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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2022年2月15日・16日チェコ コロナウイルス関連ニュース

チェコへ入国時(帰国時)規則 2月15日から変更

2月15日からワクチン接種完了者(追加接種無し)の認証有効期間 9か月


<目次>

3.各国の感染リスク度表示(2022年2月11日更新)

4.チェコへの入国規定(2022年2月15日更新)


●ワクチン接種(追加接種、3回目接種:booster and additional dose)に関する情報(政府のサイト)はこちら(英語)

・ワクチン登録中央システムのサイト(公的保険加入者用)はこちら(英語あり)

・ワクチン登録中央システムのサイト(自費接種希望者用)はこちら(英語)

・各ワクチン接種会場における受付の様子(ワクチン接種待ちの人数、過去直近1週間に登録した人の数、ワクチンの種類による接種会場マップなど)が確認できるサイトはこちら (チェコ語)

・ワクチン接種後の電子認証取得はこちらから。


1. 感染状況データ

・今日の感染状況


2022年2月16日(水)8時におけるチェコ保健省の発表


2月15日(火)の新規陽性者数:28239人

(前週火曜日比 5573人少ない)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

2月16日現在1305人 (2月15日現在1393人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

2月16日現在3268人 (2月15日現在3539人)


PCR検査実施数累計:20,145,921件

PCR検査実施数(2月15日):79,219件

抗原検査実施累計:31,826,707件

抗原検査実施数(2月15日):18,970件

全検査の陽性率(2月15日現在):44.7%(39.17%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(2月15日現在)

当日の接種回数:9572回

(内、追加接種の回数:7036回)

(追加接種の接種回数累計:3,938,069回)

接種回数累計:17,292,263回

ワクチン接種完了:6,827,974人

治った人の数:3,199,367人

現在の入院患者数:3,733人

累計感染者数:3,451,318人

累計死亡者数: 37,991人

治った人の数:3,199,367人

現在の入院患者数:3,733人

累計感染者数:3,451,318人

累計死亡者数: 37,991人


2月15日(火)現在

入院患者数:4071人(2月14日3733人)

重症者の数:269人(2月14日272人)

*後日、過去のデータが遡って修正されている。


2月15日(火)

新規陽性者数:3383人

2月16日(水)8時現在の発表

治った人の数:412,403人

累計感染者数:440,785人

累計死亡者数:3,399人


2.今日の動き

<2月16日(水)ニュース>

●感染状況

・2月15日(火)の新規陽性者数は2万8239人で、前週比にて約25%減少。新規陽性者数は、8日間連続して減少している。この他、5054人が再感染(の可能性あり)となっており、前週比にて約1500人減少した。


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、1305人。2月14日(月)は約1400人だった。現在、南モラビア州(1553人)、モラビア・シレジア州(1471人)にて最多で、カルロビバリ州(991人)にて最少。


・新型コロナウイルスによる入院患者数は3733人(前週比にて約5%減)。このうち272人が重症者(前週比にて33人増)。


・R値は0.77。(すでに12日間、1以下の日が続いている)


・2月15日(火)のワクチン接種回数は9572回(1週間前は約1万6000回。1月の平日におけるワクチン接種回数平均は約6万8000回だった)


・チェコにおいてワクチン接種完了者の割合は約64%(成人では74%)。


●パンデミック法

パンデミック法は先週、上院が拒否したため、下院議会にて2月15日から再討議されているが、15日は野党SPDが議事進行を妨害(党首が6時間演説)し、議事の承認に至らなかった。16日、昨日から議事進行妨害が30時間続いた後、夕刻に議事が承認された。今日も深夜まで討議が継続する予定。

今後の新型コロナウイルス規制解除の予定はパンデミック法可決の有無により異なるため、政府は当初2月15日の感染状況を基に規制解除予定を2月半ばに発表するとしていたが、今日は規制解除について政府の発表はなかった。


