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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2021年4月30日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2021年6月3日


サービス業における個人情報記録内容

保健大臣 規制緩和は注意が必要


4月27日(火)から、チェコへの入国規則が変更されました。5-1をご参照ください。


4月22日(木)に政府が発表した今後の規制緩和予定(方針)については、4月22日ブログをご参照ください。



保健省ワクチン接種登録のウェブサイト(チェコ語のみ)はこちら

詳細は、4-6、又はワクチン接種に関する情報(4月30日更新)


<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況

2.今日の動き

3.EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年4月29日更新

4.国内規制

4₋1. 規制変更内容(2021年4月23日アップデート)

4-2. 12月27日からの規制レベル5導入内容

4-4.マスク着用規定2021年3月18日更新

4-5. 陰性結果提示のための検査(2021年4月29日更新)

4-6. ワクチン接種登録・予約2021年4月30日更新

5.外国への渡航

5₋1. チェコへの入国規則(2021年4月27日更新)

5-2.各国の感染リスク度表示2021年4月30日更新

5-3.外国渡航に関する情報2021年4月14日更新



1.新型コロナウイルス感染状況1.国内コロナウイルス感染状況

1-1.今日の感染状況

4月30日(金)8時00分におけるチェコ保健省の発表


4月29日(木)の新規陽性者数:2216人

(先週木曜日より、413人少ない)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

4月30日 143人

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

4月30日 314人


PCR検査実施数累計:6,750,983件

PCR検査実施数(当日):17,262件

抗原検査実施累計:11,387,028件

抗原検査実施数(当日):152,748件


全検査の陽性率(4月29日現在):12.77%(12.35%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施数(4月29日20時現在)

投与数:72,843

累計:3,086,076

ワクチン接種完了:995,874人

現在の陽性者総数(ラボによる検査結果):今日、4月23日までアップデート。

4月19日の5万3146人から、4月23日4万2883人へ減少。

(ピークは3月14日:16万1051人)

治った人の数:1,549,439人

現在の入院患者数:2,782人(前日から184人減)

累計感染者数:1,630,758人

累計死亡者数: 29,267人(前日から54人増)


4月29日(木)現在

入院患者数:2782人(前日の2966人から184人減、3002人から220人少ない)

(前日の数字が、2966人から3002人へ修正されている)

重症者の数:553人(前日の622人から69人減、614人から61人少ない)

(前日の数字が、622人から614人へ修正されている)


*1週間前4月22日の入院患者数は3748人、重症者の数は803人だった。


4月29日(木)

新規陽性者数:235人

4月30日(金)8時現在

現在の陽性者総数:(記載なし)

治った人の数:174,426人

累計感染者数:181,882人

累計死亡者数:2,672人


各州の状況はこちら



1-2. PESシステム リスク指標(2021年4月30日現在)


リスク指標 規制レベル(相当)

チェコ全域 46↓     3


指標は規制レベル3に相当するが、12月27日から、実際に導入されている規制はレベル5。


4月30日現在の指標の46の内訳

値  評価スコア

313.9 13

219.1 10

0.87 3

39.7 % 20

⑤ 無 0

⑥ 無 0

合計 46

保健省コメント:入院後に陽性が判明した件数の割合が減少。


<上記指標の内容 >

1月6日よりPESシステム指標のパラメーターが変更になった。

新しいパラメーターは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に陽性が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無



1-3. チェコ各地における直近7日間人口10万人当たりの感染者数

保健省のデータ 2021年4月30日10時発表)


