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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2022年2月21日・23日・24日チェコ コロナウイルス関連ニュース

パンデミック法改正案 大統領署名

3月からの規制緩和


<目次>

3.各国の感染リスク度表示(2022年2月18日更新)

4.チェコへの入国規定(2022年2月15日更新)


●ワクチン接種(追加接種、3回目接種:booster and additional dose)に関する情報(政府のサイト)はこちら(英語)

・ワクチン登録中央システムのサイト(公的保険加入者用)はこちら(英語あり)

・ワクチン登録中央システムのサイト(自費接種希望者用)はこちら(英語)

・各ワクチン接種会場における受付の様子(ワクチン接種待ちの人数、過去直近1週間に登録した人の数、ワクチンの種類による接種会場マップなど)が確認できるサイトはこちら (チェコ語)

・ワクチン接種後の電子認証取得はこちらから。


1. 感染状況データ

・今日の感染状況


2022年2月25日(金)8時におけるチェコ保健省の発表


2月24日(木)の新規陽性者数:10025人

(前週木曜日比 5497人少ない)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

2月25日現在702人 (2月24日現在754人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

2月25日現在1829人 (2月24日現在1947人)


PCR検査実施数累計:20,541,179件

PCR検査実施数(2月24日):35,008件

抗原検査実施累計:31,961,222件

抗原検査実施数(2月24日):10,316件

全検査の陽性率(2月24日現在):39.00%(36.08%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(2月24日現在)

当日の接種回数:7794回

(内、追加接種の回数:5849回)

(追加接種の接種回数累計:3,994,783回)

接種回数累計:17,367,466回

ワクチン接種完了:6,843,023人

治った人の数:3,400,464人

現在の入院患者数:3,196人

累計感染者数:3,559,560人

累計死亡者数: 38,491人


2月25日(金)現在

入院患者数:3196人(2月23日3355人)

重症者の数:235人(2月23日244人)

*後日、過去のデータが遡って修正されている。


2月24日(木)

新規陽性者数:1305人

2月25日(金)8時現在の発表

治った人の数:435,861人

累計感染者数:454,663人

累計死亡者数:3,435人


2.今日の動き

<2月24日(木)ニュース>

●感染状況

・2月23日(水)に確認された陽性者数は1万3221人。前週比にて5786人減少。

・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は702人(全国)に減少している。

・新型コロナウイルス感染による入院患者数は3355人で、過去直近3週間の最少となっている。


<2月23日(水)ニュース>

●感染状況

・2月22日(火)の新規陽性者数は1万4307人で、1月11日以来の最少となり、前週の2万8286人から約半数減となった。再感染の可能性があるとみられる人の数も減少し、2570人だった。


・陽性者は全国的に、また全年齢層において減少している。


・入院患者数も前週比にて減少している。22日(火)の時点で3297人、先週火曜日は約4100人だった。22日現在の重症者数は222人。


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数も減少し、現在809人。前日から130人減少。


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、すべての州にて減少し、1000人以下となっている。最も状況が悪いのは、南モラビア州(971人)、ピルゼン州(954人)、最も状況が良いのは、カルロビバリ州(606人)。


・R値は現在、0.72。


・22日(火)に実施した検査の数は約5万2000件。前週比にて約半減している。


・今年の1月から新型コロナウイルスにて死亡した人の数は2101人。1月の日当たり平均死亡者数は33人、2月は49人になっている。


・ワクチン接種希望者数も引き続き減少している。22日(火)の接種回数は7300回。1週間前の接種回数は1万回を超えていた。現在の接種希望者はほぼブースター接種を受ける人となっている。


●今後の対策緩和

今日2月23日(水)、バーレク保健大臣は、今後の新型コロナウイルス対策緩和について以下を発表した。


①政府は、3月1日から、催しにおける入場者数制限を解除することを決定した。

(現在は、コンサート等における入場者数は座席についていることを前提に1000人まで、会場の収容人数が1000人以上の場合は、1000人以上の観客者数は上限の等の規制がある)


3月1日以降、PCR検査は、医師又は衛生局からの推薦状がなくても、1か月に1度の頻度で公的保険が検査料を負担する。

(現在はワクチン接種者及び子どもに対して、1か月5回まで、推薦状なしにて公的保険が検査料を負担している)


3月13日から、レスピレーター着用義務を以下の場合に制限する。

公共交通機関内

医療施設及び社会福祉施設

以上の場所以外は、レスピレーター着用義務を解除する。


・催しにおけるレスピレーター着用義務については、今後、各専門家と検討する。

(現在は、屋内において社会距離が維持できない場合、レスピレーターの着用が義務付けられている。政府が運営しているウェブサイトでは、店舗内、サービス業営業所、劇場、映画館、飲食店、博物館、空港、タクシー内等となっている)


