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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2021年4月29日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2021年6月3日

5月3日からの規制緩和 発表


4月27日(火)から、チェコへの入国規則が変更されました。5-1をご参照ください。


4月22日(木)に政府が発表した今後の規制緩和予定(方針)については、4月22日ブログをご参照ください。


チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト(英語版)はこちら


保健省ワクチン接種登録のウェブサイト(チェコ語のみ)はこちら

登録マニュアル(チェコ語のみ)はこちら

詳細は、4-6、又はワクチン接種に関する情報(4月27日アップデート)


<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況

1-1.今日の感染状況

1-2. PESシステム チェコのリスク指標

1-3.チェコ各地における直近7日間人口10万人当たりの感染者数

2.今日の動き

今日の動き(今日のニュース)

3.EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年4月29日更新

4.国内規制

4₋1. 規制変更内容(2021年4月23日アップデート)

4-2. 12月27日からの規制レベル5導入内容

4-3. 隔離(検疫隔離・陽性隔離)2021年3月9日更新

4-4.マスク着用規定2021年3月18日更新

4-5. 陰性結果提示のための検査(2021年4月29日更新)

4-6. ワクチン接種登録・予約(2021年4月27日更新)

5.外国への渡航

5₋1. チェコへの入国規則2021年4月27日更新)

5-2.各国の感染リスク度表示(2021年4月23日更新)

5-3.外国渡航に関する情報2021年4月14日更新



1.新型コロナウイルス感染状況1.国内コロナウイルス感染状況

1-1.今日の感染状況

4月29日(木)8時00分におけるチェコ保健省の発表


4月28日(水)の新規陽性者数:2483人

(先週水曜日より、468人少ない)


PCR検査実施数累計:6,712,826件

PCR検査実施数(当日):18,280件

抗原検査実施累計:11,157,709件

抗原検査実施数(当日):146,166件


全検査の陽性率(4月28日現在):12.5%(12.63%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施数(4月28日20時現在)

投与数:66,668

累計:3,008,953

ワクチン接種完了:980,327人

現在の陽性者総数(ラボによる検査結果):今日、4月22日までアップデート。

4月19日の5万3355人から、4月22日4万4609人へ減少。

(ピークは3月14日:16万1053人)

治った人の数:1,548,014人

現在の入院患者数:2,966人(前日から136人減)

累計感染者数:1,628,536人

累計死亡者数: 29,213人(前日から77人増)


入院患者数と重症者数

4月28日(水)現在

入院患者数:2966人(前日の3102人から136人減、3178人から212人少ない)

(前日の数字が、3102人から3178人へ修正されている)

重症者の数:622人(前日の676人から54人減)

(前日の数字は676人のまま修正なし)


*1週間前4月21日の入院患者数は3967人、重症者の数は866人だった。


プラハの感染状況

4月28日(水)

新規陽性者数:227人

4月29日(木)8時現在

現在の陽性者総数:(記載なし)

治った人の数:174,264人

累計感染者数:181,655人

累計死亡者数:2,668人


各州の状況はこちら



1-2. PESシステム リスク指標(2021年4月29日現在)

保健省のデータ


リスク指標 規制レベル(相当)

チェコ全域 51→     3


指標は規制レベル3に相当するが、12月27日から、実際に導入されている規制はレベル5。


4月29日現在の指標の51の内訳

値  評価スコア

323.7 13

227.0 10

0.88 3

④ 40.1 % 25

⑤ 無 0

⑥ 無 0

合計 51

保健省コメント:指標は前日と同じ。


<上記指標の内容 >

1月6日よりPESシステム指標のパラメーターが変更になった。

新しいパラメーターは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

R値(簡易)

入院後に陽性が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

65歳以上の新規感染者数増加の有無

入院後に感染が判明した件数増加の有無



1-3. チェコ各地における直近7日間人口10万人当たりの感染者数

保健省のデータ 2021年4月288時発表)


