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  • 執筆者の写真Miwatis Praha

2021年5月6日 チェコ コロナウイルス関連ニュース

更新日:2021年6月3日


5月10日からの規制解除内容(最終)発表

学校もすべての州にて規制一部解除


4月27日(火)から、チェコへの入国規則が変更されました。5-1をご参照ください。


5月10日(月)からの規制緩和予定(6日に確定予定)が、5月3日(月)発表されました。

5月3日のブログをご参照ください。


4月22日(木)に政府が発表した今後の規制緩和予定(方針)については、4月22日ブログをご参照ください。



保健省ワクチン接種登録のウェブサイト(チェコ語のみ)はこちら

詳細は、4-6、又はワクチン接種に関する情報(4月30日更新)


<目次>

1.国内コロナウイルス感染状況

2.今日の動き

3.EU内の感染状況比較(ECDCのデータ 2021年5月6日更新

4.国内規制

4₋1. 規制変更内容(2021年5月3日アップデート)

4-2. 12月27日導入の規制内容

4-3.マスク着用規定2021年5月4日更新

4-4. 陰性結果提示のための検査2021年5月4日更新

4-5. ワクチン接種登録・予約2021年5月4日更新

5.外国への渡航

5₋1. チェコへの入国規則2021年5月3日更新

5-2.各国の感染リスク度表示(2021年4月30日更新)

5-3.外国渡航に関する情報2021年4月14日更新



1.新型コロナウイルス感染状況1.国内コロナウイルス感染状況

1-1.今日の感染状況

5月6日(木)8時00分におけるチェコ保健省の発表


5月5日(水)の新規陽性者数:1857人

(先週水曜日より、629人少ない)


過去直近7日間における人口10万人当たりの新規感染者数

5月6日現在118人 (5月5日現在 123人)

過去直近14日間における人口10万人当たりの新規感染者数

5月6日現在264人 (5月5日現在 274人)


PCR検査実施数累計:6,846,083件

PCR検査実施数(当日):15,848件

抗原検査実施累計:12,495,836件

抗原検査実施数(当日):164,868件


全検査の陽性率(5月5日現在):9.46%(9.69%*)

*7日間の移動平均

予防接種実施数(5月5日20時現在)

当日の投与数:76,099

累計:3,423,789

ワクチン接種完了:1,034,976人

現在の陽性者総数(ラボによる検査結果):今日、4月29日までアップデート。

4月19日の5万2395人から、4月29日3万5966人へ減少。

(ピークは3月14日:16万1050人)

治った人の数:1,569,862人

現在の入院患者数:2,348(前日から136人減)

累計感染者数:1,641,120人

累計死亡者数: 29,521人(前日から42人増)


5月5日(水)現在

入院患者数:2348人(前日の2484人から136人減、2553人から205人少ない)

(前日の数字が、2484人から2553人へ修正されている)

重症者の数:435人(前日の473人から38人減、485人から50人少ない)

(前日の数字が、473人から485人へ修正されている)


*1週間前4月28日の入院患者数は3013人、重症者の数は614人だった。


5月5日(水)

新規陽性者数:156人

5月6日(木)8時現在の発表

現在の陽性者総数:(記載なし)

治った人の数:176,375人

累計感染者数:182,918人

累計死亡者数:2,682人


各州の状況はこちら



1-2. PESシステム リスク指標(2021年5月6日現在)


リスク指標 規制レベル(相当)

チェコ全域 46→     3


指標は規制レベル3に相当するが、12月27日から、実際に導入されている規制はレベル5。


5月6日現在の指標の46の内訳

値  評価スコア

264.03 13

179.21 10

0.85 3

39.0 % 20

⑤ 無 0

⑥ 無 0

合計 46

保健省コメント:指標は前日と同じ。


<上記指標の内容 >

1月6日よりPESシステム指標のパラメーターが変更になった。

新しいパラメーターは以下のとおり。(保健省1月7日発表)

① 新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

② 65歳以上の新規感染者数(過去直近2週間における人口10万人当たり)

③ R値(簡易)

④ 入院後に陽性が判明した件数の割合(過去直近2週間における人口10万人当たり)

⑤ 65歳以上の新規感染者数増加の有無

⑥ 入院後に感染が判明した件数増加の有無



1-3. チェコ各地における直近7日間人口10万人当たりの感染者数

保健省のデータ 2021年5月6日8時22分発表)


