Miwatis Praha
2021年6月19日・20日チェコ コロナウイルス関連ニュース
更新日:2021年6月22日
12歳以上対象のワクチン接種 7月1日から
チェコへの入国規定アップデート
チェコ政府公式コロナウイルス感染ウェブサイト(英語版)はこちら
保健省ワクチン接種登録のウェブサイト(チェコ語)はこちら
EU各国の渡航規則に関する情報をまとめたEUのウェブサイトはこちら
●外国人(チェコの公的健康保険非加入者)用のワクチン接種登録サイト(英語・チェコ語)はこちら
●チェコの非感染証明書電子版(eidentita) 外国人も利用可
今日、2021年6月9日から、非感染証明書の電子版(チェコ語で「eidentita」。7月1日からはEUコロナパスのチェコ版。ウェブサイトはこちらhttps://ocko.uzis.cz/)にて、外国人も利用可。詳しくはこちら。
●6月8日から導入された非感染証明書用の検査
2021年6月8日から導入された非感染証明書(チェコ国内に限り有効)の変更はこちら。
<目次>
1.国内コロナウイルス感染状況
2.今日の動き
3.EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年6月17日更新)
4.国内規制
4₋1. 規制変更内容(2021年6月8日更新)
4-2. 12月27日導入の規制内容
4-3. 隔離(検疫隔離・陽性隔離)(2021年5月7日更新)
4-4.マスク着用規定(2021年6月8日更新)
4-5 陰性結果提示のための検査(2021年6月9日更新)
4-6 ワクチン接種登録・予約(2021年6月16日更新)
5.外国への渡航
5₋1. チェコへの入国規則(2021年6月20日更新)
5-2.各国の感染リスク度表示(2021年6月18日更新)
5-3.コロナパスポート・証明書関連(2021年6月9日更新)
1.新型コロナウイルス感染状況1.国内コロナウイルス感染状況
1-1.今日の感染状況
6月20日(日)8時におけるチェコ保健省の発表
6月19日(土)の新規陽性者数:63人
(先週土曜日より、10人少ない)
過去直近7日間における人口10万人当たりの感染者数
6月20日現在9人 (6月19日現在 9人)
過去直近14日間における人口10万人当たりの感染者数
6月20日現在23人 (6月19日現在 22人)
PCR検査実施数累計:7,756,472件
PCR検査実施数(当日):12,075件
抗原検査実施累計:20,147,678件
抗原検査実施数(当日):29,781件
全検査の陽性率(6月19日現在):0.73(0.76%*)
*7日間の移動平均
予防接種実施(6月19日現在)
当日の投与回数:47,587
累計:7,188,882
ワクチン接種完了:2,508,931
治った人の数:1,632,840人
現在の入院患者数:73人
累計感染者数:1,666,025人
累計死亡者数: 30,280人
6月19日(土)現在
入院患者数:73人(6月18日の97人から24人減)
重症者の数:11人(6月18日の13人から2人減)
*1週間前6月12日の入院患者数は155人、重症者の数は23人だった。
6月19日(土)
新規陽性者数:22人
6月20日(日)8時現在の発表
治った人の数:182,584人
累計感染者数:185,814人
累計死亡者数:2,750人
各州の状況はこちら
1-2. PESシステム リスク指標(2021年6月20日現在)
(保健省のデータ)
リスク指標 規制レベル(相当)
チェコ全域 22→ 2
2.今日の動き
<6月19日(土)ニュース>
●チェコにおけるデルタ株
・デルタ株による感染が現在イギリスで拡大しているが、チェコではイギリスのようにデルタ株が拡大することはないという意見がチェコの疫学専門家から出ている。その理由として、イギリスではアストラゼネカのワクチンが投与されているのに対し、チェコではファイザー・バイオンテック社のワクチンが接種されていることが指摘されている。