●外国の様子

<スロバキア>

スロバキアは、2月16日(水)、新型コロナウイルス規制を2月末から徐々に解除し、3月末にはパンデミック開始前の状態に戻すことを発表した。


2月28日からは、営業所、催しに行く際に義務付けていたワクチン接種証明書、感染証明書又は陰性証明書の保持を解除する。学校で生徒が陽性者に接触した場合の自宅隔離も取り止め、催しへの参加者人数制限を緩和する。


規制解除第二段階は3月28日に設定。催しの参加人数制限及び営業時間制限の解除を実施し、レスピレーター・マスクの着用条件を修正する。


<オーストリア>

オーストリアは、3月5日(土)から、新型コロナウイルス対策を事実上全て撤回する。夜間外出禁止が解除、飲食店の夜間営業が許可され、レスピレーターの着用義務は公共交通機関内及び停留所、スーパーマーケット、銀行、郵便局、病院等に限定、その他の場所では「推奨」となる。ワクチン接種証明書、感染証明書又は陰性証明書の提示は、高齢者施設、社会福祉施設及び病院を訪問する際に限定される。


2月21日から、外国からオーストリアへ入国する時(新型コロナウイルス変異株のリスクがある国を除く)、ワクチン接種証明書、感染証明書又は陰性証明の提示義務が導入される。

(現在は、ワクチンのブースター接種を受けていない人、過去直近90日間に新型コロナウイルスに感染していない人に対して、ワクチン接種証明書又は感染証明書に加えて、PCR検査の陰性証明書の提示が義務付けられている)


オーストリア政府はワクチン非接種者に対して規則を緩和し、3月5日(土)からすべてのスペースへの出入りを制限なしに認める。このため、3月5日以降はワクチン接種の有無にかかわらず、飲食店、宿泊施設を訪れることができるようになり、陰性証明書の提示する必要もなくなる。


<スイス>

スイスは、医療機関逼迫の可能性がほぼないため、2月17日(木)から、新型コロナウイルス対策を全て撤回し、通常の生活へ戻す。17日からワクチン接種の有無にかかわらず、レスピレーターなし、非感染証明書の提示なしに飲食店、店舗、文化・娯楽施設の訪問が可能になる。新型コロナウイルス感染対策としての在宅勤務も解除される。


マスク着用義務は、公共交通機関、医療機関のスペースに限定される。高齢者施設及び社会福祉施設では、職員及び訪問者にレスピレーター着用が引き続き義務付けられる。

スイスは入国時の非感染証明(ワクチン接種証明書、感染証明書、陰性証明書)提示義務を導入しない。


<ドイツ>

2月16日(水)、ドイツでは、3月20日までに隔離対策を全て終了することで、ショルツ首相と各州の首相が合意した。公共の屋内スペースにおけるマスク着用義務及び人との距離を保つ義務は引き続き継続する。ショルツ首相は、パンデミックはまだ終了しておらず、ドイツではオミクロン株の感染の波がピークに達しており、別の変異株が拡大する可能性も皆無ではないため、ワクチン接種を推進し、次の秋と来年の冬に備えるとしている。


ベルリン市長は、規制解除を3段階に分けて行うことを発表した。

まずワクチン接種者及び感染証明保持者のプライベートな会合の制限を解除し、ワクチン非接種者に対し、生活必需品以外の物資を販売している店舗の訪問を認める。

3月4日からは、ワクチン非接種者が陰性証明書を所持していれば宿泊施設、飲食店への訪問を認め、ディスコ、ナイトクラブ等の営業については、ワクチン接種者及び感染証明書所持者で陰性証明書を持っている人に対して許可する。スポーツ観戦等では入場者数制限を緩和。

3月20日からは、マスク着用義務及び社会距離維持のみを残し、その他の規制は全て解除する。


感染対策法に基づいて導入されている現在の規制の有効期間は最長3月19日までとなっており、さらに延長する場合、延長期間は3か月で議会の承認が必要となる。現行の感染対策法は2022年の秋に新型コロナウイルスが新たに流行した場合を想定していないため、改正が必要となっている。


