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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2022年4月28日・5月2日・4日チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2022年5月4日


新規感染者数 引き続き減少

パンデミック緊急事態解除への動き

パンデミック緊急事態終了 下院にて承認 5月5日(木)0時より病院・社会福祉施設におけるマスク着用義務解除


<目次>


●ワクチン接種(追加接種、3回目接種:booster and additional dose)に関する情報(政府のサイト)はこちら(英語)

・ワクチン登録中央システムのサイト(公的保険加入者用)はこちら(英語あり)

・ワクチン登録中央システムのサイト(自費接種希望者用)はこちら(英語)

・各ワクチン接種会場における受付の様子(ワクチン接種待ちの人数、過去直近1週間に登録した人の数、ワクチンの種類による接種会場マップなど)が確認できるサイトはこちら (チェコ語)

・ワクチン接種後の電子認証取得はこちらから。


1. 感染状況データ

・今日の感染状況


2022年5月3日(火)8時におけるチェコ保健省の発表


5月2日(月)の新規陽性者数:1680人

(前週月曜日比 575人減)


再感染の疑いがある人*の数(5月2日):329人

*前回の検査結果陽性から最低60日間経過後にPCR検査にて陽性が確認され、新規陽性者数の中に含まれていない人の数


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

5月3日現在87人 (5月2日現在93人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

5月3日現在228人 (5月2日現在220人)


PCR検査実施数累計:21,757,602件

PCR検査実施数(5月2日):9,600件

抗原検査実施累計:33,468,540件

抗原検査実施数(5月2日):4,906件

全検査の陽性率(5月2日現在):15.33%(15.71%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(5月2日現在)

当日の接種回数:1,380回

(内、追加接種の回数:1,122回)

(追加接種の接種回数累計:4,160,475回)

接種回数累計:17,576,424回

ワクチン接種完了:6,870,679人

治った人の数:3,855,944人

現在の入院患者数:615人

累計感染者数:3,907,793人

累計死亡者数: 40,175人


5月2日(月)現在

入院患者数:615人(5月1日589人)

重症者の数:30人(5月1日29人)


5月2日(月)

新規陽性者数:337人

5月3日(火)8時現在の発表

治った人の数:504,700人

累計感染者数:510,925人

累計死亡者数:3,577人


2.今日の動き

<5月4日(水)のニュース>

今日5月4日(水)の議会で、パンデミック緊急事態終了を全会一致で承認した。このため明日5日(木)0時から、病院・社会福祉施設におけるマスク着用義務が解除される。


下院議会では昨日5月3日(火)、野党による議事妨害のため夜通しで討議が行われたが、予定されていた議事について話し合いが何一つまとまらず、朝方4時間の休憩を挟んで、今日5月4日8時から討議を再開した。


パンデミック緊急事態終了と共に、パンデミック法又は公共の健康保護に関する法律に基づいて行われていた国民全員に対する一斉の新型コロナウイルス対策が終了する。このため、感染の有無を自ら確認するために受ける感染予防目的の検査について、これまで月1回の割合で公共保険が費用を負担していたが、今後は有料となり、検査は医師の推薦状がある場合に限り無料となる。


政府は下院にて、感染者数の増加、新型変異株の発生、ワクチンが効かないなどの状況が起こり、感染状況が非常に悪化した場合は再度パンデミック緊急事態を導入する意向であることを述べた。


●感染状況

・5月3日(火)の新規陽性者数は1372人で、前週比にて約3分の1減。

・入院患者数も同様に減少し、現在606人。

・チェコ全国を対象とする過去直近7日間における人口10万人当たりの感染者数は81人で、昨年10月半ば以来の最少。


<5月2日(月)のニュース>

●感染状況

・新型コロナウイルスの新規陽性者数は引き続き減少傾向にある。


<日当たり新規陽性者数の動向>

4月17日 751人

4月24日 592人

5月1日 396人


<日当たり新規陽性者数:1週間の累計>

4月4日~10日 3万1307人

4月11日~17日 1万8617人

4月18日~24日 1万3675人

4月25日~5月1日 9915人


●パンデミック緊急事態解除 明日5月3日 下院にて討議

明日5月3日に行われる下院議会にて、パンデミック緊急事態解除について討議される。


保健省のパブロビツ副大臣(海賊党)は、緊急事態が解除された場合は、保健省が公的保険に対して予防目的のために受ける*PCR検査費用の負担を指示することができないため、パンデミック緊急事態解除が下院にて承認されたら、翌日からPCR検査費用の保険負担も終了することをチェコテレビに対して述べた。(*予防目的のために受けるPCR検査は、自主的に感染の有無を知るために受ける検査)


さらに、パンデミック緊急事態が解除されたら、現在、医療機関・社会福祉施設におけるマスク着用義務も解除する予定であることを述べた。


<4月28日(木)のニュース>

●政府 保健省の提案を承認 パンデミック緊急事態 5月3日にて終了予定

保健省は、パンデミック緊急事態(パンデミック法に基づく緊急事態)の2022年5月3日終了を提案し、政府は4月28日(木)、同案を承認した。今後、下院議会に同案を提出し、下院議会が討議、承認する予定。(5月3日に下院にて討議される予定)


保健省は、新型コロナウイルスの新規陽性者、入院患者が全年齢層において長期的に低下しており、公共の健康におけるリスクが軽減しているとしているため、緊急事態を今後も継続する必要性がなくなった、と説明している。


保健省は今後も、感染状況を監視し、状況が変化した場合は適切に対応するとしている。28日の発表で、バーレク保健大臣は、新型コロナウイルスは依然として存在するため、秋に感染が再流行することを見込んでいること、パンデミック緊急事態が解除されたら、医療機関・社会福祉施設などにおけるマスク着用義務も解除する意向であることを述べた。



<情報源>

www.denik.cz/z_domova/pandemicka-pohotovost-poslanci-jednani-20220504.html

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