 昨日 今日

プラハ 1299 98.09 1224 92.43

<中央ボヘミア州>

ベネショフ 126 126.74 128 128.75

ベロウン 165 173.58 159 167.27

クラドノ 155 93.1 132 79.29

コリーン 103 100.37 92 89.65

クトナー・ホラ

108 142.43 107 141.11

ムニェルニーク

140 128.09 123 112.53

ムラダーボレスラフ

110 84.38 106 81.31

ニンブルク 82 81.28 83 82.27

プラハ東部 175 94.5 147 79.38

プラハ西部 122 81.69 120 80.35

プシーブラム 105 91.22 97 84.27

ラコブニーク 46 82.79 46 82.79

<南ボヘミア州>

チェスケーブジェヨビツェ

415 211.84 402 205.2

チェスキー・クルムロフ

112 181.95 108 175.45

インドジフーフ・フラデツ

127 140.03 122 134.52

ピーセク 138 192.77 125 174.61

プラハチツェ 108 211.86 106 207.93

ストラコニツェ

123 173.8 115 162.49

ターボル 142 138.41 130 126.71

<ピルゼン州>

ドマジュリツェ

26 41.89 30 48.34

クラトビ 78 90.27 74 85.64

ピルゼン北部 70 87.52 63 78.77

ピルゼン市内 120 61.77 107 55.08

ピルゼン南部 65 102.38 55 86.63

タホフ 44 80.98 32 58.89

ロキツァニ 36 72.95 39 79.03

<カルロビ・バリ州>

へプ 8 8.73 8 8.73

カルロビ・バリ

104 90.58 70 60.97

ソコロフ 42 47.61 37 41.94

<ウースチー州>

ジェチーン 207 159.79 210 162.11

ホムトフ 161 128.86 155 124.05

リトムニェジツェ

171 142.9 161 134.54

ロウニ 161 185.72 132 152.26

モスト 187 167.4 183 163.82

テプリツェ 223 172.77 217 168.12

ウースチー・ナト・ラベム

234 196.08 210 175.97

<リベレツ州>

チェスカー・リーパ

156 151.02 154 149.08

ヤブロネツ・ナド・ニソウ

70 77.21 58 63.97

リベレツ 165 93.95 170 96.8

セミリ 57 76.93 51 68.83

<フラデツ・クラーロベー州>

フラデツ・クラーロベー

91 55.39 85 51.74

イチーン 58 72.46 57 71.21

ナーホト 27 24.55 25 22.74

トルトノフ 30 25.43 29 24.58

リフノフ・ナト・クニェジュノウ

56 70.54 57 71.8

<パルドゥビツェ州>

フルジム 123 117.58 139 132.87

パルドゥビツェ

127 72.39 121 68.97

スヴィタヴィ 133 127.48 141 135.14

ウースチー・ナド・オルリツィー

100 72.32 93 67.26

<ビソチナ州>

ハヴリーチクーフ・ブロト

109 114.84 146 153.82

イフラバ 241 212.1 264 232.34

ペルフジモフ 112 154.91 117 161.82

トシェビーチ 150 135.37 148 133.56

ジュジャール・ナト・サーザボウ

224 189.58 223 188.73

<南モラビア州>

ブランスコ 153 140.19 146 133.78

ブルノ市内 384 100.7 401 105.15

ブルノ郊外 302 134.44 305 135.77

ブジェツラフ 108 82.87 93 79.07

ホドニーン 207 134.47 197 127.97

ビシュコフ 139 150.63 123 133.29

ズノイモ 176 153.91 167 146.04

<オロモウツ州>

イェセニーク 30 79.01 29 76.38

オロモウツ 347 147.36 314 133.35

プロスチェヨフ

125 115.05 116 106.77

プシェロフ 138 106.55 121 93.43

シュンペルク 180 149.48 159 132.04

<モラビア・シレジア州>

ブルンタール 97 105.9 92 100.44

フリーデク・ミーステク

287 133.7 293 136.49

カルビナー 381 154.67 363 147.37

ノビー・イチーン

189 124.69 173 114.13

オパバ 284 161.15 277 157.18

オストラバ市内

560 174.92 511 159.62

<ズリーン州>

クロムニェジーシュ

145 137.65 141 133.85

ウヘルスケー・フラジシチェ

201 141.32 180 126.56

フセチーン 317 221.16 305 212.79

ズリーン 450 234.8 425 221.76



2.今日の動き(今日のニュース)

●5月10日からの規制解除内容

今日、政府は、来週5月10日(月)からの規制解除内容について以下を発表した。


<学校>

感染状況の最も悪いズリーン州、南ボヘミア州、及びビソチナ州においても、5月10日(月)から、基礎学校第二段階及び多学年制ギムナジウムの低学年のローテーション授業、大学における実習(臨床実習を含む)を許可する。


・上記3州においても、幼稚園で全学年が通園を開始する。


→5月10日から、すべての州における基礎学校、多学年制ギムナジウム、大学にて同様の条件で授業を開始し、幼稚園では全学年が通園開始。


<店舗及び美術館・博物館・歴史的建造物>

・5月10日(月)から、チェコ全域にて、店舗閉鎖解除、市場(マーケットにおけるすべての品目販売)、規制解除対象のサービス業拡大を認める


・5月10日から、美術館・博物館・歴史的建造物について、店舗・サービス業と同様、すべての州にて閉鎖解除を許可する。


<スポーツ>

・5月10日から、同時に運動できる人数を屋外30人まで、屋内2人まで(18歳までの子ども・青少年が対象)とする。


<温泉療養施設>

・5月10日から、健康上の問題があり、自費滞在する人すべての滞在を認める


・検査会場によるPCR検査又は抗原検査、又はワクチン接種証明書の提示が求められる。


・温泉療養施設に滞在する患者は、1部屋1人(同一家庭に住む人の同室滞在は例外)とする。


*泉療養施設における自費滞在者受け入れは、3月初めから禁止されていた。温泉療養施設協会は、同措置について緊急事態下では可能だが、パンデミック法では不可能という見解を示しており、現在、この見解に基づいた措置が取られている。