感染状況については、感染対策が全て解除される直前の3月17日にショルツ首相と各州の首相が再討議する予定。


この他、ドイツ政府は、感染リスクの高い国からドイツへ入国する場合の隔離条件を見直す予定。現在、感染リスクの高い国からワクチン非接種者がドイツに入国する場合、10日間の隔離(入国後5日後に検査を受けて陰性であれば終了可、6歳未満の子どもは検査なしに入国後5日後に隔離終了可)が義務付けられている。


<イギリス>

イギリスは、5歳~11歳の子どもに対してファイザー・バイオンテックのワクチン接種を4月から開始する。


<2月15日(火)ニュース>

●感染状況

・2月14日(月)、検査会場にて陽性が確認された人の数は、2万3201人(前週比にて約1万人少なく、約3割減)。このうち、1万9459人は新規感染者、3742人は再感染(の可能性が高い人)となっている。


・新型コロナウイルス感染による入院患者数も、前週比にて147人減少し、3705人。このうち重症者数は254人(重症者数は、前週比にて約20人ほど増加)。


・職場において実施されている一斉検査にて確認された陽性者数も大幅に減少し、2月14日(月)実施の検査にて使用者が発表した陽性者数は8340人。前週月曜日比にて半数以下に減少した。


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、1393人(全国)。1日前の日曜日に比べて約100人減少。1月21日以来の最少となった。現在、最も数値が高い州は南モラビア州(1677人)、最小値はカルロビバリ州(1072人)。プラハは現在、2番目に低い数値(1215人)となっている。


・2月14日(月)の新規陽性者数のうち、34%はワクチン完了者(2回接種完了)、27%はブースター接種も受けた人だった。


・2月14日(月)の新規入院患者のうち、23%はワクチン完了者(2回接種完了)、36%はブースター接種も受けた人だった。


・2月14日(月)に集中治療室に収容された患者30人のうち、7人がワクチン完了者(2回接種完了)、8人がブースター接種も受けた人だった。


・2月14日(月)にワクチン接種を受けた人の数は、1万0146人のみとなった。


●PCR検査無料 3月から廃止について検討中

保健省パブロビツ副大臣(海賊党)は、2月15日(火)、以下を述べた。


・PCR検査の公共保険による費用負担を2月28日までとし、3月からは中止する可能性が高い。

・理由は、PCR検査の受検件数、並びに陽性件数が減少しているため。

・2月末にて公的保険によるPCR検査費用負担が終了した場合、それ以降は医師又は衛生局がPCR検査受検を指示した場合に限り、公的保険から費用が負担が支払われる。


*現在、国が、ワクチン接種を少なくとも1回は受けている人、18歳未満の人、健康上の理由からワクチン接種を受けられない人に対し、PCR検査費用を1か月5回まで公的健康保険にて負担している。


●ワクチン接種証明の有効期限

ワクチン2回接種を完了している場合(基礎接種)のワクチン接種証明書の有効期間が2月15日(火)より9か月に短縮した。


有効期間を延長する為には、ブースター接種を受ける必要がある。


保健省は、2月15日にワクチン接種証明書が無効になった人の数は約14万人に上ると発表した。認証が無効になった人に、保健省はSMSにてこの旨を通告している。


他のEU加盟国にて発行された認証の有効期間も、2月15日から9か月になった。

(EU内では、2月初めからワクチン接種完了者の接種認証有効期間が9か月になっている)


現在、チェコ国内にて接種認証の提示が義務付けられている場所は、高齢者施設などに限定されている。


外国へ渡航する場合、チェコ帰国時にワクチン接種証明書が無効になっていると、検査を受けるなどの手続きが必要となるため、注意が必要。(渡航条件は状況に応じて変更するため、保健省は、認証アプリのTečka又は外務省のホームページにて確認するよう呼びかけている)


