17日(水)より、チェコからの入国者に対して入国申告(様式はこちら:http://korona.gov.sk/ehranica)、最低8日間の隔離(自宅待機)、隔離は最低8日目にPCR検査を受けて陰性であれば終了可。日帰り通勤者、学生、芸術家などは、過去直近7日間以内に受けた検査(抗原検査又はPCR検査)の陰性結果を所持すること。スロバキア国内通過(トランジット)と国際貨物ドライバーは検査結果提示が免除される。


<ドイツ>

ドイツは、2月14日(日)から、チェコ及びオーストリアのチロル地方をコロナウイルス変種多発地域に指定し、国境におけるコントロールを強化する。(事実上、国境閉鎖)

 ザクセン地方へは、医療、社会福祉ケア、農業において日帰り通勤している人のみが、毎日検査を受けることを条件に入国許可される。ドイツ側では、一日1000チェココルナ程度の宿泊手当を提供し、ドイツ側での滞在を推奨している。

 バイエルン州への入国制限は、現在、日帰り通勤者は例外になる。同州政府は、被用者の職務が必須であることを述べた使用者の宣言書が提示される場合に例外とすることを決定した。

 チェコ鉄道は、2月14日からドイツ・チェコ間の列車運行を取りやめる。

(国際貨物ドライバー、日帰り通勤者に対して、国境にて検査(結果が出るまで3時間)が行われているため、国境によっては渋滞が発生している)

 

<イギリス>

2月15日から、イギリスへ渡航した場合、ホテルにて10日間の待機(隔離)が義務付けられる。ホテル代は各自負担。



<情報源>

https://www.idnes.cz/zpravy/domaci/mutace-koronaviru-v-cesku-podezreni-na-vyskyt-jihoafricka.A210223_121729_domaci_vank


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

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