<マスク着用規定>

・5月10日から、公共の場所において、十分な距離(2メートルの社会距離)を維持することができる場合は、マスク着用義務を免除する。


公共交通機関の停留所、街の中心街(centrum)では、引き続きマスク着用を義務付ける


*現在、上記以外の公共の場所においてマスク着用が義務づけられており、違反に対して罰金が科されることになっているが、すでに上記の場所でも一部の人のみがマスクを着用している状態であることをチェコテレビが指摘している。


●その他の分野の規制解除予定

<飲食店・宿泊施設>

・飲食店の屋外テラス、宿泊施設の(観光客に対する)営業再開は、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数75に減少してから許可する。


・医療情報分析局によると、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数75に至るのは、R値が現状のまま維持された場合、5月末になる。R値が更に減少した場合は、5月半ばに達成する予定。


・飲食店の屋外テラス閉鎖解除について、政府は5月10日(月)に決定する予定。


・5月10日には政府内で妥協し、5月17日から、飲食店の屋外テラスの営業再開、抗原検査を導入した上で宿泊施設も規制一部解除が可能になると考えている。(ハブリーチェク副大臣・産業貿易大臣・交通大臣)


<文化面>

★アレンベルゲル保健大臣の発言(保健省側の意見)

・文化面における規制解除は、今後感染状況が悪化しない限り、5月24日から可能。


・屋内は、着席する客の収容人数50%を予定。


・夏に行われる催しの規則について、政府は来週発表することになる予定。


★ザオラーレク文化大臣の情報(文化省側の意見)

・今日6日中に、5月10日(月)、政府へ提出する案が決定する予定。


文化省は、現在の時点で、以下の案を検討中。

5月17日以降の規制緩和規則(5月6日19時現在の文化省案)

・緩和条件:過去直近1週間における人口10万人当たりの新規感染者数100

・最大収容人数(屋外)1000人、(屋内)500人

・観客の入場するセクションの数:2

・観客数:収容人数の50%(屋内・屋外共に)

・PCR検査を義務付ける予定だったが、抗原検査も認められる予定。

・マスク着用

・観客登録(Eメールアドレスなど)

・飲食禁止


★5月10日からの規制緩和内容に関する保健大臣と首相の発言

<アレンベルゲル保健大臣の発言>

・店舗及び学校について、閉鎖解除基準が人口10万人当たりの新規感染者数100件であるため、ビソチナ州、ズリーン州、南ボヘミア州内の感染状況の悪い地方(okres)では閉鎖解除を認めないことについて、政府は検討した。

・多くの州にて人口10万人当たりの新規感染者数の平均が100へ近づいている。いくつかの地方(okres)の感染状況のために上記3州は数字が高くなっている。

・ズリーン地方235、フセチーン地方222、イフラバ地方216,チェスケーブジェヨビツェ地方215、プラハチツェ地方212,ウースチー・ナト・ラベム地方199における感染状況が悪い。

・しかし、「地方」は非常に小さい単位であるため、(規制を解除しても)人の移動が大幅に増加することはない。(今後、継続して地方単位で店舗、学校を閉鎖したとしても)多くの人が自分の居住している地方ではない別の地方にある学校へ通学し、別の地方にある店舗を訪れているため、政府はチェコの全域にて規制を緩和することで承認した。

・(首相が5月17日からの全生徒・学生の通学再開を期待しているという発言について)疫学専門家と感染状況について話し合っている。5月17日からすべての学生及び生徒が通常の通学体制に戻れるよう努力する。子どもたちが学校通学を開始し、できればローテーション式ではなく通常の通学を始めることを優先する。


<バビシュ首相の発言>

・ローテーション式の授業終了は優先課題。

・できる限り早い時点で、高校生も通学を再開するべき。(現在、高校生は実習時間に限り登校が認められている)

・今日、保健大臣及び教育大臣に対し、5月17日から、すべての学生及び生徒がローテーション式ではなく、通常に通学できるよう、最大限を尽くすようにしてほしいと伝えた。


●学校におけるPCR検査

・政府は今日、今後学校にて抗原検査よりも検査結果の正確性が高いPCR検査を行う場合、教育省から検査1件当たり200チェココルナの補償が支払われることについて決定した。PCR検査支援用の資金として、教育省は1億チェココルナを割り当てられた。生徒、学生、学校従業員のPCR検査に対する補償金の支払いは、実施後に遡及して支払われる。