・6月19日(土)チェコテレビ19時のニュースの中で、プリムラ疫学者が、デルタ株に対する有効性がアストラゼネカは60%程度であるのに対し、ファイザー・バイオンテックのワクチンは86~88%であるため、イギリスのような感染拡大にはならないと思われることを述べた。
●変異株発見に向けた保健省の対策
6月18日(金)、保健省は、今後の感染拡大防止対策として、全国においてできる限り多くのラボラトリーが既存の変異株存在有無をスクリーニング、結果をISIN(疫病情報システム)へ登録し、その登録情報を使って衛生局が追跡作業を行うシステムを導入中であることを発表した。各州にシーケンシングセンターを設け、サンプルの中から新しい変異株が発生していないかどうかの可能性についても検査する。
同システムの枠内で、各検査ラボに7月から、公的健康保険より変異株シーケンシングにかかる費用614チェココルナ(PCR検査費用614チェココルナ+採取費用47チェココルナを含めて全額1275チェココルナ)が支払われるようになる。保健省は、シーケンシング作業に8000万チェココルナを割り当てており、毎月4500件のサンプルについて作業を行う予定。現在の感染状況ではこの能力にて十分だが、状況が悪化した場合は、全国でシーケンシング作業の能力を上げるとしている。
現在の良好な感染状況はすぐに悪化する可能性があり、イギリスの状況を見れば明らかであること、営業を再開した各種サービス業を利用し、旅行を楽しむ一方で、今後も感染には気をつける必要があることをボイチェフ保健大臣が呼びかけた。
●夏休みの旅行
チェコテレビが行ったアンケートによると、今年の夏に国外で過ごすと答えた人は、アンケート調査を受けた人全体の約2割だった。
●12歳以上のワクチン接種開始
保健省は、12歳以上を対象としたワクチン接種登録・予約開始の7月上旬開始(予定)を発表したことがチェコテレビ19時ニュースで報道された。
*注:6月20日、バビシュ首相が7月1日からの開始を公表した。
●アストラゼネカとジョンソンエンドジョンソン
ホームドクター(praktický lékař)では主にアストラゼネカとジョンソンエンドジョンソンを使ったワクチン接種が行われているが、第2回目投与を断る人が増えており、使用できないワクチンを処分する状況が発生している。(チェコテレビ19時のニュース)
●クロアチアへの渡航
チェコが6月18日から緑色の国(感染危険度の低い国)になったため、チェコからクロアチアへの渡航には、市民証又はパスポートの持参のみにて可能となっている。非感染証明の提示は免除されているが、非感染証明(ワクチン証明、感染証明、陰性証明)があれば、制限を受けずにイベントへの参加が可能となる(クロアチアのボジノビチ内務大臣が発表)。クロアチアへの入国申告書への記入は、国境検問手続きをスムーズにする上で依然として推奨されている。
●子どもたちの怪我
昨年からこの春まで続いた新型コロナウイルス感染対策により、運動量が少ない生活を強いられていた子どもたちが怪我をして病院に運ばれるケースが増えていることが報道されている。プラハのブロフカ病院では、子供たちの怪我で5月に治療した件数は例年より66%多かったことを発表した。
<6月20日(日)のニュース>
●12歳以上を対象としたワクチン接種
今日、バビシュ首相は、毎週日曜日に送信しているビデオメッセージの中で、12歳以上を対象としたワクチン接種を7月1日から開始する旨、発表した。同年齢層を対象としたワクチンはファイザー・バイオンテックのみ、登録、接種にはそれぞれ保護者の合意、同伴が必要となる。
●チェコから欧州各国への渡航規定
チェコが発表している欧州各国の危険度評価(こちら)は、欧州疾病予防管理センター(ECDC)が行っている各国の感染危険度評価に基づくとされているが、実際は異なることをチェコテレビが指摘した。これに対し、ボイチェフ保健大臣は、チェコの各国評価はECDCの評価方法と同じになるべきという見解を述べた。