チェコに新しくNovavax(遺伝子組み換えタンパク質のワクチン)のワクチンが、来週入荷する予定で、現在、約8000人の人が接種予約を入れている。


●2月15日からのチェコへの帰国条件

2022年2月14日に発表されたチェコ人及びEU諸国の国民のチェコへの帰国時規則変更について、2月15日、保健省のホームページにて、以下のニュースリリースが発表されているほか、内務省のホームページでは、チェコの滞在許可を持たない外国人に関する入国規定も含めた説明が発表された。


<保健省の発表>

(保健省の発表では、「チェコ国民及びEU諸国の国民」となっているが、内務省の発表から、チェコ、EU諸国の滞在許可を保有する外国人も含まれている)


2月15日(火)から、チェコ国民及びEU諸国の国民でチェコに滞在している人がチェコへ帰国する際の規則が変更した。訪問した国の感染危険度に関わらず、規則が統一された。


①ワクチン接種完了者・感染証明書保有者

訪問国の感染危険度に関わらず、制限なしにチェコへ帰国可

(12歳未満の子どもと同様)


②ワクチン非接種者・未感染者

訪問した外国がEU諸国、EU諸国外(第3国)の別により帰国時の規則が異なる。


・EU諸国からチェコへ帰国する場合

チェコ帰国前に、滞在する外国にて受けた抗原検査又はPCR検査の結果を提示。


・第3国(EU諸国以外の国)からチェコへ帰国する場合

チェコ国民及びEU諸国の国民は、滞在する外国にて抗原検査又はPCR検査の結果を提示。入国5~7日目にPCR検査を再度受検。


その他の人(チェコ国民又はEU諸国の国民ではない人)は、PCR検査を受検し、結果を提示。入国5~7日目にPCR検査を再度受検。


チェコへ入国する前に受ける抗原検査は、EU諸国からチェコへ個人の交通機関を利用して帰国する場合、免除する。


抗原検査の結果は24時間有効。


以上の義務は、外国における滞在時間が12時間までの場合、又は通過(トランジット)の場合、免除する。(隣国の場合は今後も滞在時間24時間までの場合は例外とする)


入国申請書は、帰国する場合、ワクチン接種有無、感染証明の保有有無にかかわらず、常に記入。


各国の感染危険度については、今後もアップデートしていくが、チェコ国民にとっては参考程度の情報となる。


<内務省の発表>

内務省ホームページ上の規定はこちら


チェコへの入国規定及び隔離規定が、2022年2月14日付保健省の省令にて規定されています。


各国の感染危険度についてはこちらをご覧ください。


外国の入国規定については、各国の在外公館又は外務省にお問い合わせください(こちら)。


隔離規定及びPCR検査実施については、保健省のページをご覧ください(こちら)。


チェコにて認められる外国発行のワクチン認証はこちらを参照してください。(日本のワクチン接種証明も認められている。こちら


チェコ共和国在外公館が運営を徐々に再開しています。感染状況に応じて、第3国(EU加盟国以外の国)からチェコへの外国人入国を徐々に緩和していきます。第3国からの外国人滞在に関する詳細はチェコにおける外国人滞在に関する情報(こちら)を参照してください。


入国規則に関する内務省の問い合わせ窓口:

(窓口受付時間 月~木:午前8時~午後4時、金:午前8時~12時)


Eメールでのお問い合わせの際は、以下を記載してください。

・あなたの国籍

・チェコへ帰国する前に滞在していた国

・新型コロナウイルスのワクチン接種を受けているかどうか。受けた場合は、どこの国で受けたか。受けたワクチンの名称。接種回数。

・過去直近6か月間に新型コロナウイルスに感染したかどうか。感染した場合は、感染した場所と時期。

・あなたが第3国の国民の場合は、EUに加盟している国のいずれかにて滞在許可を保有しているかどうか。保有している場合はその許可の種類。


<チェコへ入国及び帰国する際の規則(2022年2月15日以降)>


(A)チェコ国民、EU諸国の国民及びその家族でEU域に滞在許可を保有する人、EU域内に長期滞在許可又は永住許可にて滞在する外国人


①EU加盟国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示


②EU加盟国以外の国から到着する場合

入国申告書を記

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示

入国後5日~7日目にPCR検査を再受検。

個人の交通機関にて入国する場合は、入国申告書の記入、入国前にPCR検査又は抗原検査の受検は免除。


<ワクチン接種証明について>

・EU加盟国において接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証を提示。

・EU加盟国以外の外国にて接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証又はチェコ保健省 がホームページにて公表している紙面上の証明書を提示。欧州医薬品庁が認可するワクチン又は相応のワクチンであること。