・プラガ教育大臣は、今日の政府決定について、検査結果の正確性が高いPCR検査の使用が今後広がっていくための第一歩だとしている。


・抗原検査からPCR検査への移行は、すでにいくつかの州が推進している。


・政府は、夏休みに行われる子供たちのキャンプにてPCR検査による定期検査導入を検討中。


・現在、抗原検査は各学校に来週末までの使用数量が配布されている。国が行っている抗原検査キットの入札は、日曜日に結果を判定し、月曜日に結果が発表される予定。


●事業主対象の補償金

今日、政府は、事業者、小規模企業の出資者(株主)等を対象に1日最高1000チェココルナまでの補償金を5月分も支払うことにて承認した。


●国立銀行の経済予測

チェコ国立銀行は今日、今年のチェコ経済成長率は+1.2%に留まるという予測を発表した。国内の機関が発表する数字としては、最も悲観的な数字となっている。来年2022年は、+4.3%になるとしている。

インフレ率は、2021年は+2.7%、2022年は+2.4%になると予測されている。



3. EU諸国の感染状況比較(ECDCのデータ)

直近2週間における人口10万人当たりの感染者数(①)

及び人口100万人当たりの死亡者(②)

(2021年5月6日アップデート)


統計の対象は2週間 2021年16週目及び17週目

(16週目:4月19日~25日、17週目:4月26日~5月2日)


   ①  ②

1.  キプロス 1145.38 25.90

2.  スウェーデン 691.99 16.65

3.  クロアチア 673.26 152.04

4.  オランダ 606.99 14.42

5.  リトアニア 576.40 66.57

6.  フランス 538.80 60.69

7.   スロベニア 456.61 51.53

8.  ラトビア 441.17 47.70

9.   ベルギー 391.23 46.78

10. ルクセンブルク 390.35 19.17

11. エストニア 388.34 54.18

12. ドイツ 327.39 39.32

13. ハンガリー 316.53 258.66

14. オーストリア 315.54 38.09

15. チェコ 298.37 77.89

16. イタリア 292.80 71.26

17. ポーランド 290.92 157.33

18. ギリシャ 290.61 96.46

19. リヒテンシュタイン

289.05 25.81

20. ブルガリア 270.63 186.58

21. スペイン 236.78 25.16

22. デンマーク 176.87 5.32

23. ルーマニア 141.6 103.42

24. スロバキア 131.20 116.35

25. アイルランド 127.51 14.10

26. ノルウェー 111.00 8.94

27. ポルトガル 66.57 3.01

28. マルタ 63.74 13.60

29. フィンランド 55.35 4.34

30. アイスランド 42.29 0.00


*赤字は先週から増加。



4. 国内規制

4-1. 規制変更内容


①5月3日からの規制緩和

5月3日(月)から、基礎学校第二段階、多学年制ギムナジウム低学年のローテーション式授業及び幼稚園の全学年通園(幼稚園では検査及び保護マスク着用義務なし)を、以下の7州(6州+プラハ)にて認める。


ピルゼン州

カルロビ・バリ州

フラデツ・クラーロベー州

中央ボヘミア州

パルドゥビツェ州

リベレツ州

プラハ


②4月26日からの規制緩和

4月22日(木)、チェコ政府は以下の決定を発表した。

4月26日(月)より、フラデツ・クラーロベー州、カルロビ・バリ州、ピルゼン州の3州にて、幼稚園全学年の通園を許可する。マスク着用及び検査の義務は免除。(プラガ教育大臣の発表)


・上記3州については、4月26日(月)、翌週月曜日5月3日から基礎学校第二段階のローテーション式授業の開始について検討する。


・上記3州以外の幼稚園では、引き続き、年長組(今年小学校に入学する学年)に限り、通園を許可する。厳しい衛生管理(検査及びマスク着用)が義務付けられる。


・今後の通園許可については、過去直近1週間における人口10万人当たりの新規陽性者数に基づいて判断する。


③ 4月12日からの規制一部解除

・幼稚園年長組(今年小学校入学する園児)の通園

・基礎学校第一段階(1年生~5年生)を対象に対面授業再開(1クラスを2グループに分け、1週間ごとに、対面授業と遠隔授業を交替で行うローテーション制)

*ジェチーン地方は学校閉鎖を1週間延長。


・一部店舗・サービス業の閉鎖解除(文房具店、子供服・靴、自動車・機械のスペアパーツ販売、洗濯・クリーニング店、鍵製造・販売、家庭用品修理店、ファーマーズマーケット、花輪・ろうそくなど葬儀・墓参り必需品販売)

営業時間は、6時~22時まで。


・動物園・植物園(屋外のみ。入場許容人数2割にて入場制限)

・図書館(店舗の入場制限と同様の入場制限)


・地方(okres)間の移動禁止解除


・外出禁止(21時~)の解除。


・別の家庭との集会制限も解除。但し、屋内、屋外ともに2人まで。

(家族、職場における同僚は例外)


・アマチュアスポーツでは、2人組を1グループとし、6グループまで(つまり12人まで)のトレーニングを許可する。グループ間の距離は最低2メートル維持すること。この形式のトレーニングに参加するために、抗原検査受検の必要なし。マスク着用義務を免除。


・屋内における運動は、プロ選手のみに許可される。アマチュアスポーツは屋外のみを認める。


<4月12日以降も継続する規制>

・集会人数(上記)