 昨日 今日

プラハ 1414 106.78 1435 108.36

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 159 159.94 155 155.91

ベロウン 194 204.09 194 204.09

クラドノ 218 130.94 202 121.33

コリーン 105 102.32 92 89.65

クトナー・ホラ

109 143.75 100 131.88

ムニェルニーク

139 127.17 127 116.19

ムラダーボレスラフ

122 93.58 114 87.45

ニンブルク 78 77.31 84 83.26

プラハ東部 269 145.27 250 135.01

プラハ西部 156 104.46 144 96.43

プシーブラム 133 115.55 123 106.86

ラコブニーク 62 111.59 64 115.19

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

482 246.04 439 224.09

チェスキー・クルムロフ

123 199.82 117 190.07

インドジフーフ・フラデツ

157 173.11 155 170.91

ピーセク 180 251.44 158 220.71

プラハチツェ 120 235.4 129 253.05

ストラコニツェ

102 144.12 119 168.15

ターボル 197 192.02 195 190.07

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

27 43.5 29 46.73

クラトビ 59 68.28 68 78.7

ピルゼン北部 87 108.78 86 107.53

ピルゼン市内 197 101.4 179 92.14

ピルゼン南部 101 159.09 98 154.36

タホフ 66 121.47 65 119.63

ロキツァニ 34 68.9 31 62.82

<カルロビ・バリ州>

へプ 15 16.37 15 16.37

カルロビ・バリ

94 81.87 95 82.74

ソコロフ 39 44.21 41 46.48

<ウースチー州>

ジェチーン 241 186.04 237 182.95

ホムトフ 146 116.85 137 109.65

リトムニェジツェ

171 142.9 174 145.4

ロウニ 159 183.41 159 183.41

モスト 218 195.15 214 191.57

テプリツェ 276 213.83 275 213.06

ウースチー・ナト・ラベム

232 194.41 248 207.81

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

175 169.41 174 168.44

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

103 113.6 91 100.37

リベレツ 193 109.89 190 108.18

セミリ 50 67.48 51 68.83

<フラデツ・クラーロベー州>

フラデツ・クラーロベー

109 66.35 111 67.57

イチーン 55 68.71 56 69.96

ナーホト 40 36.38 43 39.11

トルトノフ 34 28.82 40 33.9

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

51 64.25 58 73.06

<パルドゥビツェ州>

フルジム 137 130.96 132 126.18

パルドゥビツェ

166 94.62 173 98.61

スヴィタヴィ 158 151.44 156 149.52

ウースチー・ナド・オルリツィー

174 125.84 169 122.22

<ビソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

114 120.11 126 132.75

イフラバ 218 191.85 240 211.22

ペルフジモフ 114 157.67 123 170.12

トシェビーチ 200 180.49 201 181.39

ジュジャール・ナト・サーザボウ

250 211.58 250 211.58

<南モラビア州>

ブランスコ 219 200.67 191 175.01

ブルノ市内 447 117.22 420 110.14

ブルノ郊外 329 146.46 298 132.66

ブジェツラフ 141 121.25 122 104.91

ホドニーン 281 182.54 273 177.34

ビシュコフ 174 188.56 168 182.05

ズノイモ 241 210.75 228 199.39

<オロモウツ州>

イェセニーク 61 160.66 52 136.96

オロモウツ 469 199.17 465 197.48

プロスチェヨフ

150 138.06 160 147.27

プシェロフ 230 177.59 218 168.32

シュンペルク 231 191.83 223 185.19

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 160 174.68 154 168.13

フリーデク・ミーステク

379 176.56 345 160.72

カルビナー 413 167.67 403 163.61

ノビー・イチーン

296 195.28 264 174.17

オパバ 277 157.18 266 150.93

オストラバ市内

619 193.35 601 187.73

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

174 165.17 168 270.8

ウヘルスケー・フラジシチェ

250 175.78 234 164.53

フセチーン 379 264.42 380 265.12

ズリーン 548 285.93 519 270.8




2.今日の動き(今日のニュース)

●感染状況

・昨日の日当たり新規感染者数は、2216人で、平日の数字としては、昨年9月以来の最少。


・過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数(チェコ全域)は143。


・入院患者数は引き続き減少し、2782人で、3千人を下回った。


●チェコ経済

チェコ統計局は事前予測にて、今年第1四半期の経済成長率(GDP前年同期比)の減少幅が、当初の予測よりも抑えられ、マイナス2.1%になったことを発表した。昨年第4四半期に比べ、マイナス0.3%となっている。最終的な数字は、6月1日に発表される。

アナリストによる当初の予測(前年比約-3%、前四半期比1%)よりも、経済成長率の減少が緩やかになっている。


統計局は、前年同期比の減少の理由について、主に家計最終消費支出が減少していることによるもので、政府機関の最終消費、外需はプラス要因となったが、双方とも昨年末よりも減少していると発表している。