●チェコから欧州各国への渡航
6月18日(金)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)が行っている各国の感染危険度評価にて、チェコが緑色の国(感染危険度低)に指定された(こちら)。
チェコから欧州各国への入国規定は、各国が独自の規定を定めているため、確認が必要となっている。各国の規定を記載しているチェコ外務省のページはこちら。
●チェコへの入国規定
チェコへの入国規定が、6月20日(日)アップデートした。(こちら)
<緑色(感染危険度の低い国)からチェコへの入国>
・規制なし
<オレンジ色(感染危険度が中程度の国)からのチェコへの入国>
・チェコへ渡航する際は、チェコへ入国する前に入国申請書を記入し、自分の住んでいる場所を管轄する州衛生局に入国(帰国)予定を通報する。記入済みの入国申請書は入国検査時に提示する。
・公共交通機関(飛行機、列車、バス等)を使って入国する際は、抗原検査(チェコへの渡航前24時間以内)、PCR検査(チェコへの渡航前72時間以内)を受検し、認定を受けているラボラトリーが発行した紙面上の証明書を提示しなければならない。陰性証明書は、公共交通機関を利用するための条件として要請されており、また入国検査時に提示しなければならない。
・個人の移動手段を使って入国する場合、チェコ渡航前に検査を受ける必要はないが、入国後5日以内に抗原検査又はPCR検査を受けなければならない。
・チェコへ入国後14日間、自宅以外の場所にて、レスピレーター又は同様のろ過効果94%以上のマスク(呼吸弁なしのFFP2,KN95など)着用する。
<例外>
・チェコ、クロアチア、ハンガリー、ドイツ、ポーランド、オーストリア、スロバキア、スロベニアにより国のワクチン接種証明書が発行されていて、
① 2回投与のワクチンの場合、第1回目投与を受けてから22日以上3か月未満である人、
② 2回投与のワクチンの場合、第2回目投与を受けてから9か月未満である人、
③ 1回投与のワクチンの場合、14日以上9か月未満である人
は、「接種を受けた人」として、オレンジ色(感染リスク中程度)の国からチェコへ帰国する前に、入国申請書を記入するのみでよい。ワクチンを受けた人は、ワクチン接種証明書を入国検査時及び各国滞在中に行われる検問時に提示しなければならない。
・国が発行するワクチン接種証明書は英語でなければならず、そのサンプルが保健省のウェブサイト上に掲載されているものでなければならない。
この他、11カテゴリーの例外を認めている。
(ブログ作成者の注:11の例外のうち、2番目のカテゴリーでは、「チェコ市民を含むEU市民及びEU内に長期ビザ又は永住ビザにて滞在する外国人で、チェコ国内にトランジットのため12時間以内にて滞在する場合、又はチェコへ入国してから出国までの時間が12時間以内である場合、或いは隣国へ入国してから出国するまでの時間が24時間以内の場合」を認めているが、「項目II.3に挙げられている理由の場合のみ」としており、項目II.3が明記されていないため、不明)
<赤い国(感染危険度の高い国)からチェコへの入国>
・チェコへ渡航する際は、チェコへ入国する前に入国申請書を記入し、自分の住んでいる場所を管轄する州衛生局に入国(帰国)予定を通報する。記入済みの入国申請書は国境の検問時に提示する。
・公共交通機関(飛行機、列車、バス等)を使って入国する際は、抗原検査(チェコへの渡航前24時間以内)、PCR検査(チェコへの渡航前72時間以内)を受検し、認定を受けているラボラトリーが発行した紙面上の証明書を提示しなければならない。陰性証明書は、公共交通機関を利用するための条件として要請されており、またチェコへの入国検査時に提示しなければならない。
・個人の移動手段を使ってチェコへ入国する場合、チェコ渡航前に検査を受ける必要はない。
・チェコへ入国後は、利用交通手段に関わらず、隔離に入り、入国後5日までにPCR検査を受検しなければならない。陰性結果が出るまで、隔離(自宅待機、自由な移動を制限)する。