・飲食店 閉鎖

・上記以外の店舗・サービス業は閉鎖

・保護マスク着用


●2021年2月14日に発表された規制変更

役所における受付時間:受付時間の制限を解除し、役所にて手続きする申請者が列を作って待たなくてもよいようにする。


② 宿泊施設:これまで、医療従事者が勤務のために宿泊することを認めていたが、今後は、遠距離に入院している家族の同伴などの必要から宿泊することも認める。


③ 図書館:事前予約した本の窓口による貸し出し、借りた本の返却も窓口による返却のみを認め、FFP保護マスクの着用を義務付ける。


④ 企業の代表機関:企業の代表機関選挙、代表機関会議などの実施を認める(参加は最高50名まで可)。参加人数が10人以上の場合は、保護具(医療用マスク又はFFP2クラスのマスク)を着用し、2メートルの社会距離を保ち、参加者各自が抗原検査を受けることを義務付ける。


4-2.12月27日導入の規制内容

(12月27日から導入された規制で、4月以降の規制解除の対象になっている)

レベル5(紫)

①マスク着用義務:屋内では常時及び屋外の公共場所

②屋内及び屋外における集会人数:2人

③結婚式・葬儀・宗教儀礼:最大15人

④病院・社会福祉施設の面会:基本的に禁止(規定された例外を除く)

⑤自由な移動:夜間外出禁止21時~5時

⑥行政役所の受付時間:受付時間を限定し、必要不可欠な手続きに限り受け付け(テレワークの導入)(2月14日から受付時間制限解除)

⑦宿泊施設:制限あり

⑧学校:遠隔授業(保育園、特別支援学校、基礎学校第一学年及び第二学年+特別なケースを除く)

⑨スポーツ試合:プロの試合(観客なし、特別対策)許可、アマチュアスポーツ禁止

⑩余暇のスポーツ:屋内運動施設閉鎖、屋外の運動可だが最大2人

⑪プール・ウェルネス:閉鎖(健康関係のサービス提供は例外)

⑫文化関係:文化関係の催し禁止。プロの芸術家は特別な対策に基づく。

⑬博物館・ギャラリー:閉館

⑭城・歴史記念物:閉場

⑮図書館:非接触による貸し出し・返却

⑯ゲームセンター・カジノ・宝くじ販売営業所:閉鎖

⑰飲食店:外出禁止時間外のテイクアウト

⑱公共の場所における飲酒:禁止

⑲店舗(ショッピングモール):生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。

⑳小売店:生活に必要な基本的な物品販売に限定。顧客一人当たり15平米。店舗前の行列の整備。外出禁止時間外の営業。日曜日・祭日は休店。

㉑その他のサービス業・営業所:閉鎖。

㉒事業者(製造業・倉庫業):稼働上の対策*。検査義務。

㉓事業者(事務職・その他の営業):可能な限りテレワーク。検査推奨。

㉔温泉療養所:健康関係のサービス提供に限定。一部屋に一人。

㉕刑務所における面会:禁止

㉖緊急事態の必要性:必要あり

㉗規制順守チェック:警察及び自治体

<スキー場>

宿泊施設:閉鎖

リフト、ゲレンデ、スキースクール、運動場:閉鎖

スキーレンタル:閉鎖(オンライン営業は可)

ロープウェイ:スキー客以外の観光客

(徒歩による遠足、クロスカントリー、スキーアルピニズム)のみ


4-3. 隔離(検疫隔離・陽性隔離)

(保健省の発表はこちら


・南ア型変異株の場合の隔離期間

南5変異株が確認された陽性者の隔離期間が、2021年3月9日から変更になった。陽性が確認された第一回目の検査日から数えて14日後まで隔離することが義務付けられ、その後PCR検査2回目の受検にて陰性であることが条件づけられる。


<隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)の例外(2021年3月1日から)>

感染者と接触しても以下の人は隔離(検疫隔離、陽性隔離の双方)を免除する。

・ラボの判定で新型コロナウイルスに感染したことがわかっており、感染から90日以内の人。

・ワクチン接種が完了している人。2回投与ワクチンの場合は、2回目の投与終了後、2週間が経過している人。1回投与ワクチンの場合は、投与後2週間が経過している人。

4-4. マスク着用規定

5月3日付から、公共の場所におけるサージカルマスクの着用は禁止され、ろ過効果が94%

のマスクのみとなった。

政令はこちら。政府コロナウイルスサイト(5月4日にてチェコ語版のみ)はこちら


5月10日より、屋外におけるマスク着用規定が変更になる予定(5月3日、保健大臣の発表)


3月1日から以下の場所にて、マスク(FFP2保護マスク*、サージカルマスク1枚)着用を義務付ける**。

*ろ過効果(filtration efficiency)95%以上のマスク(FFP2、KN95など)。

(ブログ作成者注:薬局では、BFE bacterial filtration efficiencyとして表示されている)

**3月1日から、布マスク、スカーフなどは認めない。(2月22日発表)


<地域自治体(obec)内の屋外>

・地域自治体の建造物のある場所(市街地・住宅地など)

人との距離にかかわらず、屋外でも常時着用。(最低サージカルマスク1枚)


・地域自治体内の建造物のない場所(森林など)