・感染証明書:EUデジタルCovid認証又はEUデジタルCovid認証に関するEU規則に基づく施行規則が適用されている第3国にて認可された主体が発行した証明書を提示。


チェコ人及びチェコに滞在する人は、入国前に受けた検査の結果が陽性でも入国可。陽性だった場合の交通手段については保健省が省令にて指示している。


*検査結果の有効期間は、PCR検査の場合72時間、抗原検査の場合24時間。

*ワクチン認証の有効期間は、ワクチン完了して14日経過後270日以内。ブースター接種を受ければ有効期間が延長される。

*感染証明書は、検査を受けて陽性が確認された日から数えて11日後に有効となり、有効期間は180日間。

*隣国に陸路にて移動し、滞在時間が24時間以内でチェコへ帰国する場合は、上記規則が免除される。

*12歳未満の子どもに対しては、上記規則は適用されない。

*12歳~18歳の子どものワクチン認証には有効期限なし。


(B)EUの短期ビザ又は長期ビザを保有する外国人、チェコへビザなしの入国が認められている外国人、その他の外国人


①EU加盟国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示

②EU加盟国以外の国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査の陰性結果のいずれかを提示

入国後5日~7日目にPCR検査を再受検。

第3国の国民がチェコへ入国することは、保健省が省令II/1に規定している例外を満たしている場合を除き、禁止されている。しかし、入国の例外が認められる場合は、この入国規則よりも優先される。


<ワクチン接種証明について>

EU加盟国において接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証を提示。

EU加盟国以外の外国にて接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証又はチェコ保健省がホームページにて公表している紙面上の証明書を提示。欧州医薬品庁が認可するワクチン又はそれ相当のワクチンであること。

感染証明書:EUデジタルCovid認証又はEUデジタルCovid認証に関するEU規則に基づく施行規則が適用されている第3国にて認可された主体が発行した証明書を提示。


*検査結果の有効期間は、PCR検査の場合72時間、抗原検査の場合24時間。

*ワクチン認証の有効期間は、ワクチン完了して14日経過後270日以内。ブースター接種を受ければ有効期間が延長される。

*感染証明書は、検査を受けて陽性が確認された日から数えて11日後に有効となり、有効期間は180日間。

*隣国に陸路にて移動し、滞在時間が24時間以内でチェコへ帰国する場合は、上記規則が免除される。

*12歳未満の子どもに対しては、上記規則は適用されない。

*12歳~18歳の子どものワクチン認証には有効期限なし。


保健省省令II/1に規定されている例外はaからlまでの12項目(以下一部の例)となっている。

(a)チェコへ入国する直前に感染リスク低の国に最低14日間滞在し、過去直近14日間に感染リスク低以外の国に12時間以上滞在していないことを証明できる外国人、

(b)EU域内の有効な長期滞在ビザ、長期滞在許可、一時滞在許可、永住滞在許可を保有している人、

(d)チェコ国民又はEU加盟国の国民の家族、

(e)当該外国人がチェコに滞在することが必要不可欠である例外的な場合、

(f)国際運送従事者、

(h)入学試験の受験、家族の介護目的など

となっているが、

(j)は、ワクチン接種を受けた人又は新型コロナウイルスに感染した人で、チェコにおける滞在許可がワクチン認証又は感染証明書の有効期間を越えない場合となっている。


ブログ作成者が内務省の問合せ窓口+420 974 801 801へ2月16日、問い合わせたところ、以下の内容を確認した。

・日本で欧州医薬品庁が認可しているワクチン(ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ノババックス、ジョンソンエンドジョンソン)でワクチン接種証明書(チェコ保健省のサイトに掲載されている証明書)を保有していれば、チェコへビザなしにて入国可。