・チェコへ入国後14日間、自宅以外の場所にて、レスピレーター又は同様のろ過効果94%以上のマスク(呼吸弁なしのFFP2,KN95など)着用する。
・チェコ、クロアチア、ハンガリー、ドイツ、ポーランド、オーストリア、スロバキア、スロベニアにより国のワクチン接種証明書が発行されていて、
① 2回投与のワクチンの場合、第1回目投与を受けてから22日以上3か月未満である人、
② 2回投与のワクチンの場合、第2回目投与を受けてから9か月未満である人、
③ 1回投与のワクチンの場合、14日以上9か月未満である人
は、「接種を受けた人」として、赤色(感染リスク高)の国からチェコへ帰国する前に、入国申請書を記入するのみでよい。ワクチンを受けた人は、ワクチン接種証明書を国境検問時、滞在時に行われる検問時に提示しなければならない。
・国が発行するワクチン接種証明書は英語でなければならず、そのサンプルが保健省のウェブサイト上に掲載されているものでなければならない。
この他、11カテゴリーの例外を認めている。
<濃い赤色の国(感染危険度が非常に高い国)からチェコへの入国>
・チェコへ渡航する際は、チェコへ入国する前に、入国申請書(https://plf.uzis.cz/)を記入し、自分の住んでいる場所を管轄する州衛生局に入国(帰国)予定を通報する。記入済みの入国申請書は国境の検問時に提示する。
・公共交通機関にてチェコへ入国する渡航者は、抗原検査(チェコへの渡航前24時間以内)、PCR検査(チェコへの渡航前72時間以内)を受検し、認定を受けているラボラトリーが発行した紙面上の証明書を提示しなければならない。陰性証明書は、公共交通機関を利用するための条件として要請されており、またチェコへの入国検査の際に提示しなければならない。
・チェコへ入国後は、個人の交通機関にて帰国した場合も含めて、入国後5日以上14日以内に、PCR検査を受けなければならない(公共の健康を守る機関が個別に別の隔離措置を認めた場合を除く)。陰性結果が出るまで隔離(自宅待機、自由な移動を制限)し、入国後早くても5日後に受けた検査の結果が陰性であれば隔離を終了する。
・チェコへ入国後14日間、自宅以外の場所にて、レスピレーター又は同様のろ過効果94%以上のマスク(呼吸弁なしのFFP2,KN95など)着用する。
この他、11カテゴリーの例外を認めている。
<黒色の国(感染リスクが極端に高い国)からチェコへの入国>
・チェコへ渡航する際は、チェコへ入国する前に入国申請書を記入し、自分が住んでいる場所を管轄する州衛生局に入国(帰国)予定を通報する。記入済みの入国申請書は国境の検問時に提示する。
・チェコへ入国する渡航者は、抗原検査(チェコへの渡航前24時間以内)、PCR検査(チェコへの渡航前72時間以内)を受検し、認定を受けているラボラトリーが発行した紙面上の証明書を提示しなければならない。陰性証明書は、公共交通機関を利用するための条件として要請されており、またチェコへの入国検査時に提示しなければならない。
・同時に、チェコへ入国する渡航者は、入国後24時間以内に受けるPCR検査の予約証明書を所持し、入国検査時に提示する。
・チェコへ入国後は、入国後10日以上14日以内に、自費にてPCR検査を受けなければならない(公共の健康を守る機関が個別に別の隔離措置を認めた場合を除く)。陰性結果が出るまで隔離(自宅待機、自由な移動を制限)し、入国後早くても10日後に受けた検査の結果が陰性であれば隔離を終了する。
・チェコへ入国後14日間、自宅以外の場所にて、レスピレーター又は同様のろ過効果94%以上のマスク(呼吸弁なしのFFP2,KN95など)着用する。
例外
①国際貨物輸送に勤務する人
②5歳未満の子ども
3. EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)
直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)