就業率は前四半期比にて0.2%増加、前年同期比ではマイナス1.6%となった。


シラロバー財務大臣は、チェコ経済に稀なる抵抗力があるため、規制緩和がなくなり、経済活動が通常に戻れば、回復が早いことが予測されると述べている。


全体の傾向では、昨年第2四半期、マイナス10.8%と大幅な減少を見せたが、今年第1四半期はマイナス2.1%まで回復している。


今年の今後の経済成長について、各機関が発表している今年の経済成長予測は以下のとおり。

財務省 +3.1%

チェコ中央銀行  +2.2%

チェコ銀行協会  +2.6%


ドイツとEUの今年第1四半期の経済成長(前四半期比)は、それぞれ、マイナス1.7%、マイナス0.4%となっている。


●ワクチン進捗状況

5月3日(月)より、大学教員・研究者及びケア提供者のワクチン接種登録・予約が開始する。優先的な登録は6月15日まで可能になることを、プラガ教育大臣が各大学の学長に書簡にて通告した。


5月3日(月)より、55歳以下で病人介護に従事する人(介護手当第3段階又は第4段階を受けている人)も登録が可能になる。


自分の症状をよく知っているホームドクター(praktický lékař)と健康状態を相談した上でワクチン接種を受けたいと考える人が多くいるが、ホームドクターへのワクチン配布が滞っており、希望者の意向に沿うことができない様子がチェコテレビにて報道されている。そのレポートの中で、ホームドクターへは、主にアストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソンのワクチンが配布されていることが言及されている。


2021年5月中のワクチン供給量

ファイザー・バイオンテック 230万投与

モデルナ 35万4千投与

ジョンソンエンドジョンソン 17万投与

アストラゼネカ 2万8千投与

(保健省データをチェコテレビが報道)


アレンベルゲル保健大臣は、今日の記者会見にて、子どもたちのワクチン接種は秋になる予定で、現在臨床試験が行われていることを発表した。


●隔離中の疾病保険及び育児手当

今日、大統領が以下の法律改定を署名した。(承認の手続きが終了し、施行となる)

・隔離中の疾病保険日当たり370コルナを6月末まで延長。

・育児手当は、親のみならず、親戚が子供の面倒を見る場合も適用される。


●ドイツ

ドイツは5月2日、チェコを「感染リスクのとても高い国」からチェコを外すことを決めたが、国境における規制はその後も継続する。国境を越える際の陰性検査提示義務はなくなるが、自動車にてドイツへ入国する際は、入国後に検査を受ければよく、隔離期間10日間は入国5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば終了可。


●コロナパスポート

 チェコは2週間後から、EU27か国の中の第一波として、クロアチアと共に、EU共通のコロナパスポートのテストに参加する。EUの担当者(ランデス欧州委員)は、チェコテレビのインタビューにて、EU共通のコロナパスポートは6月から導入する予定であることを述べた。コロナパスポートを使って、ワクチン接種の有無、陰性結果、過去直近90日間における感染の有無の提示が可能になる。

 レストラン、コンサートへの入場に対しても利用できるかという質問に対して、EUの担当者は、加盟国各国のレベルにて導入可能と述べている。


●サービス業における個人情報記録

アレンベルゲル保健大臣は、今日の記者会見にて以下を発表した。

・個人情報保護局の批判は、保健省が当初検討し、案としてまとめていなかった内容について出されたもので、昨晩発表された特別対策に対して出されたものではない。


・当局は出生番号も記録するのではないかと心配しているが、サービス業にて記録する内容は、名前と電話番号のみである。


・美容室で予約時に得る内容(電話番号、氏)の他、名前をすべて記録し、美容師が複数いる場合は、担当した美容師の名前も記載するのみ。


・6月初めにはグリーン認証又はEU共通のコロナパスポート(携帯電話を使った電子システム)が導入される予定で、ワクチン接種の有無、陰性結果、感染既往歴の有無が記録される。


・6月からこの電子システムが導入されなかったとしても、チェコ国内では、書面上の証明書持参でよい。


●インド型変異株

 アレンベルゲル保健大臣は、今日の記者会見にて以下を発表した。


チェコでインド型変異種が引き続き確認されている。(フラデツ・クラーロベーにて1人、プラハにて1人など)


