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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2022年1月27日・28日・29日・30日チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2022年1月30日


オーストリア 一部規制緩和

チェコの一部規制緩和 2月半ばに判断


<目次>

3.各国の感染リスク度表示(2022年1月28日更新)

4.チェコへの入国規定(2022年12月27日更新)


●ワクチン接種(追加接種、3回目接種:booster and additional dose)に関する情報(政府のサイト)はこちら(英語)

・ワクチン登録中央システムのサイト(公的保険加入者用)はこちら(英語あり)

・ワクチン登録中央システムのサイト(自費接種希望者用)はこちら(英語)

・各ワクチン接種会場における受付の様子(ワクチン接種待ちの人数、過去直近1週間に登録した人の数、ワクチンの種類による接種会場マップなど)が確認できるサイトはこちら (チェコ語)

・ワクチン接種後の電子認証取得はこちらから。


●追加接種、ワクチン認証有効期限に関するニュース(12月2日12月16日)をご参照ください。


1. 感染状況データ

・今日の感染状況


2022年1月29日(土)8時におけるチェコ保健省の発表


1月28日(金)の新規陽性者数:47220人

(前週金曜日比 20614人多い)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

1月29日現在2224人 (1月28日現在2031人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

1月29日現在3577人 (1月28日現在3260人)


PCR検査実施数累計:18,485,385件

PCR検査実施数(1月28日):140,234件

抗原検査実施累計:31,408,830件

抗原検査実施数(1月28日):26,171件

全検査の陽性率(1月28日現在):48.24%(38.65%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(1月28日現在)

当日の接種回数:データなし

(内、追加接種の回数:データなし)

(追加接種の接種回数累計:3,712,167回)

接種回数累計:17,004,068回

ワクチン接種完了:6,779,506人

治った人の数:2,627,068人

現在の入院患者数:2,128人

累計感染者数:2,971,107人

累計死亡者数: 37,168人


入院患者数と重症者数 1月28日(金)現在

入院患者数:2128人(1月27日2101人)

重症者の数:184人(1月27日195人)

*後日、過去のデータが遡って修正されている。


1月28日(金)

新規陽性者数:6104人

1月27日(木)8時現在の発表

治った人の数:325,701人

累計感染者数:381,900人

累計死亡者数:3,303人


2.今日の動き

<1月30日(日)ニュース>

●感染状況

・1月29日(土)の新規陽性者数は1万8268人。前週土曜日比にて77人減。

しかし、この他に再感染したと考えられる人が3156人(前週土曜日比にて1000人弱増加)確認された。


・プラハとその他の地域における感染者数の差が減少している。

過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数は、プラハ2847.31人。

プラハ東部は3127.99人、プラハ西部は3274.12人で、プラハに隣接する地方(okres)の数字がプラハの状況を上回った。プラハ東部・西部に隣接する地方が2200~2800人程度になっている。


・昨日1月30日(土)時点における入院患者数は1989人(重症者数は177人)で、前日(金)の2190人よりも減少したが、1週間前22日(土)の数字は1541人だったため、前週比では増加している。


・集中治療室に新しく入院した感染者のワクチン接種状態は以下のとおり。

ワクチン非接種者 8人 (平均年齢61歳)

ワクチン接種者 6人 (平均年齢61歳)

ワクチン接種(基礎接種)完了者 3人

追加接種完了者 3人


・新規入院患者のワクチン接種状態

全136人

非ワクチン接種者  53%

ワクチン1回目接種のみ 1%

ワクチン接種者 56%(内、追加接種完了者 16%)


・ワクチン接種希望者が減少しており、昨日の接種回数は前週比にて約半減。


・日当たり新規感染者数はこれ以上増加することはなく、来週末までにピークを越える。(保健情報分析研究所ドゥシェク所長のコメントをチェコテレビが19時ニュースにて報道)


●明日からの規制変更

明日(1月31日)から、PCR検査を受けて結果が陽性だった場合、その後5日間(症状がある場合は延長)、陽性だったために隔離(isolation)に入るが、検査結果が出た日から30日間は検査義務が免除され、5日間の隔離(isolation)終了後は陽性者と接触したため隔離(quarantine)に入る義務が免除される。