④3月13日にて、医療施設、社会福祉施設における検査を終了する予定。

(現在は、医療施設、社会福祉施設にて1週間に1度の頻度で検査機関が実施する抗原検査が義務付けられている)


⑤3月13日以降の対策については、次回以降の閣議にて討議する。


●今後の感染状況予測

保険情報分析研究所のドゥシェク所長は、下院保健委員会にて以下を発表した。


・感染の波のピークは越えた。


・今後、感染者が増加し、病院の状況が逼迫する可能性はないと考えられる。


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数は、3月後半には250人以下の安全な数値に減少する。


・全年齢層において、感染者数が減少している。高齢者層の感染者がピークに達するのはその他の年齢層のピークよりも遅かったが、すでにピークを越えている。


・感染した場合のリスクが高く、ワクチン未接種又はこれまでに感染して免疫のできていない高齢者がまだ30万人いるため、注意が必要。


●ワクチン寄付

チェコ政府は、新型コロナウイルスのワクチン約400万回接種分を、世界保健機構と提携しているEU機関を通じて外国に寄付する決定を下した。今回寄付するワクチンの詳細は、チェコがすでにワクチン接種を停止しているアストラゼネカ及びJanssenのワクチンが195万回分、これまでに十分な数量を購入しており、期限切れになる恐れのあるファイザー・バイオンテック及びモデルナのワクチン200万回分となっている。


チェコは昨年もワクチンを寄付しており、昨年7月、政府は年末までに少なくとも239万回接種分のワクチンをバルカン半島、アフリカ、アジア諸国へ提供する決定を下している。


<2月21日(月)ニュース>

●パンデミック法改正案

下院議会が再度可決したパンデミック法改正案を、2月21日(月)、ゼマン大統領が署名した。これにより、当局にこれまでのパンデミック法では認められていなかった新型コロナウイルス対策を導入する権限が与えられ、現行パンデミック法の有効期限が2月末から11月末に延長される旨、大統領スポークスマンが発表した。



3.各国の感染リスク度表示

保健省は、2月19日(金)、各国の危険度をアップデートした。変更後の危険度は2月21日(月)から有効となる。


2月15日からチェコ人、EU諸国の国民・EU諸国外の国民でチェコに滞在許可を持つ外国人に対しては、各国の危険度に関係なく、帰国時の規制が統一化されたため、各国の感染危険度は、当該国の外国人がチェコ国内における滞在許可を有さない場合の入国時に必要な情報となる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

バチカン

インドネシア

コロンビア

韓国

カタール

クウェート

マカオ

ニュージーランド

サウジアラビア

ペルー

アラブ首長国連邦

ルワンダ

台湾


*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国)

無し


赤色の国(感染リスクが高い国)

無し


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

アンドラ

ベルギー

ブルガリア

デンマーク

クロアチア

フランス

フィンランド

マルタ

イタリア

リヒテンシュタイン

ラトビア

ルクセンブルク

オランダ

キプロス

ノルウェー

ドイツ

ハンガリー

モナコ

アイスランド

アイルランド

オーストリア

ルーマニア

ギリシャ

エストニア

リトアニア

ポーランド

ポルトガル(マデイラ及びアゾレス諸島を含む)

サンマリノ

スロバキア

スロベニア

スウェーデン

スペイン(バレアレス諸島及びカナリア諸島を含む)

スイス

その他、上記以外の国すべて(日本


保健省発表の各国危険度はこちら


4. チェコへの入国規定

<チェコへ入国及び帰国する際の規則(2022年2月15日以降)>

内務省ホームページはこちら


(A)チェコ国民、EU諸国の国民及びその家族でEU域に滞在許可を保有する人、EU域内に長期滞在許可又は永住許可にて滞在する外国人


①EU加盟国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示


②EU加盟国以外の国から到着する場合

入国申告書を記

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示

入国後、5日~7日目にPCR検査を再受検。

個人の交通機関にて入国する場合は、入国申告書の記入、入国前にPCR検査又は抗原検査の受検は免除。


<ワクチン接種証明について>

・EU加盟国において接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証を提示。

・EU加盟国以外の外国にて接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証又はチェコ保健省 がホームページにて公表している紙面上の証明書を提示。欧州医薬品庁が認可するワクチン又は相応のワクチンであること。

・感染証明書:EUデジタルCovid認証又はEUデジタルCovid認証に関するEU規則に基づく施行規則が適用されている第3国にて認可された主体が発行した証明書を提示。