2メートルの社会距離を維持できない場合にマスク着用。

例外:例えば、森林などに一人、又は家族と行く場合は必要なし。


以下の場所では、FFP2保護マスクを義務付ける。

(サージカルマスク2枚重ねは認められない)

・店舗

・サービス業営業所

・医療機関(外来のある医療機関)

・社会福祉施設(高齢者施設、身体障害者施設など)

・国際空港

・公共交通機関内

・公共交通機関のプラットホーム、駅、待合室

・自動車内(同一家庭に住む人のみが乗車している場合は例外)

15歳以下の子どもは、FFP2保護マスクの子ども用が入手不可能のため、例外。


・3月22日から、建造物のある場所(市街地、住宅地など)において、人と2メートル以上の社会距離がある場合は、運動時のマスク着用義務を免除する。(3月18日政府決定)


<使用者(企業)におけるマスク着用>

企業の屋内にて常時マスク着用を義務付ける。

例外:社員が一人でいる場合、又は仕事上、マスク着用がどうしても困難な場合など。


<使用者(会社側)の義務>

3月1日から、使用者に対し、被用者にマスクを提供する義務を課す。

5月4日からは、ろ過効果94%以上のマスク(FFP2、KN95、ナノマスクなど)のみを認める。(5月3日変更:こちら


4-5. 陰性結果提示のための検査

●サービス業訪問時の条件、検査結果及び証明書の持参内容は以下のとおり。

① 感染の症状が出ていないこと。

② ①の他、以下のいずれかの条件を満たしていること。

・過去直近7日間以内に受けたPCR検査の結果が陰性であること。

・認証を受けた検査センターにて過去直近72時間以内に受けた抗原検査の結果が陰性であること。

(注:5月3日付にてアップデートの内容だが、検査は4月29日に企業、学校にて行う検査でも認めることが発表されている)

・新型コロナウイルスのワクチン接種が完了しており、最終投与を受けてから少なくとも14日間が経過し、ワクチン接種の証明書を持参していること。

・ラボにて新型コロナウイルスに感染したことが確認されており、陽性隔離期間を終了し、初めて陽性が認められた抗原検査又はPCR検査を受けてから90日未満であること。


以上の内容は保健省のぺージに記載されている(こちら)。


●5月3日から規制緩和されるサービス業を利用するにあたり、陰性結果を提示する際の検査

<4月29日の発表>

政府は、最終的に以下の検査結果を認めることに決定した。

①認証を受けた検査センターによる新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書

②使用者(会社)が発行した抗原検査結果陰性の証明書

③学校の検査結果に関する宣誓供述書

④サービス業営業所にて、訪問時にその場で抗原検査キットにて検査を行うことも可


*学校、企業における抗原検査も、72時間以内に受けたものであることが求められる。


4₋6. ワクチン接種登録・予約


5月5日(水)より、新しく50~54歳を対象にワクチン接種登録・予約が開始する。


5月3日(月)より、大学教員・研究者及びケア提供者のワクチン接種登録・予約が開始する。優先的な登録は6月15日まで可能。


5月3日(月)より、55歳以下で病人介護に従事する人(介護手当第3段階又は第4段階を受けている人)も登録が可能になる。


4月28日より、55歳以上のワクチン接種登録・予約が開始。


ワクチン接種に関する情報はこちらをご覧ください。


(以下は翻訳)

(青字はブログ作成者の注)


<手順>

ステップ1: 登録手続


・上記予約ウェブサイトにご自身の携帯電話番号を入力してください。


・携帯電話番号にPINコード(「PIN」)が送られてきますので、システム上に入力してください。


・登録用紙が表示されます。


・ご自身の個人情報を記入し、ワクチン接種を受けるにあたりご希望のワクチン接種場所を選んでください。


・申請書をシステム上にて送付してください。


ステップ2:予約手続

・ご希望のワクチン接種場所から、携帯電話へメッセージ(SMS)にてPINコード2(「PIN2」)が送られてきます。PINコード2を使って、下記の予約ウェブサイトにて予約手続きを行ってください。


(注:上記アドレスを入力すると、https://crs.uzis.cz/へ転送されます。同サイトの「Očkování krok 2 - Rezervace termínu」(訳:「ワクチン接種 ステップ2:接種日予約」)をクリックすると、https://reservatic.com/ockovani に転送され、保険者番号及びPIN2を入力する画面が表示されます)


・保険者番号(出生番号と同じ。注:チェコ語で保険者番号はčíslo pojištěnce、出生番号はrodné číslo。保険者カードに記載されている番号になります)とPINコード2(PIN2)を入力して、ご希望の接種日を予約してください。


・①の登録手続にて選んだ、ご希望のワクチン接種場所にて、第一回目投与(接種)を受ける日時を選んでください。第二回目投与(接種)日は、同一のワクチン接種場所にて、自動的に生成されます。予約手続きは、72時間以内に行ってください(注1:SMSにて送られてくるPIN2の有効期限が72時間)。


*いかなる理由であろうとも、72時間以内に予約手続きを行わなかった場合は、①の登録手続へ戻りますので、新規にSMSを受け取り(注2:72時間以内に手続きを行わなかった場合は、①へ戻るSMSが送られてくる)、ご希望のワクチン接種場所から送られてくるSMSをお待ちください。