・チェコで確認されているインド型変異種が感染しやすい種であるか、ワクチンへの抵抗力が強いかどうかなどはこれまで明確になっていない。


・その他、変異株2種の組み合わせも確認されており、追跡作業を行っている。

ナイジェリア型+英国型 (マルセーユからの帰国者にて確認)

英国型+フロリダ型 (オストラバにてスイスからの帰国者にて確認)


・規制緩和は続行するが、変異種が引き続き確認されているため、安心できる環境ではない。そのため、呼吸器官を保護する対策は大切である。規制緩和も注意して実施する必要があり、全国一斉の規制緩和は検討していない。


*チェコテレビでは、変異種の感染速度が速いため、屋外におけるマスク着用の重要性について報道している。


●インド型変異株

・インド型変異株は「B.1.6.17」として表示され、これまで世界で少なくとも17か国にて確認されている。


・インド型変異株はこれまで13種類確認されており、その中でも、E484Q、L452Rの

の危険度が高く、治療薬、感染後の免疫の効果が表れにくい。


・インドで開発されたワクチン「Covaxin(コバクシン)」は、インド型変異株に効果があるとされているが、現在、同ワクチンについては情報が少なく、今後さらに効果に関する明確な結果が出るのを待たなければならない。


●インドの様子

 インドでは、4月21日から新規感染者数が日当たり30万人を超え、その勢いが衰えておらず、多くの死亡者が発生している。各国からの支援が届いており、アメリカからは月曜日に医療物資が届き、今後ワクチン2千万投与が送られてくる予定。イギリスも支援を行っている。

 チェコもインドへ、濃縮酸素を500本送ることになっており、現在、消防隊がウィーンへ搬送する作業を進めている。火曜日にはウィーンからインドへ向けて発送する。

 各国はインド発のフライトを制限又は禁止している。木曜日のインド発ローマ着のフライトでは、乗客の1割にて陽性が確認された。


●フランス

 フランスは、依然として約3万人の感染者が入院、集中治療室に入っている重症者数は6000人に上っているが、今週から基礎学校が通学を開始し、高校は来週月曜日から登校、5月19日からは博物館・美術館などの閉鎖が解除される予定。パリにおける感染の約1割は南ア型変異株であることから、規制緩和は時期尚早とする意見が専門家の間から出されている。



3. EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)

及び人口100万人当たりの死亡者(②)

(2021年4月29日アップデート)


統計の対象は2週間 2021年15週目~16週目

(15週目:4月12日~18日、16週目:4月19日~25日)


   ①  ②

1. キプロス 1221.16 29.28

2. スウェーデン 796.49 12.97

3. フランス 747.10 61.04

4. クロアチア 741.67 140.95

5. オランダ 630.89 15.57

6. リトアニア 540.03 57.26

7. スロベニア 497.74 52.48

8. ハンガリー 473.03 316.60

9. ポーランド 462.82 183.25

10. エストニア 446.58 79.76

11. ベルギー 422.67 47.39

12. ルクセンブルク 407.60 35.14

13. ラトビア 404.05 60.81

14. ブルガリア 366.93 214.20

15. チェコ 364.90 101.37

16. オーストリア 354.63 47.30

17. ギリシャ 351.25 104.68

18. リヒテンシュタイン

348.41 25.81

19. ドイツ 346.07 38.14

20. イタリア 323.38 83.57

21. スペイン 249.75 25.63

22. ルーマニア 201.93 117.08

23. デンマーク 172.08 5.84

24. スロバキア 162.00 165.08

25. ノルウェー 130.24 9.32

26. アイルランド 114.57 17.73

27. マルタ 102.61 21.38

28. ポルトガル 66.75 4.56

29. フィンランド 66.22 5.79

30. アイスランド 44.49 0.00



*赤字は先週から増加。



4. 国内規制

4-1. 規制変更内容


4月22日(木)発表の今後の規制緩和予定については、22日ブログをご参照ください。


今後の規制緩和にて必須となる検査内容(4月23日保健省発表)については、4月23日ブログをご参照ください。


①4月26日からの規制緩和(幼稚園通園)

4月22日(木)、チェコ政府は以下の決定を発表した。

4月26日(月)より、フラデツ・クラーロベー州、カルロビ・バリ州、ピルゼン州の3州にて、幼稚園全学年の通園を許可する。マスク着用及び検査の義務は免除。(プラガ教育大臣の発表)