●ワクチンの副作用

国立医薬品検査研究所のストロバー所長が、チェコ通信社が行ったインタビューの中で、ワクチン副作用についてチェコにて確認されている内容を述べた。


・これまで副作用の発生について約1万1千件の届出があった。

・ワクチン接種後に死亡に至った疑いのあるケースも現在148件登録している。本人の家族が届け出ているが、主治医、既往症、使用していた薬などについて情報を収集し、欧州データベースへ提出する。評価はEUのレベルで行われるため、(最終的に死亡として)確定するかどうかは、現在のところ不明。


<1月29日(土)ニュース>

●感染状況

・1月28日(金)の新規陽性者数は、4万7220人。この他に再感染とみられる陽性者が8004人確認され、全体で感染者数が5万5224人増加した。


・新型コロナウイルスによる入院患者数は、一日前の27日(木)及び前週比のいずれにおいても増加。重症者数は減少している。


●総合診療医(praktický lékař)のワーキング隔離

感染者数が増加しているため、現在、病院にてワーキング隔離(感染者と接触したための隔離)を利用している。

病院にて導入されているワーキング隔離は、依然、政府が承認していた隔離(検査を受けて陽性だったために隔離するべきだが勤務を認める)ではなく、感染者と接触して感染したリスクが高いため、本来であれば5日間自宅待機するべき医療従事者に勤務を認めるものとなっている。


総合診療医協会のションカ会長は、1月28日(金)、チェコテレビの番組の中で以下を述べた。

・病院でも、総合診療医の診療所でも、オミクロン株感染者に対し、現在、医療を提供できている状態にあるが、オミクロン株に感染しても入院する人は多くなく、その代わり総合診療医の診療所にて状況が逼迫している。このまま、この感染の波が収束することを信じている。

・総合診療医の診療所は昨年秋から逼迫した状態にあり、現在も全力で、延期できることは延期し、日当たり100人程度の患者に対応している。

(チェコテレビのウェブサイト上の記事から)


●事業者に対する補償

昨年末に新型コロナウイルス感染拡大のため、政府が導入した規制により事業活動を禁じられた事業者(クリスマス市場の閉鎖による事業活動禁止など)に対する補償について、政府が現在も決定を下していないことから、事業者及び野党から批判の声が上がっている。政府は、今後1~2週間以内に決定を下すと述べている。


●オーストリア

オーストリアでは、現在感染者数が過去最多となっているが、政府は感染拡大防止対策を一部解除する決定を下し、ネハマー首相は、店舗、飲食店、観光業などにおける規制を緩和すると発表した。理由は、オミクロン株の感染力は強いが、デルタ株ほど危険ではなく、感染者数が増加しているにものの病院における状況が安定しているため。


オーストリア当局の発表では、現在、新型コロナウイルス感染者数は約30万人、新型コロナウイルス感染による入院患者数は1400人強、集中治療室には171人が入院している。


政府が規制緩和実行を発表したが、今日、首都ウィーンでは、数千人が規制の即緩和及び2月から導入されるワクチン接種義務反対を求めるデモを行った。


オーストリアにて行われる具体的な規制緩和は以下のとおり。

・2月5日から飲食店をはじめとする店舗の閉店時間がこれまでの22時から0時に緩和。

・2月12日からは、顧客の店舗入場制限(現在、ワクチン接種者又は感染証明保持者のみ可)が緩和され、レスピレーター(FFP2クラス)着用のみが義務付けられる。

・2月19日からは、飲食店、観光地においても同上の規制緩和を実施。店舗来店時や宿泊施設へ入る時には、接種証明、感染証明の他、48時間以内に受けたPCR検査又は24時間以内に受けた抗原検査の陰性結果の提示も認められるようになる。 ・学校における規制緩和は、政府が来週発表する予定。