*①へ戻り、登録手続を繰り返すことができるのは3回までです。3回繰り返した後、これまでに行った登録は抹消されます。


*接種日変更をはじめ、その他何か変更する場合は、インフォーメーション(電話番号:1221)にて、毎日8時~19時の間に受け付けています。


*注1及び注2は、保健省の接種登録・予約マニュアルに記載されている内容から補足。


<追加情報>

●中央集中予約システム(Centrální rezervační systém)への受付は、登録手続時の接種対象グループの優先度に基づいて行われます。優先度は、新型コロナウイルス(Covid-19)に感染した場合、重症になるリスクが高い人を優先するように設定されています。各接種対象グループの中では、接種希望者の年齢を基準に登録します。


●中央集中予約システム(Centrální rezervační systém)に関してよくある質問とその回答、ログインできない場合の対処、新型コロナウイルスに関する事項は以下のウェブサイトにて掲載しています。


メールによるサポートはこちらです。


お電話によるご質問は、インフォーメーション(電話番号:1221)にて、毎日8時~19時の間に受け付けています。


(以上、保健省パンフレットの訳)


5. 外国への渡航

5-1.チェコへの入国規制

●5月4日からの変更内容

5月4日(火)より、第2回目投与を受けて少なくとも14日間が経過している人は、「赤色の国」及び「オレンジ色の国」から帰国する際、検査及び隔離が免除される。


●4月5日0時00分からの改定

4月3日、保健省は、2月5日から導入されている、外国からチェコへ帰国する時の条件を変更した。変更内容は以下のとおり。


・4月5日0時00分より、感染リスクの非常に高い国(濃い赤色の国)から帰国する場合に限り、チェコ入国前の受検を義務付ける。


・感染リスクの高い国(赤色の国)及び感染リスクが中程度の国(オレンジ色の国)からチェコへ帰国する時は、帰国する本人が一般市内交通を利用する場合に限り、チェコ入国前の受検を義務付ける。


・「チェコ入国前の受検」とは、チェコ帰国時の交通機関に乗り込む前に受検することを指す。


・今後も引き続き、チェコへ帰国後、遅くとも5日以内にPCR検査を受けなければならない。PCR検査を受けるまでは、隔離(自宅待機)に入る。



・オレンジ色の国、赤色の国、濃い赤色の国から帰国した場合は、予防のため、2週間、自宅以外の場所では、屋外においても、保護マスクを着用しなければならない。



●チェコ入国規制

2月5日から各国の感染リスク度に応じた入国規則が定められている。

(各国の感染リスク度は、5₋2ご覧ください)


日本は、現在、濃い赤色の国の取り扱いとなっている。


4月26日規則改定、27日施行の内容は以下のとおり。


●4月26日より有効(4月27日より施行)のチェコ入国規則

外務省による発表(英語)はこちら

内務省による発表(英語)はこちら


<これまでの規定と違い>

1.「短期滞在ビザを保持するEU市民(EU citizens with a certificate of temporary residence, občané EU s vydaným potvrzením o přechodném pobytu)、及び永住権(permanent residence permit, trvalý pobyt)のカテゴリー」と「その他の外国人(短期滞在ビザ、長期滞在ビザにて滞在する外国人など)のカテゴリー」に分けて、それぞれ別の規則が適用されている。


2.危険リスクの高い国(赤色の国)について、入国後の検査が5日目までに受けるようになっている。


3.いずれの場合も、外国における滞在時間が12時間を超え、チェコに滞在する時間が12時間を超える場合に適用される。


4.外国人による観光及び友人訪問等の理由による入国は認めない。


5.チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人で、過去直近14日以内に新型コロナウイルス陽性が確認されている人に対する要請及び義務

・可能な限り、個人の交通機関にてチェコへ入国する。

・一般交通機関にて移動する場合は、Covid-19に依然として感染している可能性について一般交通機関に通告する。

・いかなる交通手段にて入国する場合も、チェコにて検査を実施している医療従事者及び管轄の衛生局へ報告する。

・チェコへ入国後、隔離に入る。期間は、州衛生局が別途定める場合を除き、感染症状がなくなってから3日間、但し新型コロナウイルス陽性が確認された第一回目の検査から14日間とする。


濃い赤色の国(感染リスクの非常に高い国)


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目以降、遅くとも14日目までPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前にPCR検査(72時間以内)(抗原検査は不可)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目以降、遅くとも14日目までPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


3. チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。

赤色の国(感染リスクの高い国)

1.チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

・公共の交通機関にて入国する場合

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


・自家用車にて入国する場合

①入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。

②入国後すぐ隔離に入り、入国日翌日から数えて5日目までにPCR検査(抗原検査は不可)を受ける。陰性だった場合は、隔離終了。


3.チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。


オレンジ色の国(感染リスク中程度の国)