 昨日 今日

プラハ 1447 109.27 1414 106.78

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 158 158.93 159 159.94

ベロウン 190 199.88 194 204.09

クラドノ 201 120.73 218 130.94

コリーン 107 104.27 105 102.32

クトナー・ホラ

116 152.98 109 143.75

ムニェルニーク

127 116.19 139 127.17

ムラダーボレスラフ

127 97.42 122 93.58

ニンブルク 89 88.22 78 77.31

プラハ東部 267 144.19 269 145.27

プラハ西部 168 112.5 156 104.46

プシーブラム 135 117.29 133 115.55

ラコブニーク 66 118.79 62 111.59

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

510 260.33 482 246.04

チェスキー・クルムロフ

127 206.32 123 199.82

インドジフーフ・フラデツ

180 198.47 157 173.11

ピーセク 170 237.47 180 251.44

プラハチツェ 129 253.05 120 235.4

ストラコニツェ

93 131.41 102 144.12

ターボル 208 202.74 197 192.02

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

32 51.56 27 43.5

クラトビ 56 64.81 59 68.28

ピルゼン北部 78 97.53 87 108.78

ピルゼン市内 205 105.52 197 101.4

ピルゼン南部 104 163.81 101 159.09

タホフ 60 110.42 66 121.47

ロキツァニ 37 74.98 34 68.9

<カルロビ・バリ州>

へプ 21 22.92 15 16.37

カルロビ・バリ

55 47.9 94 81.87

ソコロフ 35 39.68 39 44.21

<ウースチー州>

ジェチーン 276 213.06 241 186.04

ホムトフ 144 115.25 146 116.85

リトムニェジツェ

163 136.21 171 142.9

ロウニ 144 166.11 159 183.41

モスト 223 199.63 218 195.15

テプリツェ 299 231.65 276 213.83

ウースチー・ナト・ラベム

234 196.08 232 194.41

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

206 199.42 175 169.41

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

102 112.5 103 113.6

リベレツ 205 116.73 193 109.89

セミリ 48 64.78 50 67.48

<フラデツ・クラーロベー州>

フラデツ・クラーロベー

100 60.87 109 66.35

イチーン 50 62.46 55 68.71

ナーホト 42 38.2 40 36.38

トルトノフ 39 33.06 34 28.82

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

52 65.51 51 64.25

<パルドゥビツェ州>

フルジム 163 155.81 137 130.96

パルドゥビツェ

217 123.68 166 94.62

スヴィタヴィ 164 157.19 158 151.44

ウースチー・ナド・オルリツィー

180 130.18 174 125.84

<ビソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

132 139.07 114 120.11

イフラバ 225 198.01 218 191.85

ペルフジモフ 124 171.5 114 157.67

トシェビーチ 214 193.12 200 180.49

ジュジャール・ナト・サーザボウ

242 204.81 250 211.58

<南モラビア州>

ブランスコ 235 215.33 219 200.67

ブルノ市内 466 122.2 447 117.22

ブルノ郊外 333 148.24 329 146.46

ブジェツラフ 154 132.43 141 121.25

ホドニーン 274 177.99 281 182.54

ビシュコフ 181 196.14 174 188.56

ズノイモ 236 206.38 241 210.75

<オロモウツ州>

イェセニーク 61 160.66 61 160.66

オロモウツ 483 205.12 469 199.17

プロスチェヨフ

156 143.59 150 138.06

プシェロフ 240 185.31 230 177.59

シュンペルク 224 186.02 231 191.83

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 163 177.95 160 174.68

フリーデク・ミーステク

394 183.55 379 176.56

カルビナー 404 164.01 413 167.67

ノビー・イチーン

284 187.36 296 195.28

オパバ 285 161.71 277 157.18

オストラバ市内

619 193.35 619 193.35

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

180 170.87 174 165.17

ウヘルスケー・フラジシチェ

251 176.48 250 175.78

フセチーン 395 275.58 379 264.42

ズリーン 696 331.85 548 285.93



2.今日の動き(今日のニュース)

●感染状況

・チェコ全域における感染度(過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数)は、今日、146人。


・今日の時点において各州の感染度(過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数)は、以下のとおり。


プラハ 108

中央ボヘミア州 128

南ボヘミア州 212

ピルゼン州 99

カルロビ・バリ州 51

ウースチー州 178

リベレツ州 119

フラデツ・クラーロベー州 53

パルドゥビツェ州 122

ビソチナ州 179

南モラビア州 154

オロモウツ州 181

モラビア・シレジア州 180

ズリーン州 233


●政府記者会見の内容

政府は今日、特別会議を行った後の記者会見にて、以下を発表した。


<小売業店舗>

すべての小売業店舗の閉鎖解除は、5月10日(月)からとする。来週の感染者数がどのような数字を示しても、5月10日から解除する。


・上記の延期理由は、解除基準である「過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数(平均)100人以下」を満たしていないため(注:今日の人数は146人)。保健省の専門家チームは政府に対し、5月3日(月)に解除するのではなく、1週間延期することを推奨した。


<学校>

・5月3日(月)から、基礎学校第二段階、多学年制ギムナジウム低学年のローテーション式授業及び幼稚園の全学年通園(幼稚園では検査及び保護マスク着用義務なし)を、以下の7州(6州+プラハ)にて認める。