・1月31日(月)から、ワクチン非接種者のロックダウンを終了。

*オーストリアでは、現在、ワクチン非接種者に対し、必要不可欠な場合(通勤・通院、日常必需品の買い物など)を除き、自宅待機が義務付けられている。


<1月28日(金)ニュース>

●感染状況

・1月27日(木)の日当たり新規陽性者数は3万4740人。前週比にて29%増加。

この他、1万6248人が再感染。

・新型コロナウイルスによる入院患者数は、1967人で、前週木曜日比にて約2割増加。

・重症者数は、192人に減少。


●学校における検査

・1月24日(月)に学校にて行われた抗原検査の後、さらに結果を確認するPCR検査を受けて陽性が判明した件数は1万6627件で、前週の2倍に増加した。生徒の感染者数は1万5178人、教員では1449人だった。


・国立保健研究所の発表によると、現在の新規陽性者のうちオミクロン株による感染は98%以上になっている。


・学校における検査(抗原検査)にて陽性が確認された後、PCR検査を受けて陽性が確認された割合は約59%。


・今週は、生徒約110万人、教員約18万3千人が検査を受けた。検査数はこれまでに行われた検査の回数とほぼ同じ。


●各国の危険度

1月31日(月)から、ポーランドとルーマニアが濃い赤色の国(感染危険度が非常に高い国)になる。

保健省のサイトはこちら


<1月27日(木)ニュース>

●感染状況

・1月26日(水)の新規陽性者数は、新型コロナウイルス感染流行開始以来、初めて5万人を超え、5万4685人だった。前週水曜日比にて約2倍。この他、4945人が再感染している。(今週月曜日から新規陽性者数は過去最多となっている。24日(月)3万0380人、25日(火)3万9634人。この他に再感染者が数千人)

*すでに再感染者数は7万1千人以上となった。


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、26日(水)1689人から27日(木)1957人となった。最多はプラハ(2868人)、最少はビソチナ州(1374人)。


・陽性者数は増加しているが、病院では現在のところ、医療提供に支障は出ていない。


・新型コロナウイルス感染による入院患者数は増加しているが、重症者の数は減少している。先週初めは約300人、現在約200人。


・オミクロン株による感染により、高齢者施設で運営上困難な状況が発生し始めている。


・1月27日現在の予測(保健情報分析研究所ドゥシェク所長の発表)によると、陽性者数増加は来週(1月31日の週)ピークを迎え、来週末まで感染者は増加し続ける可能性がある。


・実際の感染者数は、統計上の数字よりも2倍ほど多いと考えられている。


●バーレク保健大臣の予告

バーレク保健大臣は、今日1月27日(木)、以下を発表した。


<新しいワクチン>

・ワクチンNovavax(2回接種、2回目は1回目接種から21日後に接種)の接種事前登録は、2月1日(火)より開始する。

・Novavaxは主に成人用。

・Novavaxも追加接種をすることになるかどうかは、現在不明だが、(バーレク保健大臣は)医師として、ブースター接種が必要になる可能性があると考えている。

・Novavax接種希望者は、3月に入って接種を受けられるようになる予定。

・約50万人がNovavaxを受けることを予測している。(mRNAワクチンを敬遠していた人も受けやすいのではないかと思う。Novavaxのスパイクプロテインはチェコの中央ボヘミアにあるBohumilにて製造している)


<感染状況・検査受付数>

・今週末は陽性者数が8万人になることを予測しているが、9万5千人までは現行の規制にて対応可。

・現在のPCR検査受付可能数は日当たり約20万件。陽性件数約12万件まで確認可能。

・現在、重症数、死亡者共に増加していないが、2月後半の様子を見る。


<規制緩和の可能性>

2月半ばに感染状況の動向予測がほぼ正確にわかるため、その結果をもとに保健省は政府にその後の対応(注:規制の一部緩和)を提案する。その時期は、3月1日又は4月1日になると思われるが、現行規制の効果が良好であれば、3月1日から規制を一部緩和する。

・遅くとも3週間後には現在の感染の波が収まる。


●変異株の種類を確認するPCR検査

保健省は、1月31日(月)から、PCR検査にて陽性が確認された場合のサンプルについて変異株の種類を確認する検査を取り止めることを決定した。現在、有症状者のサンプルは全て検査している。オミクロン株が全国に感染拡大しているため、確認検査はこれ以上必要ではなく、確認検査の取り止めにより、通常の検査受付数を増やすことが可能となる。