チェコ人及びチェコに滞在する人は、入国前に受けた検査の結果が陽性でも入国可。陽性だった場合の交通手段については保健省が省令にて指示している。


*検査結果の有効期間は、PCR検査の場合72時間、抗原検査の場合24時間。

*ワクチン認証の有効期間は、ワクチン完了して14日経過後270日以内。ブースター接種を受ければ有効期間が延長される。

*感染証明書は、検査を受けて陽性が確認された日から数えて11日後に有効となり、有効期間は180日間。

*隣国に陸路にて移動し、滞在時間が24時間以内でチェコへ帰国する場合は、上記規則が免除される。

*12歳未満の子どもに対しては、上記規則は適用されない。

*12歳~18歳の子どものワクチン認証には有効期限なし。


(B)EUの短期ビザ又は長期ビザを保有する外国人、チェコへビザなしの入国が認められている外国人、その他の外国人


①EU加盟国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査又は抗原検査の陰性結果のいずれかを提示

②EU加盟国以外の国から到着する場合

入国申告書を記入

ワクチン接種・感染証明・入国前に受けたPCR検査の陰性結果のいずれかを提示

入国後、5日~7日目にPCR検査を再受検。

第3国の国民がチェコへ入国することは、保健省が省令II/1に規定している例外を満たしている場合を除き、禁止されている。入国の例外が認められる場合は、この入国規則よりも優先される。


<ワクチン接種証明について>

EU加盟国において接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証を提示。

EU加盟国以外の外国にて接種を受けた場合:EUデジタルCovid認証又はチェコ保健省がホームページにて公表している紙面上の証明書を提示。欧州医薬品庁が認可するワクチン又はそれ相当のワクチンであること。

感染証明書:EUデジタルCovid認証又はEUデジタルCovid認証に関するEU規則に基づく施行規則が適用されている第3国にて認可された主体が発行した証明書を提示。


*検査結果の有効期間は、PCR検査の場合72時間、抗原検査の場合24時間。

*ワクチン認証の有効期間は、ワクチン完了して14日経過後270日以内。ブースター接種を受ければ有効期間が延長される。

*感染証明書は、検査を受けて陽性が確認された日から数えて11日後に有効となり、有効期間は180日間。

*隣国に陸路にて移動し、滞在時間が24時間以内でチェコへ帰国する場合は、上記規則が免除される。

*12歳未満の子どもに対しては、上記規則は適用されない。

*12歳~18歳の子どものワクチン認証には有効期限なし。


保健省省令II/1に規定されている例外はaからlまでの12項目(以下一部の例)となっている。

(a)チェコへ入国する直前に感染リスク低の国に最低14日間滞在し、過去直近14日間に感染リスク低以外の国に12時間以上滞在していないことを証明できる外国人、

(b)EU域内の有効な長期滞在ビザ、長期滞在許可、一時滞在許可、永住滞在許可を保有している人、

(d)チェコ国民又はEU加盟国の国民の家族、

(e)当該外国人がチェコに滞在することが必要不可欠である例外的な場合、

(f)国際運送従事者、

(h)入学試験の受験、家族の介護目的など

となっているが、

(j)は、ワクチン接種を受けた人又は新型コロナウイルスに感染した人で、チェコにおける滞在許可がワクチン認証又は感染証明書の有効期間を越えない場合となっている。


ブログ作成者が内務省の問合せ窓口+420 974 801 801へ2月16日、問い合わせたところ、以下の内容を確認した。

・日本で欧州医薬品庁が認可しているワクチン(ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ノババックス、ジョンソンエンドジョンソン)でワクチン接種証明書(チェコ保健省のサイトに掲載されている証明書)を保有していれば、チェコへビザなしにて入国可。

・滞在期間はワクチン接種証明書の有効期間内であること(2回接種ワクチンの場合は2回目接種後14日経過後、270日間有効。またはブースター接種を受ければ、有効期限が延長される)

・チェコへの入国時は、入国前に受けた検査の陰性結果を提示する義務はない。


2月16日の時点で確認した状況は以上となっていますが、今後、各国の感染状況等により変化する可能性があるため、内務省の問い合わせ窓口などへご確認ください。


<入国規則に関する内務省の問い合わせ窓口>

内務省では、以下の時間帯にEメール又は電話にて質問を受け付けています。


Eメール:cestovani.covid19@mvcr.cz、電話番号:+420 974 801 801

(窓口受付時間 月~木:午前8時~午後4時、金:午前8時~12時)


Eメールによる問い合わせの際は、以下の内容を記載するよう指示が出てきます。

・あなたの国籍

・チェコへ帰国する前に滞在していた国

・新型コロナウイルスのワクチン接種を受けているかどうか。受けた場合は、どこの国で受けたか。受けたワクチンの名称。接種回数。

・過去直近6か月間に新型コロナウイルスに感染したかどうか。感染した場合は、感染した場所と時期。

・あなたが第3国の国民の場合は、EUに加盟している国のいずれかにて滞在許可を保有しているかどうか。保有している場合はその許可の種類。



<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/svet/3444396-pandemie-ve-svete-policie-zatyka-ridice-blokujici-ottawu-nemecko-je-podle-vlady-za

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