ピルゼン州

カルロビ・バリ州

フラデツ・クラーロベー州

中央ボヘミア州

パルドゥビツェ州

リベレツ州

プラハ


・5月10日(月)からは、基礎学校第二段階、多学年制ギムナジウム低学年のローテーション式授業及び幼稚園の全学年通園(幼稚園では検査及び保護マスク着用義務なし)を、残りの州においても認める。州レベルでは認められても、その下の行政地区である地方(okres)のレベルにおいて感染地域の悪いところは、特別に延期される可能性がある。


・高校の授業(理論)再開は、早くても5月17日から、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数(平均)75人以下となる場合に限り認める。


・子供たちの余暇の活動について、政府は月曜日に検討する。


・子ども及び青少年の(スポーツ)トレーニングは、ピルゼン州、カルロビ・バリ州、フラデツ・クラーロベー州、中央ボヘミア州、パルドゥビツェ州、リベレツ州、プラハにて、20人のグループまで認める。検査結果陰性は、宣誓供述書にて証明する。


<5月3日からのサービス業>

・5月3日から営業再開が認められるサービス業(美容院、マニキュア、マッサージ、エステなどの他、ペットケアサービス、過去直近90日間にコロナウイルスに感染した人の自費滞在に限定した温泉療養施設滞在)を訪問する際、検査結果が陰性である必要があるが、勤務先及び学校にて行った抗原検査を認める


・サービス業の店員は、以下のタイプの検査及び証明書を認めることとする。

①認証を受けた検査センターによる新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書

②使用者(会社)が発行した抗原検査結果陰性の証明書

③学校の検査結果に関する宣誓供述書

④サービス業営業所にて、訪問時にその場で抗原検査キットにて検査を行うことも可


・サービス業営業側は、(保健省の)特別対策に基づき、訪問した顧客のリストを作成し、疫学調査に備える。


(政府はこのリストについて、顧客からの合意を得ることなく、特別対策が出されているという法律上与えられる権限を基に作成することができるとしているが、マサリク大学法学部の法律・技術研究所のヤクプ・ハラシュタ法律家によれば、このことで営業側と顧客の間に法的紛争が起こることはないとしている。しかし同時に、ハラシュタ法律家は、特別対策にて使われている表現が明確ではないことを指摘している。

 個人情報保護局は、特別対策が明確に表現されていないことを指摘し、作成のパラメーターも設定されていない中、サービス業営業側が具体的な目的なしに感染調査に備えるためだけに顧客リストを作成することは、個人情報保護の基本が満たされていないため、認められないと批判している)


5月3日に営業再開が認められる業種以外のサービス業は、小売業店舗と同様、1週間後の5月10日より営業再開を認める。(このことで、規制緩和の第2段階及び第3段階が同時実施となる)


<今後の規制緩和>

・規制緩和第4段階は、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数が75人以下に減少したならば、5月17日から実施する。


<飲食店>

・政府は今日、飲食店の屋外スペース営業再開について検討したが、最終的に規制緩和プランから逸脱しない方がよいという意見が大半を占めた。テイクアウトのある店舗にて行列ができ、社会距離が維持されておらず、規則が順守されていない場合があるが、規則違反が規制緩和の理由となるべきではない。規制緩和における政府の優先順位はまず学校にある。


<美術館・博物館・城など及び文化的催し>

博物館・美術館の規制解除は、これまで発表していた3州(ピルゼン州、カルロビ・バリ州、フラデツ・クラーロベー州)に加え、プラハ、中央ボヘミア州、リベレツ州、パルドゥビツェ州において5月3日から閉鎖を解除する。


・博物館・美術館では、厳しく衛生管理を行う。(グループごとの館内案内は禁止など)


・その他の文化施設は、現在のところ、観客訪問を認めない。


・屋外における上演は、5月末~6月に観客入場を認める可能性がある。


・劇場の屋内スペースへの入場は6月末になる可能性がある。つまり、今シーズンの屋内上演は難しく、劇場は今シーズンの再開不可能と思われる。上演の前に観客全員が毎回検査を受けることは困難で、文化的催し開催者に対して国が検査費用を支払うことはできないと考えられる。


・今後の方向性を探るパイロットプロジェクトとして、5月10日にチェコフィルハーモニーのコンサートが行われる。チェコフィルは、PCR検査のスポンサーから支援を受け、コンサートを訪れる観客の検査を実施する。


<企業・役所における検査実施>

勤務先及び役所にて行う抗原検査の実施は、引き続き1週間に1回の頻度にて、6月末まで継続する。


●企業・役所における検査実施について

ハブリーチェク副大臣は、検査・役所における検査実施について、昨日以下を発表した。(リドベー・ノビニの記事より)