・滞在期間はワクチン接種証明書の有効期間内であること(2回接種ワクチンの場合は2回目接種後14日経過後、270日間有効。またはブースター接種を受ければ、有効期限が延長される)

・チェコへの入国時は、入国前に受けた検査の陰性結果を提示する義務はない。


2月16日の時点で確認した状況は以上となっていますが、今後、各国の感染状況等により変化する可能性があるため、内務省の問い合わせ窓口などへご確認ください。


3.各国の感染リスク度表示

保健省は、2月11日(金)、感染リスク度リストのアップデートを発表した。前週から各国のリスク度に変更はない。2022年2月14日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

バチカン

バーレーン

チリ

インドネシア

コロンビア

韓国

カタール

クウェート

マカオ

ニュージーランド

サウジアラビア

ペルー

アラブ首長国連邦

ルワンダ

ウルグアイ

台湾


*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国)

無し


赤色の国(感染リスクが高い国)

無し


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

アンドラ

ベルギー

ブルガリア

デンマーク

クロアチア

フランス

フィンランド

マルタ

イタリア

リヒテンシュタイン

ラトビア

ルクセンブルク

オランダ

キプロス

ノルウェー

ドイツ

ハンガリー

モナコ

アイスランド

アイルランド

オーストリア

ルーマニア

ギリシャ

エストニア

リトアニア

ポーランド

ポルトガル(マデイラ及びアゾレス諸島を含む)

サンマリノ

スロバキア

スロベニア

スウェーデン

スペイン(バレアレス諸島及びカナリア諸島を含む)

スイス

その他、上記以外の国すべて(日本


保健省発表の各国危険度はこちら


4. チェコへの入国規定

<チェコへ入国及び帰国する際の規則(2022年2月15日以降)>

内務省ホームページはこちら


(A)チェコ国民、EU諸国の国民及びその家族でEU域に滞在許可を保有する人、EU域内に長期滞在許可又は永住許可にて滞在する外国人


①EU加盟国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示


②EU加盟国以外の国から到着する場合

入国申告書を記

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示

入国後、5日~7日目にPCR検査を再受検。

個人の交通機関にて入国する場合は、入国申告書の記入、入国前にPCR検査又は抗原検査の受検は免除。


<ワクチン接種証明について>

・EU加盟国において接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証を提示。

・EU加盟国以外の外国にて接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証又はチェコ保健省 がホームページにて公表している紙面上の証明書を提示。欧州医薬品庁が認可するワクチン又は相応のワクチンであること。

・感染証明書:EUデジタルCovid認証又はEUデジタルCovid認証に関するEU規則に基づく施行規則が適用されている第3国にて認可された主体が発行した証明書を提示。


チェコ人及びチェコに滞在する人は、入国前に受けた検査の結果が陽性でも入国可。陽性だった場合の交通手段については保健省が省令にて指示している。


*検査結果の有効期間は、PCR検査の場合72時間、抗原検査の場合24時間。

*ワクチン認証の有効期間は、ワクチン完了して14日経過後270日以内。ブースター接種を受ければ有効期間が延長される。

*感染証明書は、検査を受けて陽性が確認された日から数えて11日後に有効となり、有効期間は180日間。

*隣国に陸路にて移動し、滞在時間が24時間以内でチェコへ帰国する場合は、上記規則が免除される。

*12歳未満の子どもに対しては、上記規則は適用されない。

*12歳~18歳の子どものワクチン認証には有効期限なし。


(B)EUの短期ビザ又は長期ビザを保有する外国人、チェコへビザなしの入国が認められている外国人、その他の外国人


①EU加盟国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示

②EU加盟国以外の国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査の陰性結果のいずれかを提示

入国後、5日~7日目にPCR検査を再受検。

第3国の国民がチェコへ入国することは、保健省が省令II/1に規定している例外を満たしている場合を除き、禁止されている。入国の例外が認められる場合は、この入国規則よりも優先される。