・上記3州については、4月26日(月)、翌週月曜日5月3日から基礎学校第二段階のローテーション式授業の開始について検討する。


・上記3州以外の幼稚園では、引き続き、年長組(今年小学校に入学する学年)に限り、通園を許可する。厳しい衛生管理(検査及びマスク着用)が義務付けられる。


・今後の通園許可については、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数に基づいて判断する。


② 4月12日からの規制一部解除

幼稚園年長組(今年小学校入学する園児)の通園

・基礎学校第一段階(1年生~5年生)を対象に対面授業再開(1クラスを2グループに分け、1週間ごとに、対面授業と遠隔授業を交替で行うローテーション制)

*ジェチーン地方は学校閉鎖を1週間延長。


・一部店舗・サービス業の閉鎖解除(文房具店、子供服・靴、自動車・機械のスペアパーツ販売、洗濯・クリーニング店、鍵製造・販売、家庭用品修理店、ファーマーズマーケット、花輪・ろうそくなど葬儀・墓参り必需品販売)

営業時間は、6時~22時まで。


・動物園・植物園(屋外のみ。入場許容人数2割にて入場制限)

・図書館(店舗の入場制限と同様の入場制限)


・地方(okres)間の移動禁止解除


・外出禁止(21時~)の解除。


・別の家庭との集会制限も解除。但し、屋内、屋外ともに2人まで。

(家族、職場における同僚は例外)


・アマチュアスポーツでは、2人組を1グループとし、6グループまで(つまり12人まで)のトレーニングを許可する。グループ間の距離は最低2メートル維持すること。この形式のトレーニングに参加するために、抗原検査受検の必要なし。マスク着用義務を免除。


・屋内における運動は、プロ選手のみに許可される。アマチュアスポーツは屋外のみを認める。


<4月12日以降も継続する規制>

・集会人数(上記)

・飲食店 閉鎖

・上記以外の店舗・サービス業は閉鎖

・保護マスク着用


●2021年2月14日に発表された規制変更

役所における受付時間:受付時間の制限を解除し、役所にて手続きする申請者が列を作って待たなくてもよいようにする。


② 宿泊施設:これまで、医療従事者が勤務のために宿泊することを認めていたが、今後は、遠距離に入院している家族の同伴などの必要から宿泊することも認める。


③ 図書館:事前予約した本の窓口による貸し出し、借りた本の返却も窓口による返却のみを認め、FFP保護マスクの着用を義務付ける。


④ 企業の代表機関:企業の代表機関選挙、代表機関会議などの実施を認める(参加は最高50名まで可)。参加人数が10人以上の場合は、保護具(医療用マスク又はFFP2クラスのマスク)を着用し、2メートルの社会距離を保ち、参加者各自が抗原検査を受けることを義務付ける。


4-2.PES規制内容

現在の規制レベルはレベル5

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)(2月14日から受付時間制限解除)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査義務。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖

スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)

ロープウェイ:スキー客以外の観光客

(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ


4-3.隔離(検疫隔離・陽性隔離)

(保健省の発表はこちら


・南ア型変異株の場合の隔離期間

南ア型変異株が確認された陽性者の隔離期間が、2021年3月9日から変更になった。陽性が確認された第一回目の検査日から数えて14日後まで隔離することが義務付けられ、その後PCR検査2回目の受検にて陰性であることが条件づけられる。


<隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)の例外(2021年3月1日から)>

感染者と接触しても以下の人は隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)を免除する。

・ラボの判定で新型コロナウイルスに感染したことがわかっており、感染から90日以内の人。

・ワクチン接種が完了している人。2回投与ワクチンの場合は、2回目の投与終了後、2週間が経過している人。1回投与ワクチンの場合は、投与後2週間が経過している人。

4-4.マスク着用規定

3月1日から以下の場所にて、マスク(FFP2保護マスク*、サージカルマスク1枚)着用を義務付ける**。

*ろ過効果(filtration efficiency)95%以上のマスク。

(ブログ作成者注:薬局では、BFE bacterial filtration efficiencyとして表示されている)

**3月1日から、布マスク、スカーフなどは認めない。(2月22日発表)


<地域自治体(obec)内の屋外>

・地域自治体の建造物のある場所(市街地・住宅地など)