●ワクチン接種の様子

・直近2週間、日当たりのワクチン接種回数が徐々に減少している。


・1月26日(水)、3万7720人が接種をうけた。前週比にて28%減。


・現在接種を受ける人の大半は、ブースター接種を受けるワクチン接種完了者となっている。


・これまで、ワクチン接種完了者の約半数(360万人)がブースター接種を受けた。


・現在、新規ワクチン接種の数が減少している原因は、新型コロナウイルス感染の現在の拡大が頂点に達しつつあり、感染者と接触した隔離、又は陽性だったために隔離に入っている人がいること、感染した人は6か月間ワクチン接種を受けない為。(バーレク保健大臣の説明)


・秋に新しい感染の波が発生する可能性があるため、再接種などを今から準備することが必要。ワクチン非接種者に対してはワクチン接種を受けるよう、携帯電話にSMSを送付したり、総合診療医を通じて呼びかけたりしてキャンペーンを行う。


●ファイザーの治療薬

欧州医薬品庁(EMA)は、1月27日(木)、EUに対してファイザー社のpaxlovidの認可を推奨した。EMAが推奨した新型コロナウイルス用の錠剤としては初めて。ファイザー社は、paxlovidの投与により、入院、重症化を未然に防ぐことができるとしている。


EMAは、ファイザー社の錠剤について、酸素吸入を必要とせず、重症になるリスクが比較的少ない患者に投与することを推奨している。研究結果からオミクロン株の他、その他の変異株にも作用することが期待されている。


今後、欧州委員会がEMAの推奨を形式的に承認する。


チェコは現在、ファイザー社と同薬の納入について契約締結に至っていないため、チェコへの入荷日は現在不明。そのため、EUと共同で行う。しかし、病院は別の薬剤を用意しており、総合診療医も治療方法を承知している。(バーレク保健大臣の発言)


●学校長指示による休校・遠隔授業実施

学校協会同盟のザイーチェク会長は、現在の感染状況下では、学校長指示による休校・遠隔授業実施を認める法律の一刻も早い可決が求められることを発表した。学校によってはすぐに休校・遠隔授業へ移行する必要があるとしている。同法案について政府は19日(火)、下院は25日(火)に可決しているが、翌水曜日、上院は来週木曜日(2月3日)に採決することを発表した。


●政府の補償プログラム

新型コロナウイルスの規制導入時の政府補償プログラム「アンチウィルス」を利用した会社で、最も多額の補償金を受けた企業は自動車会社のシュコダだった。給与補償額として、国から13億3千万チェココルナが支給された。その次に多額の補償金を得た会社は、電子・電気機器の店舗及びeコマースを経営するHT TRONIC ZLÍNで、2億0528チェココルナを受けた。



3.各国の感染リスク度表示

保健省は、1月28日(金)、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2022年1月31日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

バチカン

バーレーン

チリ

インドネシア

コロンビア

韓国

カタール

クウェート

マカオ

ニュージーランド

サウジアラビア

ペルー

アラブ首長国連邦

ルワンダ

ウルグアイ

台湾


*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国)

無し


赤色の国(感染リスクが高い国)

無し


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

アンドラ

ベルギー

ブルガリア

デンマーク

クロアチア

フランス

フィンランド

マルタ

イタリア

リヒテンシュタイン

ラトビア

ルクセンブルク

オランダ

キプロス

ノルウェー

ドイツ

ハンガリー

モナコ

アイスランド

アイルランド

オーストリア

ルーマニア

ギリシャ

エストニア

リトアニア

ポーランド

ポルトガル(マデイラ及びアゾレス諸島を含む)

サンマリノ

スロバキア

スロベニア

スウェーデン

スペイン(バレアレス諸島及びカナリア諸島を含む)

スイス

その他、上記以外の国すべて(日本


保健省発表の各国危険度はこちら


4. チェコへの入国規定

9月11日から有効となったチェコへの入国規定


以下は、保健省のページを訳した内容(一部概要)


<12月27日(月)からの変更内容(こちら)>

赤色及び濃い赤色の国から帰国(入国)する場合の規定

<チェコ国民及びチェコの一時滞在許可・長期滞在・永住許可を持つ外国人>

・チェコへ入国(帰国)前に入国申告書を記入。


①一般交通機関を利用する場合:

・チェコへ入国(帰国)前に抗原検査又はPCR検査を受ける。

・チェコへ入国(帰国)後、翌日から数えて5日目以降7日目までに、チェコ国内にてPCR検査を受ける。


②個人の交通機関にて入国(帰国)する場合:

・チェコ入国(帰国)前に検査を受ける必要なし。

・チェコへ入国(帰国)後、翌日から数えて5日目以降7日目までに、チェコ国内にてPCR検査を受ける。


*チェコ国民、チェコの滞在許可を持つ外国人で、ワクチン接種を完了している人、又は過去直近180日間に新型コロナウイルスに罹った人に対しては、滞在していた外国の感染危険度がいかなるものであっても、上記のチェコへ入国(帰国)後の検査義務を免除する。


<チェコの滞在許可を持たない外国人>

・チェコの滞在許可を持たない外国人に対して、ワクチン接種完了者又は感染証明を所持していても、チェコへ入国する前に、PCR検査の陰性結果を所持していることを義務付ける。


以上の義務は以下の人に対して免除される。

・チェコが接種認証を認めている国にてブースター接種まで受けている外国人。

・12歳未満の子ども。

・12歳~18歳未満の子どもに対しては、特別措置として、ワクチン接種完了(ブースター接種無し)にて上記義務を免除。

・ワクチン非接種者、新型コロナウイルスに過去直近180日間に罹っていない人は、入国後翌日から数えて5日後から7日後までの間にチェコ国内にてPCR検査を受ける。PCR検査を受けるまでは自宅又は宿泊施設から出る時はレスピレーターを常時着用する。


・EU諸国以外の外国の国民で、EUにて認可されたワクチンの接種をEU以外の外国にて完了している人、又は世界保健機関が緊急使用として認可しているワクチンの接種を完了している人で、チェコ保健省のウェブサイト上に掲載されている認証を保持している場合、ワクチン接種を受けているものとして認める。

日本のワクチン接種証明書はチェコ保健省ウェブサイト上に掲載されており、認められている。


・チェコ保健省は、チェコの国民に対して、新型コロナウイルスの感染拡大リスクを最小限に抑えるため、外国への渡航を控えるよう推奨する。


<12月27日前から有効となっている内容>

以下の人は、下記の帰国時規則から免除される。

① ワクチン接種完了し、最終接種から14日間が経過し、新型コロナウイルスに感染している症状のない人。ワクチン接種者も、入国申告書記入義務あり。


ワクチンの接種については以下が認められている。

・チェコ国内又はEU諸国内にてワクチン接種を受けた認証を持っている人。

・EU諸国外の国でワクチンを受けている場合は、英語で書かれた書面上の接種証明書又はEUの認める電子認証を所持し、EMAが登録又はWHOが緊急使用として承認しているワクチンである場合。書面による証明書は、所定の内容が記載されており、書面上の証明書から遠隔で内容を直接確認できること。


② これまで新型コロナウイルスに感染したことがあり、陽性が初めて確認された検査から11日以上180日以下の期間にあり、新型コロナウイルス電子認証に関するEU規則に基づいて発行された認証を持っている人。感染証明を持っている人も、入国申告書記入義務あり。


チェコへ向けて出発する前の滞在国にて新型コロナウイルスに感染し、隔離終了したことを証明する外交覚書を持っている人。入国申請書記入義務あり。


④ 6歳未満の子どもは、入国申告書記入義務対象外。

⑤ 12時間以内にチェコ国内を通過する人。

⑥ 国際運送業の作業員

など。


<各感染リスクレベルに応じた入国規定>

感染度が低い国(緑色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔 離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが中程度の国(オレンジの国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが高い国(赤色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける。

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。


感染リスクが高い国(濃い赤色の国)

入国申告書(Public Health Passenger Locator Form) の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける。

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。




<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3434862-pribylo-55-tisic-nakazenych-covidem-dal-se-plni-nemocnice-ubyva-ale-tezkych-pripadu

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3433874-za-stredu-laboratore-hlasi-pres-59-tisic-nakazenych

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3435236-v-sobotu-pribylo-21-tisic-nakazenych-covidem-19

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