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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2022年1月4日チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2022年1月9日


今日から18歳以上に対し、追加接種までの期間5か月


<目次>

3.各国の感染リスク度表示(2021年12月17日更新)

4.チェコへの入国規定(2021年12月27日更新)


●ワクチン接種(追加接種、3回目接種:booster and additional dose)に関する情報(政府のサイト)はこちら(英語)

・ワクチン登録中央システムのサイト(公的保険加入者用)はこちら(英語あり)

・ワクチン登録中央システムのサイト(自費接種希望者用)はこちら(英語)

・各ワクチン接種会場における受付の様子(ワクチン接種待ちの人数、過去直近1週間に登録した人の数、ワクチンの種類による接種会場マップなど)が確認できるサイトはこちら (チェコ語)

・ワクチン接種後の電子認証取得はこちらから。


●追加接種、ワクチン認証有効期限に関するニュース(12月2日12月16日)をご参照ください。


1. 感染状況データ

・今日の感染状況


2022年1月4日(火)8時におけるチェコ保健省の発表


1月3日(月)の新規陽性者数:9333人

(前週月曜日比 2479人多い)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

1月4日現在358人 (1月3日現在335人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

1月4日現在721人 (1月3日現在714人)


PCR検査実施数累計:16,340,425件

PCR検査実施数(1月3日):68,147件

抗原検査実施累計:30,783,054件

抗原検査実施数(1月3日):33,569件


全検査の陽性率(1月3日現在):19.87%(21.22%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施(1月3日現在)

当日の接種回数:69027回

(内、追加接種の回数:57084回)

(追加接種の接種回数累計:2,476,395回)

接種回数累計:15,557,149回

ワクチン接種完了:6,661,194人

治った人の数:2,358,935人

現在の入院患者数:2,811人

累計感染者数:2,493,145人

累計死亡者数: 36,326人


1月3日(月)現在

入院患者数:2811人(1月2日2745人)

重症者の数:535人(1月2日551人)

*後日、過去のデータが遡って修正されている。


1月3日(月)

新規陽性者数:1904人

1月4日(火)8時現在の発表

治った人の数:271,915人

累計感染者数:289,511人

累計死亡者数:3,236人


2.今日の動き

<2022年1月4日ニュース>

●感染状況

・昨日まで、統計上で日当たり新規陽性者数の減少が継続していることが報道されていたが、今日からわずかに増加傾向へ移行しているという報道に変化した。


・1月3日(月)の日当たり新規陽性者数は9333人。先週月曜日(6854人)及び先々週の月曜日(8579人)よりも多かった。12月21日以来の最多。


・R値が約1か月ぶりに1を超え、1.11。(1を超えると感染が拡大する傾向にある)


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規陽性者数も増加し、358人。


・現在の陽性者増加は、オミクロン株による感染者増加の他、これまで流行しているデルタ株による感染者増加が原因となっている。(マジャル疫学者のコメントをチェコテレビが報道)


・日当たり新規陽性者増加については、学校において検査が実施されたこともその要因となっている。全1944校において実施した検査111万7724件のうち、陽性は3695件だった。(陽性率0.33%)。


・1月3日(月)に確認された陽性者にて、初めてワクチン接種完了者の数が非接種者の数を超えた(非接種者は46%、その他2%はワクチン未完了者、52%がワクチン完了者。5%はブースター接種を受けていたが感染した人だった)。


・新型コロナウイルス感染による入院患者者数は1月1日から少しずつ増加し、1月3日は2811人。先週月曜日は3749人だったので、前週比では減少している。


・昨日1月3日(月)の新規入院患者数は140人。そのうち99人(71%)はワクチン非接種者又は未完了者だった。


・昨日1月3日(月)の重症者の数は535人。先週月曜日の人数(710人)よりも減少しており、日曜日(555人)よりも減少している。


・昨日1月3日(月)に集中治療室に入った重症者の数は32人で、そのうち25人はワクチン非接種者(78%)だった。


●隔離期間短縮(予定)

今日、政労使交渉が行われ、オミクロン株感染流行に対応するための隔離期間短縮について以下の内容がまとまった。政府は、明日1月5日(水)、今日の結果を討議し、その後政府として決定した内容を公表する予定。


(以下は、今日開かれた政労使交渉後にて話し合われた内容をチェコテレビが入手し報道)


・企業にて、1月17日から一斉に検査を実施。最初の2週間は、ワクチン接種者も含め、すべての従業員を対象、その後はワクチン非接種者を対象に検査する。


・企業における検査は週二回を義務づける。検査は3日以上の間隔をおいて行う。


・保健省(政府)は公的保険による費用負担を検討。

(使用者側は、検査キットの費用のみならず、検査キット手配にかかる費用、運送費、検査実施のための人材・事務手続き関連費用などの負担を強調。野党は保険会社の負担増加を批判している)