・抗原検査実施6月末までの延長は、昨日政府として合意したが、最終的な政令は5月9日に出す。

・企業が検査キットの手配を開始できるよう、今日、政府合意内容を伝えることにした。

・これまでは最低5月末まで継続することになっていたが、今後いつまで継続するかについて、政府は決めていない。


以上の内容を伝える記事では、チェコ産業交通協会が、これまで保健省に対して度重ね、感度及び品質の点から使用すべき検査キットの指定、PCR検査への移行の可能性について明確化を求めていることも言及している。


●学校用検査キット

 学校用の検査キットが、5月10日から17日までの間不足するため、政府は国の備蓄資材から、公務員用に用意されている検査キットから18万5千個を学校へ配布することを決めた。

 今日、政府が発表した学校における検査頻度変更の背景には、国が検査キットを前もって手配しなかったためであるとして、中央ボヘミア州のペツコバー州知事(市長及び無所属)が批判している。「抗原検査では検査する意味がないことがすでに以前からわかっているにもかかわらず、1週間に2度実施すれば抗原検査でよいとして政府はこれまで説得してきた。ところが、幼稚園では検査不必要、基礎学校第一段階も今後は1週間に1度のみとなる。政府は適切な検査を選ぶために十分に時間をかけなかった」と述べている。


●インド型変異株

 プラハでインド型変異株が確認されたが、今回の場合も追跡作業がうまく進捗しているため、感染拡大の可能性はないことを、アレンベルゲル保健大臣が発表した。


●55歳以上のワクチン接種

 昨日から55歳~59歳を対象もワクチン接種登録及び予約が開始したが、今日までに、同年齢層の約12万人が登録を完了し、そのうちの約半分が予約日まで確定している。


 現在、チェコには36万5千投与分のワクチン(1週間分の投与及び次のワクチン入荷が遅れた場合の予備分に相当する数量)が用意されている。


●スプートニクV

 チェコの国立医薬品管理局は、スプートニクVの文書を検討したが、ワクチン評価の内容としては不十分であるという結果が下ったため、コメントをつけて政府へ提出した。

 欧州医薬品庁の認可なしにスプートニクVを接種する案をゼマン大統領が推進していた。日曜日には、ワクチン不足になった場合は、ロシアのワクチン導入を推進すると発表している。

 これまで、チェコはロシアから、同ワクチンをまず30万投与分、その後毎月15万投与分を販売するとの提案を受けていた。ハマーチェク副大臣(内務大臣)は、2週間前、ワクチン供給について話し合うためモスクワへ行くことを発表していたが、その後取りやめた。2014年に起こったブルビェチツェの弾薬倉庫爆発寺家にロシアの諜報員が関わっていたという情報が公開された後、注意を背けるための戦略だと考えると述べている。



3. EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)

及び人口100万人当たりの死亡者(②)

(2021年4月29日アップデート)


統計の対象は2週間 2021年15週目~16週目

(15週目:4月12日~18日、16週目:4月19日~25日)


   ①  ②

1. キプロス 1221.16 29.28

2. スウェーデン 796.49 12.97

3. フランス 747.10 61.04

4. クロアチア 741.67 140.95

5. オランダ 630.89 15.57

6. リトアニア 540.03 57.26

7. スロベニア 497.74 52.48

8. ハンガリー 473.03 316.60

9. ポーランド 462.82 183.25

10. エストニア 446.58 79.76

11. ベルギー 422.67 47.39

12. ルクセンブルク 407.60 35.14

13. ラトビア 404.05 60.81

14. ブルガリア 366.93 214.20

15. チェコ 364.90 101.37

16. オーストリア 354.63 47.30

17. ギリシャ 351.25 104.68

18. リヒテンシュタイン

348.41 25.81

19. ドイツ 346.07 38.14

20. イタリア 323.38 83.57

21. スペイン 249.75 25.63

22. ルーマニア 201.93 117.08

23. デンマーク 172.08 5.84

24. スロバキア 162.00 165.08

25. ノルウェー 130.24 9.32

26. アイルランド 114.57 17.73

27. マルタ 102.61 21.38

28. ポルトガル 66.75 4.56

29. フィンランド 66.22 5.79

30. アイスランド 44.49 0.00



*赤字は先週から増加。



4. 国内規制

4-1. 規制変更内容


4月22日(木)発表の今後の規制緩和予定については、22日ブログをご参照ください。


今後の規制緩和にて必須となる検査内容(4月23日保健省発表)については、4月23日ブログをご参照ください。


①4月26日からの規制緩和(幼稚園通園)

4月22日(木)、チェコ政府は以下の決定を発表した。

4月26日(月)より、フラデツ・クラーロベー州、カルロビ・バリ州、ピルゼン州の3州にて幼稚園全学年の通園を許可する。マスク着用及び検査の義務は免除。(プラガ教育大臣の発表)