及び人口100万人当たりの死亡者(②)
(2021年6月17日アップデート)
統計の対象は2週間 2021年22週目及び23週目
(22週目:6月7日~6月13日、23週目:6月14日~20日)
① ②
1. ラトビア 153.69 45.08
2. デンマーク 152.57 1.72
3. オランダ 138.54 5.23
4. スペイン 133.90 11.92
5. スウェーデン 131.01 5.71
6. スロベニア 130.97 13.36
7. ギリシャ 127.18 34.33
8. ベルギー 123.00 11.72
9. リトアニア 113.31 25.77
10. フランス 110.74 14.69
11. アイルランド 102.59 0.00
12. キプロス 88.18 14.64
13. ポルトガル 87.21 2.14
14. ルクセンブルク 82.57 6.39
15. エストニア 74.79 10.53
16. ノルウェー 61.46 1.12
17. クロアチア 59.14 31.05
18. スロバキア 52.57 17.96
19. イタリア 48.40 16.03
20. オーストリア 45.49 6.74
21. ドイツ 41.35 16.86
22. チェコ 36.16 11.03
23. リヒテンシュタイン
36.13 25.81
24. ブルガリア 29.66 34.24
25. ハンガリー 25.66 19.65
26. フィンランド 24.65 1.45
27. ポーランド 14.03 21.84
28. ルーマニア 10.55 80.14
29. アイスランド 9.61 0.00
30. マルタ 9.13 0.00
*赤字は先週から増加。
4. 国内規制
4-1. 規制変更内容
①6月8日(火)からの規制緩和
6月8日(火)導入の規制緩和については、6月7日(火)ブログをご覧ください。
②5月31日(月)からの規制緩和
5月31日導入の規制緩和については、5月24日(月)及び28日(金)のブログをご覧ください。
③5月24日からの規制緩和
<宿泊施設>
余暇を目的とした滞在のために営業可となる。
以下の場合に宿泊施設利用が認められる(5月25日付保健省特別対策)
1.新型コロナウイルスの症状がなく、次の①~④のいずれかの条件を満たしている場合
① 7日間以内に受けたPCR検査の結果が陰性
② 72時間以内に検査センターにて受けた抗原検査の結果が陰性
③2回投与ワクチンの1回目の投与を受けてから22日以上が経過
④新型コロナウイルスに感染したことをラボが確認した場合、隔離期間が経過し、第1回目の抗原検査又はPCR検査を受検してから180日以内
2.使用者(勤務先企業)にて行った簡易テストを72時間以内に受けており、結果が陰性であることを証明した場合。
3.学校にて72時間以内に簡易テストを受け、結果が陰性であったことを述べた宣言書(又は保護者の宣言書)を提示した場合。
4.宿泊施設へ到着時に、簡易抗原検査を受け、結果が陰性だった場合。
以上の人は、宿泊施設に最長7日間まで宿泊可。宿泊延長の場合は、上記条件を再度満たすことが必要。またはその場で簡易検査を受け、結果が陰性であることが必要。
宿泊施設にて、上記の人以外に、以下の人も宿泊可。
・陽性隔離又は検疫隔離の指示を受けた人。
・チェコ国内に住所がなく、すでに2021年5月24日から宿泊している人。
・住居に困っており、市町村、州などから宿泊場所の斡旋を受けている人。
<学校>
これまで感染状況の悪かった州(ウースチー州、南ボヘミア州、ビソチナ州、南モラビア州、オロモウツ州、モラビア・シレジア州、ズリーン州)にて基礎学校第二段階及び高校におけるクラス全員の通学(ローテーション式授業の終了)に切り替える。
・高校、大学において全面的な通常授業の開始。
・基礎芸術学校では10人以上のグループ可。
<文化的催し>