・企業における検査実施の対象は、企業における従業員のみならず、個人事業者、刑務作業に就業する人なども含める。


・オミクロン株による感染の様子から、隔離期間(感染後の隔離、感染者と接触した後の隔離)を14日から5日間に短縮する予定。


・社員が簡易検査キット(抗原検査キット)を利用した検査を受けて結果が陽性だった場合、確認のためのPCR検査を受けるのではなく、5日間の隔離に入る。隔離期間終了日の翌日に、職場にて再び簡易検査キット(抗原検査キット)を使った検査を受ける。この検査で陽性が確認された場合は再び隔離に入る。


・保健省は、新規則について、1月17日からの導入を提案する。


●18歳以上の追加接種 今日から5か月後

追加接種は、今日1月4日(火)から18歳以上全員を対象に、接種完了後5か月後に受けられることになった。(これまでは、30歳以上が対象だった)


・これまでに、ブースター接種を受けた人の数は、チェコの人口の約2割。これまでワクチン接種を受けている人の約3分の1となっている。


・18歳以上30歳以下では、これまで約72万3000人がワクチン接種を受けている。1月2日までに約4万7500人がブースター接種を受けた。(これまでブースター接種を受けている人は、昨年7月4日までに2回目接種を受けた人となっている)


・今日から、2回目接種後5か月が経過すれば、ワクチン接種の登録・予約、又は登録不要のワクチン接種センターにおけるワクチン接種を受けることが可能になった。


・昨日1月3日(月)より、ワクチン接種希望者が増加している。昨日の接種回数は6万9027回(そのうち、5万7000人はブースター接種を受けた人)。先週月曜日よりも約6000回増。


●ワクチン認証偽造事件

フセチーンの病院で、4人の女性がワクチン接種証明を偽造していたことが判明し、警察が追跡している。追跡されている女性のうち2人はフセチーンのワクチン接種センターで看護婦として勤務。残りの2人は接種センターの外で、2000~7000コルナを支払って接種証明偽造を希望する人を募った。70人以上にワクチン認証を偽造して受け取った賄賂の金額は50万チェココルナに上っている。警察は、同様の事件発生がチェコ国内で数十件に上っていることをつかんでおり、捜査している。


●各国の危険度

 保健省は、12月30日(木)、各国の危険度をアップデートした。2022年1月3日(月)から、以下の国の危険度が下記のとおり変更となる。

感染リスク低の国(緑色):ルーマニア

感染リスク中程度の国(オレンジ):

感染リスク高の国(赤色):ラトビア、ハンガリー、オーストリア、アゾレス諸島

感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)(新規):イタリア、マルタ、スウェーデン



3.各国の感染リスク度表示

保健省は、12月30日(金)、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2022年1月3日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

バチカン

ルーマニア

アルゼンチン

オーストラリア

バーレーン

チリ

インドネシア

コロンビア

韓国

カナダ

カタール

クウェート

マカオ

ニュージーランド

サウジアラビア

ペルー

アラブ首長国連邦

ルワンダ

ウルグアイ

台湾


*日本は、9月20日から緑色の国から感染リスクが非常に高い国(濃い赤色の国)になっている。


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国)

(なし)


赤色の国(感染リスクが高い国)

ブルガリア

フィンランド

ラトビア

ハンガリー

オーストリア

アゾレス諸島


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

アンドラ

ベルギー

デンマーク

クロアチア

フランス

マルタ

イタリア

リヒテンシュタイン

ルクセンブルク

ドイツ

オランダ

キプロス

ノルウェー

モナコ

アイスランド

アイルランド

ギリシャ

エストニア

リトアニア

ポーランド

ポルトガル(マデイラを含む)

サンマリノ

スロバキア

スロベニア

スウェーデン

スペイン(バレアレス諸島及びカナリア諸島を含む)

スイス

その他、上記以外の国すべて(日本


保健省発表の各国危険度はこちら


4. チェコへの入国規定

9月11日から有効となったチェコへの入国規定


以下は、保健省のページを訳した内容(一部概要)


<12月27日(月)からの変更内容(こちら)>

赤色及び濃い赤色の国から帰国(入国)する場合の規定

<チェコ国民及びチェコの一時滞在許可・長期滞在・永住許可を持つ外国人>

・チェコへ入国(帰国)前に入国申告書を記入。


①一般交通機関を利用する場合:

・チェコへ入国(帰国)前に抗原検査又はPCR検査を受ける。

・チェコへ入国(帰国)後、翌日から数えて5日目以降7日目までに、チェコ国内にてPCR検査を受ける。


②個人の交通機関にて入国(帰国)する場合:

・チェコ入国(帰国)前に検査を受ける必要なし。

・チェコへ入国(帰国)後、翌日から数えて5日目以降7日目までに、チェコ国内にてPCR検査を受ける。


*チェコ国民、チェコの滞在許可を持つ外国人で、ワクチン接種を完了している人、又は過去直近180日間に新型コロナウイルスに罹った人に対しては、滞在していた外国の感染危険度がいかなるものであっても、上記のチェコへ入国(帰国)後の検査義務を免除する。


<チェコの滞在許可を持たない外国人>

・チェコの滞在許可を持たない外国人に対して、ワクチン接種完了者又は感染証明を所持していても、チェコへ入国する前に、PCR検査の陰性結果を所持していることを義務付ける。


以上の義務は以下の人に対して免除される。

・チェコが接種認証を認めている国にてブースター接種まで受けている外国人。

・12歳未満の子ども。

・12歳~18歳未満の子どもに対しては、特別措置として、ワクチン接種完了(ブースター接種無し)にて上記義務を免除。

・ワクチン非接種者、新型コロナウイルスに過去直近180日間に罹っていない人は、入国後翌日から数えて5日後から7日後までの間にチェコ国内にてPCR検査を受ける。PCR検査を受けるまでは自宅又は宿泊施設から出る時はレスピレーターを常時着用する。


・EU諸国以外の外国の国民で、EUにて認可されたワクチンの接種をEU以外の外国にて完了している人、又は世界保健機関が緊急使用として認可しているワクチンの接種を完了している人で、チェコ保健省のウェブサイト上に掲載されている認証を保持している場合、ワクチン接種を受けているものとして認める。

日本のワクチン接種証明書はチェコ保健省ウェブサイト上に掲載されており、認められている。


・チェコ保健省は、チェコの国民に対して、新型コロナウイルスの感染拡大リスクを最小限に抑えるため、外国への渡航を控えるよう推奨する。


<12月27日前から有効となっている内容>

以下の人は、下記の帰国時規則から免除される。

① ワクチン接種完了し、最終接種から14日間が経過し、新型コロナウイルスに感染している症状のない人。ワクチン接種者も、入国申告書記入義務あり。


ワクチンの接種については以下が認められている。

・チェコ国内又はEU諸国内にてワクチン接種を受けた認証を持っている人。

・EU諸国外の国でワクチンを受けている場合は、英語で書かれた書面上の接種証明書又はEUの認める電子認証を所持し、EMAが登録又はWHOが緊急使用として承認しているワクチンである場合。書面による証明書は、所定の内容が記載されており、書面上の証明書から遠隔で内容を直接確認できること。


② これまで新型コロナウイルスに感染したことがあり、陽性が初めて確認された検査から11日以上180日以下の期間にあり、新型コロナウイルス電子認証に関するEU規則に基づいて発行された認証を持っている人。感染証明を持っている人も、入国申告書記入義務あり。


チェコへ向けて出発する前の滞在国にて新型コロナウイルスに感染し、隔離終了したことを証明する外交覚書を持っている人。入国申請書記入義務あり。


④ 6歳未満の子ども

  6歳未満の子どもは、入国申告書記入義務対象外。

⑤ 12時間以内にチェコ国内を通過する人。

⑥ 国際運送業の作業員

など。


<各感染リスクレベルに応じた入国規定>

感染度が低い国(緑色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔 離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが中程度の国(オレンジの国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

② チェコへの入国前又は入国後5日後までに検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離の必要なし。

検査は、48時間以内に受けた抗原検査、または72時間以内に受けたPCR検査。(いずれも書面又はEU規則により認められた電子認証にて可)


感染リスクが高い国(赤色の国)

① 入国申告書の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)


感染リスクが高い国(濃い赤色の国)

入国申告書(Public Health Passenger Locator Form) の記入(国境検問にて要請に応じて提示)

1. 公共交通機関(飛行機、鉄道、バス等)により入国する場合

・48時間以内に受けた抗原検査の陰性結果(書面)又は72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果(書面)を所持。

入国申告書及び検査結果を提示しない渡航者は、交通機関により乗車が認められない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)

2.個人の交通機関により入国する場合又は外交覚書を所持している場合

・渡航開始前に検査を受け、結果を所持する必要はない。

・チェコへ入国後、5日~7日目の間にPCR検査を受ける(保健省又は衛生局が例外を認めることがある)。検査結果が出るまで、自主隔離。(10月27日から取り止め)




<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/specialy/koronavirus/3423306-policie-stiha-ctyri-zeny-kvuli-falesnym-ockovacim-certifikatum

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