・上記3州については、4月26日(月)、翌週月曜日5月3日から基礎学校第二段階のローテーション式授業の開始について検討する。


・上記3州以外の幼稚園では、引き続き、年長組(今年小学校に入学する学年)に限り、通園を許可する。厳しい衛生管理(検査及びマスク着用)が義務付けられる。


・今後の通園許可については、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数に基づいて判断する。


② 4月12日からの規制一部解除

幼稚園年長組(今年小学校入学する園児)の通園

・基礎学校第一段階(1年生~5年生)を対象に対面授業再開(1クラスを2グループに分け、1週間ごとに、対面授業と遠隔授業を交替で行うローテーション制)

*ジェチーン地方は学校閉鎖を1週間延長。


・一部店舗・サービス業の閉鎖解除(文房具店、子供服・靴、自動車・機械のスペアパーツ販売、洗濯・クリーニング店、鍵製造・販売、家庭用品修理店、ファーマーズマーケット、花輪・ろうそくなど葬儀・墓参り必需品販売)

営業時間は、6時~22時まで。


・動物園・植物園(屋外のみ。入場許容人数2割にて入場制限)

・図書館(店舗の入場制限と同様の入場制限)


・地方(okres)間の移動禁止解除


・外出禁止(21時~)の解除。


・別の家庭との集会制限も解除。但し、屋内、屋外ともに2人まで。

(家族、職場における同僚は例外)


・アマチュアスポーツでは、2人組を1グループとし、6グループまで(つまり12人まで)のトレーニングを許可する。グループ間の距離は最低2メートル維持すること。この形式のトレーニングに参加するために、抗原検査受検の必要なし。マスク着用義務を免除。


・屋内における運動は、プロ選手のみに許可される。アマチュアスポーツは屋外のみを認める。


<4月12日以降も継続する規制>

・集会人数(上記)

・飲食店 閉鎖

・上記以外の店舗・サービス業は閉鎖

・保護マスク着用


●2021年2月14日に発表された規制変更

役所における受付時間:受付時間の制限を解除し、役所にて手続きする申請者が列を作って待たなくてもよいようにする。


② 宿泊施設:これまで、医療従事者が勤務のために宿泊することを認めていたが、今後は、遠距離に入院している家族の同伴などの必要から宿泊することも認める。


③ 図書館:事前予約した本の窓口による貸し出し、借りた本の返却も窓口による返却のみを認め、FFP保護マスクの着用を義務付ける。


④ 企業の代表機関:企業の代表機関選挙、代表機関会議などの実施を認める(参加は最高50名まで可)。参加人数が10人以上の場合は、保護具(医療用マスク又はFFP2クラスのマスク)を着用し、2メートルの社会距離を保ち、参加者各自が抗原検査を受けることを義務付ける。


4-2.PES規制内容

現在の規制レベルはレベル5

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)(2月14日から受付時間制限解除)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査義務。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖

スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)

ロープウェイ:スキー客以外の観光客

(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ


4-3.隔離(検疫隔離・陽性隔離)

2021年3月1日から隔離期間を10日から14日に戻すことが発表された。

(保健省の発表はこちら


・南ア型変異株の場合の隔離期間

南ア型変異株が確認された陽性者の隔離期間が、2021年3月9日から変更になった。陽性が確認された第一回目の検査日から数えて14日後まで隔離することが義務付けられ、その後PCR検査2回目の受検にて陰性であることが条件づけられる。


<隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)の例外(2021年3月1日から)>

感染者と接触しても以下の人は隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)を免除する。

・ラボの判定で新型コロナウイルスに感染したことがわかっており、感染から90日以内の人。

・ワクチン接種が完了している人。2回投与ワクチンの場合は、2回目の投与終了後、2週間が経過している人。1回投与ワクチンの場合は、投与後2週間が経過している人。

4-4.マスク着用規定

3月1日から以下の場所にて、マスク(FFP2保護マスク*、サージカルマスク1枚)着用を義務付ける**。

*ろ過効果(filtration efficiency)95%以上のマスク。

(ブログ作成者注:薬局では、BFE bacterial filtration efficiencyとして表示されている)

**3月1日から、布マスク、スカーフなどは認めない。(2月22日発表)


<地域自治体(obec)内の屋外>

・地域自治体の建造物のある場所(市街地・住宅地など)

人との距離にかかわらず、屋外でも常時着用。(最低サージカルマスク1枚)


・地域自治体内の建造物のない場所(森林など)