人との距離にかかわらず、屋外でも常時着用。(最低サージカルマスク1枚)


・地域自治体内の建造物のない場所(森林など)

2メートルの社会距離を維持できない場合にマスク着用。

例外:例えば、森林などに一人、又は家族と行く場合は必要なし。


以下の場所では、FFP2保護マスクを義務付ける。

(サージカルマスク2枚重ねは認められない)

・店舗

・サービス業営業所

・医療機関(外来のある医療機関)

・社会福祉施設(高齢者施設、身体障害者施設など)

・国際空港

・公共交通機関内

・公共交通機関のプラットホーム、駅、待合室

・自動車内(同一家庭に住む人のみが乗車している場合は例外)

15歳以下の子どもは、FFP2保護マスクの子ども用が入手不可能のため、例外。


・3月22日から、建造物のある場所(市街地、住宅地など)において、人と2メートル以上の社会距離がある場合は、運動時のマスク着用義務を免除する。(3月18日政府決定)


<使用者(企業)におけるマスク着用>

企業の屋内にて常時マスク着用を義務付ける。

例外:社員が一人でいる場合、又は仕事上、マスク着用がどうしても困難な場合など。


<使用者(会社側)の義務>

3月1日から、使用者に対し、被用者にマスクを提供する義務を課す。

例:店舗の場合は、FFP2保護マスク、役所職員の場合は、サージカルマスクなど。


4-5. 陰性結果提示のための検査


5月3日から規制緩和されるサービス業を利用するにあたり、陰性結果を提示する際の検査


<4月29日の発表>

政府は、最終的に以下の内容に決定した。


サービス業の店員は、以下のタイプの検査及び証明書を認める。

①認証を受けた検査センターによる新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書

②使用者(会社)が発行した抗原検査結果陰性の証明書

③学校の検査結果に関する宣誓供述書

④サービス業営業所にて、訪問時にその場で抗原検査キットにて検査を行うことも可



4₋6. ワクチン接種登録・予約


5月3日(月)より、大学教員・研究者及びケア提供者のワクチン接種登録・予約が開始する。優先的な登録は6月15日まで可能。


5月3日(月)より、55歳以下で病人介護に従事する人(介護手当第3段階又は第4段階を受けている人)も登録が可能になる。


4月28日より、55歳以上のワクチン接種登録・予約が開始。


ワクチン接種に関する情報はこちらをご覧ください。


(以下は翻訳)

(青字はブログ作成者の注)


<手順>

ステップ1: 登録手続


・上記予約ウェブサイトにご自身の携帯電話番号を入力してください。


・携帯電話番号にPINコード(「PIN」)が送られてきますので、システム上に入力してください。


・登録用紙が表示されます。


・ご自身の個人情報を記入し、ワクチン接種を受けるにあたりご希望のワクチン接種場所を選んでください。


・申請書をシステム上にて送付してください。


ステップ2:予約手続

・ご希望のワクチン接種場所から、携帯電話へメッセージ(SMS)にてPINコード2(「PIN2」)が送られてきます。PINコード2を使って、下記の予約ウェブサイトにて予約手続きを行ってください。


(注:上記アドレスを入力すると、https://crs.uzis.cz/へ転送されます。同サイトの「Očkování krok 2 - Rezervace termínu」(訳:「ワクチン接種 ステップ2:接種日予約」)をクリックすると、https://reservatic.com/ockovani に転送され、保険者番号及びPIN2を入力する画面が表示されます)


・保険者番号(出生番号と同じ。注:チェコ語で保険者番号はčíslo pojištěnce、出生番号はrodné číslo。保険者カードに記載されている番号になります)とPINコード2(PIN2)を入力して、ご希望の接種日を予約してください。


・①の登録手続にて選んだ、ご希望のワクチン接種場所にて、第一回目投与(接種)を受ける日時を選んでください。第二回目投与(接種)日は、同一のワクチン接種場所にて、自動的に生成されます。予約手続きは、72時間以内に行ってください(注1:SMSにて送られてくるPIN2の有効期限が72時間)。


*いかなる理由であろうとも、72時間以内に予約手続きを行わなかった場合は、①の登録手続へ戻りますので、新規にSMSを受け取り(注2:72時間以内に手続きを行わなかった場合は、①へ戻るSMSが送られてくる)、ご希望のワクチン接種場所から送られてくるSMSをお待ちください。


