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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2020年7月29日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2020年8月17日

2020年7月29日(水)夕刻時にチェコテレビ、インターネットでチェコの各メディアが報道しているチェコ、欧州におけるコロナウィルスの状況を伝えるニュースをお伝えします。


1.国内コロナウィルスの状況

・28日(火)の最終新感染者数は、260人。6月末から2番目に多い数字。現在の全国の感染者数は、4242人、これまでの感染者総数は、15827人になった。

・プラハ城の衛兵1名の感染が確認された。同衛兵と接触した衛兵は現在隔離中。ゼマン大統領は接触しておらず、プラハ城の警備業務上にも影響が出ていないことが発表されている。

・29日(水)の時点で感染状況が一番深刻なのは、Jihlava地方。直近1週間の感染率が、10万人当たり60件になっている。同地方では今日から多くの場所でマスク着用が義務付けられている。

・Jihlavaのアルツハイマー患者施設では感染が拡大していたが、31日(金)から2週間の予定でチェコ軍兵士15名(リベレツの核・化学・生物兵器部隊のメンバーも参加)が導入され、施設の消毒、従業員の指示のもとで患者のケアなどに従事する。

・6月末~7月初めにかけて、チェコ国内で感染者の発生している地域は、カルビナー地方、プラハのみという状況だったが、現在、76地方(okrsek)のうち、73地方にて感染者が確認されている状態。(https://www.novinky.cz/koronavirus/clanek/koronavirus-je-zpet-ve-vetsine-okresu-s-vyjimkou-tri-40331856

・プラハでは昨日の新規感染者数がこれまでの最高を記録したため、プラハ市長は安全対策委員会を招集。(Techtle Mechtleのナイトパーティーで感染した人の数は、現在、158人。約400人が隔離状態。プラハ郊外で行われた子供たちのキャンプでも19名が感染。プラハ衛生局はいずれも感染経路がわかっているため、高齢者を対象とした施設訪問規制などは現在のところ考えていないことを、衛生局長がチェコラジオのインタビューで述べたことが報道されている)

・チェコ科学アカデミーは、コロナウィルスのタンパク質の詳細な構造を明らかにし、

ネイチャーコミュニケーションズ(学術雑誌)に発表されたことを公表した。今後のコロナウィルス感染症治療への貢献が期待されている。

・9月18・19日、プラハはロードレース世界選手権(FIMスピードウェイグランプリ)を主催する。

2.外国への渡航・外国の様子

・チェコからチュニジアへ渡航の際、これまでは陰性の検査結果が求められたが、本日29日(水)より、検査結果なしの渡航が認められるようになったことをチェコ外務大臣が発表した。

・7月29日、日本国内の新規感染者が初めて1000人を超えたことが報道されている。(29日日本時間午前10時現在で1237人)



注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネットなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切弊社にて責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

無断転載をお断りします。

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