2メートルの社会距離を維持できない場合にマスク着用。

例外:例えば、森林などに一人、又は家族と行く場合は必要なし。


以下の場所では、FFP2保護マスクを義務付ける。

(サージカルマスク2枚重ねは認められない)

・店舗

・サービス業営業所

・医療機関(外来のある医療機関)

・社会福祉施設(高齢者施設、身体障害者施設など)

・国際空港

・公共交通機関内

・公共交通機関のプラットホーム、駅、待合室

・自動車内(同一家庭に住む人のみが乗車している場合は例外)

15歳以下の子どもは、FFP2保護マスクの子ども用が入手不可能のため、例外。


・3月22日から、建造物のある場所(市街地、住宅地など)において、人と2メートル以上の社会距離がある場合は、運動時のマスク着用義務を免除する。(3月18日政府決定)


<使用者(企業)におけるマスク着用>

企業の屋内にて常時マスク着用を義務付ける。

例外:社員が一人でいる場合、又は仕事上、マスク着用がどうしても困難な場合など。


<使用者(会社側)の義務>

3月1日から、使用者に対し、被用者にマスクを提供する義務を課す。

例:店舗の場合は、FFP2保護マスク、役所職員の場合は、サージカルマスクなど。


4-5. 陰性結果提示のための検査


5月3日から規制緩和されるサービス業を利用するにあたり、陰性結果を提示する際の検査


<4月29日の発表>

政府は、最終的に以下の内容に決定した。


サービス業の店員は、以下のタイプの検査及び証明書を認める。

①認証を受けた検査センターによる新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書

②使用者(会社)が発行した抗原検査結果陰性の証明書

③学校の検査結果に関する宣誓供述書

④サービス業営業所にて、訪問時にその場で抗原検査キットにて検査を行うことも可



4₋6. ワクチン接種登録・予約


4月28日より、55歳以上のワクチン接種登録・予約が開始。


ワクチン接種に関する情報はこちらをご覧ください。


保健省のパンフレット「ワクチン接種登録・予約方法」

(以下は翻訳)

(青字はブログ作成者の注)


<手順>

ステップ1: 登録手続

crs.mzcr.cz

(注:上記アドレスを入力すると、https://crs.uzis.cz/へ転送されます。同サイトの「Očkování krok 1 - Registrace」(訳「ワクチン接種 ステップ1:登録」)をクリックすると、https://registrace.mzcr.cz/に転送され、電話番号を入力する画面が表示されます)


・上記予約ウェブサイトにご自身の携帯電話番号を入力してください。


・携帯電話番号にPINコード(「PIN」)が送られてきますので、システム上に入力してください。


・登録用紙が表示されます。


・ご自身の個人情報を記入し、ワクチン接種を受けるにあたりご希望のワクチン接種場所を選んでください。


・申請書をシステム上にて送付してください。


ステップ2:予約手続

・ご希望のワクチン接種場所から、携帯電話へメッセージ(SMS)にてPINコード2(「PIN2」)が送られてきます。PINコード2を使って、下記の予約ウェブサイトにて予約手続きを行ってください。


crs.mzcr.cz

(注:上記アドレスを入力すると、https://crs.uzis.cz/へ転送されます。同サイトの「Očkování krok 2 - Rezervace termínu」(訳:「ワクチン接種 ステップ2:接種日予約」)をクリックすると、https://reservatic.com/ockovani に転送され、保険者番号及びPIN2を入力する画面が表示されます)


・保険者番号(出生番号と同じ。注:チェコ語で保険者番号はčíslo pojištěnce、出生番号はrodné číslo。保険者カードに記載されている番号になります)とPINコード2(PIN2)を入力して、ご希望の接種日を予約してください。


・①の登録手続にて選んだ、ご希望のワクチン接種場所にて、第一回目投与(接種)を受ける日時を選んでください。第二回目投与(接種)日は、同一のワクチン接種場所にて、自動的に生成されます。予約手続きは、72時間以内に行ってください(注1:SMSにて送られてくるPIN2の有効期限が72時間)。


*いかなる理由であろうとも、72時間以内に予約手続きを行わなかった場合は、①の登録手続へ戻りますので、新規にSMSを受け取り(注2:72時間以内に手続きを行わなかった場合は、①へ戻るSMSが送られてくる)、ご希望のワクチン接種場所から送られてくるSMSをお待ちください。


*①へ戻り、登録手続を繰り返すことができるのは3回までです。3回繰り返した後、これまでに行った登録は抹消されます。


*接種日変更をはじめ、その他何か変更する場合は、インフォーメーション(電話番号:1221)にて、毎日8時~19時の間に受け付けています。


*注1及び注2は、保健省の接種登録・予約マニュアルに記載されている内容から補足。


<追加情報>

●中央集中予約システム(Centrální rezervační systém)への受付は、登録手続時の接種対象グループの優先度に基づいて行われます。優先度は、新型コロナウイルス(Covid-19)に感染した場合、重症になるリスクが高い人を優先するように設定されています。各接種対象グループの中では、接種希望者の年齢を基準に登録します。