文化的催しの規制緩和(屋外1000人まで、屋内500人まで)
映画館はホール数が1つの場合、営業開始。(映画館は昨年10月12日より閉鎖。マルチプレックスシネマは依然として閉鎖)
<動物園・植物園等>
・屋内スペースも解禁。
④5月17日からの規制緩和
<学校>
・基礎学校第一段階のローテーション式授業を終了し、クラス全員が登校する。
(基礎学校第一段階の全員登校は、7か月ぶり)
・感染状況のよい6州(ピルゼン州、フラデツ・クラーロベー州、カルロビ・バリ州、パルドゥビツェ州、中央ボヘミア州、リベレツ州)及びプラハでは、基礎学校第二段階及び多学年制ギムナジウム低学年においてもローテーション式授業を終了し、クラス全員が登校する。
<飲食店>
・屋外スペース(テラスなど)営業許可。
・1テーブルに4人まで(同一家庭の人でない場合)。
・テーブル間の距離は最低1.5メートル。飲食店の屋外スペースが廊下などで区切られていない場合、テーブルの周囲を通る人との間も1.5メートルの距離を確保。
・顧客には検査陰性結果の所持が義務付けられる。
顧客の新型コロナウイルスに関するチェック(検査の陰性結果、ワクチン接種、新型コロナウイルスに感染したことのいずれかの提示)を行う義務は飲食店側にない。
・顧客の陰性結果所持については、衛生局、警察がチェックすることになっているが、5月16日(日)、警察は、衛生局が現地検査を行い、警察に依頼があれば衛生局を補助するが、警察のみで行う全国的なチェックは予定していないことを発表した。
・飲食店屋外スペースにおけるWi-fiの使用を認める。
<スポーツ>
・検査陰性結果提示、ワクチン接種完了後最低2週間経過、過去直近90日に新型コロナウイルスに感染し治っていることの証明が必要。(PCR検査は過去直近7日間に受けたもの、抗原検査は72時間以内)
・最低2メートルの距離を維持(同一家庭の人ではない場合)。
・更衣室、シャワー、プールの使用禁止。
=屋内=
・5月17日から屋内運動場(ジムなど)の営業を許可。
・1人当たり屋内運動場15平米の人数制限あり。
・1グループ2人まで、1運動場あたり最高10人まで。
=屋外=
・1人当たり屋外運動場15平米の人数制限あり。
・最高1グループ30人まで。
・6歳までの子どもは検査免除。
・更衣室、シャワー、プールの使用禁止。
<動物園・植物園・歴史的建造物(城など)>
・入場は、定員5割まで許可。
・2メートルの距離を維持できない場合は、屋外でもFFP2クラスの保護マスク着用。
・屋内パビリオンは依然として閉鎖。
<文化的催し>
・屋外において、座席700人まで。(定員5割まで)
・FFP2クラスの保護マスク着用。
・検査陰性結果提示、ワクチン接種完了後最低2週間経過、過去直近90日に新型コロナウイルスに感染し治っていることの証明が必要。
<病院>
病院の面会を許可。
⑤5月10日からの規制緩和(5月6日発表内容)
<学校教育>
・5月10日(月)から、すべての州(13州+プラハ)にて、基礎学校第二段階及び多学年制ギムナジウムの低学年のローテーション授業、大学における実習(臨床実習を含む)を認める。
・すべての州にて、幼稚園全学年の通園を認める。
<小売店店舗・市場・サービス業>
・すべての州にて、店舗閉鎖解除、市場(マーケットにおけるすべての品目販売)、規制解除対象のサービス業拡大を認める。
政府が営業再開を承認しているサービス業(5月3日の時点で発表された内容)
(以下の業種の営業所による業務も認める)
・靴・革製ケース・革製品用道具の修理
・時計屋、宝飾店、宝石などの研磨、金工品
・家具職人、床職人
・楽器製造・修理
・出版業・音楽出版業、印刷業、製本・コピー業
・税理士、会計士
・ガラス業、額縁製造業
・動産賃貸・レンタル
・デザイナー、アレンジ業、モデル業
・写真店
・翻訳通訳業
・学校以外の教育活動、研修・訓練実施、講習会など
・ビジネス・サービス斡旋業(中古車販売、車販売)
・蒸留酒製造
・オークション
・体育・スポーツ