<ワクチン接種証明について>

EU加盟国において接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証を提示。

EU加盟国以外の外国にて接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証又はチェコ保健省がホームページにて公表している紙面上の証明書を提示。欧州医薬品庁が認可するワクチン又はそれ相当のワクチンであること。

感染証明書:EUデジタルCovid認証又はEUデジタルCovid認証に関するEU規則に基づく施行規則が適用されている第3国にて認可された主体が発行した証明書を提示。


*検査結果の有効期間は、PCR検査の場合72時間、抗原検査の場合24時間。

*ワクチン認証の有効期間は、ワクチン完了して14日経過後270日以内。ブースター接種を受ければ有効期間が延長される。

*感染証明書は、検査を受けて陽性が確認された日から数えて11日後に有効となり、有効期間は180日間。

*隣国に陸路にて移動し、滞在時間が24時間以内でチェコへ帰国する場合は、上記規則が免除される。

*12歳未満の子どもに対しては、上記規則は適用されない。

*12歳~18歳の子どものワクチン認証には有効期限なし。


保健省省令II/1に規定されている例外はaからlまでの12項目(以下一部の例)となっている。

(a)チェコへ入国する直前に感染リスク低の国に最低14日間滞在し、過去直近14日間に感染リスク低以外の国に12時間以上滞在していないことを証明できる外国人、

(b)EU域内の有効な長期滞在ビザ、長期滞在許可、一時滞在許可、永住滞在許可を保有している人、

(d)チェコ国民又はEU加盟国の国民の家族、

(e)当該外国人がチェコに滞在することが必要不可欠である例外的な場合、

(f)国際運送従事者、

(h)入学試験の受験、家族の介護目的など

となっているが、

(j)は、ワクチン接種を受けた人又は新型コロナウイルスに感染した人で、チェコにおける滞在許可がワクチン認証又は感染証明書の有効期間を越えない場合となっている。


ブログ作成者が内務省の問合せ窓口+420 974 801 801へ2月16日、問い合わせたところ、以下の内容を確認した。

・日本で欧州医薬品庁が認可しているワクチン(ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ノババックス、ジョンソンエンドジョンソン)でワクチン接種証明書(チェコ保健省のサイトに掲載されている証明書)を保有していれば、チェコへビザなしにて入国可。

・滞在期間はワクチン接種証明書の有効期間内であること(2回接種ワクチンの場合は2回目接種後14日経過後、270日間有効。またはブースター接種を受ければ、有効期限が延長される)

・チェコへの入国時は、入国前に受けた検査の陰性結果を提示する義務はない。


2月16日の時点で確認した状況は以上となっていますが、今後、各国の感染状況等により変化する可能性があるため、内務省の問い合わせ窓口などへご確認ください。


<入国規則に関する内務省の問い合わせ窓口>

内務省では、以下の時間帯にEメール又は電話にて質問を受け付けています。


Eメール:cestovani.covid19@mvcr.cz、電話番号:+420 974 801 801

(窓口受付時間 月~木:午前8時~午後4時、金:午前8時~12時)


Eメールによる問い合わせの際は、以下の内容を記載するよう指示が出てきます。

・あなたの国籍

・チェコへ帰国する前に滞在していた国

・新型コロナウイルスのワクチン接種を受けているかどうか。受けた場合は、どこの国で受けたか。受けたワクチンの名称。接種回数。

・過去直近6か月間に新型コロナウイルスに感染したかどうか。感染した場合は、感染した場所と時期。

・あなたが第3国の国民の場合は、EUに加盟している国のいずれかにて滞在許可を保有しているかどうか。保有している場合はその許可の種類。



<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3442494-v-pondeli-pribylo-23-201-pozitivne-testovanych-o-deset-tisic-mene-nez-pred-tydnem

https://ct24.ceskatelevize.cz/svet/3443354-pandemie-ve-svete-slovensko-i-rakousko-budou-rozvolnovat

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