●中央集中予約システム(Centrální rezervační systém)に関してよくある質問とその回答、ログインできない場合の対処、新型コロナウイルスに関する事項は以下のウェブサイトにて掲載しています。

https://koronavirus.mzcr.cz


メールによるサポートはこちらです。

covid-podpora@nakit.cz


お電話によるご質問は、インフォーメーション(電話番号:1221)にて、毎日8時~19時の間に受け付けています。


(以上、保健省パンフレットの訳)


5. 外国への渡航

5-1.チェコへの入国規制

●4月5日0時00分からの改定

4月3日、保健省は、2月5日から導入されている、外国からチェコへ帰国する時の条件を変更した。変更内容は以下のとおり。


・4月5日0時00分より、感染リスクの非常に高い国(濃い赤色の国)から帰国する場合に限り、チェコ入国前の受検を義務付ける。


・感染リスクの高い国(赤色の国)及び感染リスクが中程度の国(オレンジ色の国)からチェコへ帰国する時は、帰国する本人が一般市内交通を利用する場合に限り、チェコ入国前の受検を義務付ける。


・「チェコ入国前の受検」とは、チェコ帰国時の交通機関に乗り込む前に受検することを指す。


・今後も引き続き、チェコへ帰国後、遅くとも5日以内にPCR検査を受けなければならない。PCR検査を受けるまでは、隔離(自宅待機)に入る。


・今後も引き続き、帰国前に、入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入すること。


・オレンジ色の国、赤色の国、濃い赤色の国から帰国した場合は、予防のため、2週間、自宅以外の場所では、屋外においても、保護マスクを着用しなければならない。



●チェコ入国規制

2月5日から各国の感染リスク度に応じた入国規則が定められている。

(各国の感染リスク度は、5₋2ご覧ください)


日本は、現在、濃い赤色の国の取り扱いとなっている。


4月26日規則改定、27日施行の内容は以下のとおり。


●4月26日より有効(4月27日より施行)のチェコ入国規則

外務省による発表(英語)はこちら

内務省による発表(英語)はこちら


<これまでの規定と違い>

1.「短期滞在ビザを保持するEU市民(EU citizens with a certificate of temporary residence, občané EU s vydaným potvrzením o přechodném pobytu)、及び永住権(permanent residence permit, trvalý pobyt)のカテゴリー」と「その他の外国人(短期滞在ビザ、長期滞在ビザにて滞在する外国人など)のカテゴリー」に分けて、それぞれ別の規則が適用されている。


2.危険リスクの高い国(赤色の国)について、入国後の検査が5日目までに受けるようになっている。


3.いずれの場合も、外国における滞在時間が12時間を超え、チェコに滞在する時間が12時間を超える場合に適用される。


4.外国人による観光及び友人訪問等の理由による入国は認めない。


5.チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人で、過去直近14日以内に新型コロナウイルス陽性が確認されている人に対する要請及び義務

・可能な限り、個人の交通機関にてチェコへ入国する。

・一般交通機関にて移動する場合は、Covid-19に依然として感染している可能性について一般交通機関に通告する。

・いかなる交通手段にて入国する場合も、チェコにて検査を実施している医療従事者及び管轄の衛生局へ報告する。

・チェコへ入国後、隔離に入る。期間は、州衛生局が別途定める場合を除き、感染症状がなくなってから3日間、但し新型コロナウイルス陽性が確認された第一回目の検査から14日間とする。


濃い赤色の国(感染リスクの非常に高い国)

1.チェコ領域に入国する前に入国申告書(https://plf.uzis.cz/)を記入。


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目以降、遅くとも14日目までPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前にPCR検査(72時間以内)(抗原検査は不可)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目以降、遅くとも14日目までPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


3. チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。

赤色の国(感染リスクの高い国)

1.チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

・公共の交通機関にて入国する場合

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


・自家用車にて入国する場合

①入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


3.チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。


オレンジ色の国(感染リスク中程度の国)

1.チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

・公共の交通機関にて入国する場合

出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。


・自家用車にて入国する場合

入国後すぐ隔離に入り、入国後翌日から数えて5日目までに抗原検査又はPCR検査を受検。陰性の場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。


3.チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。



緑色の国(感染リスクが低い国)

当該国からチェコへ渡航する者に対する制限は一切なし。


黒色の国(感染リスクが極端に高い国)