1.チェコ領域に入国する前に入国申告(https://plf.uzis.cz/)を記入。


2.入国時及び入国後

●チェコ国民、チェコ国民の家族、短期滞在ビザを保持するEU市民、及び永住権を保持する外国人

・公共の交通機関にて入国する場合

出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。


・自家用車にて入国する場合

入国後すぐ隔離に入り、入国後翌日から数えて5日目までに抗原検査又はPCR検査を受検。陰性の場合は、隔離終了。


●その他の外国人

①出発前に抗原検査(24時間以内)又はPCR検査(72時間以内)を受検し、入国時に検査結果(書面)を提示。


3.チェコへ入国後14日間は、自宅以外の場所にて常に保護マスク(FFP2、KN95、N95、P2、DSクラス)を着用。



緑色の国(感染リスクが低い国)

当該国からチェコへ渡航する者に対する制限は一切なし。


黒色の国(感染リスクが極端に高い国)

新変異種発生のため、チェコ国民及びチェコに滞在する外国人が、感染リスクが極端に高い国へ入国への入国を禁止する。当該国の国民の入国、及び当該国への渡航で、延期不可能であり、チェコ外務省に事前通告している場合は例外とする。禁止が順守されなかった場合は、公共の健康保護に関する法律に基づいた罰金が科せられる。



5-2.各国の感染リスク度表示

保健省は、4月30日、感染リスク度リストのアップデートを発表した。

2021年5月3日(月)0時から有効になる。


緑色の国(感染リスクが低い国)

オーストラリア

韓国

ニュージーランド

シンガポール

タイ

バチカン


オレンジ色の国(感染リスクが中程度の国) フィンランド

アイルランド

アイスランド

マルタ

ノルウェー

ポルトガル(マデイラを含む)

アゾレス諸島及びバレアレス諸島


赤色の国(感染リスクが高い国)

ベルギー

ブルガリア

デンマーク

エストニア

イタリア

リヒテンシュタイン

ラトビア

ルクセンブルク

ハンガリー

モナコ

ポーランド

オーストリア

サンマリノ

ルーマニア

ギリシャ

スロバキア

スロベニア

ドイツ

スペイン(カナリア諸島を含む)

スイス


濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)

2021年2月1日付保健省保護対策(MZDR 20599/2020-51/MIN/KAN) 第III.1項に基づき、欧州諸国及び欧州外の第三国で上記リストに記載されていない国は、新型コロナウイルスに感染するリスクが非常に高い国とする

日本は2月5日から「濃い赤色の国(感染リスクが非常に高い国)」となっている。


黒色の国(感染リスクが極端に高い国)(外務省ウェブサイトに記載:こちら

ボツワナ、ブラジル、エスワティニ(スワジランド)、コロンビア、南アフリカ、インド、ケニア、レソト、マラウイ、モザンビーク、ペルー、タンザニア(ザンジバル島及びペンバ島を含む)、ザンビア、ジンバブエ


保健省による各国の危険度はこちら


5-3.外国渡航に関する情報

各国の感染危険度に応じた渡航規制はこちらをご参照ください。

(チェコ語)


隣国がチェコに対して設けている規制

<オーストリア>

在チェコオーストリア大使館のページ:


<スロバキア>


・スロバキアは、4月17日、外国人の入国について、半年以内に新型コロナウイルスに感染した人、ワクチン接種を受けている人に対し、今後も8日間の隔離を義務付ける(PCR検査を受けて隔離を終了可)ことを決定した。


<ドイツ>

 4月13日(火)、ドイツ政府は、15日(木)からチェコとの国境においても検問を取りやめることを発表した。15日(木)以降も、日帰り通勤者及び通院・役所手続きにより入国する人に対し、過去直近2日間(48時間以内)に受けた検査結果及び越境の理由を述べた証明書(雇用契約書、医師の証明書、ドイツの空港からフライトに乗る場合は航空券など)の所持が義務付けられる。観光、買物によるドイツ入国は依然として禁止。貨物トラックドライバーに対しては、ドイツ国内通過、又は72時間以内に出国する場合、検査結果陰性の提示は免除される。


 ドイツは5月2日、チェコを「感染リスクのとても高い国」からチェコを外すことを決めたが、国境における規制はその後も継続する。国境を越える際の陰性検査提示義務はなくなるが、自動車にてドイツへ入国する際は、入国後に検査を受ければよく、隔離期間10日間は入国5日後に2回目の検査を受けて陰性であれば終了可。 


<情報源>

https://ct24.ceskatelevize.cz/domaci/3307903-vlada-schvalila-prodlouzeni-kompenzacniho-bonusu-pro-podnikatele-i-na-kveten


注:ここに記載している内容は、当日夕刻時にチェコテレビ、インターネット、外国のメディアなどで報道されている内容をまとめたものです。報道の仕方による曖昧さから不正確な部分が残ることがあり、またさらにコロナウィルス関連の内容は、報道時とは実際異なる内容が実施されていることもありますのでご注意ください。ここで記載している内容が事実とは異なることから発生し得る状況については、一切責任を負いかねますので予めご了承くださるようお願いいたします。本ブログでは、遡及して事実を修正することはしておりません。現在報道されている内容をとらえて、その時の状況判断材料としてご参考いただけましたら幸甚です。

無断転載をお断りします。

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