• Miwatis Praha

2022年7月8日チェコ コロナウイルス関連ニュース

感染者増加 ドイツでも同様の傾向

疫学者の見解


<目次>

1.感染状況データ

2.今日の動き



1. 感染状況データ

今日の感染状況


2022年7月9日(土)4時40~43分におけるチェコ保健省の発表


7月8日(金)の新規陽性者数:1840人

(前週金曜日比 541人増)

7月7日(木)の新規陽性者数:1549人

(前週木曜日比 547人増)


再感染の疑いがある人*の数(7月8日):575人

*前回の検査結果陽性から最低60日間経過後にPCR検査にて陽性が確認され、新規陽性者数の中に含まれていない人の数


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

7月9日現在56人 (7月8日現在51人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

7月9日現在114人 (7月8日現在104人)


PCR検査実施数累計:21,942,308件

PCR検査実施数(7月8日):4,851件

抗原検査実施累計:33,636,545件

抗原検査実施数(7月8日):2,910件

全検査の陽性率(7月8日現在):32.29(28.02%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(7月8日現在)

当日の接種回数:2,312回

(内、追加接種の回数:2,033回)

(追加接種の接種回数累計:4,244,041回)

接種回数累計:17,679,940回

ワクチン接種完了:6,882,808人

治った人の数:3,892,829人

現在の入院患者数:272人

累計感染者数:3,941,028人

累計死亡者数: 40,332人


入院患者数と重症者数

7月8日(金)現在

入院患者数:272人(7月7日297人)

重症者の数:17人(7月7日16人)


プラハの感染状況

7月8日(金)

新規陽性者数:465人

7月9日(土)4時40分現在の発表

治った人の数:513,892人

累計感染者数:519,931人

累計死亡者数:3,600人


各州の状況:

https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19/kraje


2.今日の動き

<2022年7月8日(金)ニュース>

①チェコテレビ19時のニュースにて、以下が報道された。


・2022年7月7日(木)の新規陽性者は、5日、6日の2日間の国民の休日明け、1549人で1500人を超え、前週比にて50%増、5月初め以来の最多。


・新型コロナウイルスによる入院患者数は300名に近づき始めている。


・現在の感染拡大の原因は、オミクロン株の下位系統によるもので、感染力は強いが、軽度(肺炎にはならない状態:保健省の資から解釈)。


プラハ衛生局は、7月8日(金)、高齢者施設訪問時のレスピレーター着用奨励を発表した。


・ドイツの国境近辺の州における新型コロナウイルスの新規陽性者数も増加している。


・ニュースの中では、ウースチー州に接するドイツ側からの観光客が、新型コロナウイルス感染を理由にホテル予約をキャンセルする件数が増加していることが紹介されている。

7月8日、ドイツ全国における新規陽性者数は約11万7000人で前週比にて約2万人増加、バイエルン州では約2万1000人で同じく増加傾向にある。


②疫学者の見解

プラハIKEM病院のスメイカル疫学者は、チェコテレビのインタビューにて以下を述べた。


・現在、新型コロナウイルスによる感染者数が増加しているが、チェコの夏に起こる現象としては初めて。


・その原因は以下のとおり。

・現在の感染拡大は、オミクロン株の下位系統BA.5の感染力が強いため。

・最後に受けたワクチン接種からかなりの時間が経過しているため。

・オミクロン株下位系統BA.5は、その前に感染が拡大したオミクロン株に比べ、危険度は高くない。


・今後、感染者数が増える波が訪れても、病院の入院患者数が急激に増加しない限り、大きな影響は発生しない。


・しかし、問題は、重症者数、入院患者数が増加するだけではなく、軽度の症状(注:肺炎にはなっていない症状)でも回復までに時間がかかるため、欠勤者が多く発生する可能性がある。


・実際の感染者数、新規陽性者数は現在、検査件数が少ないため、不明。統計上の数字よりも感染者数が多いことは確実。多くの人が自宅にて自分で簡易抗原検査を用いたテストをして、結果が陽性でも衛生局などに届け出ていないのが現状。


・感染者数が多いことは、下水検査からも明らかであり、今後、重症化した入院患者数増加に至ることは確実。但し、どのくらい増加するかは不明。


・疫学者の間では、若年層は心配ないが、高齢者で3回目接種を受けてから時間の経っている人、移植手術後の人、慢性疾患を持つ人、ワクチン接種を拒否している人のリスクが大きいと考えられている。


バーレク保健大臣は、感染者数は7月半ばまで増加し、8月には6月時のレベルまで下がるとしているが、ポルトガルの状況を見ても、大臣の見解どおりになる可能性がある。

ポルトガルでは、すでにBA.5の感染者数が減少し始めている。しかし、新型コロナウイルスによる死亡者数は毎日30~40人発生していた。


・現在すでにワクチンのブースター接種を受けるよう呼びかけるべきだが、保健省はこの必要性を過小評価している。


・特に高齢者に対しては、8月になるまで待たず、今ワクチンを受けるよう呼びかけたい。これまで接種しているファイザー社、モデルナ社のワクチンが十分にあるため、同じワクチンのブースター接種を受ければ、十分である。


・すでにBA.5に感染した人は、感染後3か月経ってからワクチンを受けることが適切だが、3か月待たずにブースター接種を受けても悪影響が出ることはない。


・子どものブースター接種は現在、必要ない。


全国一斉の感染対策は現在不要。各自が責任をもって、ワクチンを受ければ十分であり、少なくともリスクの高い人々がワクチンを受ければよい。


風通しの悪い空間にいる時、例えば市内公共交通機関利用時、又は感染していると考えられる人は、レスピレーターを着用する方がよい。しかし、全国一斉にレスピレーター着用を導入する必要があるかというと、その必要はない。全国一斉導入すると、国民が感情的になってしまうため。



<情報源>

https://www.ceskatelevize.cz/porady/1097181328-udalosti/dily/

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3514192-viru-je-v-populaci-vice-nez-vidime-na-testech-uvedl-smejkal-plosna-opatreni-ted-ale

閲覧数:70回0件のコメント

最新記事

すべて表示