*①へ戻り、登録手続を繰り返すことができるのは3回までです。3回繰り返した後、これまでに行った登録は抹消されます。


*接種日変更をはじめ、その他何か変更する場合は、インフォーメーション(電話番号:1221)にて、毎日8時~19時の間に受け付けています。


*注1及び注2は、保健省の接種登録・予約マニュアルに記載されている内容から補足。


<追加情報>

●中央集中予約システム(Centrální rezervační systém)への受付は、登録手続時の接種対象グループの優先度に基づいて行われます。優先度は、新型コロナウイルス(Covid-19)に感染した場合、重症になるリスクが高い人を優先するように設定されています。各接種対象グループの中では、接種希望者の年齢を基準に登録します。


●中央集中予約システム(Centrální rezervační systém)に関してよくある質問とその回答、ログインできない場合の対処、新型コロナウイルスに関する事項は以下のウェブサイトにて掲載しています。


メールによるサポートはこちらです。


お電話によるご質問は、インフォーメーション(電話番号:1221)にて、毎日8時~19時の間に受け付けています。


(以上、保健省パンフレットの訳)


5. 外国への渡航

5-1.チェコへの入国規制

●4月5日0時00分からの改定

4月3日、保健省は、2月5日から導入されている、外国からチェコへ帰国する時の条件を変更した。変更内容は以下のとおり。


・4月5日0時00分より、感染リスクの非常に高い国(濃い赤色の国)から帰国する場合に限り、チェコ入国前の受検を義務付ける。


・感染リスクの高い国(赤色の国)及び感染リスクが中程度の国(オレンジ色の国)からチェコへ帰国する時は、帰国する本人が一般市内交通を利用する場合に限り、チェコ入国前の受検を義務付ける。


・「チェコ入国前の受検」とは、チェコ帰国時の交通機関に乗り込む前に受検することを指す。


・今後も引き続き、チェコへ帰国後、遅くとも5日以内にPCR検査を受けなければならない。PCR検査を受けるまでは、隔離(自宅待機)に入る。



・オレンジ色の国、赤色の国、濃い赤色の国から帰国した場合は、予防のため、2週間、自宅以外の場所では、屋外においても、保護マスクを着用しなければならない。



●チェコ入国規制

2月5日から各国の感染リスク度に応じた入国規則が定められている。

(各国の感染リスク度は、5₋2ご覧ください)


日本は、現在、濃い赤色の国の取り扱いとなっている。


4月26日規則改定、27日施行の内容は以下のとおり。


●4月26日より有効(4月27日より施行)のチェコ入国規則

外務省による発表(英語)はこちら

内務省による発表(英語)はこちら


<これまでの規定と違い>

1.「短期滞在ビザを保持するEU市民(EU citizens with a certificate of temporary residence, občané EU s vydaným potvrzením o přechodném pobytu)、及び永住権(permanent residence permit, trvalý pobyt)のカテゴリー」と「その他の外国人(短期滞在ビザ、長期滞在ビザにて滞在する外国人など)のカテゴリー」に分けて、それぞれ別の規則が適用されている。


2.危険リスクの高い国(赤色の国)について、入国後の検査が5日目までに受けるようになっている。


3.いずれの場合も、外国における滞在時間が12時間を超え、チェコに滞在する時間が12時間を超える場合に適用される。


4.外国人による観光及び友人訪問等の理由による入国は認めない。


5.チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人で、過去直近14日以内に新型コロナウイルス陽性が確認されている人に対する要請及び義務

・可能な限り、個人の交通機関にてチェコへ入国する。

・一般交通機関にて移動する場合は、Covid-19に依然として感染している可能性について一般交通機関に通告する。

・いかなる交通手段にて入国する場合も、チェコにて検査を実施している医療従事者及び管轄の衛生局へ報告する。

・チェコへ入国後、隔離に入る。期間は、州衛生局が別途定める場合を除き、感染症状がなくなってから3日間、但し新型コロナウイルス陽性が確認された第一回目の検査から14日間とする。


濃い赤色の国(感染リスクの非常に高い国)