新変異種発生のため、チェコ国民及びチェコに滞在する外国人が、感染リスクが極端に高い国へ入国への入国を禁止する。当該国の国民の入国、及び当該国への渡航で、延期不可能であり、チェコ外務省に事前通告している場合は例外とする。禁止が順守されなかった場合は、公共の健康保護に関する法律に基づいた罰金が科せられる。



5-2.各国の感染リスク度表示

保健省は、4月23日、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2021年4月26日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

オーストラリア

韓国

ニュージーランド

シンガポール

タイ

バチカン


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国) フィンランド

アイルランド

アイスランド

マルタ

ポルトガル(マデイラを含む)

バレアレス諸島


赤色の国(感染リスクが高い国)

ベルギー

ブルガリア

デンマーク

イタリア

リヒテンシュタイン

リトアニア

ルクセンブルク

モナコ

ノルウェー

オーストリア

ルーマニア

ギリシャ

スロバキア

ドイツ

スペイン(カナリア諸島を含む)

スイス

アゾレス諸島


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

2021年2月1日付保健省保護対策(MZDR 20599/2020-51/MIN/KAN) 第III.1項に基づき、欧州諸国及び欧州外の第三国で上記リストに記載されていない国は、新型コロナウイルスに感染するリスクが非常に高い国とする

日本は2月5日から「濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)」となっている。

https://koronavirus.mzcr.cz/wp-content/uploads/2021/04/Sdeleni-Ministerstva-zdravotnictvi-kterym-se-vydava-seznam-zemi-s-ucinnosti-od-19-4-2021.pdf


黒色の国(感染リスクが極端に高い国)(外務省ウェブサイトに記載:こちら

ボツワナ、ブラジル、エスワティニ(スワジランド)、コロンビア、南アフリカ、インド、ケニア、レソト、マラウイ、モザンビーク、ペルー、タンザニア(ザンジバル島及びペンバ島を含む)、ザンビア、ジンバブエ



5-3.外国渡航に関する情報

各国の感染危険度に応じた渡航規制はこちらをご参照ください。

外務省渡航マップ:https://www.mzv.cz/jnp/cz/mapa_cestovatele.html

(チェコ語)


隣国がチェコに対して設けている規制

<オーストリア>

現行の規定については、以下をご参照ください。

在チェコオーストリア大使館のページ:

https://www.bmeia.gv.at/cs/rakouske-velvyslanectvi-v-praze/

チェコ外務省のページ:https://www.mzv.cz/vienna/cz/viza_a_konzularni_informace/informace_pro_cesty_a_pobyt/prechod_hranic_zmeny_platne_od_24_dubna.html


<スロバキア>

・2月17日(水)より、チェコからの入国者に対して入国申告(様式はこちら:http://korona.gov.sk/ehranica)、最低8日間の隔離(自宅待機)、隔離は最低8日目にPCR検査を受けて陰性であれば終了可。日帰り通勤者、学生、芸術家などは、過去直近7日間以内に受けた検査(抗原検査又はPCR検査)の陰性結果を所持すること。スロバキア国内通過(トランジット)と国際貨物ドライバーは検査結果提示が免除される。


・スロバキアは、4月17日、外国人の入国について、半年以内に新型コロナウイルスに感染した人、ワクチン接種を受けている人に対し、今後も8日間の隔離を義務付ける(PCR検査を受けて隔離を終了可)ことを決定した。


<ドイツ>

 4月13日(火)、ドイツ政府は、15日(木)からチェコとの国境においても検問を取りやめることを発表した。15日(木)以降も、日帰り通勤者及び通院・役所手続きにより入国する人に対し、過去直近2日間(48時間以内)に受けた検査結果及び越境の理由を述べた証明書(雇用契約書、医師の証明書、ドイツの空港からフライトに乗る場合は航空券など)の所持が義務付けられる。観光、買物によるドイツ入国は依然として禁止。貨物トラックドライバーに対しては、ドイツ国内通過、又は72時間以内に出国する場合、検査結果陰性の提示は免除される。

 


<情報源>

https://www.ceskatelevize.cz/porady/1097181328-udalosti/dily/

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3305011-vsechny-maloobchodni-prodejny-otevrou-10-kvetna

https://www.ceskenoviny.cz/zpravy/lekovy-ustav-prozkoumal-dokumenty-ke-sputniku-k-posouzeni-vakciny-nestacily/2029494

https://www.lidovky.cz/byznys/ve-firmach-a-na-uradech-se-bude-testovat-i-behem-cervna-oznamil-havlicek.A210429_172850_ln_ekonomika_lihem


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

無断転載をお断りします。

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