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目以降、遅くとも14日目までPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前にPCR検査(72時間以内)(抗原検査は不可)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目以降、遅くとも14日目までPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


3. チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。

赤色の国(感染リスクの高い国)

1.チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

・公共の交通機関にて入国する場合

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


・自家用車にて入国する場合

①入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


3.チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。


オレンジ色の国(感染リスク中程度の国)

1.チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

・公共の交通機関にて入国する場合

出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。


・自家用車にて入国する場合

入国後すぐ隔離に入り、入国後翌日から数えて5日目までに抗原検査又はPCR検査を受検。陰性の場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。


3.チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。



緑色の国(感染リスクが低い国)

当該国からチェコへ渡航する者に対する制限は一切なし。


黒色の国(感染リスクが極端に高い国)

新変異種発生のため、チェコ国民及びチェコに滞在する外国人が、感染リスクが極端に高い国へ入国への入国を禁止する。当該国の国民の入国、及び当該国への渡航で、延期不可能であり、チェコ外務省に事前通告している場合は例外とする。禁止が順守されなかった場合は、公共の健康保護に関する法律に基づいた罰金が科せられる。



5-2.各国の感染リスク度表示

保健省は、4月30日、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2021年5月3日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

オーストラリア

韓国

ニュージーランド

シンガポール

タイ

バチカン


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国) フィンランド

アイルランド

アイスランド

マルタ

ノルウェー

ポルトガル(マデイラを含む)

アゾレス諸島及びバレアレス諸島


赤色の国(感染リスクが高い国)

ベルギー

ブルガリア

デンマーク

エストニア

イタリア

リヒテンシュタイン

ラトビア

ルクセンブルク

ハンガリー

モナコ

ポーランド

オーストリア

サンマリノ

ルーマニア

ギリシャ

スロバキア

スロベニア

ドイツ

スペイン(カナリア諸島を含む)

スイス


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

2021年2月1日付保健省保護対策(MZDR 20599/2020-51/MIN/KAN) 第III.1項に基づき、欧州諸国及び欧州外の第三国で上記リストに記載されていない国は、新型コロナウイルスに感染するリスクが非常に高い国とする

日本は2月5日から「濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)」となっている。


黒色の国(感染リスクが極端に高い国)(外務省ウェブサイトに記載:こちら

ボツワナ、ブラジル、エスワティニ(スワジランド)、コロンビア、南アフリカ、インド、ケニア、レソト、マラウイ、モザンビーク、ペルー、タンザニア(ザンジバル島及びペンバ島を含む)、ザンビア、ジンバブエ


保健省による各国の危険度はこちら


5-3.外国渡航に関する情報

各国の感染危険度に応じた渡航規制はこちらをご参照ください。

(チェコ語)


隣国がチェコに対して設けている規制

<オーストリア>

在チェコオーストリア大使館のページ:


<スロバキア>


・スロバキアは、4月17日、外国人の入国について、半年以内に新型コロナウイルスに感染した人、ワクチン接種を受けている人に対し、今後も8日間の隔離を義務付ける(PCR検査を受けて隔離を終了可)ことを決定した。


<ドイツ>

 4月13日(火)、ドイツ政府は、15日(木)からチェコとの国境においても検問を取りやめることを発表した。15日(木)以降も、日帰り通勤者及び通院・役所手続きにより入国する人に対し、過去直近2日間(48時間以内)に受けた検査結果及び越境の理由を述べた証明書(雇用契約書、医師の証明書、ドイツの空港からフライトに乗る場合は航空券など)の所持が義務付けられる。観光、買物によるドイツ入国は依然として禁止。貨物トラックドライバーに対しては、ドイツ国内通過、又は72時間以内に出国する場合、検査結果陰性の提示は免除される。


 ドイツは5月2日、チェコを「感染リスクのとても高い国」からチェコを外すことを決めたが、国境における規制はその後も継続する。国境を越える際の陰性検査提示義務はなくなるが、自動車にてドイツへ入国する際は、入国後に検査を受ければよく、隔離期間10日間は入国5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば終了可。 


<情報源>

https://www.idnes.cz/zpravy/domaci/akademicti-pracovnici-3-kveten-ockovani-proti-covidu-lide-55-pecujici-o-nemocne.A210430_152001_domaci_lre


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

無断転載をお断りします。

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